エンジニアの自己PRの書き方は?ポイントと20個の例文をあわせて紹介
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エンジニアの自己PRはどうやって書けばいい?
自己PRは就職や転職の選考において重視されるため、エンジニアの自己PRもとても重要です。
自己PRはその企業で確実に役に立てる、コスト以上の貢献ができる、ということをアピールするためのものです。自己PRはその企業のビジネス内容や仕事内容によって、内容をアレンジしていくことで、合格の可能性を上げられるでしょう。
エンジニアが自己PRを書く際の6つのポイント
エンジニアが自己PRを書く際は、いくつかのポイントがあります。
エンジニアが仕事をする際に技術力と知識は肝となるため、企業が求めている技術や知識にマッチングさせた内容でありつつ、採用担当者の印象に残るように、自分の特徴を押し出した自己PRにする必要があります。
ここからは、エンジニアが自己PRを書く際のポイントを紹介します。
- 応募企業が求める人材にマッチするスキルや実績を伝える
- 具体的なエピソードを盛り込む
- 1つの文章を短めにわかりやすくまとめる
- 実績は具体的な数字を使う
- 転職後に活かしていきたい経験やスキルをアピールする
- オリジナリティーのある内容を心がける
1:応募企業が求める人材にマッチするスキルや実績を伝える
応募する企業によって求められるスキルは異なるため、その企業や職種にマッチしたスキルや実績を自己PRに盛り込みましょう。
応募企業がどのようなスキルや知識を求めているのか、事前によく調査しましょう。
2:具体的なエピソードを盛り込む
開発実績や自分が担当した工程など、具体的なエピソードを盛り込むことが必要です。
具体的なエピソードを盛り込むことで、採用担当者も応募者が仕事をしている様子をイメージできるため、求めている人物像にマッチングしているか否かが分かりやすくなります。
また、使用経験のある開発ツールやプログラミング言語も書くことで、更に効果が上がるでしょう。
3:1つの文章を短めにわかりやすくまとめる
1つの文章を短め、かつ分かりやすくまとめることによって採用担当者の印象に残りやすくなります。
文章が長すぎると記憶に残りにくくなるうえに、話を上手くまとめる能力が乏しいという悪い印象を与える可能性があります。
文章でも会話でも、長い1つの文章を提示されるよりも、短くまとまった複数の文章を提示された方が記憶に残る可能性が高いでしょう。
4:実績は具体的な数字を使う
経験年数などの具体的な数字を使うことで、より自分のスキルを上手くアピールできます。また、スキルや業務経験の高低を客観的に把握することで、自分のスキルや経歴の棚卸にも役立ちます。
採用担当者の立場から見ても、過去に担当した工程やプロジェクトの経験年数がわかった方が、求めている人材か否かが判断しやすいです。レベルが低い物があった場合は、資格取得などでカバーしましょう。
5:転職後に活かしていきたい経験やスキルをアピールする
転職後に活かしていきたい経験やスキルが、転職後の業務内容にマッチしているのであれば、企業から見ても魅力的な人材となります。
また前述したように、転職後の業務で活かしたいプログラミング言語の経験年数などもあわせて伝えるようにしましょう。
6:オリジナリティーのある内容を心がける
自己PRは、採用担当者に自分というITエンジニアに会いたいと思わせられるような文章でなければなりません。
どこにでもあるような、ありきたりな文章では相手に興味を持ってもらうことは難しいでしょう。職歴やスキルだけでなく、人間性なども書くことでオリジナリティーが生まれます。自分の性格や習慣などを書くと効果的でしょう。
【職種や業務・アピールポイント別】エンジニアの自己PR例文20選
ここからは、職種や業務・アピールポイント別にエンジニアの自己PR文を紹介します。
紹介する通りの文章を丸覚えするのではなく、自分の特徴を出した自己PRを作成して採用担当者に伝えるようにしましょう。
1:【プログラマー】マネジメント力をアピールする場合
私の強みは、チームリーダーの役割を担当した際に身に付けたマネジメント力です。
チームリーダーとして所属した時のプログラマーのチームには、IT業界での経験が浅いプログラマーも多数いたため、業務の進め方やプログラミングについて指導を行いました。
時には一対一で直接指導した結果、私がチームリーダーをしていた間は納期を過ぎたことは一度もありませんでした。
2:【プログラマー】顧客とのコミュニケーション力をアピールする場合
私の強みは、顧客とのコミュニケーション能力が高いことです。以前所属していたチームではプログラマーを担当していましたが、チームの規模が小さかったため、顧客とのやり取りも担当していました。
顧客から要望を聞いた上で正確に理解をし、考案したアルゴリズムを顧客にわかるように説明をする、ということを経験しました。
3:【インフラ系業務】情報収集力と活用力をアピールする場合
