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データベースエンジニアの将来性は?AIに奪われる?キャリアアップについても解説

  • 公開日:2023-05-30 10:43:17
  • 最終更新日:2023-05-30 10:40:17
データベースエンジニアの将来性は?AIに奪われる?キャリアアップについても解説

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「データベースエンジニアは将来性あるのだろうか?」

「AIに仕事を奪われないだろうか?」


と気になっている人がいるかも知れません。


結論から言うとデータベースエンジニアの将来性はとても有望であり、今後も需要が高いです。


特に近年はビッグデータをビジネスに活用するケースも増えており、需要の高さは今後も続くでしょう。


一方で、市場価値を高める活動もとても重要になります。


この記事ではデータベースエンジニアの将来性について詳しく解説しています。また、データベースエンジニアになるための方法やキャリアパスについても解説しています。

データベースエンジニアとは?

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、コンピュータシステム上のデータを管理、保存、効率的に利用するためにデータベースを設計・開発・運用するエンジニアです。


データベースは、Webアプリケーションや企業のビジネスシステムなどで広く利用されており、ビジネスにも活用されるようになりました。


そのため、データベースエンジニアにはデータを効率的かつ信頼性の高い方法で運用・管理することを求められます。


具体的にはデータベースシステムの設計、開発、管理においてデータベースのパフォーマンス、セキュリティなどを確保することが求められます。


また、要件に応じてデータを最適化することも重要な役割です。

データベースエンジニアの仕事の流れ

データべースエンジニアの仕事の流れは以下になります。


  • 設計・開発
  • 管理
  • 運用・保守


それぞれ詳しく解説します。

設計・開発

まずはアプリケーションやサービスに必要なデータを保存、管理するために必要なデータベースシステムを設計します。


具体的には、データベーススキーマを作成し、テーブルやリレーションシップ、ストレージなどの詳細な構造を定義します。


次に、データベースソフトウェアを開発してテストし、実装します。


このステップでは、データベースシステムが要求される機能を満たすか、確認することが重要です。

管理

データベースエンジニアは、データを収集、格納、管理することも重要な役割で、データを正確に格納し、正確な情報を提供できるようにしなければなりません。


また、データベースを定期的にバックアップし、管理することも重要です。

運用

データベースエンジニアは、稼働中のデータベースのパフォーマンスを監視し、場合に応じて最適化することが求められます。


また問題が発生した場合には、トラブルシューティングを行い、迅速に解決することが必要です。


その他に、データベースのセキュリティを強化するためのポリシーを設計し、実施することがあります。具体的には、パスワードポリシーやアクセス制限などの措置が含まれます。

データベースエンジニアの平均年収

データベースエンジニア 年収

求人ボックス」によればデータベースエンジニアの平均年収は約627万円となっています。


また、「フリーランススタート」によればフリーランスでのデータベースエンジニアの平均月額単価は67.8万円で年間換算だと813.6万円となります。


一般的に同じエンジニア職でも正社員とフリーランスの収入を比較した場合、フリーランスのほうが収入が高い傾向にあります。

データベースエンジニアは将来性のある仕事なのか

データベースエンジニアは将来性のある仕事と言えます。


デジタル化が進むことに伴い、データの管理や分析がますます重要になっており、データベースエンジニアはこのような需要を満たす役割を果たします。


さらに、ビジネスにおいてビッグデータを活用して施策や経営戦略を決定するケースが増えてきています。


そこで適切な判断が出来るためには、データベースシステムの最適な構築や維持が重要となります。


そのため、データベースエンジニアの需要は今後もあると言えます。

データベースエンジニアの仕事が将来AIに奪われる可能性は?

AI(人工知能)がデータベースエンジニアのいくつかの仕事を自動化する可能性はありますが、今後もデータベースエンジニアの仕事が完全に消滅することはありません。


例えば、データベース管理において、一部のタスクが自動化され、 AIが代行するようになる可能性があります。


しかし、データベースシステムの設計、開発、運用などに関してはAIには代行できません。


また、データベースエンジニアは、データベースシステムの詳細な知識、技術、ビジネス要件に対する理解を持っていることが求められ、こちらもAIでは代行することができません。


そのため、データベースエンジニアの仕事が将来的になくなることはありません。


ただ、データベースエンジニアの役割やタスクは変化していくことが予想されますので常に最新の技術や情報に精通することが重要です。

データベースエンジニアに向いている人

データベースエンジニア 向いている人

データベースエンジニアに向いている人には、次のような性格の特徴があります。


  • 細かくチェックすることが苦にならない
  • 整理・整頓が好き
  • 分析が好き
  • 計画性がある
  • 集団での作業が苦にならない


それぞれ詳しく解説します。

細かくチェックすることが苦にならない

データべースエンジニアはシステムのアップグレードやデータの移転・移行(マイグレーション)を行う際に、データベースエンジニアは、データの一貫性や一致性を確認する必要があります。


