フリーランスとして独立するための準備とは?事前確認とその内容について解説!
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昨今、会社勤めをしている方が経験やスキルを増やしたことで、フリーランスとして独立して働く方も増えてきています。
しかしながら、フリーランスになるためには具体的に何をしていったらいいのか、最初の一歩が踏み出せない方もいるかと思います。
そこで、この記事ではフリーランスとして独立するための準備について解説していきます。
フリーランスになる前に確認しておくこと
日本国内でのフリーランス人口は年々増加傾向にありますが、フリーランスとして働くということについて知られていないことがあるのも事実です。
会社員では当たり前にできていたことがスムーズにいかなくなることもしばしば。
例えば、フリーランスでは社会的な信用を得ることが難しくなるなどが挙げられます。
では、フリーランスとして独立した後に苦労しないためにはどのような準備が必要になるのでしょうか。
ここではそれぞれ必要な準備を解説していきます。
スキルの棚卸し
まずは自分の持っているスキルや経験を振り返り、フリーランスとして働く際にどのように生かすことができるのか見直すとよいでしょう。
スキルの棚卸しを行うことで、自分のアピールポイントを発見したり、得意分野を再発見することができます。
また、その際には他社にどのようにしたら伝わるのかを考えながらまとめていくのもポイントです。
次に、どのように棚卸しを行っていくか手順を解説します。
表を作成する
大きな紙を用意して、表を作成します。縦軸は時間軸として、年号と年齢を記入していきます。
これまでの自分の中身を書き出す
先ほど作成した表に、自分のこれまでに蓄積してきた中身を書き出していきます。
下記のような項目を書き出してみるのをおすすめします。
- ・職務経歴
- ・習得したスキル
- ・業界の知識
- ・取得した資格
- ・特技
- ・趣味
- ・興味のあること ・やってみたいこと
書き出した内容を確認していく
必要事項を書き出したら、書き出した内容の関連性を分析していきます。
書き出した内容を時系列と関連性で見ていくと、次第に自分の得意分野が見えてくることがあります。
また、新たな発見や気づきも見つかることもあります。
これらの作業で分析し、書き出したデータは職務経歴書を作るときの重要な情報となります。
そのため、スキルの棚卸しを行うときは、できる限り詳細に情報を書き出しておくとよいでしょう。
各種契約の見直し(クレジットカード・不動産の契約など)
フリーランスとして独立するにあたっては、クレジットカードや不動産契約などの契約項目にも見直しが必要です。
先に説明したように、フリーランスは会社員とは異なり、社会的な信用を得ることが大変難しくなることが多いです。
生活のなかでよくみられる代表的な例として、クレジットカード・不動産の契約では事前にしっかり確認しておくことが重要です。
例として挙げた2つの契約については、いずれも契約時に審査が入ります。
審査項目には、収入面が大きくかかわるため、フリーランスの収入の不安定さはネガティブな印象を与えてしまいます。
そのため、フリーランスとして独立する前には、このような契約面の見直しを行ったり、毎月の家賃などの固定費が適正なのかを再検討する必要があります。
運転資金(貯金)
ここまでは独立までに必要な準備について説明してきましたが、気になるのは独立資金がどの程度必要なのかということです。
正直なところ、フリーランスとして独立するための資金がどの程度必要であるかについては意見が分かれています。
1年ほど収入がなくとも生活ができる資金が必要という人もいれば、やりたいことは即行動して資金の準備はその後でもいい、という人もいます。
一般的には、元々スキルや実績がある方であれば、独立してもすぐに仕事を獲得できるために苦労せずに済むことが多いです。
スキルや経験がなくても、案件をとにかくたくさん受託して実績を積む方もいるので、そういった方も収入面で困ることがないといった方も少なくありません。
また、昨今クラウドソーシングやエージェントサービスも多くあるため、案件の獲得は比較的スムーズになってきています。
そのために、独立したからといって仕事も収入もゼロという状況はまずないかと思います。
しかしながら、収入面だけにフォーカスすると状況によっては苦労する可能性もあります。
フリーランスの場合、自分の営業力が案件の単価に関わってくるため、営業力次第では独立前よりも収入が減ってしまう可能性も大いにあり得ます。
これらを踏まえると、やはりフリーランスとして慣れるまでは、収入に不安がない程度の資金は必要といえるでしょう。
これらの準備をするかどうかで、フリーランスとして成功するか否かが決まるといっても過言ではありません。
独立してから慌てることのないよう、しっかりと準備を怠らないことが重要です。
フリーランスになるにあたって準備しておくこと
ここまでフリーランスになる前に必要なことについて解説してきましたが、続いては独立するときに必要な必要な手続きや準備について解説します。
会社員とは異なり、フリーランスはすべて自分で手続きを行わなければなりません。
それを少しでもスムーズに行えるよう、下記の項目を最低限準備しておくとよいでしょう。
- ・仕事用口座の開設
- ・請求書のひな形を作成
- ・帳簿の準備
- ・名刺の作成
仕事用口座の開設
まずは仕事用の口座開設が必要になります。
先に解説したように、フリーランスはすべて自分で手続きを行っていかなければなりません。
もちろん、税金関係の計算もその手続きのうちに含まれます。
そういった手続きのために仕事用の口座を開設しておくことにより、出納管理や利益の見える化が可能になります。
これは、確定申告の際の税金納入額などの計算がしやすくなるというメリットもあります。
請求書のひな形を作成
フリーランスとして独立すると、クライアントとなる企業や顧客に対しての請求書を作成したり、送付する作業も自分で行わなければなりません。
その際に、毎回一から請求書を作っているというのは現実的ではありません。
そのため、あらかじめ請求書は雛形を制作しておき、それを利用するようにしていくのがおすすめです。
請求書については、法的に決められフォーマットはなく、下記のような項目が明記されていれば、特に書式は問われていません。
- ・請求元
- ・請求先
- ・金額
- ・入金期日
これらの項目が明記されたフォーマットを事前準備しておくことで、請求書作成の時間を少しでも減らすことができます。
雛形については、インターネット上で検索することで自分に合った形式が見つかるので、一度検索をしてみるのがおすすめです。
帳簿の準備
ここまで説明したように、フリーランスには税金関連の手続きを自分で行っていかなければなりません。
そういった事務的な手続きを行う際には、帳簿が必須になります。
帳簿とは、事業にまつわる取引やお金の流れを記録するための冊子や台帳のことです。
帳簿は確定申告で必要ですが、日々の資産の動きを正しく把握するためにも必須です。
またこの帳簿は、取引内容だけではなく、取引日時や取引先の情報、勘定科目などを記載します。
これが「決算書」としても利用することとなりますので、記載漏れや仕分けの間違い、項目の差違がないように細心の注意が必要です。
なお、帳簿自体は税務署に提出する義務はありませんが、作成することと、一定期間の保管が求められます。
これらのことから、帳簿は必要性をしっかりと理解し、運用していくことが求められるのです。
参考:【個人事業主向け】帳簿の種類とつけ方は? 単式・複式簿記や現金・発生主義について徹底解説!
