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フリーランスエンジニアに職務経歴書は必要?項目ごとの書き方の例も紹介

  • 公開日:2022-08-01 10:56:20
  • 最終更新日:2022-08-01 10:40:28
フリーランスエンジニアに職務経歴書は必要?項目ごとの書き方の例も紹介

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フリーランスエンジニアに職務経歴書が必要な理由

男性

職務経歴書とは、過去にどんな企業に所属していたのか、どんな仕事をこなしていたのかなど、現在のスキルや能力を相手に伝えるための重要な書類です。


履歴書と同じように、就職・転職の際には必要になりますが、フリーランスも例外ではありません。クライアントや採用担当者に対して、自身が行なってきた業務の内容や経歴を伝えるための手段として、職務経歴書を提出します。


また、クライアントや採用担当者は職務経歴書を読んで、応募者が「その仕事を請け負うだけのスキル・実力をもっているかどうか」を判断しているでしょう。

採用担当者がフリーランスエンジニアに求めること

ソースコード

そもそも、会社に在籍している社員がその業務を担当できる場合には、わざわざ外部に向けてフリーランスエンジニアを募集することはありません。人手が足りなかったり、その業務をこなせるスキルを持った社員がいなかったりするために、外部に発注をかけているのでしょう。


このような状況のとき、クライアントは確実に期日を守って業務に当たれるかどうか、実績やスキルが十分備わっているかどうかを基準に人材の選定を行います。信頼性・協調性があるかどうかをチェックされていると言っても過言ではないでしょう。

フリーランスエンジニアが職務経歴書に記載する項目と記入例

男性

一口に「フリーランス」と言っても、その業種・職種は様々であり、その業界によって主張するべきポイントや、職務経歴書の書き方は異なります。


ここでは、フリーランスエンジニアが職務経歴書に記載する項目と記入例を紹介します。具体的にイメージが湧いていない方や、職務経歴書の書き方に悩んでいる方は参考にしてください。

職務要約

フリーランスとして活動を始めるまでの経緯や、どんな仕事を担当してきたのかなど今までの歩みを記載するスペースです。読み手が内容を瞬時に理解できるように、長々と書かずポイントを押えて端的にまとめましょう。

記入例

職務要約の記入例は以下の通りです。入社時期や社名などに間違いがないように記入することはもちろんですが、詳しい業務内容や実績を分かりやすく記入しましょう。


・20○○年○月〜 株式会社△△にマネジメント職として入社
(新規Webサービス開発のリーダーとして顧客折衝やマネジメントを担当)


・20○○年○月〜現在 フリーランスエンジニアとして活動中
(SaaS開発や新規Webサービスの立ち上げなどに従事)

活かせるスキル・経験

仕事に活かせるスキルや経験がある場合には、積極的に記載しましょう。


どんなソフトを使って仕事をしていたのかや、マネジメント経験の有無、どんな業界のどんな過程の業務なのかなどを交えると、採用担当者もイメージを膨らませやすくなります。

記入例

活かせるスキル・経験の記入例は以下の通りです。採用担当者にどんな仕事をしてきたかが分かりやすいよう、自己PR文になり過ぎないようにしましょう。


プロジェクト全体のマネジメントとして、人員の管理だけでなく、進捗やスケジュール管理の担当経験があります。リーダーとしてただリーダーシップを発揮するだけでなく、メンバー全員が働きやすい環境になるよう配慮して業務を遂行していました。

資格

資格は、自身が希望する業界に関連するものを積極的にアピールしましょう。


英語などの汎用的な資格は強みになりますが、きちんと評価されるようなレベルのものから記載することがポイントです。○○1級や準1級など高度な資格は忘れずに記載しましょう。

記入例

資格の記入例は以下の通りです。ベンダー資格は合格した日からの有効期限などが設けられていることもあるため、記載する際にはよく確認しましょう。


・TOEIC 710点(20○○年△△月)
・ORACLE MASTER Gold(20○○年△△月)
・LPIC level2(20○○年△△月)

職務経歴

職務要約の内容をより詳しく記載するスペースです。


担当したことのある業務がどんな内容なのかがイメージしやすいように、仕事の期間や企業名などを含め、できるだけ詳しく記載しましょう。

記入例

職務経歴の記入例は以下の通りです。


・20○○年△△月〜 スマートフォン向けアプリの開発(ガチャやイベントの実装)
詳細の設計や、テスト、プログラミングに携わっていました。また、開発だけに留まらず、既存のアプリの改善や修繕の経験もあります。


クライアントとの守秘義務などの都合で、プロダクト名やURLが記載できない場合を除いて、プロダクト名とURLを記載すると親切です。難しい場合には、職務経歴書には記載せず面接の際に口頭で伝えても問題ありません。

自己PR

採用担当者は応募者が即戦力として活躍できる人物であるかどうかをチェックしていると同時に、コミュニケーション力があるかどうかも重要視しています。そのため、自己PRのスペースでは、これらの不安を払拭するようなアピールを行うのが一般的です。


実際のエピソードや経験を交えて書くと、説得力のある文章に仕上げることができます。

フリーランスエンジニアが職務経歴書を作成する時のポイント

女性

クライアントは応募者に対して専門的な知識を活かし、即戦力として活躍してくれることを望んでいます。クライアントから安心して仕事を任せてもらうためにも、職務経歴書を作成する時に押さえておきたいポイントが存在します。


