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フリーランスエンジニアは家を賃貸できない?入居審査を通過するポイントをご紹介

  • 公開日:2022-07-06 12:09:00
  • 最終更新日:2022-05-09 12:20:24
フリーランスエンジニアは家を賃貸できない?入居審査を通過するポイントをご紹介

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フリーランスエンジニアは家を賃貸できない?

女性

今住んでいる物件の更新が近付いていたり、新しく家を借りて自宅を勤務先にしようと思ったりなど、引っ越しを考えている時にフリーランスであると家を借りられないと言われたことがある人も多いのではないでしょうか。


フリーランスエンジニアは正社員と比べるとどうしても収入が不安定なため、家を賃貸できないと思われがちでしょう。しかし、ポイントを押さえれば家を賃貸することができると言えます。


ぜひ、本記事に書いてあることを参考にしっかり下準備して、家を賃貸してみてください。

フリーランスエンジニアが家を賃貸するために必要なこと

ノート

フリーランスエンジニアが家を賃貸するためには、まず安定した収入を確保しなければなりません。家賃が必ず払えるという保証が無ければ賃貸契約を結んでもらうことは難しいと言えます。


しかし安定した収入があるということだけでは賃貸することはできないでしょう。なぜなら賃貸するためには入居審査を通過することが必要であるからです。

フリーランスエンジニアが入居審査を通過するための6つのポイント

付箋

入居審査を通過するにあたって、安定した収入があることはもちろんだと言えますが、大家さんや不動産会社は入居者の人柄も見ているでしょう。万全な状態で入居審査を受けるためには、下準備がとても大切になってきます。


ここでは、入居審査を通過するために必要な6つのポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 家賃を支払える収入があること
  • 大家さんの意向に合っていること
  • 連帯保証人や保証会社を準備しておくこと
  • 家賃滞納がある場合は清算しておくこと
  • 大家さんとは誠実で真面目に接すること
  • たくさんの物件を候補に入れること

1:家賃を支払える収入があること

まず毎月の家賃を支払える収入があることが第1条件となります。毎月の家賃が支払えないことには賃貸できません。


しかし安定した収入があると言っても、月収20万円の人が家賃20万円の家を賃貸することはできません。家賃の目安は収入のおよそ20~25%と言えるため、自分の収入と相談して物件を選びましょう。

2:大家さんの意向に合っていること

賃貸によって異なりますが、賃貸には入居条件が細かく決められているところもあると言えます。入居条件を満たしていないと、大家さんから入居を断られるケースもあるでしょう。


収入は足りているのに入居条件を満たせず、住みたい物件を諦めなければならないこともあるため、あらかじめ物件の担当者に自分の希望条件を伝えた上で物件を探しましょう。

3:連帯保証人や保証会社を準備しておくこと

フリーランスエンジニアの収入は不安定です。そこで、収入の安定した連帯保証人や保証会社を準備しておくことが、入居審査を通過する上でとても大切なポイントになると言えます。


連帯保証人がいることで、入居審査のハードルは一気に下がるでしょう。正社員として働いていて安定した収入がある両親や兄妹が連帯保証人になってくれるのであればお願いしましょう。


もし連帯保証人が見付からない場合は、保証会社を利用するという手もあります。保証会社は自分で探しても問題ないと言えますが、不動産会社自体が保証会社と契約している場合もあります。入居審査の前に担当者に確認しておきましょう。

4:家賃滞納がある場合は清算しておくこと

家賃滞納があると、支払い能力に問題があると判断されてしまうと言えます。未納の家賃がある場合はすぐに清算しましょう。


過去の家賃の滞納を全て清算することによって入居審査が通過しやすくなる場合はあると言えますが、清算しないままだと入居審査を通過することは難しいでしょう。入居審査を通過するために事前にしっかりと清算しておいてください。

5:大家さんとは誠実で真面目に接すること

家を賃貸してくれる大家さんに対して、誠実に真面目に接しましょう。好印象を持ってもらうことで、より大家さんからの信用を得られます。


逆に横柄な態度をとったり適当に対応したりしてしまうと、大家さんから悪い印象を持たれてしまい、「この人には貸したくない」と思われることもあると言えます。力を入れすぎる必要はありませんが、最低限の社会人としてのマナーを守って接すれば問題ないでしょう。

