フリーランスエンジニアのポートフォリオを作る6つのコツ|メリットや事例も紹介
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フリーランスエンジニアがポートフォリオを作成する4つのメリット

ポートフォリオとは、今までの作品や成果物をまとめたもの、という意味です。
フリーランスエンジニアも、今までの実績や経験してきた業務内容をまとめてポートフォリオを作成することができます。
フリーランスエンジニアがポートフォリオを作成することで、以下のようなメリットがあります。
- 仕事の依頼が増えやすくなる
- スキルを証明できる
- スムーズに面接を行える
- 実績が少なくても作成できる
1:仕事の依頼が増えやすくなる
ポートフォリオを作成することで自分のスキルをアピールすることができるため、仕事の依頼が増えやすくなります。
自分の習得しているスキルを求める企業とマッチングしやすくなるため、依頼される仕事の量が増えます。
新しいスキルや業務経験を習得するごとにポートフォリオを更新すれば、得られる仕事の量を更に増やすことが可能です。
2:スキルを証明できる
ポートフォリオは今までに経験した業務経験や習得したスキルなどで構成されるため、ポートフォリオを作成することで自分が習得しているスキルを証明することができます。
フリーランスエンジニアは業務経験とスキルが重視されるため、その業務経験とスキルを証明できることは、仕事を獲得するうえでとても重要になります。
3:スムーズに面接を行える
ポートフォリオを作成することで、作成したフリーランスエンジニアそのものを表現することが可能になります。
どのようなスキルと経験を持ったエンジニアなのかがわかりやすくなる事により、企業側が欲しているエンジニアかがわかりやすくなります。
従って書類面接が通りやすくなり、面接の際もより深堀した会話ができるため、採用担当者の印象に残りやすくすることが可能です。
4:実績が少なくても作成できる
ポートフォリオは実績が少なくても、魅力的なものを作成することができます。
コンテンツを意識して中身を絞ることで、より企業のニーズに訴えかけるポートフォリオを作成することが可能になります。
業務の実績だけでなく、自主的に作成したプログラミングのソースコードなどをポートフォリオに掲載することでも、自分の実力をアピールすることが可能です。
参考にしたいフリーランスエンジニアのポートフォリオ6選

フリーランスエンジニアがポートフォリオを作成する際、予めお手本があると、良いものが作成できる可能性が上がります。
何も知識がない状態でポートフォリオを作成しても、良質なものが作成できる可能性はあまり高くないです。
参考にできるポートフォリオは複数あるため、より自分に合ったものを選択し、参考にして自分のポートフォリオを作成するのが良いです。
1:Hoda's Portfolio
Hoda's Portfolioは成果物が写真と共にテーマ別に分けられて紹介されているため、どんなスキルや実績を持っているエンジニアなのかがわかりやすくなっているのが特徴になります。
また弱点も含めたスキルセットや今後の方向性も書いてあるため、今後の成長見込みについてもわかりやすいです。
2:Hasegawa Takumi
Hasegawa Takumiは、自らのスキルや実績を見せる部分がスタイリッシュな見た目となっているため、印象に残りやすいポートフォリオになります。
デザインスキルなど、IT技術以外のスキルについてもアピールできることも、大きな特徴になっています。
また、紹介する情報も細かくテーマ別に分けられているため、自分の探している情報が見つかりやすいです。
unshift - I'm a creative / front-end developer.
3:Yuto Takeshi
Yuto Takeshiは、オリジナリティ溢れるデザインが特徴のポートフォリオです。
デザイナーとしての実績など、ITとは関係のない実績やスキルについてもアピールしています。
UIや背景に使われている絵画などが独特なため、見た側の印象にとても残りやすいポートフォリオです。
また写真も上手く使っているため、エンジニアとしての人物像が見えやすいです。
4:Takeshi Oide
Takeshi Oideは、自己紹介の部分に主な自分の業務内容やコンセプトが書いてあるため、どのようなエンジニアなのかが読み手側に伝わりやすいポートフォリオです。
また、実績については文字が少なく写真主体でそれぞれ紹介されているため、記憶や印象に残りやすくなっています。
Takeshi Oide || Creative Front-end Developer
5:MASAYUKI DAIJIMA
MASAYUKI DAIJIMAは、自らの経歴だけでなく受賞歴に関する紹介などもあるため、エンジニアとしてのレベル感や習得しているスキルをより詳細に把握することができるポートフォリオです。
またSNSへのリンクなども用意されているため、このサイトで紹介しきれていない部分についても、上手く補完されています。
MASAYUKI DAIJIMA | Technical Director / Interaction Designer
6:Kuroda Manato
Kuroda Manatoはシンプルなデザインが特徴であるポートフォリオで、スキルや経歴、成果物がわかりやすくまとめられています。
特にスキルの部分は、保有しているスキルの詳細や熟練度が数字で表現されているため、エンジニアとしてのレベル感がわかりやすいです。
従って、依頼することができる仕事がわかりやすいため、仕事の依頼を受けやすくなります。
ポートフォリオ作成において活用したいサイト4選

