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【超入門IT講座】そもそもコンピューターってなに?

  • 公開日:2020-01-24 14:04:29
  • 最終更新日:2020-11-13 21:02:18
【超入門IT講座】そもそもコンピューターってなに?

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どうもみなさんこんにちは、IT修行中のななこです!

ここでは、IT超初心者の私が知りたい!と思ったことにスポットを当て、「なるほど!」と感じたことをご紹介します!

そもそも、ITを学ぶ以前にコンピューターのことを知らなさすぎる…アナログ人間な私…。

というわけで、まずはITの知識の大前提、コンピュータについて調べてみました!


1.コンピューターって何?

コンピューターって何?

1.1 私たちは常にコンピューターやプログラムと共に生きている

現代を生きるには欠かせない、スマートフォンや自動車、室内のエアコン、掃除機…一見共通点がなさそうなモノたちですが、

これら全てには実はコンピューターが使われています。

私たちは、知らず知らずのうちにコンピューターを操作しているんですね!


そもそもコンピューターとは、超高性能の計算機。

そして、このコンピューターに直接命令を出しているのが「プログラム」なのです  

プログラム、って言葉を聞くだけでなんだか難しそう…と思いませんか?

でも、そもそもプログラムとは、目標にたどり着くための順序ややり方のことなのだそう。

だから、例えば飛行機や電車の運転、料理の手順、大会に向けたスポーツの練習…これらもすべてプログラム!

コンピューターやプログラムって、実は私たちにとても身近なものなんですね…!


1.2 コンピューターはハードとソフトでできている!

コンピューターは、ハードウェア(ハード)とソフトウェア(ソフト)でできています。

いきなりカタカナが出てきてウッとなりかけた方、大丈夫、とっても意味はシンプルです!


「ハード」とは、目に見える装置のこと。

「ソフト」とは、ハードを動かす情報のこと。

ソフトの中心はハードを動かすプログラムで、これは記憶装置にしまわれていて、

外からは見たり触れたりすることはできません。

手で触れることができる装置=固いもの=ハード、手で触れることができないプログラム=柔らかいもの=ソフト、

と考えるとイメージしやすいかもしれませんね!


コンピューターは、ソフトがなければ全く動かないただの箱。

ハード=装置だけがあっても、うんともすんとも言いません。

ソフトとハードが協力してはじめて、コンピューターは人間にはできないようなすごい働きをしてくれるのです。


IT教授のなるほど!ワンポイントアドバイス

ソフトウェア〉…中心はプログラム

全体を指揮しながらハードウェアを動かす「オペレーティングシステム(OS)」と、

その中で目的に合った仕事をする「アプリケーションソフト(アプリ)」が協力して働きます。

どちらもたくさんのプログラムの集まり。


ハードウェア〉…機械の部分

OSと連携しながら、入力された情報から、計算(演算処理)したり、結果を保存(記憶)したり、

処理の順番をコントロール(制御)したりします。

OSやアプリは、ここに保存されています。


1.3 Windows、Macって何?

WindowsやMacとは、OS(基本ソフト)の名前です。

OSについて、説明を少ししていきますね!

ソフトには、決まった仕事をするための「アプリ」(ゲーム・インターネット・メールetc..)のほかに、

「OS」と呼ばれるソフトがあります。

OSは「基本ソフト」とも呼ばれ、アプリとハードの仲立ちをしてくれます。

つまり、アプリからの命令をハードに伝え、実際にハードを動かしているのが「OS」なんですね!


OSは、アプリとハードをつなぐ存在。

アプリを実行するために必要不可欠なもの。

だから、コンピューターは【アプリ+OS+ハード】の3つで構成されているのです!

ちなみに、パソコンやタブレット、スマートフォンなどには、あらかじめ決まったOSが入っています。

耳にする事が多いWindows、Macなどというのは、主にパソコンで使われているOSの名前。

また、「アンドロイド」「iOS(アイオーエス)」などもOSの一つで、こちらはタブレットやスマートフォンに入っています。


 IT教授のなるほど!ワンポイントアドバイス  

アプリはそれぞれのOSのルールに合わせて作られているので、そのOSに合ったアプリしか入れることができません!

だから、同じアプリでも「Windows用」はMacで動かすことができなかったり、「アンドロイド用」、「iOS用」と

別々に作られていたりするんですね。


1.4 コンピューターに命令を伝えるには?

コンピューターが、アプリの命令→OSの仲介→ハードが実際に動く、という仕組みで働いていることがわかりましたね!

では、私たち人間の意思を命令としてコンピューターに伝えるにはどうすればいいのでしょうか?


