サーバーエンジニアはきつい?やめとけ?その理由について詳しく解説
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「サーバーエンジニアってきついの?」
「やめとけって言われるけど?」
「サーバーエンジニアで働きたいけどやめといたほうがいい?」
現在サーバーエンジニアとして働いている人やこれからキャリアをスタートさせようとしている人の中にはサーバーエンジニアに関してネガティブな話を聞いたことがあるかも知れません。
確かにサーバーエンジニアは、夜勤や休日出勤などがあるケースがあります。
しかし一方で、サーバーエンジニアとして働く魅力も多くあります。
この記事ではサーバーエンジニアの仕事内容やきついところについて触れながら、サーバーエンジニアの魅力や適正についてご紹介します。
サーバーエンジニアの仕事内容
サーバーエンジニアは、サーバーを中心としたインフラを運用・管理するエンジニアのことです。
サーバーエンジニアが扱うサーバーには以下のようなものがあります。
- ウェブサーバー: HTML,CSS,JavaScriptなどのウェブコンテンツを配信
- メールサーバー: 電子メールを受信、送信するために使用
- アプリケーションサーバー: アプリケーションのバックエンドを実行
- ファイルサーバー: ファイルを保存、共有
- ストレージサーバー: 大量のデータを保存するために使用
サーバーエンジニアは、サーバーのハードウェアやソフトウェアのインストール・設定、システムのアップデート・メンテナンス、トラブルシューティング、パフォーマンスの監視・調整、バックアップ・復旧、セキュリティ管理などを行い、サーバーを適切に運用し、アプリケーションやサービスが正常に動作するようにすることを責務としています。
サーバーエンジニアがきつい・やめとけと言われる6つの理由
そんなサーバーエンジニアですが、一方で「きつい」「やめとけ」と言われることもあります。
その理由は主に以下の内容になります。
- 夜勤や休日出勤が多い
- 急な障害やトラブル対応がある
- 常に最新のセキュリティ対策に精通する必要がある
- 寒く乾燥したサーバールームでの作業になることがある
- コミュニケーション能力が必要となる
- 責任が重い職種
それぞれ詳しく解説します。
夜勤や休日出勤が多い
サーバーエンジニアは、夜勤や土日出勤が多くなることがあります。
これは、サーバーが24時間365日運用されているため、障害やトラブルが発生した場合にはすぐに対応が必要だからです。
また、システムのアップデートやメンテナンスをするためにも、サーバーが運用中でない時間帯(夜間や休日)に行うことが多いため、それに伴って夜勤や土日出勤が発生することもあります。
急な障害やトラブル対応がある
また、イレギュラーに発生するサーバーの障害やトラブルに対応することもあります。
サーバーエンジニアが対応するシステム障害には以下のようなものがあります。
- ハードウェア障害: サーバーのハードウェアに問題が発生し、システムが動作しなくなる。
- ネットワーク障害: サーバーが接続されているネットワークに問題が発生し、サーバーとの通信ができなくなる。
- システムソフトウェアの障害: サーバー上で動作しているOSやアプリケーションに問題が発生し、システムが動作しなくなる。
- データ障害: サーバー上のデータに問題が発生し、データの損失や不整合が発生。
- 電源障害:サーバーに電力が供給されない。
- バックアップの障害:サーバーバックアップの設定や実行に問題が発生し、データの復旧ができない。
これらの対応により、場合によっては長時間の対応が発生することがあります。
常に最新のセキュリティ対策に精通する必要がある
またサーバーは、インターネットに接続されているため、不正アクセスやマルウェアなど常に様々な脅威にさらされています。
これらに対するセキュリティ対策はどれほど行っても、常に新しい脅威が出てくるのが現状であり、常に最新のセキュリティ対策に精通しなければいけません。
寒く乾燥したサーバールームでの作業になることがある
サーバーエンジニアはサーバールームで作業することがありますが、サーバールームは室温が低く設定されています。
その理由はサーバー自体が熱を帯びる機械であり、高温になってしまうと故障を起こしやすく、データの損失や破損の原因になるためです。
特に大規模なデータセンターでは、冷却が必要なため、寒い環境での仕事が多い傾向にあります。
また、セキュリティの厳しいデータセンターで作業する場合は、入館するだけでも多くの手続きが必要になることがあります。
コミュニケーション能力が必要となる
サーバーエンジニアはひとり仕事が多い傾向にありますが、それでもコミュニケーション能力が必要となるときがあります。
特に以下のコミュニケーション能力が必要となることがあります。
- 技術的な話題を説明する能力
- チーム管理能力
- 上司、同僚、顧客などとのコミュニケーションをスムーズに行うスキル
これらの能力が弱いとキャリアアップが難しくなることがあります。
責任が重い職種
お伝えしている通り、サーバーエンジニアは、サーバーに関連する技術を持ち、サーバー上で動作しているアプリケーションやサービスを運用・管理することが主な仕事となりますが、そもそもサーバーが正常に動作しなければ、それに依存しているサービスやアプリケーションも正常に動作しなくなります。
そのため、サーバーエンジニアへの責任は大きくなります。
特に、サーバーには重要なデータや情報が保存されていることが多いため、サーバーに障害が発生した場合には、そのデータや情報の損失や不正アクセスが発生する可能性もあります。
また、サーバーは一般的に共用されるため、その上で動作するアプリケーションやサービスは様々な種類があります。そのため、サーバーエンジニアは様々な技術に対応しなければなりません。
このようにサーバーエンジニアには高い技術力や経験が求められ、責任も重いです。
