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フリーランスは増えすぎている?働き方改革による影響や増加の背景について解説

  • 公開日:2022-07-06 12:09:00
  • 最終更新日:2022-07-06 15:08:50

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フリーランスが増えすぎているというのは本当?

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近年では、企業や組織に所属せずに個人で仕事を獲得して働くフリーランスという働き方が普及し始め、自分に合った働き方を求めてフリーランスを目指す人が増加している傾向にあります。


内閣官房日本経済再生総合事務局が令和2年に行った調査によると、「自分に合った働き方をしたい」といった理由からフリーランスになった人が6割を占めています。


出典:フリーランス実態調査結果|内閣官房日本経済再生総合事務局
参照:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/koyou/report.pdf

フリーランスで働く人が増えた理由

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フリーランスとして働く人が増えたのは、様々な内容が挙げられます。働き方改革によって働き方が多様化したことも理由の1つですが、それだけではありません。


ここでは、フリーランスで働く人が増えた理由について解説していきます。

働き方改革によるもの

働き方改革では、長時間労働の是正や柔軟な働き方の実現が推進されました。


従来の出社して働くという働き方が見直され、テレワークやフレックス制といった多様な働き方を認める企業が増加したり、フリーランスという働き方への注目度が増しました。


出典:「働き方改革」の実現に向けて|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

副業OKな企業が増えた

以前は副業を全面的に禁止している企業も多かったですが、現在では本業に支障をきたさないことを前提として副業を容認している企業が増えています。


副業の場合は本業としての収入がある中で行うためリスクが低く、現在ではフリーランスとして独立する前の準備として副業にチャレンジする人も多いです。

フリーランス向けサービスの増加

フリーランスに対する社会的な認知度が上昇したことにより、コワーキングスペースやクラウドソーシングサービスなどの様々なサービスが増えました。また、確定申告サポートサービスやイベントなども増えてきています。


このように、フリーランスからの需要が期待できるサービスが増加したことで、独立するハードルが下がったこともフリーランス増加の理由の1つだと言えるでしょう。

IT系職種の需要が増えた

近年ではインターネットの普及や企業でのDX化が進んでいることから、IT系職種の需要が増加傾向にあります。このようなIT系の仕事は出社しなくてもリモートで対応できる業務が多く、さらに特定の業務のみを切り出すこともできます。


このようにフリーランスに発注しやすい業務が多く、実際に業務委託をする企業が増加したことも、フリーランスで働く人が増えた理由の1つだと言えるでしょう。

フリーランスで働くメリット

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フリーランスを目指す場合は、具体的にどのようなメリットがあるのか把握しておくことも大切です。ここでは、フリーランスで働くメリットについて解説していきますので参考にしてください。

  • 柔軟な働き方ができる
  • スキル次第で収入アップが見込める
  • 人間関係の悩みが減る

柔軟な働き方ができる

フリーランスはクライアントの仕事上のパートナーです。クライアント企業に雇われているわけではないため、クライアントとの契約条件を満たしていれば自由に働けます。


きちんと納期までに成果物を仕上げて納品できれば、仕事をする場所や開始時間、終了時間などは自分で決められることが多いでしょう。

スキル次第で収入アップが見込める

会社員の場合は所属している企業の賃金体系に従うことになるため、たとえ高度なスキルを持っていたとしても直接収入アップに繋がるとは限りません。


しかしフリーランスの場合は、高度なスキルを持っているほど高単価な案件を獲得しやすくなるため、スキル次第で収入アップに繋がりやすいと言えるでしょう。

人間関係の悩みが減る

会社員の場合、職場の人間関係に悩まされることもあります。フリーランスの場合は、最低限のコミュニケーションを行っておけば深い人間関係を築く必要もないため、人間関係の悩みが減るというメリットがあります。


また、参画したプロジェクトの人間関係が微妙だったとしても、契約が終わればリセットできる点もメリットだと言えるでしょう。

フリーランスで働くデメリット

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フリーランスは自分に合った働き方がしやすいなどのメリットのある働き方ですが、デメリットもあります。


フリーランスとして働く場合は、メリットだけでなくデメリットについてもよく理解しておく必要があるでしょう。ここでは、フリーランスで働くデメリットを紹介していきます。

自分で案件を探す必要がある

フリーランスとして働くためには自分で仕事を探し、獲得していく必要があるため、会社員時代は必要のなかった営業活動を行っていく必要があるでしょう。


フリーランスとしての業務以外にすべきことが増えるほど収入が減ってしまうため、営業活動に時間が割かれるほど不利な状況になっていきます。また、営業が苦手な人にとっては営業活動自体のストレスも大きくなるでしょう。

収入が減る可能性もある

フリーランスは企業との仕事上のパートナーという立場ですが、後ろ盾があるわけではないため、立場は弱い存在だと言えます。たとえば景気の悪化などによってクライアント企業の経営状態が悪くなれば、突然契約を打ち切られてしまう可能性もあります。