私のエンジニアとしての強みは、情報収集能力と収集した情報を有効に活用する能力です。最新のOSがリリースされていたとしても、アップデートをすることが適切か否かを、情報を収集した上で判断できます。
IT業界の技術革新の頻度は高いため、情報を効率良く収集し有効に活用することで、企業のシステムやアプリケーションを最適な状態に保てます。
4:【インフラ系業務】システムの改善力をアピールする場合
私のITエンジニアとしての強みは、システムの改善力です。以前所属していたプロジェクトでは、インフラエンジニアとして、メモリ使用率の改善によるサーバの負担軽減を実現しました。
システムのあらゆるログを調査し、他部署の責任者や上司と相談をした結果、メモリ使用率の改善という行動につながりました。
5:【サーバーエンジニア】周囲と調整を図る力をアピールする場合
私のサーバーエンジニアとしての強みは、周囲と調整を図って、上手く連携を取る能力です。以前所属していたチームでは一日一回必ずミーティングをし、更新すべき書類を確認しあいながら進めていたため、業務を効率的に処理することができました。
業務を効率的に処理することで、人件費を抑えつつも会社の業績を伸ばすことに成功しました。
6:【サーバーエンジニア】問題解決能力をアピールする場合
私のサーバーサイドエンジニアとしての強みは、問題解決能力です。顧客からの要望を聞き出すほか、本当に必要な機能や解決したい問題を導き出し、効率的に有効な解決方法を考え出すことが可能です。
問題解決までにかける時間と労力を下げることで、より業務を効率的かつ確実に処理できます。
7:【ITコンサルタント】プロジェクトの推進力をアピールする場合
私のITコンサルタントとしての強みは、プロジェクトの推進力です。以前所属していたプロジェクトでは立ち上げから携わっていたため、必要な人材集めや業務フローの確立、予算の調整の交渉などを担当しました。
前例がない状況でも的確にプロジェクトの性質を分析し、プロジェクトを成功に導くことができます。
8:【ITコンサルタント】提案力をアピールする場合
私のITコンサルタントとしての強みは、提案力です。以前所属していたプロジェクトでは顧客企業の問題点を分析し、顧客に課題とその問題点を提案し、調整をしていました。
IT技術やIT業界の動向、最新のビジネス情報についても研究し続けているため、様々なプロジェクトに応用できると考えています。
9:【ヘルプデスク】業務の効率化をアピールする場合
私は以前所属していたチームでヘルプデスクの役割を担い、業務の効率化を達成しました。ヘルプデスクの業務は、大量の顧客からの問い合わせを素早く処理しなくてはいけませんでした。
すでに一度お問い合わせいただいた顧客にもう一度同じことを聞くのは効率が良くないため、以前の問い合わせで説明したことや質問したことがわかるように、ファイル共有ソフトを使ってチーム内で共有できるようにしました。
10:【ヘルプデスク】顧客への対応力をアピールする場合
私はヘルプデスクの経験を通して顧客への対応力を高められました。顧客からの問い合わせは商品の不具合の相談や修理の依頼、クレームなど多岐に渡りましたが、手元に自作のマニュアルを用意することで対応しました。
手元にメモを取って、常に物事を整理・シュミレーションしていく習慣はこれからも続けていこうと考えています。
11:【プロジェクトマネージャー】チームの運営力をアピールする場合
私の強みはプロジェクトマネージャーの業務を通して身に付けた、チームの運営力です。プロジェクトマネージャーの時に、システムの構成や規模に合わせて人数や必要な人材を考案し、最適なチームを作り上げました。
また、チームを作るだけでなく、業務フローなども作り業務が円滑に進むよう管理しました。
12:【プロジェクトマネージャー】問題を発見する力をアピールする場合
私の強みはプロジェクトマネージャーの業務を通して身に付けた、問題を発見する力です。プロジェクトマネージャーとして毎日メンバーと協議をし、スケジュールの遅延などの問題がないかを探しました。
もし問題がある場合は予算を増額して人員を増やしたり、顧客とスケジュールについて予め折衝する、などの対応策を打ちました。
13:【開発系業務】コスト削減をアピールする場合
私は以前所属していたプロジェクトで、コストの削減を達成しました。まずコストを可視化して、無駄な種類のコストかどうかを1つずつ調べて協議を重ねた上で、無駄なコストを削減しました。
また、同時にプログラミングの知識の共有なども行ったため、人件費を下げるのと同時に開発効率についても改善できました。
14:【開発系業務】プログラミングの速さと正確さをアピールする場合
私のITエンジニアとしての強みは、プログラミングの速さと正確性です。
自分の行動の結果がどうなるかを想像することが得意なため、実際にコードを書き始める前に大まかなコードの概要とその結果を予測し、無駄な作業を省くことが可能です。
15:【ネットワークエンジニア】ヒアリング力をアピールする場合
私のネットワークエンジニアとしての強みは、ヒアリング力です。顧客から要件の情報を正確に聞き出し理解することで、安全且つ可用性の高いネットワークを構築できます。