サーバーエンジニアとして働くメリット
そんなサーバーエンジニアですが、サーバーエンジニアとして働くメリットは非常に大きいです。
その大きな理由はエンジニアとしての成長度が大きいという点です。
サーバーエンジニアは、幅広い知識とスキルが求められ、業務範囲も広いです。またプロジェクトによっては完了するまでに数か月~数年に渡るものもあります。
規模が大きいほど業務内容も広くなり大変ですが、その分、プロジェクトが完了してシステムが正常稼働したときの達成感や成長度は非常に大きいです。
また、責任の重さからサーバーエンジニアには一般的に高い給与が設定されていることが多いです。
また、クラウドコンピューターの普及やAI、IoTなどの新しい技術が次々に企業に導入されており、それにともないサーバーエンジニアの需要は高まっているため、サーバーエンジニアの将来性は非常に有望と言えます。
サーバーエンジニアに向いている人
以上を踏まえ、サーバーエンジニアに向いている人は以下のような人です。
- 知的好奇心が強い
- 責任感のある仕事にやりがいを感じる
- コミュニケーション能力が高い
サーバー技術は常に進化しており、新しい技術やツールが続々と登場しているため、継続的な学習を自発的に継続できることが望ましいです。また、前述したようにサーバーエンジニアは大きな責任を負う職種ですが、それにやりがいを感じられる方はサーバーエンジニアに向いていると言えますし、キャリアアップもしやすくなります。
また、チームメンバーやクライアントに対するコミュニケーションにあまり抵抗がない方もサーバーエンジニアに向いていると言えます。
なお、弊社ワークテリアではサーバーエンジニア案件を多数取り扱っています。現役エンジニアがキャリアアップまで対応しますので是非一度ご利用ください。
サーバーエンジニアに必要なスキル
サーバーエンジニアとして働く上で必要な知識・スキルは以下になります。
- サーバーOS
- ネットワークやストレージ
- スクリプト言語
- 仮想化技術
- クラウド技術
それぞれ詳しく解説します。
サーバーOS
サーバーには、LinuxやUnix、Windowsなど様々なOSが使用されますが、サーバーエンジニアは、それぞれのOSのインストールや設定、運用、トラブルシューティングに関する知識を持っていることが望まれます。
特に、Linux OSは、サーバー環境において広く使用されることが多いため、Linux OSに関するスキルが重視されることが多いです。これには、Linuxの基本的なコマンドやシステム構成、パッケージのインストールや管理、設定ファイルの編集、トラブルシューティングなどが含まれます。
ネットワークやストレージ
サーバーエンジニアは、サーバーを接続するためのネットワークと、データを保存するためのストレージに関する知識を持っていることが重要です。これらの知識を持っていることで、サーバーの運用を安定させ、データのセキュリティを確保することができます。
具体的には
ネットワークについては
- TCP/IPプロトコルなど通信に関する知識。
- ルーティング、スイッチングなどのネットワーク基礎知識。
- Firewall, VPN, VLANなどのセキュリティに関する知識。
ストレージに関しては
- RAIDレベルに関する知識
- SAN(Storage Area Network)やNAS(Network-Attached Storage)などのストレージ技術に関する知識。
- データのバックアップ、復旧に関する知識。
などの知識が必要です。
スクリプト言語
スクリプト言語はプログラミング言語の一種です。
スクリプト言語によって、サーバーの運用・管理において、自動化や効率化を図ることができます。例えば、OSの設定やアップデート、バックアップなどを自動化することや大量のデータを処理し、データの分析や可視化なども行うことができます。
よく使われるスクリプト言語には、Python, Perl, Bash, Rubyなどがあり、これらをマスターすることでサーバーエンジニアとしてスキルアップできます。
仮想化技術
仮想化技術とは、1台の物理サーバー上に複数の仮想サーバーを構築することができる技術です。
仮想化によって、1台の物理サーバー上に複数の仮想サーバーを構築することができるため、物理サーバーの資源を最大限に活用することができます。その他に運用の自動化や作業効率の向上、新しいOSに対応していない既存のアプリケーションに関しても、仮想化環境では最新のサーバ上で運用することができるといった利点があります。
仮想化環境を構築して運用をしていくというスキルを習得するためには、仮想化についてその原理や構造を理解するとともに、VMwareやHyper-Vなど、仮想環境を構築するための技術に関する知識を持っていることが必要とされます。
クラウド技術
昨今は、クラウドサービスを導入する企業が増えています。それに伴い、サーバーエンジニアもクラウドサービスを扱う仕事が増えてきています。
以下のクラウド製品がよく使われているので、これらに関する知識やスキルを身に付けることでサーバーエンジニアとしての市場価値がアップします。
- Amazon Web Services (AWS)
- Google Cloud Platform (GCP)
- Microsoft Azure(Azure)
まとめ
サーバーエンジニアは責任が重く、土日出勤や休日出勤が多いなど大変な面はありますが、その分、成長度が高く、将来性も有望です。
この記事を参考に、サーバーエンジニアとしてのキャリアアップにつなげていただければと思います。
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【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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