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プロジェクトリーダーの主な仕事とは?求められるスキルや年収についても紹介

  • 公開日:2022-06-01 10:42:23
  • 最終更新日:2022-05-09 12:28:53
プロジェクトリーダーの主な仕事とは?求められるスキルや年収についても紹介

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プロジェクトリーダーとは何か

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プロジェクトリーダーとは、プロジェクト達成のためにチームメンバーや納期などの管理を行う現場の責任者です。プロジェクトリーダーには幅広いIT知識はもちろん、コミュニケーションスキルやリーダーシップなども必要とされます。

プロジェクトリーダーの主な仕事

男性

プロジェクトリーダーの仕事は、目標達成に向けて現場のリーダーとしてチームを牽引していくことです。しかし具体的にどのような仕事を行っているのかイメージができないという人も多いでしょう。


ここでは、プロジェクトリーダーの主な仕事について紹介していきます。

プロジェクトチームの統括

プロジェクトリーダーの仕事の1つは、担当領域の統括を行うことです。プロジェクトリーダーはプロジェクトを達成するために作られたチームの現場のリーダーであるため、具体的にどのような領域を担当するのかはプロジェクトリーダーによって異なります。


プロジェクトリーダーは現場の責任者としてチームを統括し、プロジェクトを計画通りに進め、完遂するという役割を持ちます。

スケジュールの設定・管理

チームを取りまとめるプロジェクトリーダーは、プロジェクトを完遂できるようにスケジュールを設定し、管理することも仕事です。


プロジェクト進行中にトラブルが発生することは多々あるため、プロジェクトリーダーはスケジュールが遅延しないように速やかな対応を行うことになります。また、チームメンバーのタスクを調整して納期に間に合うように軌道修正を行います。

業務調整・タスク消化促進

プロジェクトリーダーは業務を問題なく進めていくためのメンバーの業務調整を行い、タスクのスムーズな消化を促進するという仕事があります。


プロジェクトの進行中には消化しなければいけない多くのタスクが存在するため、プロジェクトリーダーは自身のタスク消化と並行しながらメンバーのタスク管理も行います。


プロジェクトリーダーにはメンバーのスキルを正確に把握した上でタスクの割り当てや調整を行うスキルが求められるでしょう。

問題解決・トラブル防止

プロジェクトを進行する中で発生した問題を解決することもプロジェクトリーダーの仕事です。問題発生時にはプロジェクトリーダーは必要な対応策を検討して実行し、問題解決を図ります。


また、問題解決後には同じようなトラブルを再発させないために必要な対策を行うことも求められる役割です。

チームの士気を上げる

プロジェクトリーダーはチームメンバーが働きやすいように、環境を整える役割も持ちます。


プロジェクトリーダーが様々な働きかけを行うことで、チームの士気が上がり、チーム内の雰囲気を良くできるでしょう。その結果、チームの生産性を向上し、メンバーの仕事も評価されやすくなります。

チーム内外の関係構築

プロジェクトリーダーは管理するチームだけでなく、他の担当領域のリーダーと連携を取りながらプロジェクトを進めていきます。1つの大きなプロジェクトを完遂するには、それぞれの担当領域で開発したプログラムやシステムを連携させる必要があります。


また、他のチームでトラブルが発生した場合には、自身が管理するチームから応援を出し、協力しながらプロジェクトを推進していくことになるでしょう。

チーム内の技術・生産性の向上

プロジェクトリーダーは、チームメンバーの技術的な成長を促進させる役割も持ちます。業務のサポートだけでなく、メンバーとの小まめなコミュニケーションを取りながら精神面でのサポートも行います。


チームメンバーの技術が向上することによって他のメンバーのサポートも行えるようになるため、チームとしての生産性も向上させられるでしょう。

現場管理

プロジェクトリーダーが担う現場管理では、チームメンバーが働きやすいように環境を整えることが重要です。


他にも、プロジェクトリーダーは業務内容を正確に把握する「業務把握」、自身が管理するチームや他の関係するチームの進捗状況を把握する「進捗把握」などの業務も行います。

プロジェクトマネージャーとの違いは?

