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【Java】ハンズオンセミナー用コード解説 トレーニング1 変数について

  • 公開日:2020-07-16 08:06:12
  • 最終更新日:2021-05-26 09:39:54
【Java】ハンズオンセミナー用コード解説 トレーニング1 変数について

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こんにちは。駆け出しプログラマーの松倉です!

ここでは、eclipceを使ってコーディングする場合のハンズオンセミナー用コード” 変数 ”について紹介・解説します。

プログラミング未経験の方、Javaについて勉強している方、これから勉強したいと思っている方の参考になれば幸いです!

 

変数

プログラムを行う大きな目的の一つは計算です。

Javaでは計算の時にプログラムでやり取りする情報を値と呼びます。

その値(データ)を一時的に記憶するために用意されているものが変数です。

変数には名前を付けることができ、この名前を「変数名」と呼びます。

この変数には下記の3つの操作を行うことができます。

・宣言

代入

・参照

 

宣言

変数を使うためにはコンピューターに対して宣言を行う必要があります。

宣言することでデータを記憶するための変数が用意されます。


しかし変数には何でも代入することができるわけではなくあらかじめ用意された形式にしか記憶することができません。

この形式を型(データ型)と呼びます。

Javaでは値の種別に複数の型が用意されており、これらは大きく「基本型」、「参照型」の二つに分けられます。


今回は基本型(プリミティブ型)についてのみ紹介します。

基本型の一覧

            基本型の一覧


この表の中から用途に合わせて型を選択する必要があります。

実際に使用していく中でどれを選択するかわかるようになります。

また変数名には名前を付ける場合「すべて小文字にする」、「単語区切りの頭文字を大文字にする(1文字目は必ず小文字)」という命名規則があるのでその点に気をつけましょう。

・number

・errMsg

・userNameNumber


今回はあらかじめ用意しているのでどのように使かっているのかを確認しましょう。

それでは型について勉強したので実際に変数を宣言とコンソールに表示をしてみましょう!

//変数を宣言します。
//型 変数名 = 初期値;		
int intValue = 100;
long longValue = 100;
short shortValue = 100;
byte byteValue = 100;
char charValue = 'A';
double doubleValue = 100.0;
float floatValue = 100.0f;
boolean booleanValue = true;


//変数の内容を表示します。
// 文字列を結合するには、 + を使用します。
System.out.println("-------- [変数内容表示] --------");		
System.out.println("intValue = " + intValue);
System.out.println("longValue = " + longValue);
System.out.println("shortValue = " + shortValue);
System.out.println("byteValue = " + byteValue);
System.out.println("charValue = " + charValue);
System.out.println("doubleValue = " + doubleValue);
System.out.println("floatValue = " + floatValue);
System.out.println("booleanValue = " + booleanValue);


実行結果:

-------- [変数内容表示] --------
intValue = 100
longValue = 100 
shortValue = 100
byteValue = 100
charValue = A
doubleValue = 100.0
floatValue = 100.0
booleanValue = true 

””(ダブルクォーテーション)で囲むことで文字を表示できます。

これで変数の宣言と表示ができました。

コンソールに 文字 + 変数 が表示できていれば成功です!


代入

代入とは宣言した変数にデータを記憶することをいいます。

すでに変数が代入されていた場合は、新たに代入したデータが変数に上書きされます。

最初に宣言した値と別の値を代入し、コンソールに表示してみましょう!

//変数に値を代入します。
intValue = 10;			
longValue = 100;			
shortValue = 1;
byteValue = 120;			
charValue = 'B';			
doubleValue = 10000.0;			
floatValue = 1000.0f;
booleanValue = false;


//変数の内容を表示します。
System.out.println("-------- [変数内容表示(代入後)] --------");		
System.out.println("intValue = " + intValue);
System.out.println("longValue = " + longValue);
System.out.println("shortValue = " + shortValue);
System.out.println("byteValue = " + byteValue);
System.out.println("charValue = " + charValue);
System.out.println("doubleValue = " + doubleValue);
System.out.println("floatValue = " + floatValue);
System.out.println("booleanValue = " + booleanValue);

記述できたら変数が代入されているか確認するためにコンソールに表示してみましょう!


実行結果:

------- [変数内容表示(代入後)] --------
intValue = 10
longValue = 100
shortValue = 1
byteValue = 120
charValue = B
doubleValue = 10000.0
floatValue = 1000.0
booleanValue = false

変数に代入した値がコンソールに表示されていれば成功です! 


参照

参照とは、変数の中にどのような値が代入されているかを確認することです。

変数が出てくるたびに変数の参照が行われます。


また宣言した変数に値が代入される前に参照しようとすると、コンパイルエラーが発生します。

例)

//代入していない変数を参照するとコンパイルエラーが発生。
int numer;
System.out.println(number);

そのため変数を宣言したら初期値を指定する必要があります。

特定の値を指定しない場合は基本型の場合、数値(int, longなど)は0を、真偽値(boolean)はfalseを代入するのが一般的です。


補足

Java10では varという構文が導入されました。

varはローカル変数型推論と呼ばれ、フィールド定義では使えません。

ローカル変数を定義するとき、今までは「型 変数名 = 初期値」と記述しましたが、型の部分をvarで置き換えることで「var  変数名 = 初期値」と型の指定を省略して記述出来ます。

varは動的型付けではなく静的型付けであるため、一度varで定義された変数に、別の型の値を再び代入するとコンパイルエラーが発生します。 


それでは実際に例文を見てみましょう!

var value1 = 12345;  //int型になる
var value2 = "テスト";  //String型になる

このように varを用いることで型の指定が自動で行われます。

varの使い分けとしては右辺を見て型が容易にわかる場合は varを使用し、右辺を見ても型がわからない、または読み手が型を勘違いするような場合は varを使用するのは控えましょう。


まとめ

ここまでの学習が変数の話でした。

基本的な内容なのでこの学習はしっかりと理解しましょう。

また基本型のほかに参照型というものがありますがそれはまた別の記事で学習しましょう。

javaの基礎について興味がある場合はほかの記事も見て勉強してくださいね。


【著者】

松倉祥大

はじめまして。フォワードソフト株式会社の松倉です。
システムエンジニアとして働き始めたのが2020年4月です。経験や知識がない状態で入社した私は、フォワードソフトの教育研修で一からプログラミングの勉強をしました。教育研修を卒業後、Javaのプログラミングについて初学者向けの記事を共同で制作しています。
知識や経験はまだまだですが、これからいろんな職場で様々な経験しながら勉強していきたいと思っています。

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