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フリーランスエンジニアとして受注できるAWS案件の特徴|必要なスキルも解説

  • 公開日:2022-08-01 10:56:20
  • 最終更新日:2022-08-01 10:37:10
フリーランスエンジニアとして受注できるAWS案件の特徴|必要なスキルも解説

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フリーランスのAWSエンジニアの主な仕事内容

女性

フリーランスのAWSエンジニアの主な仕事内容を、ここでは4個紹介します。


仕事内容自体はインフラエンジニアのものと似ていますが、大きく違うのは「AWS(Amazon Web Services)というクラウドサービスを活用して仕事をする」という点です。


「システムインフラ構築の際、AWSを活用し効率を上げたりコストを削減したりする」という役割を期待されるのがAWSエンジニアです。そのため、AWSに関する高い知識や技術が求められます。

インフラの主な設計

ITシステム運用に必要な基盤(インフラ)を設計する仕事です。


クライアントの要望を聞き、その要望に合ったインフラを設計します。


AWSで利用できるサービスは数多くあり、どのサービスがクライアントの求めるものに適しているかを見極められる知識も必要です。

サーバーの構築

主にインターネットサービス・システムを提供するために使われるサーバー環境を構築する仕事です。


情報を守るためのセキュリティ対策や、サーバーを構築した後の運用も大切になってきます。

オンプレからの移行

オンプレとは「オンプレミス(on-premise)」の略称です。IT用語で、クラウドサービスを利用せずコンピューターを自前で用意し、そこにシステムを入れて自分達で運用するやり方のことです。


そういったオンプレからクラウドにシステムを移行する仕事です。


クラウドに移行することで、機器の性能が高まったことによる処理速度向上やセキュリティの向上などのメリットが見込めます。


既存のインフラをAWSに移行する業務は、特にAWSエンジニアの専門的な技術や知識が期待される場面と言えるでしょう。

システムの保守・運用

構築したシステムが問題なく動くように監視・運用し、システムに障害が起こった際にはメンテナンスする仕事です。


AWSに構築したシステムを保守・運用する場合、AWSエンジニアにはシステム運用管理としての仕事も期待されることになります。

フリーランスエンジニアとして受注できるAWS案件の特徴

男性

ここではフリーランスエンジニアとして、AWSに携われる案件の特徴を6個紹介します。


AWS案件は、経験年数が少ない内はどうしても単価が安くなりがちです。実務経験を積んでいき、高単価案件を狙えるようにしていきましょう。

  • 在宅案件はほとんどない
  • クライアントの期待に沿えないことは少ない
  • 長期の案件が多い
  • コンサル業務にもつながる仕事である
  • 都内企業の常駐案件が多い
  • 新規構築案件と運用案件がある

在宅案件はほとんどない

AWSの案件に在宅・リモートのものはほとんどありません。


もちろん全くない訳ではありませんが、そういった案件は「2年以上の実務経験がある」「○○を用いた開発経験が3年以上ある」などといった条件付きのものが多く、実務経験が少ない人や始めたばかりの人が受けるのは厳しいでしょう。


またインフラに関わるような仕事の場合は、企業の重要な情報に関わる機会も多くなってくるため、在宅・リモート案件が少なくなる傾向にあります。


ただし、クラウドへ移行する企業が増えている昨今、今後は在宅・リモートでも受けられる案件が増えていく可能性もあります。

クライアントの期待に沿えないことは少ない

AWSで利用できるサービスは様々あり、比較的コストを抑えられやすいことやセキュリティ面が優れていることなど、クライアントにも分かりやすいメリットが多々あります。


そのため、クライアントの期待に沿えないことは基本的にありません。


ただし、あくまでエンジニア側にAWSを使いこなせるほどの知識と技術があり、それらを活用してクライアントの要望にちゃんと応えられることが前提になります。

長期の案件が多い

AWS案件に限らず、クラウドサービスを利用してシステム設計・構築・運用をするようなクラウドエンジニア向きの仕事は、長期の案件が多くなる傾向にあります。


クラウドを利用し、企業の求めるサービスを作るにはそれなりの時間がかかります。長期のAWS案件を受ける際は、事前に仕事の進め方の計画を立てておいた方が良いでしょう。

