データベースエンジニアはきつい?やめとけ?その理由について詳しく解説
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「データベースエンジニアってきついの?」
「やめとけって言われるけど?」
「データベースエンジニアで働きたいけどやめといたほうがいい?」
現在データベースエンジニアとして働いている人やこれからキャリアをスタートさせようとしている人の中にはデータベースエンジニアに関してネガティブな話を聞いたことがあるかも知れません。
確かにデータベースエンジニアは、職種の性質上、責任が重くストレスに感じる事があるかも知れませんが。
しかし一方で、データベースエンジニアは高いスキルが身につくなどのメリットも存在します。
この記事ではデータベースエンジニアの仕事内容やきついところについて触れながら、データベースエンジニアの魅力や適正についてご紹介します。
データベースエンジニアの仕事内容
データベースエンジニアとは企業や組織がもつ膨大なデータを取り扱う際のデータべースの設計や管理、保守を行うのが主な仕事です。
具体的には顧客情報、商品情報、財務情報などの企業データ、アクセス記録、クリックログなどのWebサイトトラフィック、ツイート、投稿、コメントなどのSNS情報、センサーやスマートメーターなどの時間軸統計、さらに大量のテキスト、画像、音声などを取り扱います。
またデータベースを使ったアプリケーションの開発や、ビッグデータの解析などにも携わります。
データベースがビジネスで活用されるケースは年々増加傾向にあります。特に、現在のビジネスにおいては、データアナリティクスや機械学習などの技術が普及し、データがますます重要な役割を担うようになってきているため、データベースエンジニアの将来性は高いと言われています。
データベースエンジニアがきつい・やめとけと言われる4つの理由
そんなデータベースエンジニアですが、一方で「きつい」「やめとけ」と言われることもあります。
その主な理由は以下です。
- 責任が重い
- 基本的には一人稼働
- 仕事量が多い
- データベース技術の進化が早い
それぞれ詳しく解説します。
責任が重い
データベースエンジニアは、大量のデータを扱うために高い技術力が要求されます。
また取り扱う情報は個人情報や企業情報など企業や組織にとって非常に重要なデータです。
そのため、悪質なハッカーなどにも狙われることもあり、万が一データベース内の情報が流出してしまうと、会社にとって存続が危ぶまれるほどの危機や損害を被ることがあります。
常に高い精度と確実性、セキュリティ性を求められるという点において非常に責任が重い職種であり、ストレスがたまりやすい職業とされています。
基本的には一人稼働
データベースエンジニアは、プロジェクトの中でデータベースの専門家として1人で稼働することがほとんどで、複数人雇われることはありません。
基本的には単独でチーム内の「データベースの専門家」として業務を行います。
一人稼働であるためにデータベースに関する業務に関して手伝ってくれる人がいない、あるいは仕事に関する相談ができないことがあります。
そのため、データベースエンジニアは「孤独な職種」と言われています。
仕事量が多い
データベースエンジニアは、データベースの運用を担当しますが、それには、データベースシステムの設計、構築、管理、最適化などが含まれます。
これらのタスクは、データベースがが24時間365日運用されているため、常に監視や対応が必要であり、その結果、仕事量が多くなることが多いです。
また、企業のビジネス発展に伴いデータベースのスケールアップを行うことがあります。それに伴い、データベースエンジニアは、より大きなデータを処理するためのインフラを構築したり、インデックスの最適化やクエリの最適化などを行ったり、さらなるセキュリティ対策を行うことが必要になり、その結果、仕事量が増えることがあります。
データベース技術の進化が早い
近年データベース技術の進化が非常に早くなっております。
その背景としては
- ビッグデータの普及
- クラウド技術の進化
- AI・機械学習の需要の高まり
- IoT技術の浸透
などがあります。
データベースエンジニアにはこれらの技術や情報に精通する必要があり、常に学習することが求められます。
データベースエンジニアとして働くメリット
このようにデータベースエンジニアとして働くには大変な面もありますが、メリットも非常に大きいです。具体的には以下のようなメリットがあります。
- 高いスキルが身につく
- マーケティングノウハウが身につく
- 高収入が期待出来る
- 今後の需要も見込める
それぞれ詳しく解説します。
高いスキルが身につく
データベースエンジニアはデータベースの設計・開発から管理・運用まで業務範囲の幅が広く、それぞれのフェーズにおいて様々なスキルや知識が必要となります。
実務の中でスキルアップしていけることや、関連領域の知識・スキルも習得してキャリアアップを狙いやすいことはデータベースエンジニアの大きなメリットです。
マーケティングノウハウが身につく
近年、企業が自社がもつ顧客データ基盤を活用して経営戦略やマーケティング戦略を立案することが増えています。
そのため、データベースエンジニアは企業のマーケティング戦略に則ったデータベースの分析・活用を支える業務をすることがあり、それによりマーケティングノウハウが身につきます。
また、これによりデータベースエンジニアは経営やマーケティングに関する知識も吸収できるため、ITコンサルタントなど経営に関わるITエンジニア職へのキャリアチェンジも可能となります。
高収入が期待出来る
データベースエンジニアの業務は責任が重く、また経営戦略の重要な部分に関わることも多いため、高収入が期待できます。
今後の需要も見込める
前述したようにデータベースがビジネスで活用されるケースは年々増加傾向にあります。
また、ディープラーニングや機械学習などAI関連技術の発達にともない、データーベースエンジニアの需要はより高まっています。
そのため、重要性の高まるビッグデータを管理できるような、大規模データベースの設計・開発ができるデータベースエンジニアの需要は今後も見込めると言えます。
データべースエンジニアに向いている人
データベースエンジニアに向いている人は以下のような方です。
- 几帳面な人
- 孤独な作業が苦にならない
- 学習意欲が高い
それぞれ詳しく解説します。
几帳面な人
データベースエンジニアには、几帳面な性格が求められます。