サイバー犯罪が横行する現代において、安全且つ可用性の高いネットワークを構築することは企業活動においても必要不可欠だと考えています。
16:【システムエンジニア】社内外との調整力をアピールする場合
私のシステムエンジニアとしての強みは、社内外との調整力です。以前所属していたプロジェクトでは、社内の他チームだけでなく顧客ともリリースの日程などを調整しながら業務を処理しました。
社内外問わず信頼関係を早急に構築することで、想定外の事故を減らし、ビジネス上の不確実性を軽減することができると考えています。
17:【Webサービス系業務】ビジネス視点での開発力をアピールする場合
私は、ITエンジニアとしてビジネス視点での開発力を持っていることが強みです。学生時代に簿記を勉強し資格も取得したため、会計系のシステムやアプリケーションであれば業務要件を理解するスピードが早いです。
また、お金の流れに関する知識もあるため、システムやアプリケーションのコストパフォーマンスという視点も持ち合わせています。
18:【Webサービス系業務】最新の知識を吸収する力をアピールする場合
私のエンジニアとしての強みは、最新のIT技術を吸収する力です。
IT業界は技術革新が頻繁であるうえに、企業のIT関連の設備への投資意欲も高まっているため、常に習得しているスキルをアップデートし続けなければなりません。
常に最新のIT技術を習得していることで、企業としても常に最新のIT技術を利用したサービスを提供することができます。
19:【社内SE】プロジェクトの調整力をアピールする場合
私は社内SEの業務を通して、プロジェクトの調整力を身に付けました。自社の経営戦略を理解した上で、各プロジェクトのスケジュールや業務フローを調整することが、社内SEの業務では必要不可欠だと考えています。
プロジェクトの数が多くても、ドキュメントやファイルの共有ツールなどを使い、正確にスケジュールや業務フローを調整することができます。
20:【社内SE】システムの業務改善力をアピールする場合
私は社内SEの業務を通して、システムの業務改善力を身に付けました。また、改善した業務プロセスなどをドキュメントにもわかりやすい文章で残し、ほかの社員に継承できるようにしました。
自社システムの業務プロセスや構成を改善することで、自社の業績を改善することも社内SEの業務内容だと考えています。
面接で自己PRを伝える際のコツは?
面接の際に自己PRを伝える時は、表情や姿勢も意識することも重要です。
どんなにオリジナリティー溢れる素晴らしい自己PRだとしても、無表情で抑揚のない話し方だと、面接官から不気味に思われ、印象が悪くなってしまいます。また、あまりにも早口だと、そもそも自己PRを聞き取ってもらえない可能性もあります。
面接で自己PRを伝える際は、柔らかい表情と落ち着いたスピードで話すようにしましょう。
エンジニアが自己PRを書く際の3つの注意点
書類審査も重要な審査のため、心がけなければならない点がいくつかあります。良質な自己PRを書けたとしても、注意すべき点をおろそかにしてしまうと合格の可能性も下がってしまうでしょう。
1:サンプルからのコピペは避ける
良質な自己PRを書くためには、サンプルを安易にコピペするのではなく、オリジナリティーがある文章を作成しなければなりません。サンプルは参考程度にとどめ、職務のプロセスやその結果などを具体的に説明しましょう。
また、サンプルを安易にコピペしただけでは、書類審査が合格したとしても面接試験で詳しく質問された際にコピペがばれてしまい、評価を下げてしまう可能性もあります。
2:誤字や脱字がないかしっかり確認する
自己PRに限らず、誤字や脱字の有無は書類選考において非常に重要な要素です。
もし誤字や脱字が頻繁にある場合、業務でも同じようにミスが多い性格なのだと評価される可能性があります。また、そもそも志望度が低いのではないかなど、採用担当者に悪い印象を与えてしまいかねません。
自己PRを書き終わった際は一度自分が書いた文章をよく読みなおす、文章校正ツールを使用するなど対策をしましょう。
3:長い文章は分けてわかりやすい内容にする
採用担当者は沢山の書類の審査をしなければならないため、ダラダラと長くて分かりにくい文章は、最後まで読んでもらえない可能性もあります。
また、エンジニアにとって必要不可欠な能力の1つである、ドキュメント能力に乏しいエンジニアのではないかという疑念も与えてしまうため、注意しましょう。
エンジニアの自己PRの例文やポイントについて知ろう
エンジニアの就職活動や転職活動では、保有スキルの豊富さも重要ですが、自己PRも同じくらい重要です。この記事を参考にエンジニアとしての自己PRに必要なポイントを理解し、転職活動を成功させましょう。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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