ポートフォリオをテキストにべた書きで作成しようとすると、とても大変であるうえ、情報に漏れが生じる可能性も出てきます。
従って、Web上に存在するポートフォリオ作成のためのサイトやテンプレートを上手く利用すると、効率良くポートフォリオを作成することが可能です。
各サイトによって特徴があるため、自分の好みや希望に合わせてサービスを使い分けると、質の良いポートフォリオを作成できる可能性が上がります。
1:Studio
Studioは、WordPressのように、簡単且つ少ない操作でWebサイトを自作することができる、Webサイトです。
コードを打たなくてもWebサイトを作成することができるため、HTMLやJavascriptを知らなくても、手軽に自分だけのWebサイトを作成することができます。
SEO対策などもできるため、マーケティングの知識を使ってタグを設定することで、アクセス数を効率良く伸ばすこともできます。
2:Wantedly
Wantedlyを使用することで、エンジニアとしてのポートフォリオをより確実に作成することができます。
プロフィール作成のための機能もあり、現在習得しているスキルや経験した業務、これからの展望などを紹介することができます。
プロフィールには画像を多く入れることができるため、印象や記憶に残りやすいWebサイトにすることが可能です。
Wantedly(ウォンテッドリー)「はたらく」を面白くするビジネスSNS
3:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアに仕事の斡旋を行っているサイトですが、ポートフォリオを作成する際の参考にもできます。
会員登録をする際に、習得しているスキルや資格を記入する手順があるため、登録と同時にポートフォリオを作成することも可能です。
また、カウンセリングも受け付けてくれるため、ポートフォリオについても直接意見を貰うこともできます。
ITフリーランスエンジニアの求人・案件【レバテックフリーランス】
4:Forrio
Forrioはクリエイター向けのポートフォリオ作成のためのサイトで、短時間でポートフォリオを作成することができます。
参考になりそうな他のクリエイターのポートフォリオを紹介する部分もあり、自分のポートフォリオを作成する際に参考になります。
また、口コミを紹介する部分もあるため、実際にサイトを利用する前に自分に合っていそうかどうかを見極めることも可能です。
フリーランスエンジニアのポートフォリオ作成フロー