コンサル業務にもつながる仕事である

コンサル業務とは、クライアント企業が抱えている課題に解決策を出し、発展を助ける業務のことです。


社会においてIT技術が当たり前に使われるようになった現在、コンサルタントにおいてもITに関する知識が求められる機会が増えています。AWSにおいても、AWSに特化したコンサルティングが存在するほどです。


AWS案件を受注することにより、そういったコンサルティングを行うコンサルタントを目指すこともできます。

都内企業の常駐案件が多い

前述しましたが、AWS案件は在宅・リモートが少ない傾向にあります。


また、そういった案件を出すと思われるIT関連の企業の多くは都内や大都市圏に集中しており、結果的に案件の数も都市部の方に集中します。


そのため、AWS案件は都内企業の常駐案件が多いと言えます。

新規構築案件と運用案件がある

AWS案件には「新規構築案件」と「運用案件」の2種類があります。


名前の通り、新規構築案件は新たにシステムやインフラを作る、あるいはリニューアルする案件です。運用案件は既に構築されたシステムを運用・保守する案件になります。

フリーランスのAWSエンジニアになるために必要なスキル

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フリーランスのAWSエンジニアに必要なスキルを5個紹介します。


AWSエンジニアの場合はAWSに関する専門的な知識が求められるのは当たり前ですが、実際にフリーランスとして働いていくためにはそれ以外にも様々なスキルが求められていきます。

ITインフラに関する知識

ITインフラとは、情報システムにおける基盤(インフラ)となるものの総体です。システムを動かすコンピューター機材から、ソフトウェアやデータ、ネットワークなど、ITインフラが指し示すものは幅広いです。


AWSエンジニアに限らず、クラウドエンジニアとして働く場合はこれらに関する知識やスキルが求められます。

AWSを使いこなせるスキル

AWSエンジニアとして働く場合、AWSのことを理解し使いこなせるスキルは必須と言えるでしょう。


一口にスキルと言っても「AWSではどのようなサービスが提供されているのか」といった基礎的な理解から、AWSを活用し効率的に開発するための知識や技術まで幅広くあります。AWSエンジニアとして活躍したいなら、そういった基礎から理解していった方が良いでしょう。

データベースに関する知識

データベースとは、一般には「共有・利用・管理などがしやすいよう一定の形式でまとめられたデータの集合」のことを指します。また「データベース管理システム(DBMS)」のことを単にデータベースとも呼ぶこともあります。


AWSではそのDBMSを複数提供しており、それらを知り、活用することでデータの処理を効率化できます。


そのため、データベース(DBMS)に関する知識を入れておくことは大切になります。

情報収集能力

フリーランスエンジニアが安定して仕事を得るには、新しい技術や情報を常に仕入れ、アップデートしていくための情報収集能力が大切です。


IT業界は日進月歩で技術が進んでおり、そういった情報を知らないままでいると他のフリーランスエンジニアより市場価値が低くなる可能性が高いです。そうなると案件も取りづらくなってしまいます。


そうならないためにも、常に新しい情報に興味や好奇心を持ち収集できる能力が重要になってきます。

リーダーシップの経験

フリーランスエンジニアは特定の団体(企業)に勤務する訳ではないため、基本的には個人で働くことになります。


しかし、例えばプロジェクトリーダーとなった場合は集団の中で働くことになるため、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力が問われることになります。さらにリーダーとなると、チーム全体をまとめて管理する必要が出てきます。


そういった能力は個人で働く際にも有用であり、クライアントからの評価も高くなるでしょう。

フリーランスのAWSエンジニアに向いている人の特徴

男性

Microsoft AzureやGCP(Google Cloud Platform)など、AWSと比較されるクラウドサービスはいくつかあります。


AWSだけでなくそういった他のサービスに関しても理解を深めることで、そこからの移行作業などがスムーズに行えます。また、特性や違いを知ることでAWSに対する理解を深めることもできるでしょう。


