コロナで給料が減ってしまった、、、その問題は転職で解決できる?
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新型コロナウイルスの蔓延によって、世界・日本の経済に大きな影響を与えました。その中で多くの企業が影響を受けた結果、働く人たちが「給料が減ってしまった」と悩んでいる方が増えています。
また、給料が減るという悩みを解決させるために、転職などを考える人も多いです。しかし、転職することで本当に、不安や悩みが解消されるのか気になるのではないでしょうか?
この記事では、コロナの影響で給料が減ったという悩みを持つ方に向けて、転職するべきなのか、または副業についてなどを解説しています。
コロナによって給料が減った割合や、コロナ禍での転職活動についても併せてご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
コロナによって多くの企業が影響を受けた
コロナは人々の生活だけではなく、多くの企業に多大なる影響を与えています。「コロナショック」と言われるほど、経済的なダメージを受けた企業は多く、倒産を余儀なくされた企業も多いです。
JAGフィード株式会社が実施した「あなたの企業ではコロナによってどのような影響を受けましたか?」というアンケートでは、下記のような結果になりました。
38.2%:売り上げの減少
29.0%:給料・ボーナスの減額
18.2%:来客者数の減少
13.3%:休業要請による休業
8.3%:資金繰りの悪化
6.8%:人員の削減
アンケート対象は、30代~50代の有職者男女1,126人で、2020年7月に実施。このアンケートからわかるように、コロナによって多くの企業が影響を受けています。
多くの企業が所在地としている都心部(東京・大阪・名古屋)でコロナが蔓延したため、影響を受けた企業が多いと考えられます。そして現在でも、影響を受けている企業は多く、アンケート以上の結果になっている可能性もあります。
出典:「新型コロナウイルスによる異なる業界への転職に関する調査」
コロナで給料が減った人は多い?
コロナによって影響を受けたのは企業だけではなく、企業に勤める従業員や個人事業主なども大きな影響を受けています。最も大きな影響は、「給料が減った」ということです。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが実施した「新型コロナウイルス感染拡大前後における個人年収の変化に関する分析」では、約20%の方が「給料が減った」と回答しています。給料が減ったと回答した方の内訳は下記の通りです。
1割~4割減:5.3%
5割以上減:7.9%
見込みが立たない:6.0%
アンケートは全国1万人を対象として、2020年4月17日から5月6日の期間で実施されました。このアンケートからわかるように、コロナによって給料が減った方は多くいます。
また、「日本生命」が2020年10月に実施したアンケートでも、給料が減ったと回答した割合は約20%でした。
出典:「新型コロナウイルス感染拡大前後における個人年収の変化に関する分析」
コロナによって給料が減った人が多い業界
コロナの影響は業界によって異なり、給料が減った人の割合も異なります。コロナによって給料が減ったという意見が多い業界は、「宿泊業・飲食サービス業」です。
コロナの感染対策として、外出が制限される生活が1年以上続いているため、宿泊業・飲食サービス業は売上が低下して、給料が減ったと考えられます。
宿泊業・サービス業の個人年収は28.5万円減少という結果が出ていて、大きなダメージを受けています。宿泊業・サービス業に次いで、給料が減ったのは、「生活関連サービス業・娯楽業」です。
生活関連サービス業・娯楽業に該当するのが、映画館・コインランドリー・結婚式場・美容室などです。この業界は、個人年収は18万円減少という結果が出ています。
給料を上げるために転職を考えている人は約2割
「給料が減ったまま、コロナが終息することを待とう」と考える人は少ないです。ツナグ働き方研究所が全国の20~35歳未満の正社員4,000人を対象に実施した「コロナ禍による2020年の年収の増減」というアンケートでは、コロナによって給料が減った約20%の人のうち、約86.3%の人が給料を上げようと考えています。
86.3%のうち、転職によって給料を上げようと考えているのは、約2割です。転職によって給料を上げることは難しく感じるかもしれませんが、勤めている企業の将来性を加味すると、転職した方が「給料が上がる」と判断されたと考えられます。
また、コロナは業界によって受ける影響が異なるため、影響の少ない業界へ転職した方が将来的に安定する可能性が高いでしょう。
副業を考えている人が約3.5割
減った給料を上げるために転職を考えている人は約2割で、残りの人は3割が「現職」、3.5割が「副業」と回答しています。現職と回答された人は、残業をしたり、企業側に給料交渉を行い、給料を上げようと考えているようです。副業と回答された人は、空いた時間にできる仕事や、成長につながる仕事で給料を上げようと考えている方の傾向が強いです。現職のまま給料を上げることは正直難しいです。コロナの影響で、会社全体の売上が低下している関係で給料が減っている場合、すぐに給料が上がるということは考えにくいです。
出典:「コロナで年収が減った若手社員の8割、女性では9割が収入増を目指す!」
コロナ禍でも転職して給料を上げることは可能?