その理由として取り扱う情報そのものの重要性が高いことの他、膨大な量のデータを効率的に取り扱う必要があるからです。
具体的には、ビジネス全体を見据えた上での最適なデータベースのあり方や、適切なデータベース製品の選別、作業効率を重視したシステムの運用などを検討することが必要であり、これにはあらゆるケースを想定し、すみずみまで考察できる几帳面さが必要となります。
また、稼働後も見据えた設計も必要になります。
その他にエラーが発生した際にも発生原因をひとつずつ特定する細かい作業が必要となります。
これらは大雑把な性格の人には非常にストレスであり、データベースエンジニアは設計から運用まで細部にまでこだわる資質が重要です。
孤独な作業が苦にならない
データベースエンジニアがきつい・やめとけと言われる理由のところでも触れましたが、データベースエンジニアは基本的に一人稼働です。
そのため、問題が起きた時なども一人で対応しないといけません。また相談できる相手も限られます。
そんな状況でも苦にならず、対応できる人はデータベースエンジニアに向いていると言えます。
とは言え、完全に一人作業というわけではなく、クライアントや関連部署への報告や連携もあるため、ある程度のコミュニケーション能力も必要となります。
学習意欲が高い
データベース技術は非常に多岐にわたり、常に新しいリリースやアップデートがあるため、常に最新の技術に追いつくことが求められます。また、データベースエンジニアは、アプリケーションやビジネスニーズに合わせてカスタマイズすることも必要になるため、学習意欲が高い人が向いていると言えます。
なお、弊社ワークテリアではデータベースエンジニア案件を多数取り扱っています。現役エンジニアがキャリアアップまで対応しますので是非一度ご利用ください。
データベースエンジニアとしてスキルアップするために
データベースエンジニアとしてスキルアップするためには以下の取り組みが必要となります。
- データベース製品に関する知識を強化する
- クラウド技術を身に付ける
- セキュリティ技術を強化する
- ビジネススキル・コミュニケーションスキルを身に付ける
それぞれ詳しく解説します。
データベース製品に関する知識を強化する
データベース製品とは、データを格納、管理、検索、更新するためのソフトウェアのことです。
データベースエンジニアはプロジェクトの要件に合わせて最適なデータベース製品を選択できるように、各製品の特性を把握しておかなければなりません。
代表的なデータベース製品には、以下のものがあります。
- リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) : MySQL, PostgreSQL, Oracle Database, SQL Serverなど
- NoSQLデータベース : MongoDB, Cassandra, Redis, Couchbaseなど
- ドキュメントデータベース: Elasticsearch, Couchbase, MongoDBなど
- グラフデータベース : Neo4j, ArangoDBなど
- オブジェクトデータベース: ZODB, db4oなど
選択するにあたっては、アプリケーションに必要なスケーラビリティ、パフォーマンス、セキュリティ、データのモデル、管理性などを考慮する必要があります。
また、今後のアプリケーションの要件に合わせて、適切なデータベースを選択することも重要です。
クラウド技術を身に付ける
現在、多くの企業や組織はクラウド環境に移行しており、クラウド上にデータベースを構築、管理、運用することが増えてきています。
そのため、クラウド技術に対する知識やスキルがあることは、データベースエンジニアにとって市場価値をアップさせるために重要です。
主要なクラウドプロバイダには以下が挙げられます、
- Amazon Web Services (AWS)
- Google Cloud Platform (GCP)
- Microsoft Azure(Azure)
これらを扱えるスキルを持つことで、データベースエンジニアはクラウド環境でのデータベースの構築、運用に柔軟に対応することができるようになります。
なお、クラウドプロバイダーは「マネージドサービス」を提供しており、これらによりデータセンターやサーバーホスティングサービス、クラウド、セキュリティー など、インフラの保守や運用といった業務をアウトソーシングすることができます。
これらを使用することで、データベースの管理や運用を簡略化することができ、よりスマートにデータベースを運用することができます。
セキュリティ技術を強化する
データベースエンジニアにとってセキュリティに関する知識や技術は非常に重要です。
前述の通り、データベースエンジニアが取り扱う情報は膨大な個人情報や企業情報で、これらが漏洩することは非常に重大なリスクになるからです。
そのため、データベースには強固なセキュリティ対策が必要です。
具体的には、データベースのアクセス権限を制御することで、不正アクセスを防ぐアクセス制御や、ファイアウォール、データベースに保存されるデータを暗号化、などがあります。
その他に不正アクセスや不正な操作を検知するログ監視なども含まれます。
ビジネススキル・コミュニケーションスキルを身に付ける
また、技術面や知識面以外にもビジネススキル・コミュニケーションスキルが必要です。
データベースエンジニアは「孤独な職種」とお伝えしましたが、一方で
クライアントがどのようなことを実現したいと考えているかによって、選択するデータベースアプリケーションや、データベースの設計内容が変わってきます。
クライアントから正確にヒアリングできなければ、いくらデータベース関連の知識があっても、要件から外れたデータベース構築を行ってしまう可能性があります。
クライアントの意図を正確に把握するためのビジネススキルやコミュニケーションスキルも、しっかり身に付けておきましょう。
まとめ
データベースエンジニアは基本一人稼働で孤独を感じることも多く、また仕事量が多くなるなど大変な面はありますが、その分、成長度が高く、将来性も有望です。
この記事を参考に、データベースエンジニアとしてのキャリアアップにつなげていただければと思います。
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【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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