幅広いクラウドサービスの特性を知り、かつそれらを扱える人はAWSエンジニアに向いていると言えます。

フリーランスのAWSエンジニアとしてより活躍するコツ

女性

ここまで、AWS案件の特徴やAWSエンジニアに向いている人の特徴を解説してきました。


ここからは実際にフリーランスのAWSになった際により活躍するコツを3個紹介します。

  • GCPやAzureも勉強する
  • SNSを活用する
  • コミュニケーション能力を磨く

GCPやAzureも勉強する

「フリーランスのAWSエンジニアに向いている人の特徴」でも書きましたが、AWS以外のクラウドサービスを勉強するのも大切です。


他のサービスの特性を理解することにより、AWSに対する理解も深めることができます。

SNSを活用する

SNSを使うことで、情報収集や同業者との交流を作るのもお勧めです。


SNSでは同業者やクライアントの発言を見られたり、最新技術に関する情報がリアルタイムで流れたりしてくるため、情報収集には最適です。


また、近年ではSNSの交流から仕事を獲得できることもあります。

コミュニケーション能力を磨く

フリーランスとして働く際も、コミュニケーション能力は重要になってきます。


クライアント先と仕事のやり取りをする際やチームで仕事をする際に、相手の意思を汲み取ったり、自分の考えを誤解なく伝えられたりする能力は重要です。

フリーランスのAWSエンジニアの将来性は?

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AWSはクラウドサービスの中でも高いシェア率を誇っています。


そのためAWSへの需要は増え、それに伴いAWSエンジニアの需要も高まっていると考えられます。


ここでは、AWSの需要が高まっている理由と、その中でフリーランスのAWSエンジニアとして活躍するには何をすればいいかを解説します。

AWSは市場拡大が期待されている

現在、日本国内においてクラウドサービスの利用は拡大しています。これには新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためにテレワークが推進され、それにより仕事のデジタル化が進んだためと言われています。


またクラウドの場合はオンプレと違い機器の用意などの物理的な準備が必要ないため、費用や時間の削減にもなります。


そのため、AWSは今後も市場を拡大していく可能性があると言えます。

自分の市場価値を高める必要がある

AWSやAWSエンジニア自体に需要があると言っても、自分の市場価値を高めなければ他のエンジニアに埋もれてしまいます。


自分の価値を高めるためにも、情報収集や技術力の向上などの自己研鑽を怠らないことが大切です。

未経験からAWSエンジニアを目指すにはどうしたらいい?

男性

未経験からフリーランスのAWSエンジニアを目指す場合、いくつか方法があります。


1つ目は、インフラエンジニアで経験を積んでから目指す方法です。インフラエンジニアとは、ITインフラの設計・構築から運用・保守までを担うエンジニアのことです。


AWSに関する知識はまた別に個人で勉強する必要がありますが、インフラエンジニアとしての実務経験はAWSエンジニアになる際にも活かす事ができます。


2つ目は、プログラマーやシステムエンジニアで経験を積んでから目指す方法です。プログラマーやシステムエンジニアでWebアプリケーションの開発を経験することで、AWSエンジニアを目指します。


ただし、AWSエンジニアにおいてプログラミングの知識は必須という訳でもありません。それよりは、サーバーに関する知識やITインフラの設計・運用に関する知識の方が強く見られやすい傾向にあります。


そのためプログラマーやシステムエンジニアからAWSエンジニアを目指す場合、プログラミングを勉強しながらそういったITインフラなどに関する知識や技術を習得した方が良いと考えられます。

スキルを磨いてフリーランスのAWSエンジニアとして活躍しよう

女性

ここまで、AWSエンジニアの仕事内容から案件の特徴、必要なスキルや実際になる方法まで解説してきました。


AWSエンジニアは需要のある仕事と言えますが、AWSに関する深い知識や技術が求められるため決して楽な仕事という訳でもありません。


また、AWSエンジニアに限らず、フリーランスのエンジニアとして働く場合は常に情報収集をして自己学習を怠らず、スキルを磨くことが案件獲得には重要になってきます。


この記事を参考にスキルを磨いて、活躍できるフリーランスのAWSエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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