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ITエンジニアの仕事内容は?年収は?初心者でもなれるの?

  • 公開日:2020-12-07 18:33:14
  • 最終更新日:2020-12-07 18:41:25
ITエンジニアの仕事内容は?年収は?初心者でもなれるの?

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  • 「ITエンジニアはどんな仕事内容なの?」
  • 「未経験でもITエンジニアになれるの?」
  • 「年収はどのくらい?」


    ITエンジニアを目指す時にこんな疑問を抱えていませんか?

    ITエンジニアは、システムエンジニアなどの職種の総称なので仕事内容はコーディングから設計など色々な種類があります。


    そのため、ITエンジニアの仕事を一括りに捉えることは難しいのです。


    今回は、そんなITエンジニアの仕事の流れや年収、ITエンジニアの職種ごとの仕事内容についてわかりやすくご紹介します。


    これからITエンジニアになりたい方は、是非参考にしてみてください。

    「ITエンジニア」を分かりやすく解説

    パソコンを打つ

    ITエンジニアの仕事は、広く言うとお客様の要望を汲み取ってシステムの設計・構築を完成させる仕事です。

    他にも、IT関係の企画から研究開発、プロジェクト管理、運用、サポートなど、ITエンジニアは多岐にわたって活躍する職業です。 また、ITエンジニアは、様々な職種の総称として呼ばれているため、仕事内容はたくさんの種類があります。 例えば、「システムエンジニア」はシステムを設計する仕事ですが、「プログラマー」は設計に基づいてプログラミングを書く仕事なので、同じITエンジニアでも仕事内容は大きく異なります。 一括りにITエンジニアと言っても、ITエンジニアの種類によって必要なスキルも知識も変わるのです。

    ITエンジニアの仕事の進め方

    プログラミング

    ITエンジニアの理解を深めるために分かりやすく仕事の流れについてご紹介します。 ①顧客からシステムの希望を聞く ②システムの実現可能性を調査 ③システムの設計 ④実際にプログラミング組む ⑤不具合がないかテスト 上記がシステムを作り始めてから公開されるまでの主な工程です。 ITエンジニアにはそれぞれの役割があり、工程ごとに関わるITエンジニアが異なる場合も多いのです。 例えば、プログラマーは④で関わりますが、システムエンジニアは全行程を監督する役割があります。 また、①②③などクライアントのニーズの把握や設計、プロジェクトの全体に関わる業務のことを「上流」、④⑤などプログラミングを組む作業やテスト業務を「下流」と川の流れに例えて呼んでいます。 実際に、システム設計を始めとした上流工程は、プログラミング以外の世界が広がるため難しいけれどやりがいがあると言われていて人気があります。 運用や企画の業務など働く会社や部署によっても携わり方は多様になります。

    ITエンジニアの平均年収

    クレジットカード

    厚生労働省の調査によると、ITエンジニアの平均年収は約556万円です。 日本の平均年収が400万円代なので、ITエンジニアの年収は高いと言えるでしょう。 しかし、ITエンジニアは職種によっても年収が変わります。 主な10種の職種について平均年収をご紹介します。 システムエンジニア(SE):約455万円 Webエンジニア:約526万円 ネットワークエンジニア:約650~800万円 データベースエンジニア:約548万円 エンベデッドエンジニア:約391〜673万円 プログラマー:約430万円 テストエンジニア:約300~500万円 社内SE:約512万円 セールスエンジニア:約615万円 フィールドエンジニア:約464万円 サーバーエンジニア:約462万円 (情報元:各求人情報サイト) 職種ごとの年収の平均を見てみると大体400〜500万円が多く、希少性などにより年収が大きく変わります。 例えば、セールスエンジニアは、営業とエンジニアの性格を持っていて市場価値があるため年収が高い特徴があります。 IT業界自体が人材不足ということもあり、しっかりとスキルを付けていくことで十分にキャリアアップに繋げられるでしょう。

    ITエンジニアに必要な能力は3つ

    会議

    ITエンジニアは様々な職種がありますが、どんな職種でも「技術力」「コミュニケーション能力」「マネジメント能力」はかかせません。 システムを構築するなど専門的な知識や技術力はもちろん必要です。 さらに、キャリアアップを考えるなら、上流工程となればクライアントの要望を汲み取る能力が必要になり、チームをまとめる立場になればマネージメント能力も不可欠になります。 技術力だけではなく、コミュニケーション能力・マネジメント能力も段々と身に付けるようにしましょう。

    多種多様なITエンジニア。特徴やそれぞれの仕事内容は?

    パソコンを打つ

    前述した通り、ITエンジニアは職種の種類が多いのです。 以下のようなITエンジニアの職種があります。

    • システムエンジニア(SE) 
    • Webエンジニア
    • ネットワークエンジニア 
    • データベースエンジニア
    • エンベデッドエンジニア 
    • プログラマー
    • テストエンジニア 
    • 社内SE
    • セールスエンジニア 
    • フィールドエンジニア

    それぞれの仕事内容や特徴を見ていきましょう。

    1.システムエンジニア(SE)

    システムエンジニアの主な仕事は、クライアントから要望を聞いてシステムの設計をする仕事です。 システム開発の上流工程なので大まかな設計だけではなく、予算や人員、進捗の管理をするマネージメント能力も必要になります。 プログラミングを実際に書かず、プログラミングをするための設計書を作る役割があります

    2.Webエンジニア

    Webエンジニアの主な仕事は、Webサイトやアプリケーションの機能開発やシステムの設計をする仕事です。 アプリケーションを作るには、Webエンジニアの専門的な知識が欠かせないため需要のある職種です。 Webエンジニアの中でも企画・開発・運用など業務が分かれているので、現場によって仕事内容が大きく変わります。 また、Webエンジニアは、Webメディアやスマホアプリ、ソーシャルゲームなどの運営会社が就職先に多いようです。