このように、収入が減ってしまうリスクがある点も押さえておく必要があるでしょう。

社会的な信用度を得にくい

フリーランスは会社員のように毎月の給与が保証されているわけではありません。そのため、社会的な信用が得にくく、クレジットカードやローンなどの申請に通りにくくなる可能性があります。


フリーランスとして独立することを検討している場合は、会社員として働いている間に社会的な信用が求められる申請を行っておくことが大切です。

他のフリーランスに差をつける方法

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近年フリーランスは増えすぎているとも言われており、多くのライバルがいます。このような中でクライアントから求められるフリーランスになるには、スキルを身につけて、クライアントにアピールしていくことが重要になるでしょう。


ここでは、他のフリーランスに差をつける方法を紹介します。

自分の「強み」を見つけてアピールする

他のフリーランスと差別化するためには、自分の強みを見つけることが大切です。たとえばプログラミングスキルだけでなく医療分野の知識がある場合、医療業界のシステム開発など特定の分野で需要の高いフリーランスエンジニアになれます。


また、このような強みは見つけるだけでなく積極的にアピールすることが大切です。大勢のフリーランスの中から選んでもらうためにも、自分をアピールするスキルも身につけておきましょう。

営業力を磨く

フリーランスとして継続的に仕事を得るには、自分で営業をして仕事を獲得することも必要になります。多くのライバルがいる中からクライアントに自分を選んでもらうためには、技術面のスキルだけでなく営業力を磨くことも大切になるでしょう。

経験と実績を増やす

フリーランスとして仕事を獲得するには、経験や実績を増やしていくことは必須です。クライアントはこれまでの実績を見てフリーランスのスキルを判断します。


多くの案件に参画して実績を積むことで、より高単価な案件を獲得しやすくなっていくでしょう。

クライアントとの信頼関係を築く

フリーランスとして仕事を獲得していくためには、クライアントからの信頼を得ることが非常に重要な要素となっています。納期を守り、丁寧な仕事をすることで、クライアントとの信頼関係を築いていくようにしましょう。


また、人脈が仕事に繋がるケースも多いため、様々な人と交流して小まめに連絡を取り、信頼関係を構築することも大切です。

需要のある領域のスキルを身につける

IT業界は日々情報や技術が更新されるなど技術革新のスピードが速いため、求められる技術も変わっていきます。そのため、需要の高い領域のスキルをキャッチアップし、身につけていくことも大切です。


フリーランス向けの案件の内容もトレンドによって変化していくため、ニーズに対応できるスキルを身につけておけば市場価値の高いフリーランスエンジニアになれるでしょう。

フリーランスが案件を獲得する方法

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フリーランスは会社員のように何もしなくても仕事が貰えるわけではありません。フリーランスとして働いていくためには、案件を獲得する方法を確立する必要があるでしょう。


案件の獲得方法としては自身で営業する方法以外にも様々な方法があります。最後に、フリーランスが案件を獲得する方法について解説していきます。

フリーランス向けのエージェントを利用する

フリーランス向けのエージェントを利用することで、自身の実績やスキル、希望条件に合った案件を提案してもらえます。エージェントであれば、自分で営業活動をしなくても継続的に案件を紹介してもらえるでしょう。


また、フリーランス向けのエージェントには個人では獲得することが難しいような高単価案件もあるため、収入アップにも繋がりやすいというメリットもあります。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングはエージェントのような仲介者がいるわけではないため、掲載されている案件の中から自分で合った案件に募集する必要があります。


クラウドソーシングはエージェントよりも初心者向けの案件が多い傾向がありますが、単価も低いものが多いです。そのため、クラウドソーシングはフリーランスとして実績を積むために利用し、徐々に他の方法で案件を獲得するようにシフトすると良いでしょう。

SNSやブログを活用する

TwitterやFacebookなどのSNSやブログで自身の技術を発信することにより、興味を持ったクライアントから声をかけてもらえる可能性があります。


また、技術や事業内容だけでなく、仕事に対する考え方や理念なども発信すると良いでしょう。継続的に発信し続けることで、企業に共感してもらえる可能性もあります。

知人や友人に紹介してもらう

身の回りの知人や友人に仕事を探している旨を伝えておき、人づてに仕事を紹介してもらう方法もあります。実際にフリーランスは人脈を活かして仕事を獲得しているケースが多いです。


身近な人の中にも仕事の発注先を探している人がいる可能性はあるため、声をかけておくとよいでしょう。また、会社員時代の取引先や仕事仲間から業務委託として仕事を発注してもらえる可能性もあります。

スキルを磨いて他のフリーランスに差をつけよう

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フリーランスとして働く人は増加傾向にあるため、フリーランスとして活躍するためにはスキルアップしていくことが必須です。


本記事で紹介したフリーランスで働く人が増えた理由や他のフリーランスに差をつける方法などを参考に、スキルを身につけて需要の高いフリーランスを目指しましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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