ここではフリーランスエンジニアが職務経歴書を作成する際のポイントについて紹介しますので、参考にしてください。

誤字脱字に気をつける

誤字脱字は、常に意識して文章を書いていれば防ぐことのできるミスです。


誤字脱字があるだけで、「仕事が雑なのではないか」というイメージを与えてしまう可能性があるため、確認を怠らないようにしましょう。また、曖昧な箇所がある場合はきちんと調べて確認することが重要です。

コミュニケーション能力をアピールしすぎない

どのような仕事であっても、仕事をする上でコミュニケーション能力は欠かせません。クライアントが安心して仕事を依頼できるように、基本的な会話や聞き取り、交渉等が上手くこなせることをアピールしましょう。


ただし、過剰なアピールは逆効果になる可能性があります。職務経歴書を読むことである程度コミュニケーション能力の有無は把握できるため、アピールのしすぎには注意しましょう。

柔軟な対応力があることを示す

仕事には柔軟性が求められます。クライアントに依頼された内容の業務でも、仕事を進めているうちに変更になることもあるでしょう。自分の意見を主張することはもちろん大切ですが、頑なに主張を曲げないのはおすすめできません。


クライアントから変更の依頼などがあった場合には、柔軟な対応を心がけていることをアピールしましょう。

責任をもって業務に取り組む姿勢をアピールする

業務を請け負う上で、責任をもって仕事ができるかどうかはとても重要です。他人事のように構えているのではなく、きちんと当事者意識をもって仕事に取り組む姿勢を見せましょう。

自分の実績に見合った単価を提示する

自身がフリーランスとしてどのくらいの単価で仕事を請け負えるのか、日頃からリサーチしておきましょう。相場を把握することで、自身にとっての適正価格で仕事が得られるようになります。


クライアントもある程度の相場を調査した上で募集をかけているため、応募者が提示する単価があまりにも高かったり、低かったりすると不信感を抱かれる可能性もあるでしょう。


金額設定は自身の実績に見合うよう、誠実に行うのがポイントです。

採用後の業務と実績の関連性を強調する

先述しているように、職務経歴書は書き方・アピールの仕方がとても重要です。仕事に応募する際には、自身のもっているスキル・実績をどのように業務に活かせるかを具体的に記載しましょう。


そうすることで、クライアントも「この人に仕事を任せれば、こんな風に達成してくれるだろう」とイメージを膨らませやすくなります。

自己学習などの実績は職務経歴とは区別してまとめる

自己学習などで身につけた実績は、実際の職務経歴とは異なるものです。これらを混同させてしまうとクライアントも理解しにくく、誤解が生じたりすることもあります。


職務経歴はあくまでも実際に職務に当たったことのある情報だけを記し、分かりやすい職務経歴書づくりを目指しましょう。

自己PRは最後に記載する

「自身をアピールするための書類なのに、なぜ自己PRは最後なのか」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。


職務経歴書は、確かに自身をアピールするための書類ではありますが、自己PRはその中心的な内容ではありません。自己PRが大きな割合を占めるものではないため、目立つように多く書く必要はないでしょう。

フリーランスエンジニアが職務経歴書を作成する時の注意点

男性

ここでは、フリーランスエンジニアが職務経歴書を作成する時の注意点について紹介します。


どれだけ良い職務経歴書を作成できても、以下の注意点を守れていなければ採用担当者に悪い印象を与えかねないため、事前に理解しておくことが重要です。

守秘義務がある場合クライアント名等は出さずにぼかして記載する

過去に携わったことのある仕事の内容がイメージしやすくなるよう、職務経歴書ではできるだけクライアント名やURLを明記するのが一般的です。しかし、企業によっては守秘義務があるところも多いでしょう。


守秘義務を破って具体的なクライアント名を出すと、かえってイメージダウンにつながる可能性があり、場合によっては不採用になってしまうこともあります。


具体的なクライアント名は出さずに「総合商社」「大手食品メーカー」など、ぼかして表現しましょう。

虚偽の記載は厳禁

職務経歴書は履歴書やエントリーシートと同様、虚偽の記載をしてはいけません。虚偽の記載をすると、経歴詐称と見做され採用の可否に影響することもあります。


学歴を偽ったり、会社員時代の経歴を省略したりするのは避けましょう。

フリーランスエンジニアが職務経歴書を作成する時のポイントを押さえておこう

男性

本記事では、フリーランスエンジニアに職務経歴書が必要な理由と適切な職務経歴書の書き方について紹介してきました。


フリーランスエンジニアとして、仕事や案件を継続して獲得していくためには、自身の分身とも言える職務経歴書をしっかりと時間をかけて作成する必要があるでしょう。


職務経歴書はとても重要な書類であるが故に、書き方1つで採用の可否に影響することもあります。自身の過去の経歴をただ記すのではなく、それらの経験・スキルからどう自己PRに繋げられるかが重要でしょう。


この記事を参考に職務経歴書を作成する際のポイントや注意点をしっかりと把握し、採用担当者に十分アピールできるようにしましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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