【初心者向け】Tera Termとは

こんにちは。駆け出しプログラマーの松下です！

リモートログインに使うツール、Tera Termとはどのようなときに使うか、どんな機能があるのか説明します。

Tera Termを使うことになったけど全然知らないという方の参考になれば幸いです。

Tera Termとは

Tera Termはネットワークを経由して他のコンピュータを操作するWindows用のソフトです。

仮想端末として遠隔操作を可能とすることから、ターミナルソフトウェアと呼ばれるものの一つです。

SSHなどの通信プロトコルを利用することで、外部のコンピュータに安全な接続をすることが特徴で、離れた場所にあるサーバを操作するときに使われます。

ー以下では全く知識のない私が分からなかったことについて簡単にまとめます。

・プロトコル

どのような構成のデータをどのようにやりとりするか、 コンピュータなどの機器同士で通信を行うために取り決められた約束ごとを意味します。

・SSH

SSHとは「Secure Shell」の略で、ネットワークに接続された機器を遠隔操作し、管理するためのプロトコルです。

パスワード情報を含めて全てのデータが暗号化されて送信されるので安全が担保されています。

Tera Termの便利な機能

・マクロ機能

特定の接続先に接続したり決まった手順でコマンドを入力するといった作業を、マクロを組むことで自動化できます。

・ログの自動取得

誰がどんな操作をしたのか、作業履歴をログ・ファイルとして残せます。

・ポート転送機能

直接接続出来ない環境において、SSHで接続可能なサーバを経由し、そのサーバが接続できる別のサーバにリモート接続することができます。

・SCP転送

FTPソフトなどを利用せずに、コンピュータとサーバでのファイルのやり取りが可能です。

・ブロードキャストコマンド

複数のウィンドウで同時に操作することができます。

他にもセッションの複製や繰り返しコマンドなど便利な機能があります。