コロナの影響で給料が減り、転職を考えても「コロナ禍でも転職して給料を上げられるのかな?」と気になる方も多いはずです。結論からお伝えすると、コロナ禍でも転職して給料を上げることが可能です。コロナによって影響を受けている企業もありますが、反対に売上を伸ばしている企業も少なくありません。
2020年6月頃は求人数が一気に減少しましたが、時間が経つにつれて求人は増えています。さらに、「コロナが終息してから転職しよう」と考える人が多く、倍率は低くなっている傾向が見受けられるので、給料が減った企業に勤務し続けるよりも、転職した方が給料を上げられる可能性も十分に高いです。
同業界なら給料を上げられる可能性は高い
コロナ禍に転職して給料を上げるためには、同業界への転職がおすすめです。転職市場では即戦力で活躍できる人材の需要が高く、経験者だとスムーズに自分の希望通りに転職を成功させられる可能性が高くなります。
そして、転職市場の中でも「IT・WEB関連の業界」に関する人材の需要が高まっていて、エンジニアやプログラマーはコロナ禍でも転職を成功させやすい業界です。
コロナ禍の転職についてWorksのお役立ちBlogで、さらに詳しく解説しています。是非ご覧ください。
「コロナ禍で転職を成功させるのは難しい?転職を成功させやすい業界とポイントを解説」
転職で給料を上げるために抑えておきたいポイント
コロナ禍に転職して給料を上げることは可能ですが、簡単なことではありません。転職で給料を上げるために、抑えておきたいポイントをいくつかご紹介します。コロナ禍でも転職して給料を上げられるように、ぜひ参考にしてみてください。
自分のスキルを活かせる業界を志望する
転職で給料を上げるには、自分のスキルを活かせる業界を志望することが大切です。上記でもお伝えしたとおり、転職市場では即戦力で活躍できる人材が求めらてれます。即戦力で活躍できなければ転職することは比較的難しいですが、人材需要の高い業界であれば、「転職するからには、職種も変えたい」という希望も叶う可能性があります。
同業界への転職の場合、身に付けているスキルの専門性が高ければ高いほど、転職は成功しやすいです。例えば、プログラミングやデザインスキルなどを習得している場合は、コロナ禍であることは関係なく、転職をして給料を上げられるチャンスになります。
企業について徹底的に調べる
転職で給料を上げるには、企業について徹底的に調べることが大切です。企業について徹底的に調べると、企業が求めている人物像を理解できるようになります。求めている人物像を理解できれば、コロナ禍でも給料を上げられる転職が成功します。
また、転職活動では「志望動機」を確認されます。志望動機では、企業に対する思いを伝えるのですが、内容によっては不採用になるケースがあります。企業について徹底的に調べられていると、好印象を与えられる志望動機を答えられて、転職は成功しやすくなります。
転職支援サービス(エージェント)を活用する
転職で給料を上げるには、転職支援サービス(エージェント)を活用することをおすすめします。転職支援サービスでは、無料で転職に関することをサポートしてくれます。希望に沿った求人を紹介してくれたり、応募企業との日程調整や条件交渉などを行ってくれます。
また、登録者に対して担当の転職コーディネーターが1人つくので、コロナ禍の転職でも安心してスムーズに進められます。
転職支援サービスでは、転職サイトには公開されていない「非公開求人」も紹介してくれるため、転職先の選択肢を広げられます。コロナ禍でも転職で給料を上げるには、転職支援サービスを活用することが大切です。
コロナ禍の転職で気をつけるべき点
コロナ禍の転職では、いくつか気をつけるべき点があります。スムーズに転職を成功させるためには、事前に気をつけるべき点を理解しておくことが大切です。コロナ禍の転職で気をつけるべき点をいくつかご紹介します。
スムーズに選考が進まない可能性がある
コロナ禍の転職では、スムーズに選考が進まない可能性があります。この記事で何度もお伝えしているように、コロナによって多くの企業が影響を受けています。
リモートワークの導入や、従業員の健康管理など、コロナによって今まで以上に業務が増えていたり、企業内でコロナ感染者が出ると、濃厚接触者として出勤できないというケースもあるので、採用選考はスムーズに進められないことが考えられます。
今までの転職活動よりも時間がかかるため、退職することなく、働きながら転職活動を行うことが大切です。
WEB面接の場合もある
コロナ禍の転職では、感染リスクを避けるために対面での面接を取りやめて、WEB上で面接が行われることが多くなりました。WEB面接では、対面よりも表情が読み取りづらく、インターネット環境によるタイムラグが発生することも多いです。
さらにWEB面接では、インターネット環境も整えるだけではなく、面接にふさわしい背景も整える必要があります。
WEB面接に関することは「【ゼロから分かる】Web面接の流れを徹底解説!事前準備や注意点もご紹介」を参考にしてみてください。
自分がどうやって活躍できるのかを明確にする
コロナ禍の転職では、自分がどうやって活躍できるのかを明確にする必要があります。転職を成功させたとしても、転職後に活躍できなければ、給料を上げることは難しいです。
加えて、どうやって活躍できるかを明確できていない状態では、転職を成功させることすら難しくなります。そして、どうやって活躍できるのかを明確にすることは、自分の強みをアピールする上でも抑えておきたいことです。
まとめ
この記事ではコロナによって給料が減った人が転職することについてお伝えしました。この記事でのポイントは以下です。
・コロナによって給料が減ったのは約20%
・給料を上げることを考えているのは約86.3%
・給料を上げるために転職を考えている人は約2割
・コロナ禍でも転職で給料を上げることは可能
・専門的な知識やスキルを習得していると転職しやすい
・給料を上げる転職を成功させるには「転職支援サービス」の活用が必須
コロナによって給料が減った人は多いです。給料が減ってしまった場合、今勤めている企業にいても、すぐに給料が上がることは考えにくいため、思い切って転職することも考えてみてはいかがでしょうか?
なかでも、IT・WEB業界は、コロナに左右されず人材の需要が高いので、転職を成功させる可能性が高いです。IT・WEB業界の転職に特化している転職支援サービス「Works」を活用して、給料を上げる転職を成功させましょう。
【著者】
「どこよりもわかりやすく、本当に知りたいことだけを伝えられる」がモットーのライター、崎谷です! IT業界への転職にまつわる情報をWorksのお役立ちBlogにて発信しています!
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