【Excel VBA】If Elseとは違う条件式(Select Case)について
エンジニアのIMMRです。Excel VBAの条件式には、以前に説明したExcel VBA 条件式(If Else)とこれから説明するSelect Caseの二つあります。1.従来のIf Else条件式If Elseは条件に合った時は処理Aを、条件に合わなかったら処理Bを実行します。では、下記のようなデータがあり、複数の条件があるとします。If Elseを使用して作成すると2種類の方法が浮かぶと思
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初めまして、エンジニアのIMMRです。
エクセルの幅の設定によっては、下記のブックのように見栄えが悪かったり、データの表示が出来てないことがあります。
図1 ブック(A列とB列の幅が正しく設定されていない)
A列の幅は、広げ過ぎです。
B列の幅は、値が表示出来ていないのでもっと広げる必要があります。
手作業にて列の幅の自動調整が必要になります。
図2 ブック(A列とB列の幅が正しく設定されている)
列の幅を自動設定するAutoFitメソッドを使います。
列を指定することによって、列の幅を自動調整することができます。
Columns(列).AutoFit
列の指定方法は、下記の通りです。
図3 列の指定方法について
AutoFitメソッドを使用してA列とB列の幅を自動設定は下記のようにします。
Sub Test13()
Columns("A:B").AutoFit
End Sub
列の幅を自動設定するメソッドを使用したサンプルコードを作成します。
下記ブックを使用します。
図4 ブック(A列とB列の幅が正しく設定されていない)
サンプルコード
Sub Test13()
Columns("A:B").AutoFit
End Sub
AutoFitメソッドを使用して列の幅を自動設定出来るか確認します。上記のサンプルコードを使用して実行します。
実行結果は、以下のようになります。
図5 ブック(上記、コード実行後)
A列とB列の幅が自動で設定されていることが確認出来ます。
AutoFitメソッドによって、列の幅を自動設定していることが確認出来ます。
ちなみに
Sub Test13()
Columns("A:A").AutoFit
End Sub
とすると実行結果は下記のようになります。
この場合、自動設定を行ったのはA列だけなのでB列は自動設定されません。
図6 (A列の幅は正しく設定しているがB列の幅は正しく設定されていない)
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