Webデザイナーの需要は将来的にどうなる?懸念点や求められるスキルについて紹介
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右肩上がりのWebデザイナーの需要
近年、Webデザイナーの需要は、Webサービスの拡大によって右肩上がりを続けています。経済産業省が出したIT人材需給に関する調査では、IT人材の需給のギャップは、将来的に少なくとも16万人以上になると予想されています。
現在、日本での労働人口は減少傾向にありますが、Webデザイナーを含むITに対する需要はこれからも増えていくと予想されます。
出典:- IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書|経済産業省
参照:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf
将来的なWebデザイナーの懸念点とは?
現在Webデザイナーは需要がある職業の1つですが、きれいな画像や絵を作成するスキルだけでは長期的に活躍することは困難となってきています。ここからは、将来的なWebデザイナーの懸念点について説明します。
競争激化による相対的な需要減
市場拡大よりもWebデザイナーの増加が上回ってしまうと、競争が激化してしまいます。
Webデザイナーの仕事内容は専門性が高いですが、以前より無料でWebデザインを学べる講座が増えたことで学習する敷居は低くなりました。
また、コロナ禍でIT業界への転職者が増えている要因でWebデザイナーも増加しています。市場価格は需要と供給により決まるため、質が高いWebデザイナーが増加した場合は仕事が減り、報酬の低下が起きてしまうでしょう。
開発ツールの普及による需要減
使いやすいツールの普及によって、簡単にできる仕事がなくなる可能性があります。
現在では、ローコードやのノーコードなどの開発ツールがあるため、Webデザインのスキルを持っていなくても開発が行えます。また、無料で使用できるものまであるため、小規模の店舗などでは自作も可能です。
Webサイト作成のAI技術対応か
デザインは人によって創られる印象を持ちますが、近年、AIでロゴマークやWebサイトを作成できるサービスなども登場しています。そのためWebデザイナーでなくても、AI技術があれば、誰でも簡単にWebサイト作成ができるようになる可能性があります。
長くWebデザイナーとしてやっていくためにはどのようなスキルが必要になるのでしょうか。Webデザイナーを続けるためには、自身の価値を高めていくことが大切になってきます。 ここからは、今後のWebデザイナーに求められるスキルについて紹介していきます。 今後のWebデザイナーには、開発ツールやAIを超えた問題解決型のWebデザインスキルが必要になるでしょう。 限られたコストや製作日数の中で、クライアントに響くWebサイトをデザインし、そのWebサイトの目的を達成させる必要があります。デザインについては見た目が良いだけでなく、クライアントの問題を解決するためのものという認識が大切です。 Webデザイナーは見た目が良いWebサイトを単純に制作するのではなく、使いやすいUI、UXを向上させるWebサイトを設計しなければなりません。 そのため、WebデザインだけでなくUIやUXのスキルが必要になります。 仕事を依頼してもらう上で、最初にやることになるのは自身を認識してもらうことです。セルフブランディングをすることで、相手に自分がどういった人なのか正しく認知してもえます。 Webデザイナーとしての生き残りをかけて、積極的にSNSなどで自身のアピールを行うことが大切になるでしょう。 Webサイトには「ブランディング」や「売上増加」、「顧客コミュニケーション」など様々な目的が存在しています。 Webサイトの分析やアクセス解析といったWebマーケティング関連の知識を持っていれば、Webデザイナーとしての観点から目的解決の提案が可能でしょう。 解析と分析の結果を使い、ユーザーが求めているものをWebサイトに反映させたり、上流過程であるプロジェクトに関わっていくことも可能です。 クライアントの中には、見た目が良く、新しい技術が取り入れられたものを好む場合があるでしょう。 Web関連の技術は日々新しくなっていくため、Web業界の最新情報などをチェックしたり、新しい技術を学んだりすることが大切です。 Webサイトを制作するにあたって、Webデザイナー以外のクリエイターとも関わることになるため、プロジェクトを管理できるスキルがある人は重宝されるでしょう。 クライアントの要望と課題に対して提案をしたり、制作チームに共有も行います。 Webデザイナーでもコーディングを行うことがありますが、現状ではプログラミングまでできるWebデザイナーは少ないでしょう。そのため、プログラミングスキルを持っておくと重宝される可能性があります。 また、Webデザイナーがプログラミングスキルを持っていれば、プログラマーがデザインを実装しやすくなり、業務の効率も上がるでしょう。 Webデザイナーの将来には、大きく分けると「フリーランスとして独立」や「組織の中でのキャリアアップ」の2つの道があります。 組織の中でのキャリアアップは、今後のWebデザイナーに求められるスキルを身に付けることで業務の幅を広くし、フロントエンドエンジニアやWebディレクター、マネージャーになることも考えられるでしょう。 あるいは、より良い職場を求めて転職する可能性もあります。 フリーランスとして独立する場合はクライアントに自身を売り込む必要があるため、マーケティングスキルが必要になります。Webデザイナーが増えている中で、自身を選んで依頼をしてもらうために他の人と差別化しなければなりません。 そのため、今後求められるスキルの他に広い人脈を作っておきましょう。 この記事では、現在Webデザイナーの重要が高まっていることから考えられる、Webデザイナーの懸念点、求められるスキルなどを紹介しました。 Webデザイナーとして長期的に働きたいと思ったとき、ただ見た目がWeb良いサイトが作成できるだけでは、生き残りが難しくなっています。 今後もWebデザイナーとして活躍したい場合は、今回紹介した内容を参考に、他のデザイナーとの差別化に取り組んでいきましょう。今後のWebデザイナーに求められるスキルとは?
目的を達成できるWebデザインスキル
UIやUXデザインに対応できるスキル
セルフブランディングスキル
Webマーケティング関連知識
自己啓発及び情報収集
プロジェクトを管理するスキル
プログラミングスキル
Webデザイナーの将来設計について
Webデザイナーが需要競争を勝ち抜くためには新たな付加価値が不可欠
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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