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【Excel VBA】列の幅を自動設定するAutoFitメソッド

  • 公開日:2020-10-11 23:08:48
  • 最終更新日:2021-03-10 20:33:16

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初めまして、エンジニアのIMMRです。


エクセルの幅の設定によっては、下記のブックのように見栄えが悪かったり、データの表示が出来てないことがあります。

図1 ブック(A列とB列の幅が正しく設定されていない)

データの表示が出来ていないブックの例

A列の幅は、広げ過ぎです。

B列の幅は、値が表示出来ていないのでもっと広げる必要があります。


手作業にて列の幅の自動調整が必要になります。

図2 ブック(A列とB列の幅が正しく設定されている)

列の幅を自動調整した結果


1.列の幅を自動設定するAutoFitメソッド

列の幅を自動設定するAutoFitメソッドを使います。

列を指定することによって、列の幅を自動調整することができます。

Columns().AutoFit


列の指定方法は、下記の通りです。

図3 列の指定方法について

AutiFitでの列の指定方法


2.列の幅を自動設定するAutoFitメソッドの使用例

AutoFitメソッドを使用してA列B列の幅自動設定は下記のようにします。


Sub Test13()

  Columns("A:B").AutoFit

End Sub


3.列の幅を自動設定するAutoFitメソッドのサンプルコード

列の幅を自動設定するメソッドを使用したサンプルコードを作成します。

下記ブックを使用します。


図4 ブック(A列とB列の幅が正しく設定されていない)

AutoFitメソッドを使ったマクロを実行する前の画面


サンプルコード

Sub Test13()

  Columns("A:B").AutoFit

End Sub


4.列の幅を自動設定するAutoFitメソッドのサンプルコードの実行結果

AutoFitメソッドを使用して列の幅を自動設定出来るか確認します。上記のサンプルコードを使用して実行します。

実行結果は、以下のようになります。


図5 ブック(上記、コード実行後)

AutoFitメソッドを使ったマクロの実行結果

A列とB列の幅が自動で設定されていることが確認出来ます。

AutoFitメソッドによって、列の幅を自動設定していることが確認出来ます。


ちなみに

Sub Test13()

  Columns("A:A").AutoFit

End Sub

とすると実行結果は下記のようになります。


この場合、自動設定を行ったのはA列だけなのでB列は自動設定されません。


図6 (A列の幅は正しく設定しているがB列の幅は正しく設定されていない)

AutoFitでA列のみ指定したマクロの実行結果



【著者】

Imamura

「挑戦心」を忘れずに、新しいことにチャレンジしています。 資格:VBAエキスパート Excel VBA(ベーシック/スタンダード) 等

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