    3.ネットワークエンジニア

    ネットワークエンジニアは、通信環境などのネットワークエンジニアはネットワーク環境の構築や整備をする仕事です。 プログラミングを書くというより、ルーターやLANケーブルを扱う業種です。 ネットワークエンジニアは、セキュリティなどネットワークそのものを構築するため、システムエンジニアとは全く違う仕事になります。

    4.データベースエンジニア

    データベースエンジニアは、膨大な量のデータが入るデータベースの構築や管理、運用をする仕事です。 データの並べ方や分け方など分かりやすいように整理するため、仕事内容は「図書館の秘書」によく例えられています。 データベース用の言語や各社のデータベース商材を熟知していることが必要となります。

    5.エンベデッドエンジニア

    エンベデットエンジニアは、組み込みエンジニアとも言われていて、冷蔵庫や電子レンジなどのハードウェアの設計、本体が作動するように組み込むソフトウェアを開発する仕事です。 ITエンジニアはIT系企業に就職することが多いですが、エンベデットエンジニアはメーカー系の企業に勤めることが多いようです。

    6.プログラマー

    プログラマーは、プログラミング言語を使ってシステムやサービスを作る仕事です。 一般的には、システムエンジニアが仕様書を作り、それに基づいてプログラマーがプログラミングを書きます。 そのため、現場経験を積んだ上で上流工程のシステムエンジニアを目指すプログラマーも少なくありません。 プログラミングをするジャンルは、Web系からゲーム、通信系、アプリケーションなど様々な種類があります。

    7.テストエンジニア

    テストエンジニアは、出来上がったシステムやソフトウェアに問題がないかテスト・評価する仕事です。 テストと同時に製品の品質をあげるためにバグや設計ミスを見つけて改善します。 縁の下の力持ち的な役割を担っているITエンジニアです。

    8.社内SE

    社内SEは、社内のシステムやインフラなど社内の運用がスムーズに進むように開発をする仕事です。 社内向けにシステム構築するため、クライアントのシステムを作る時のような無茶な要望や納期がありません。 そのため、社内SEは比較的人気の職業になります。

    9.セールスエンジニア

    セールスエンジニアは、名前の通りエンジニアと営業の両方を受け持つ仕事です。 システムの提案からアフターケアなど専門的な面からサポートできるため、メーカーやIT系の企業で活躍しています。 一般的なセールスでは、技術的な回答ができないため一度社内に持ち帰らなければいけない話もセールスエンジニアはその場で回答できるのです。 そのため、1人で営業とエンジニア両方ができるセールスエンジニアは、市場価値が高く重宝されやすい職業です。

    10.フィールドエンジニア 

    フィールドエンジニアは、パソコン初心者の方が操作が出来ない時など、実際にお客様の元へ行って問題を解決する仕事です。 トラブル解決だけでなく、製品の設置・サポート・メンテナンス・営業をします。 営業やお客様のサポートをするため、コミュニケーション能力もかかせません。

    未経験からITエンジニアになることは難しい?

    勉強会

    ITエンジニアは理系が目指すイメージがありますが、専門的な知識がなくてもエンジニアになれる場合は多いです。 会社によっては研修を充実させていて、やる気次第で受け入れるという会社も少なくありません。 実際に、筆者自身エンジニアで就職したいと考えた時に受け入れてくださる会社は何社もありました。 しかし、未経験なので難易度の高い仕事は任されることが難しいでしょう。 わかりやすくアピールできるように、未経験なら事前に知識を入れたり、プログラミングのポートフォリオを事前に準備しておくと良いでしょう。

    プログラミングの知識を覚える方法

    考える男性

    最後にプログラミングの効率的な勉強方法についてご紹介します。 一般的にプログラミングを学ぶ時はこの3つの方法が取られています。

  1. 会社で勉強する
  2. 独学で勉強する
  3. プログラミングスクールに通う

    それぞれについて詳しく見ていきます。

    1.会社で勉強する

    会社に入社して研修などで勉強する方法です。

    会社によっては育成するための手厚いサポートがある場合もあります。 実際に、プログラミングの資格を援助する制度、社内で活発に研修が行っているなど勉強できる環境がある会社はたくさんあります。 就職や転職を考える際に、会社の研修制度など事前に調べておくと良いでしょう。

    2.独学で勉強する

    独学でプログラミングを勉強する方法です。

    最近ではプログラミングを独学でも勉強できる環境は整っています。

    有料にはなりますが、プログラミングを学習できるサイトは多数あるため利用してみると良いでしょう。 筆者が使用した中でProgateというサイトは、多数の言語を勉強できて、実際に作りながら学べるので初心者の方にはおすすめです。


    3.プログラミングスクールに通う

    プログラミングスクールで、講師に教わって学ぶ方法です。

    プログラミングを勉強する上で、初心者は小さなミスでいつまでも直らないバグと出会ってしまい挫折することも少なくありません。

    スクールではプログラミングの基礎から学べて、講師から教えてもらえるため効率が良く短期の習得にも向いています。

    初心者こそ挫折しにくいのでおすすめです。

    最後に

    ITエンジニアの仕事内容は、システムエンジニアやセールスエンジニアなど職種によって様々です。 そのため、自分の興味がある分野や適性を見てどの方向に進むかどうかじっくり考えて決めてみてください。


【著者】

白樺セイ

フリーライターの白樺セイです。元々Webマーケティングの会社でWebディレクターとして働いていました。その経験を生かして、IT業界で働きやすくなるための情報や転職者に役立つ情報を女性目線で発信していきます。

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