ネットワークエンジニアの将来性は?AIに奪われる?キャリアアップについても解説
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「ネットワークエンジニアは将来性あるのだろうか?」
「AIに仕事を奪われないだろうか?」
と気になっている人がいるかも知れません。
結論から言うとネットワークエンジニアの将来性はとても有望であり、今後も需要が高いです。
また、最近話題になっているAIに関しても、ネットワークエンジニアがAI技術そのものを支える存在であるため、ネットワークエンジニアの仕事がAIに奪われるという心配は現時点ではさほど必要ありません。
一方で、市場価値を高める活動もとても重要になります。
この記事ではインフラエンジニアの将来性について詳しく解説しています。また、インフラエンジニアになるための方法やキャリアパスについても解説しています。
ネットワークエンジニアとは?
ネットワークエンジニアは、コンピューターや通信のネットワークを設計、構築、保守などを行うエンジニアのことです。
具体的には、企業や組織のネットワークインフラを構築・運用を担当し、場合によって改善対応を行います。
その他にもネットワークのパフォーマンス・可用性・セキュリティ対策のために必要な調整を行います。
ネットワークエンジニアの仕事内容
そんなネットワークエンジニアの具体的な仕事内容は以下になります。
- 設計
- 構築
- 運用・保守
それぞれ詳しく解説します。
設計
ネットワークエンジニアは、企業やビジネスの要件に応じて、最適なネットワークシステムを設計します。
この作業では、使用する技術やデバイスの選択、IPアドレスの割り当てなどを行います。
また、設計時には、可用性、スケーラビリティ、信頼性なども考慮しながら最適なネットワークシステムを設計します。
構築
設計が完了したら、実際にネットワークインフラを構築します。
この作業では、各デバイスを接続し、設定を行い、システム全体を統合するとともに、テストを実施します。
具体的にはスイッチ、ルーター、ファイアウォールなどのデバイスの設置、接続、設定などを行います。ソフトウェアだけでなくハードウェアを扱うというのは他のエンジニアにはあまりないネットワークエンジニアの特徴といえます。
また、複数のデバイス間のトラフィックの流れや、デバイスの構成などについても設定します。
運用・保守
構築が完了しましたら、運用の開始です。
ネットワークには「エラーが出ない」ということが求められます。
そのために、ネットワークエンジニアはネットワークを正常に動作させるため定期的な保守を行います。
この作業には、システムのパッチ適用、定期的な監視、トラブルシューティングなどが含まれます。
また、ユーザーや顧客からの要件変更に対応して、ネットワークをアップグレードすることもあります。
ネットワークエンジニアの平均年収
求人ボックスによれば、ネットワークエンジニアの正社員の平均年収は499万円です。
また、フリーランススタートによれば、ネットワークエンジニアの平均単価は56.3万円/月となっています。
ネットワークエンジニアは将来性のある仕事なのか
結論から言えば、ネットワークエンジニアは将来性のある仕事と言えます。
その理由は現代の社会では、ビジネスだけでなく、公共・福祉サービスにおいてもインターネットやコミュニケーション技術が重要な役割を果たしており、その基盤を支えるネットワークインフラの適切な運用が必要不可欠だからです。
サービスを適切に提供するためにも、企業や組織は常に、安全かつ効率的なネットワークインフラを整備することが求められます。このニーズは今後も続き、ネットワークエンジニアは今後も需要があります。
また、技術の進歩に伴い、常に新しいネットワーク技術が生まれています。
そのため、ネットワークエンジニアは常に新しい技術を学ぶことが必要となり、それにより市場価値を上げることができます。
ネットワークエンジニアの仕事が将来AIに奪われる可能性は?