URL:https://www.freee.co.jp/kb/kb-blue-return/book/
名刺の作成
フリーランスになると、様々な人と関わる機会が非常に多くなります。
初対面の人であれば、ほとんどの場面で名刺交換をする機会があるでしょう。
また、クライアントの企業や顧客との打ち合わせを行う際にも、事業内容を伝えやすくなったり、信用を得るためにも必要になります。
これらのことから、名刺の作成は必須です。
必要な場面でいつでも名刺を出せるように、準備は怠らないようにしましょう。
フリーランスで案件を獲得するために準備すること
ここまで、生活面や事務手続きの面で必要な準備項目について解説してきましたが、最後に案件獲得をしていくための準備について解説します。
会社員でも似たような準備がありますが、フリーランスでは着目点が少し違うこともありますので、こちらもしっかり準備していきましょう。
ポートフォリオを公開する
フリーランスは会社などの組織に所属していないため、自分をアピールする材料が必要になります。
その時に役立つのがポートフォリオになります。
ポートフォリオとは、これまでに携わった案件や制作した作品をまとめたものです。
これをもとに、クライアントが仕事を任せられるかどうかを判断する基準になりますので、フリーランスにとってのポートフォリオは営業ツールにもなり得るのです。
また、ポートフォリオは作品集としてではなく、自己紹介の役割もあります。
クライアントとのよりよい関係を構築するためにも自分のプロフィールを記載して、人となりを知ってもらうきっかけを作ることも大切です。
自己紹介をするにあたっては、下記のような項目を記載しておきます。
必要に応じて項目を増減していきましょう。
- ・顔写真や似顔絵
- ・名前
- ・年齢
- ・出身地や活動の拠点
- ・経歴
- ・スキル
- ・SNSのアカウントなど
なお、ポートフォリオはクライアントにより内容を少しずつ変えることもおすすめです。
柔軟に内容を変えていくことで、案件獲得のための一歩となります。
履歴書・職務経歴書を用意する
会社員と同じく、履歴書と職務経歴書も必要です。
フリーランスでは、大企業がクライアントであったり、中長期の契約である場合には、履歴書や職務経歴書が必要となる場合があります。
また、エージェントサービスを利用して案件獲得を行う場合にも必要になってきます。
そのため、これらはポートフォリオと同じく多少時間をかけても準備しておくとよいでしょう。
求人サービスに登録する
求人といえば、会社員としての転職サポートとしてのイメージが強いかもしれませんが、昨今はフリーランス向けの求人サービスも多く存在します。
例えば、エージェント登録であれば案件紹介だけではなく、キャリアアップや事務的な手続きについての相談にも乗ってもらえることが多いため、登録しておくことに損はありません。
フリーランスの第一歩としても、求人サービスへの登録はまず行っておく手段といえます。
SNSアカウントを作る
現在、代表的なSNSといえばtwitter、Instagram、Facebookが挙げられます。
どのような業界でも、SNSのアカウントを持っていることが大多数ですので、SNSのアカウントを作って運用していくことは非常に重要です。
SNSからのつながりにより、仕事の依頼があることも多くありますので、SNSを積極的に活用していくのがおすすめです。
表には求人を出していなくとも、人手が不足している企業であったり、採用を行っている人の目に留まることがあるかもしれません。
まとめ
この記事では、フリーランスとして第一歩を踏み出す前の準備や手続きについて解説しました。
煩雑な手続きも多いフリーランスですが、事前準備をしっかりしておくことで難なくハードルはクリアできるはずです。
ご自身の理想の働き方を実現するためにお役立ていただければ幸いです。
【著者】
Webデザイン&グラフィックデザイン 10年目
いろんなサイトを作ったり、システムのUI設計やサービスのUI/UX設計もしてきました。
また、CDジャケットのデザインや美容系のパンフレット制作など、ほんとにいろんなことをしています。
・三度の飯より車が好き。
北海道まで自走し、往復3,000kmの旅をしたことがあります。
・ネイリストの検定取得してますが、趣味にとどまったまま早何年・・・だれか練習台になりませんか?(笑)
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