6:たくさんの物件を候補に入れること

保証人の収入や信用情報などを審査対象外としている物件もあるなど、物件によって入居条件も様々です。たくさんの物件を候補に入れて、選択肢を広げましょう。


フリーランスが賃貸するためにたくさんの物件を候補に入れることは、入居審査を通過する近道となると言えます。

フリーランスエンジニアが家を賃貸するために必要な書類

ノートとペン

フリーランスエンジニアが家を賃貸するためには、自分の収入が確かであることを証明しなければなりません。そのためにいくつかの書類を用意する必要があると言えます。そのため、書類はあらかじめ用意しておくようにしましょう。


ここではフリーランスエンジニアが家を賃貸するための必要書類をまとめています。ぜひ、参考にしてみてください。

所得税の納税証明書

所得税の納税書は、納付するべき所得税額や納付済みの所得税額が記載されている書類です。税務署などの収受印があるものが必要となります。


納税書は納税した地域の税務署で受け取れます。受け取るためには証明書交付申請書と本人確認書類が必要になるため、用意しておきましょう。


出典:大阪市:市税に関する証明書を請求される方へ|大阪市ホームページ
参照:https://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000005908.html

課税証明書

課税証明書は、個人の所得や扶養の状況、課税額又は非課税を証明する書類です。年収も記載されているため、収入の証明として使用できます。


課税証明書は、住民税を納めている自治体の役所で受け取れます。本人確認書類が必要になるため、用意しておきましょう。


なお、マイナンバーカードを持っている人ならコンビニで受け取ることも可能です。


出典:住民税の課税(非課税)・納税証明書|港区ホームページ
参照:https://www.city.minato.tokyo.jp/zeimu/kurashi/zekin/shome/juminze.html#madoguchi

銀行の通帳の写し

フリーランス1年目で確定申告をする前の時期であった場合、収入の証明が難しくなると言えます。その際は銀行の通帳の写しを用意することで、定期的に収入があることを証明できるでしょう。

確定申告書の控え

確定申告書の控えも収入の証明として利用できます。確定申告書の控えは税務署で受け取れます。


通常確定申告後に確定申告書の控えを受け取りますが、万が一紛失してしまったとしても税務署で再発行することが可能です。再発行には約1ヵ月程度かかるため、余裕を持って申請しましょう。


出典:確定申告が必要な方|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/a/01/1_06.htm

その他の書類

他にも部屋を借りるには住民票や本人確認書類、印鑑証明書なども必要です。連帯保証人を立てる場合は、連帯保証人の住民票や収入証明が必要になってくる場合もあるでしょう。


必要となる書類は物件や不動産会社によって異なると言えます。申請から発行まで時間がかかるものもあるため、余裕を持って準備しましょう。

フリーランスエンジニアが入居審査に落ちた場合の対処法

男性

入居審査に落ちた場合、まず賃貸したい物件の家賃が自分の年収に見合ったものかどうか確認しましょう。見合っているのなら、入居審査に落ちてしまったとしても工夫次第で審査が通る物件もあるでしょう。


もし収入が少し不安定だったとしても預貯金の最終残高に余裕があれば審査が通ることもあると言えるため、銀行の口座がいくつかに分かれている場合は1つにまとめてしまうのも手です。


また、自分のフリーランスとしての実績を証明するために、ホームページを持っている方はそれを使うのもよいと言えます。目に見える形で仕事があると証明することで、大家さんからの信用を得やすくなるでしょう。

家を賃貸できた場合に家賃は経費にできる?

ノートとペン

自宅を仕事場にしている場合、家賃を経費にできると言えます。仕事場を別に構えているなど、自宅で仕事を全く行わない場合は経費にできません。


経費にできるのは家賃の一部です。どれくらいの金額を経費にできるかは人によって異なりますが、いずれにせよ自宅を仕事で使用した割合を計算することで家賃を経費にできるでしょう。


自宅を仕事で使用している割合は按分という方法で求められます。自宅で仕事をしているスペースの面積もしくは、自宅で24時間のうち平均してどれくらいの時間を業務に費やしているかがわかれば按分することが可能でしょう。

フリーランスエンジニアが家を賃貸したい場合は売上をしっかり立てよう

パソコン

フリーランスエンジニアの収入は一般的な労働者と比べ、継続して安定した収入を得ることが難しいと考えられてしまうと言えます。賃貸物件は継続して家賃を支払い続けることが最低条件のため、月々の収入が安定しないフリーランスはどうしても不利になるでしょう。


それらを乗り越え自分の住みたい家を借りるために、まずフリーランスエンジニアとして売上をしっかり立てましょう。


ぜひ、本記事で紹介した入居審査を通過するポイントや入居審査を通過するために必要なものを参考に物件を探して、素敵な物件を見つけましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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