また、「人間の仕事を奪う」と言われているAI技術がネットワークエンジニアの仕事を奪う可能性についても、非常に低いと言えます。
その理由として、ネットワークエンジニアがAI技術そのものを支える存在であるからです。
また、ネットワークエンジニアの業務は、インフラの構築や保守、トラブルシューティングなど、技術的なタスクだけでなく、ユーザーの要求に対応したソリューションの提供や、テクノロジーの導入提案などの課題もあります。
これらの業務は人間の経験や判断力を必要とするものであり、現時点ではAIの技術がこれらのタスクを完全に代替することは難しいと考えられます。
その他にも、AI技術の進化に伴い、現在の業務のいくつかが自動化される可能性もありますが、同時に新しい課題が生まれることも想定されます。
これらの理由からネットワークエンジニアの仕事がAIに奪われる理由は非常に低いと言えます。
ただ、一方でネットワークエンジニアは、常に新しい技術や課題に対応することが求められます。
ネットワークエンジニアに向いている人
ネットワークエンジニアに向いている人の特徴には以下のようなものがあります。
- IT技術に関して強い関心がある
- 細かい調査や分析が好き
- 仕事上のコミュニケーションが苦にならない
- トラブル対応に強い
- 責任感がある
それぞれ詳しく解説します。
IT技術に関して強い関心がある
ネットワークエンジニアはコンピュータネットワークシステムの設計、構築、管理、保守、運用を行うことが仕事です。
これらを適切に実施するためには、IT技術に対する知識やスキルが求められます。
そのため、IT技術に関して強い関心を持っている人はネットワークエンジニアに向いているといえます。
細かい調査や分析が好き
ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムに関連する問題を発見し、解決することが求められます。
その作業には、細かい調査や分析が必要となります。
そのため、ネットワークエンジニアには細かいことに注意を払い、分析することが好きな人が向いています。
仕事上のコミュニケーションが苦にならない
ネットワークエンジニアの仕事はチーム制であることが多く、 ネットワーク構築や運用には、他の部署やチームメンバーと協力しながら進めるため、コミュニケーション能力が求められます。
そのため、仕事上のコミュニケーションに苦にならないことが重要です。
トラブル対応に強い
ネットワークエンジニアは、システムトラブルなどが発生した場合に対応することが仕事の一部です。
システムトラブルが発生した場合に冷静かつ迅速・正確に対応することが求められます。
トラブル対応に強いということは、ネットワークエンジニアに向いていると言えます。
責任感がある
ネットワークエンジニアは、重要なシステムの構築や運用を担当することがあります。そのため、責任を持って仕事をすることが求められます。
責任感があることが、ネットワークエンジニアに向いていると言えます。
ネットワークエンジニアのキャリアアップに必要なスキルや経験
ネットワークエンジニアのキャリアアップに必要なスキルや経験は以下になります。
- ネットワーク構築と管理
- セキュリティ対策
- クラウド技術の知識
- プロジェクト管理
- トラブルシューティング
それぞれ詳しく解説します。
ネットワーク構築と管理
ネットワークエンジニアは、企業や組織のネットワークを構築、運用、保守します。
そのため、ネットワーク構築と管理に関する知識やスキルが必要となります。
具体的には、ルーター、スイッチ、モデムなどの設定、構成、またTCP/IPプロトコルやルーティングプロトコル、スイッチング、ファイアウォールなど、ネットワークに関する基本的な知識やスキルが求められます。
セキュリティ対策
ネットワークは、常に外部からの脅威にさらされています。
そのため、セキュリティエンジニアには、ネットワーク、サーバー、アプリケーションなどのセキュリティ対策を行うことが求められます。
具体的には、インターネットを介して情報を送受信するときに、情報が第三者によって改ざんされないようにすることが重要であり、ネットワークエンジニアは、セキュリティ対策に関連するタスクを行います。
具体的には、ファイアウォールの設定、SSL/TLSの構成、パスワードポリシーの設定などに関する知識やスキルが必要となります。
クラウド技術の知識
クラウド技術は、近年、急速に発展しています。
ネットワークエンジニアは、クラウド技術に関連する知識を習得し、クラウド環境でのアプリケーションやサービスの運用に関連する業務に携わることができます。
具体的には、クラウドサービスのセットアップ、監視、トラブルシューティングなどの知識やスキルが必要となります。
プロジェクト管理
ネットワークエンジニアは、小規模から大規模のネットワーク構築プロジェクトを担当することがあります。
このため、プロジェクト管理に関連するスキルを持っていることが重要です。
これには、リソースの管理、タイムラインの管理、コミュニケーションの確立、リスクマネジメントなどが含まれます。
トラブルシューティング
ネットワークシステムは、時にはトラブルに遭遇することがあります。
ネットワークエンジニアは、トラブルシューティングに関連するタスクを行います。
これには、問題の原因の特定、デバイスの診断、問題の修正などが含まれます。
ネットワークエンジニアのキャリアパス
ネットワークエンジニアのキャリアパスには大きく以下の2つのパターンがあります。
- 特定分野のスペシャリストになる
- チームを率いるマネージャーになる
それぞれ詳しく解説してください。
①特定分野のスペシャリストになる
ネットワークエンジニアは特定の分野に絞ってスキルを磨き、専門家としてキャリアを進めることが出来ます。例を出すと
- インフラエンジニア
- セキュリティエンジニア
- クラウドエンジニア
これらのエンジニアはネットワークエンジニアのスキルやノウハウを活かすことができます。
このキャリアパスは、自分のスキルを磨きたい人、あるいは特定のテクノロジーに強い関心を持っている人向けです。
②チームを率いるマネージャーになる
このパターンでは、ネットワークエンジニアは、マネージメントのポジションに向けてキャリアを進めます。このアプローチでは、マネジメントスキルやリーダーシップの資質を磨き、他のエンジニアを指導することができます。
このキャリアパスは、組織の戦略や業務に対して幅広い視野を持ち、管理職に興味を持っている人向けです。
まとめ
以上、ネットワークの将来性について解説してきました。
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【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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