ポートフォリオを正しい手順でしっかり作成することで、営業を行う際に役に立ち、仕事が取れる可能性も上がります。
良質なポートフォリオを作成することができれば、仕事を得る可能性が上がるだけでなく、より待遇の良い仕事を得られる可能性も上がります。
事前に準備しておくべき事も少なくありませんが、フリーランスエンジニアとして成功するためには欠かすことができません。
前述した作成のためのWebサイトなども利用することで、良質なポートフォリオを効率良く作成することが可能です。
載せられる成果物を用意する
ポートフォリオは成果物であればどんな情報でも載せてよいというわけではなく、きちんと載せる情報は選別しなくてはなりません。
でき栄えの良くない成果物を載せても、全く得にはならず、むしろクライアントや読み手からの信頼を損ねてしまいます。
また、自分が専門とする仕事に関する成果物を中心に載せることで、目指しているキャリアプランを実現しやすくなります。
サイトを立ち上げる
ポートフォリオに掲載する情報を決めた後は、実際にポートフォリオのサイトを立ち上げる必要があります。
ポートフォリオを何もない状態から自分一人だけで作成するよりは、前述した作成サイトを利用した方が効率が良いです。
また、掲載する情報によって、利用する作成サイトについても使い分けをすると、更に質が良くなります。
必要事項の記載を行う
ポートフォリオ作成サイトの利用者登録や立ち上げが完了したら、必要事項の記載を行う必要があります。
成果物だけでなく自分の氏名や活動拠点、連絡先についても掲載しなければ、どんなに質の良いポートフォリオを作成しても仕事の依頼の来ようがありません。
また、個人情報をポートフォリオに載せる際は、不特定多数のネットユーザーにどこまでの情報を公表しても問題ないか、ということについても良く考える必要があります。
職業別から見るポートフォリオの作り方

ポートフォリオは基本的に、自分のやりたいことややってきたことを中心に掲載するのが良いです。
従って職業の種類や役職などによって、ポートフォリオの作成方法や掲載する情報を変えた方が良いです。
適切な方法で作成することによって仕事を獲得できる可能性が上がるだけでなく、業務に必要な知識についても身に付けることができます。
Webデザイナーの場合はページを公開できるようにする
Webデザイナーがポートフォリオを作成する際は、まずWebページそのものを作成して、公開することが重要です。
実際に存在するお店のWebサイトや、他人が使うことを想定したWebページを作成して公開することで、自らのWebデザイナーとしての実力をポートフォリオによって証明することができます。
Web制作系の場合はWordPressで作成する
Web制作系のフリーランスエンジニアは、WordPressでポートフォリオを作成するのが良いです。
WordPressには様々なプラグインが用意してあるため、各プラグインを適切に扱えることを証明することで、自らのスキルをアピールすることができます。
Webサイトには画像や映像が必須となるため、プラグインを適切に扱えるか否かはWeb制作系のエンジニアにとって重要なことです。
Webアプリ開発の場合はRubyで開発した成果物を載せる
Webアプリ開発系のフリーランスエンジニアは、Rubyでポートフォリオを作成すると、効率良く良質なポートフォリオを作成することができます。
ただRubyで作成するだけでなく、Railsを利用してポートフォリオを作成することで、更に自分の実力をアピールすることができます。
Webアプリ開発の現場では多くの場合、Railsを利用してアプリを開発しているため、Railsを利用してポートフォリオを作成するのが良いです。
フリーランスエンジニアがポートフォリオを作成する際の6つのコツ

