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情報セキュリティマネジメント試験の難易度は?基本情報や取得メリットを解説

  • 公開日:2022-07-06 12:09:00
  • 最終更新日:2022-03-22 10:09:15
情報セキュリティマネジメント試験の難易度は?基本情報や取得メリットを解説

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情報セキュリティマネジメント試験とは?

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情報セキュリティマネジメント試験とは、情報処理技術者試験の新しい試験区分として、経済産業省が管轄している国家試験の1つです。


情報セキュリティを担う人材の育成をどのように推進していくかという企業の経営課題解決の一助となるように、情報セキュリティ確保のための基本的なスキルを認定する試験を実施し始めたという背景もあります。


出典:情報セキュリティマネジメント試験とは|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/sg/about.html

情報セキュリティマネジメント試験の難易度

男性

この試験への挑戦を考えた時に、難易度がどの程度のものか気になる方も多いでしょう。国家試験と言っても、高度な知識を要求されるものから基本的な知識を問われるものなど様々です。


ここでは、情報セキュリティマネジメント試験の難易度について紹介します。

合格率

IPAが公開している統計資料では、令和3年度秋期の情報セキュリティマネジメントの合格率は53.9%となっています。


情報セキュリティマネジメントと同じレベルに位置付けられている、基本情報技術者試験の令和3年度秋期の合格率は40.1%となっているため、合格率は比較的高めであると言えるでしょう。


出典:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 統計資料|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/toukei_r04h_oubo.pdf

合格点

情報セキュリティマネジメント試験は午前と午後に分かれています。出題数に違いはありますが、午前tと午後の両方で基準点の60点(100点満点)を超えていれば合格となります。


出典:試験内容|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/sg/outline.html

ITスキル標準

IPAが実施している国家試験はレベルによって試験区分が設定されており、共通的な知識を問われるものがレベル1、基本的な知識がレベル2、応用的な知識がレベル3、高度な知識が必要となるものがレベル4になっています。


情報セキュリティマネジメント試験はレベル2であるため、他の試験より難易度は低めと言えるでしょう。


出典:試験区分一覧|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

情報セキュリティマネジメント試験の基本情報

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国家試験の中には受験資格が定められているものも多くありますが、情報セキュリティマネジメントにはどのような規定があるのでしょうか。


ここでは、情報セキュリティマネジメント試験の基本情報を紹介します。

受験資格

IPAの情報セキュリティマネジメント試験の紹介ページには、対象者像についての記載はありますが、受験資格については明記されていないため、申し込みさえ行えば誰でも受験できるでしょう。そのため、受験までの敷居は低いと言えます。


出典:情報セキュリティマネジメント試験(SG)|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sg.html

試験時間

試験時間は午前90分、午後90分になっています。試験には退室可能時間が定められているため、退室可能時間内に試験監督者の了承を得られれば、退室することもできます。


出典:試験内容|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/sg/outline.html


出典:よくある質問|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_09faq/_index_faq.html

受験手数料

受験手数料の改定があり、令和4年度上期試験より7,500円(消費税込み)になっています。支払方法は複数ありますが、方法によっては支払手数料が掛かるため注意が必要です。


出典:令和4年度上期情報セキュリティマネジメント試験について|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/r04-1sg_exam.html

試験内容

前述した通り、情報セキュリティマネジメント試験は午前と午後に分かれています。ここでは、それぞれで問われる内容を紹介していきます。出題内容を把握して試験対策に活かしましょう。

午前の場合

午前の出題内容は、大きく分けて重点分野と関連分野の2つから出題されます。重点分野としては情報セキュリティの考え方や管理、対策、関連法規の知識が問われ、関連分野ではテクノロジやマネジメント、ストラテジなどネットワークや経営についての知識などが問われます。


午前試験の問題数は全50問あり、全て多肢選択式です。また、配点は各2点になります。


出典:試験内容|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/sg/outline.html


出典:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_8.pdf

午後の場合

午後の出題内容は、実際の現場であった情報資産管理の具体的な取り組みや情報セキュリティ確保などの事例が出題され、実践力を問われます。


午後試験の問題数は全3問で、午前試験の同じく多肢選択式です。配点は各34点ですが、得点の上限は100点になります。


出典:試験内容|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/sg/outline.html


出典:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_8.pdf

情報セキュリティマネジメント取得の3つのメリット

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情報セキュリティマネジメント試験に合格した場合どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、資格取得できた際の3つのメリットを紹介します。メリットを把握した上で、取得を目指しましょう。

  • セキュリティ関連知識の証明になる
  • セキュリティ関連のスキルアップに繋がる
  • 就職や転職でアピールできる

1:セキュリティ関連知識の証明になる

どの資格にも言えることですが、資格は知識やスキルを修得しているという客観的な証明になります。情報セキュリティマネジメントの資格であれば、情報セキュリティに関する知識があることを証明できるでしょう。

2:セキュリティ関連のスキルアップに繋がる

試験内容から分かる通り、情報セキュリティマネジメント試験では情報セキュリティ関連の知識を全般的に問われるため、試験勉強を通してスキルアップができるでしょう。


また、情報セキュリティの知識以外にも関連した分野の知識も問われるため、新しい知識の習得にも繋がります。

3:就職や転職でアピールできる

就職や転職をする際には、どのくらいの知識やスキルを持っているかを聞かれることがほとんどでしょう。前述した通り、情報セキュリティマネジメント資格を持っていることで、一定の知識やスキルがあることの証明になるため、活用することで知識レベルのアピールになります。

情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法

本

近年では本だけでなくWebサイトを利用するなど、試験勉強の方法は様々です。


ここでは、勉強方法を3つ紹介します。実力や状況に応じた勉強スタイルを見つける参考にしてください。

独力で学ぶ

自分のレベルに合った参考書や過去問を利用して独学することもできます。ただし、スケジュール管理やモチベーションの維持が苦手な方は独学が向いてない可能性もあるため、注意してください。

Webサイトを活用する

試験勉強のために用意されたWebサービスを利用する方法もあります。スクールとは違い、インターネット環境さえあれば、好きな時間に好きな場所で動画などを通して勉強できます。


また、要点を押さえて勉強できるため、独学するより効率良く試験勉強ができるでしょう。

スクールを活用する

仲間と一緒に勉強した方がモチベーションの維持がやりやすい方や、決まった時間に勉強ができる方などはスクールに通うことも視野に入れて良いでしょう。分からないところがあっても、すぐに質問できるため学びやすいという点も魅力の1つです。


また、昨今の情勢に関連してオンラインスクールも増えてきているため、スクールに通うことが難しい方でも利用しやすくなっています。ただし、スクールは他の方法と比べると費用が掛かるというデメリットがあります。

情報セキュリティマネジメント試験の難易度を知ろう

ノート

情報セキュリティマネジメント試験について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。情報セキュリティマネジメント試験は、IPAが実施している試験の中では難易度もそこまで高くなく、挑戦しやすい試験と言えるでしょう。


試験への挑戦を考えている方は、この記事を参考に試験勉強をしてみてください。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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