このような業務を行う際に、細かくデータをチェックすることが求められるため、データベースエンジニアは、細かくチェックすることが出来る人に向いていると言えます。

整理・整頓が好き

データベースエンジニアは、大量のデータを効率的に管理することが求められるため、整理・整頓が好きである人が向いていると言えます。

分析が好き

データベースエンジニアは、ビジネスの要件に併せて大量の顧客データや取引データを調査して、データの傾向やパターンを分析することがあります。


また、データベースシステムのパフォーマンスを改善するために、データベースシステムのパフォーマンスを分析することがあります。


そのためデータベースエンジニアは、分析が好きである人が向いています。

計画性がある

データベースエンジニアは、データベースシステムの設計・開発・維持・運用に向けて詳細な計画を立てる必要があります。


また計画をスムーズに遂行し、プロジェクトのスケジュールやリソースを適切に管理することも求められます。


そのため、データベースエンジニアは、計画性がある人が向いています。

集団での作業が苦にならない

データベースエンジニアは、一人で働くこともありますが、より大規模なデータベースシステムの開発や運用にはチームで協力することが一般的です。


例えば、データベースシステムの設計・開発・維持・運用に向けて、多数のチームメンバーと協力する必要があります。


このような状況で、チームメンバーとのコミュニケーションや協力が必要となるので集団行動や作業が苦にならない人はサーバーエンジニアに向いています。

データベースエンジニアのキャリアアップに必要なスキルや経験

データベースエンジニアのキャリアアップに必要なスキルや知識については以下の通りです。


  • リレーショナルデータベースとSQLの知識
  • NoSQLデータベースとそのクエリ言語の理解
  • データベースの設計、モデリング、最適化
  • データベースのセキュリティとバックアップ/リカバリ技術
  • クラウドデータベース技術
  • オペレーティングシステムやシステム管理の知識


リレーショナルデータベースとSQLの知識

リレーショナルデータベースは、テーブルを使ってデータを組織的に保存する方法です。


SQLは、これらのデータベースに対してクエリを発行してデータを操作するための言語です。


データベースエンジニアは、リレーショナルデータベースとSQLに精通していることが求められます。

NoSQLデータベースとそのクエリ言語の理解

NoSQLデータベースは、リレーショナルデータベースとは異なるアプローチを取ってデータを保存する方法です。


NoSQLデータベースには、複数の種類があり、それぞれに異なるクエリ言語が使われます。


そのため、データベースエンジニアは、NoSQLデータベースとそのクエリ言語にも精通する必要があります。

データベースの設計、モデリング、最適化

データベースエンジニアは、データベースの設計から実装までの一連のプロセスを担当することが求められます。


そのため、データモデリング、データベースの最適化、インデックスの設計、トランザクション処理などのスキルが求められます。


データベースのセキュリティとバックアップ/リカバリ技術

データベースエンジニアは、データベースを保護するためのセキュリティ対策とバックアップ・リカバリプロセスを設計・実装する必要があります。


そのため、暗号化、認証、アクセス制御、データベースバックアップの設計などのスキルが求められます。

クラウドデータベース技術

クラウドデータベース技術は、近年急速に進化しています。


また、オンプレミスからクラウドにデータベースを移行するケースも増えています。


そのため、データベースエンジニアは、クラウドデータベースサービスを使ったデータベースの運用や管理に精通することが望まれます。

オペレーティングシステムやシステム管理の知識

データベースは、オペレーティングシステム上で動作します。


そのため、データベースエンジニアは、オペレーティングシステムやシステム管理のノウハウを理解し、データベースシステムのパフォーマンス向上やトラブルシューティングなどに役立てることが求められます。


以上がデータベースのキャリアアップに必要なスキルや知識ですが、これ以外にも業界トレンドや最新技術を学び続けることが必要です。


その他に問題解決力、プロジェクトマネジメントスキルも向上させることが、データベースエンジニアのキャリアアップに役立ちます。

データベースエンジニアのキャリアパス


データベースエンジニアのキャリアパスとしてスペシャリストを目指すことも出来ますが、経験やスキルを活かして他の職種を目指すこともできます。


以下にデータベースエンジニアのキャリアパスをいくつか紹介します。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、ビジネスのニーズに応じてITソリューションを提供することが仕事の主な役割です。データベースエンジニアは、データベース関連のITソリューションを提供することができます。


データベースエンジニアは、データベースアーキテクチャ、データモデリング、SQLなどのスキルを活かすことができます。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトのスケジュール、リソース、コストなどの調整や管理を行います。


データベースエンジニアのスキルに加えマネジメントスキルを身に付けることで、データベース関連のプロジェクトの要件定義から開発までのフローを把握し、効率的に進めることができます。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、システムやデータの機密性、完全性、可用性を保証することが仕事の主な役割です。


データベースエンジニアは、データベースのセキュリティに対する専門知識と経験を活かすことができます。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、データからビジネス上の意思決定に役立つ情報を取り出すことが仕事の主な役割です。


データベースエンジニアは、データベースの設計、構築、管理に対する専門知識と経験を活かすことができます。また、データ分析やSQLなどの技術スキルも活用することができます。

まとめ

以上、データベースエンジニアの将来性について解説してきました。


冒頭にお伝えしたように将来性は有望で今後の需要も高いと言えます。


一方で、単に技術力を身に付けるだけではなく、コミュニケーション能力やプロジェクトマネジメント力、マーケティング力を身に付けることでより市場価値が高くなります。


この記事を参考に、データベースエンジニアとしてのキャリアアップにつなげていただければと思います。


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【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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