フリーランスエンジニアがポートフォリオを作成する際は、幾つかのコツがあるため、これらのコツを踏まえなければなりません。
以下のようなコツを踏まえることで、魅力的なポートフォリオを作成することが可能になります。
- 成果物は制作過程と合わせて紹介する
- 成果物は制作範囲も載せる
- 料金やサービス内容も加える
- 得意なことややりたいことのアピールもしておく
- 自分のプロフィールも加える
- 第三者から客観的に評価してもらう
1:成果物は制作過程と合わせて紹介する
ポートフォリオは成果物だけでなく、それを作成するまでの制作過程についても紹介すると良いです。
どのような点に気を付けたのかや、作った方法なども紹介することで、フリーランスエンジニアとしての仕事ぶりが相手にもイメージしてもらいやすくなります。
仕事ぶりがイメージしやすくなることで、クライアントは仕事を依頼しやすくなります。
2:成果物は制作範囲も載せる
ポートフォリオに成果物を載せる際は、成果物を作成する際の制作範囲についても掲載する必要があります。
例えば企画から運用まで携わったのか、若しくはコーディングだけ携わったのかなどの情報も掲載しなければなりません。
自分が専門とする業務をより明確にする事ができ、クライアントとしてもどの仕事を任せれば良いかが明確になります。
3:料金やサービス内容も加える
フリーランスエンジニアであろうとなかろうと、ポートフォリオを作成する際は、仕事を依頼する側の気持ちを考えなくてはなりません。
仕事を依頼する側としては、どのようなサービスを提供してくれるのかは知りたい部分であるうえ、対価はどのくらいか、ということも重要です。
後になって想定よりも高い金額を請求されるような事態は、企業としてはできるだけ避けたいです。
従って、ポートフォリオには料金やサービス内容についても記載する必要があります。
4:得意なことややりたいことのアピールもしておく
得意なことややりたいことについてもポートフォリオに記載することで、エンジニアとしての全体像が見えやすくなります。
得意なことだけでなくやりたいことについても記載することで、依頼される仕事の幅が広がりますし、キャリアプランの選択肢も広がります。
やりたいことは理由と共に具体的に書くことで、説得力を持たせることが可能です。
5:自分のプロフィールも加える
ポートフォリオには成果物など仕事のことだけでなく、自分のプロフィールについても記載することで、より質が高まります。
いくらスキルが高くても素性や人物像がわからない人物には、仕事を依頼しにくいものです。
出身地や経歴だけでなく、SNSのアカウントのリンクなどもポートフォリオに掲載することで、人物像をイメージしやすくできるでしょう。
6:第三者から客観的に評価してもらう
ポートフォリオを一通り作成し終えた後は、一般に公開する前に第三者から客観的に評価してもらうと良いです。
自分では良いできであると思っていても、情報の抜けが見つかったり、見にくい部分なども発見できる可能性があります。
ポートフォリオを作成するときに注意したい4つのこと

ポートフォリオは沢山の情報を書けば良い、目立てれば良い、というものではありません。
顧客が魅力を感じるようなポートフォリオを作成する際には、注意しなければならない点が幾つかあります。
情報自体にオリジナリティを持たせるのは良いですが、あまり派手すぎないようにしなければなりません。
1:デザインにこだわらない
ポートフォリオを作成する際は、デザインにこだわりすぎて派手になりすぎたり、奇抜なデザインにしたりしないようにしなければなりません。
ポートフォリオはあくまで自分のスキルをアピールするために作成するため、デザインにこだわりすぎてはいけません。
また、デザインにこだわりすぎてサイト全体が見にくくなってしまっては本末転倒です。
2:情報を盛り込みすぎない
ポートフォリオに載せる情報は、自分が本当に伝えたい情報のみに厳選しなければなりません。
情報が多すぎると相手に言いたいことやアピールしたい情報が伝わりにくくなってしまいます。
自分の伝えたい情報のみに絞って重点的にアピールすることで、読み手の印象に残りやすいうえ、評価も高くなります。
3:機密情報を含めないようにする
機密情報は企業のビジネスの状況を左右する、重要な情報のことで、それに加えてどの企業かも特定できるような情報です。
従って、機密情報は不特定多数に漏らした場合、企業に多大な損害を与える可能性があります。
勿論、機密情報を漏らした側にも何らかの損害賠償の義務が生じる可能性が大いにあります。
ポートフォリオのWebサイトは不特定多数に見せるものになるため、掲載する情報に機密情報がないか、細心の注意を払わなければなりません。
4:随時更新することを忘れない
ポートフォリオは一度作ってしまえばそれで終わり、というものではなく、随時更新し続けなければなりません。
新たなプロジェクトに参画した場合など、その都度ポートフォリオを更新しなければなりません。
ポートフォリオの更新を怠ってしまうと、そもそもエンジニアとしての活動を休止してしまったのではないか、などの疑問を読み手は抱いてしまいます。
フリーランスエンジニアはポートフォリオを作成しておこう

フリーランスエンジニアが活動していくうえで、ポートフォリオがあるのとないのとでは大きな差があります。
また、なるべく良い質のポートフォリオを作成して公開することで、依頼される仕事の量を大きく増やせる可能性が上がります。
手間がかかることも多いですが、きちんと注意しながらポートフォリオを作成すれば、大きなメリットを享受することが可能です。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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