アプリなどのソフトウェアは、プログラムを中心につくられています。

コンピューターは、このプログラムの命令通りに動く機械ですが、機械は人間の言葉がわかりません。

ですから、プログラムを作るときには、コンピューターにわかる特別な言葉(プログラミング言語)を使います。

プログラムには、「こんな情報が来た時には、こう処理しなさい」という命令が、

すべてコンピューターの言葉で書かれています。

簡単なプログラムでも、何百という命令が集まっていることがあり、

ゲームのプログラムなら、何千、何万という命令が必要になる事もあるそうな…!

アプリをパソコンやスマートフォンに入れるということは、コンピューター言語で書かれたこれらのプログラムを、

コンピューターの記憶装置に覚えさせることです。

そうして初めて、人が画面に触れたり、キーボードやマウスを使って入力した情報が

きちんとプログラムに伝わって実行され、人の指示通りにハードが動くようになるのです。

コンピューターに命令を伝えるには?


2.コンピューターは中で何をしているの?

2.1 コンピューターを動かす命令はたったの5つ

ソフトのプログラムがコンピューターの装置に伝える基本的な命令は、実はたったの5種類だけ。

とってもシンプルなのです!

①「入力せよ…マウスやキーボード、ディスプレイに入ってきた情報を受け取りなさい。

「記憶せよ」…入力された情報、計算や処理をした結果を、記憶装置に記憶しなさい。

「演算せよ」…情報に書かれていた命令を実行するために、必要な計算や処理をしなさい。

「出力せよ」…計算や処理の結果をそれぞれの装置に伝え、絵や文字や音などを出しなさい。

「制御せよ」…うまく命令が実行できるように、はたらきの順番を考えて処理しなさい。

ここまでのお話は、コンピューターの中身のうち、

OSやアプリなどの目に見えない部分=ソフト面はどういう仕組みになっているの?という部分。


ここからは、目に見える装置の部分=ハード面でコンピューターの中は何が入っているの?というお話です!

コンピューターを動かす命令は5種類だけ。

だから、コンピューターの中にの装置も5つの種類に分けることができます。

入力装置…マウス、キーボード、タッチパネル、マイクetc..

記憶装置…ハードディスク*、SSD*、メモリーカード*

演算装置…CPU(中央処理装置)の演算機能の部分

出力装置…ディスプレイ、プリンター、スピーカーetc..

制御装置…CPU(中央処理装置)マザーボード*の制御機能の部分

これらの5種類の装置がコンピューターの中にあって、それぞれ命令を実行してくれているんですね!


 *ハードディスク:磁石の性質を使って情報を記憶する装置

 *SSD(エス・エス・ディー):半導体という材料に電気を流して、情報を記憶する装置

 *メモリーカード:半導体に電気を流して情報を記憶するカード型の装置

 *マザーボード:電子回路の基盤。さまざまな部品をつないでいる

コンピューターは中で何をしているの?


2.2 コンピューターが得意なこと・苦手なこと

コンピューターは決まった計算や命令の実行が得意で、あっという間にできちゃいます。

人間ならひーひー言ってしまうような大量の計算も、コンピューターは苦になりません。

また、あらゆる情報を大量に、そしていつまでも残しておくことができるのも、

コンピューターならではのすごいところですよね!

人間のように、大切なことをうっかり忘れて怒られてしまうこともありません。

さらに、正しく命令されれば、コンピューターがひとりでに間違えてしまうことも絶対にありません。

うーん、うらやましい…。


でも、こんなスーパーマンかのようなコンピューターでも、実は苦手なこともたくさんあるんです。

例えば、コンピューターは命令されないと何もできません。

正しく機能するためには、ルールに従った命令とそれを実行するための情報が必要不可欠です。

そして、そもそも命令が間違っていると、コンピューターは間違っていることがわからないので、

そのまま実行=ミスをしてしまうことも。

さらに、コンピューターは曖昧なこと・微妙なことがわかりません。

私たち人間が言う「適当に○○やっといて!」「いい感じにお願いします!」は、

コンピューターには理解することができないのです。

だから、私たち人間が得意なこと・苦手なこと、コンピューターが得意なこと・苦手なこと、

両方を理解したうえで上手にコンピューターを扱っていくことが大切ですね…!


おわりに

皆さん、いかがだったでしょうか。

プログラミング、ITとは?という内容に入っていく前に、そもそもコンピューターとは?という部分は理解できたでしょうか?

コンピューターの仕組みを知っておくと、これから学んでいくITやプログラミングのことも吸収しやすくなりそうですね!

これからも、IT初心者の私と一緒に学んでいきましょう!

どうぞお楽しみに✨



【著者】

ななこ

スマホやスマート家電など日々の生活にITは必要不可欠な存在になってきました。
文系出身でITとは無縁な業界で就業してきましたが、自分のスキルアップのためにもITの知識を身に着けたいと思い、TICへ入学。ITパスポート取得に向けて、日々学習中です

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