システムエンジニアのための職務経歴書の書き方を解説！

エンジニアの転職に重要なものとなるのが、職務経歴書です。

職務経歴書は、自分の経歴をわかりやすく効果的に伝えるために、いくつかのポイントがあります。
実際に見本を見ながらそれぞれ解説します。

職務経歴書の書き方見本

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職務経歴書

20xx年xx月xx日現在
氏名　山田太郎

職務要約

株式会社○○○○○に入社後、約x年間金融業界でシステム開発に従事し、要件定義にもとづいた設計やテスト、保守運用を担当しました。
20xx年ごろから上流工程に携わり、クライアントへのヒアリング、要件定義なども担当しています。
また、約xx名～xx名規模のプロジェクトのリーダー、サブリーダーとして、全体の進行管理やメンバーのマネジメントも経験。
メンバーへの適切な指示や顧客との調整により、システムの品質を維持しながら期日通り納品できております。

活かせる経験・知識・技術

・顧客へのヒアリングから要件定義、開発までの経験
・PHP、Javaによるアプリケーションの開発
・約xx名～xx名規模のプロジェクトリーダー、サブリーダーを経験
・金融業界の業務知識

職務経歴

スキル

資格

自己PR

＜常に改善を心掛けた設計力＞
保険業界での営業支援システムの開発では、忙しい営業担当が社外からでも使いやすいような設計を心掛けてきました。
あらかじめ変更や改修を見込んで開発に取り組み、随時修正がかけやすい設計やソースコードの記述を開発サイドへ依頼。
サービス導入後も営業社員にヒアリングやアンケートを実施し、改善を繰り返すことで、結果としてクライアントに満足していただくことができました。

職務要約

ここでは職歴をわかりやすく記載していきましょう。
自分の仕事をPRするための冒頭文のような役割ですので、簡潔に100字程度でまとめると良いでしょう。

活かせる経験・知識・技術

実績や成果をあげるために工夫している点や、業務において意識していることを簡潔に記載します。
どの程度の経験があるかのスキルレベルを追記すると、どの程度の技術力があるのか明確にできますので、記載するのも良いでしょう。

職務経歴

職務経歴は、”どこで”・”誰に”・”どんなことをしたか”をわかるように記載します。
特に、会社の規模や実績については数字で表すことでわかりやすくなります。

また、自分がどのような工程でどのような担当であったか、役割などは必ず記載しましょう。
これを記載することで、培った経験を伝えやすくなります。

技術スキル・資格

業務に関連するスキルや資格については、必ず記載しましょう。

エンジニアは常に進化する業界で仕事を行うことが求められます。
そのため、技術を学び続けるスタンスは重要視されます。

もし業務外でも技術的に学んでいることがあれば、業務外での活動として記載すると良いでしょう。

自己PR

業務には技術的なスキルだけでなく、業務に対する知識やクライアントとの折衝経験も重要視されるポイントとなります。
これまでの業務において苦労したり工夫したこと、成功体験なども一緒に記載するとより良いでしょう。

また、今後のキャリアに向けて自分自身がどのような立ち位置でいきたいのかなど、自分自身の強みを生かした内容を記載していきます。

職務経歴書の提出前にチェックすること

職務経歴書が完成したら、提出する前に記載情報に誤りなどがないか確認しましょう。
下記の項目をもとに、しっかり確認していくことがポイントです。

• ・誤字脱字がないか
• ・入学・卒業、入社・退社の年月に間違いがないか
• ・見やすく、読みやすいレイアウトになっているか
• ・基本的な項目(日付や氏名など)が抜けていないか
• ・履歴書などの他の応募書類の内容と相違ないか

まとめ

職務経歴書は自分を最大限にアピールするための書類です。
応募時にアピール漏れがないよう、確実に記載していきましょう！