女性

プロジェクトリーダーは開発現場の責任者ですが、プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の責任者です。プロジェクトリーダーが担当領域の開発現場のリーダーであるのに対して、プロジェクトマネージャーはクライアントや取引先との責任を負うという役割があります。

プロジェクトリーダーに求められるスキル・知識

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プロジェクトリーダーは担当領域を牽引していく開発現場のリーダーであるため、様々なスキルや知識が必要とされます。


チームをまとめ上げる統率力やマネジメントスキル、スケジュール通りに成果物を完成させるための問題解決スキルやスケジュール管理スキルなども求められるでしょう。


ここでは、プロジェクトリーダーに求められるスキルや知識を紹介していきます。

指導力・統率力

プロジェクトリーダーには、チームメンバーを気遣い、信頼を得て、プロジェクト完遂のためにチームメンバー全員を牽引していくリーダーシップが必要です。


指導力や統率力はプロジェクトリーダーに求められる資質として、非常に重要な要素だと言えるでしょう。

コミュニケーションスキル

プロジェクトリーダーはプロジェクトを完遂するため、自身が管理するチームメンバーからの信頼を得る必要があります。そのため、メンバーの意見を正確にくみ取り、的確な指示を行うためのコミュニケーションスキルが必要になるでしょう。


コミュニケーションスキルに優れたプロジェクトリーダーであれば、チーム内でも円滑な人間関係を構築できます。

ITリテラシー

プロジェクトの作業全体を把握するには、情報通信を活用するスキルも必要になるため、ITリテラシーの高さも求められます。


技術革新のサイクルが早いIT業界の中でプロジェクトリーダーとして活躍するためには、常に新しい技術に注目し、必要な技術をキャッチアップしていく必要があるでしょう。

問題解決スキル

プロジェクトリーダーはあらゆる問題を解決する必要があるため、問題解決スキルが求められます。


また、実際に問題が発生した場合はフィードバックを行い、同じようなトラブルを発生させないような対抗策を検討するスキルも求められるでしょう。

マネジメントスキル

プロジェクトリーダーはチームを管理するマネジメント職であるため、マネジメントスキルも求められます。プロジェクトリーダーに求められるマネジメントスキルは、主にスケジュール管理や人材管理、品質管理などを行う管理監督スキルを指します。

リスクマネジメントスキル

プロジェクトリーダーには、想定されるトラブルなどのリスクを回避するためのリスクマネジメントスキルが求められます。プロジェクトの特徴によって発生しやすいリスクとその対応策をあらかじめ洗い出すことで、リスク回避を行いましょう。

スケジュール管理スキル

プロジェクトリーダーは、納期までに成果物を完成するためのスケジュール管理スキルが求められます。プロジェクトリーダーには限られた時間内に成果物を仕上げられるように、うまく軌道修正を行うスキルが必要です。

プロジェクトリーダーに有利な資格

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プロジェクトリーダーになるために必須の資格はありませんが、知識やスキルを証明するためには資格を取得するのが有効です。プロジェクトリーダーに有利な資格には様々な種類があるため、難易度の低いものから数年の時間を掛けて順番に取得していくと良いでしょう。


ここでは、プロジェクトリーダーに有利な資格を紹介していきます。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験はPHPの知識やスキルを認定する資格です。PHP技術者認定機構が主催する民間資格で、PHP7には初級試験、PHP8には上級・準上級試験、PHP5には初級、上級・準上級試験が設定されています。


初級やITSSのレベル1、上級・準上級試験はITSSのレベル2、レベル3となっているため、自身のレベルに合わせて取得すると良いでしょう。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトマネジメントスキルを証明できる国家資格です。IPAが主催する情報処理技術者試験の1つで、ITSSのスキルレベル4相当の高難易度な資格試験となっています。


プロジェクトマネジメントに必要なスキルを証明できる試験であるため、マネジメント職であるプロジェクトリーダーにおすすめです。


出典:プロジェクトマネージャ試験(PM)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はITエンジニアに必要な基本的な知識を身につけられる国家資格です。情報処理技術者試験の資格試験の1つで、ITSSのスキルレベル2に相当します。


基本的な知識や技能を測る試験と言っても、試験範囲はコンピューターシステム、システム開発と運用、ネットワーク、データベース、セキュリティ、経営など多岐にわたるため、幅広い知識やスキルを身につけられるでしょう。


出典:令和4年度上期基本情報技術者試験について|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/r04-1fe_exam.html

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験はITエンジニアに必要な知識や応用力を証明できる国家資格です。情報処理技術者試験の試験区分の1つで、基本情報技術者試験よりもワンランク上の資格試験になっています。


幅広い分野での知識と応用力を取得できるため、基本情報処理技術者試験取得後のステップアップとしてもおすすめです。


出典:応用情報技術者試験(AP)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

プロジェクトマネージャーのキャリアアップ

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プロジェクトマネージャーのキャリアアップとしては、ITコンサルタントなどが挙げられます。ITコンサルタントはITスキルを活用することでクライアントの課題解決をサポートする仕事です。


他にも、フリーランスのプロジェクトマネージャーとして独立するというキャリアアップもあります。

プロジェクトリーダーを目指そう

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プロジェクトリーダーは開発現場のリーダーとしてチームを統率する役割を持つため、幅広い知識やスキルが求められます。


本記事で紹介したプロジェクトリーダーの仕事内容やプロジェクトリーダーに求められるスキルなどを参考に、スキルを身につけてロジェクトリーダーを目指してみてはいかがでしょうか。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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