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自営業とフリーランスの違いはなに?メリットとデメリットを併せて紹介

  • 公開日:2022-08-01 10:56:20
  • 最終更新日:2022-08-01 10:42:31
自営業とフリーランスの違いはなに?メリットとデメリットを併せて紹介

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そもそも自営業やフリーランスとは?

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自営業もフリーランスもよく耳にする言葉ですが、両者に違いはあるのでしょうか。まずは、自営業とフリーランスのそれぞれについて解説していきますので、参考にしてください。

自営業について

自営業とは、簡単に言うと自分で事業を営む人のことです。自営業の業種は様々で弁護士、飲食店経営者、個人商店、農家、開業医、ライター、プログラマーなどが挙げられます。


事業規模は関係なく自分で企業を経営している人を指し、社長やCEOの立場の人と考えてください。

フリーランスについて

フリーランスは法律上で定められた言葉ではありません。フリーランスとは会社に所属するのではなく、案件ごとに契約を結ぶ働き方のことです。フリーランスの例を挙げるとフリーライター、フリーエンジニア、フリープログラマーなどがあります。


また、会社に所属していないパーソナルトレーナー、フリーの家庭教師など自分の名前で働く人もフリーランスと言えるでしょう。

自営業とフリーランスの違い

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自営業という自分で事業を営む人の中で、会社に属さないで働いている人をフリーランス言います。自営業の中でもフリーランスではない働き方や、報酬の受け方があるということです。


ここからは働き方と報酬の点で、自営業とフリーランスの違いを説明します。

働き方が違う

自営業の中には、「個人事業主」と「会社経営者」がいます。個人事業主の中で、お店を経営せずに業務委託という形で働いている人がフリーランスです。例えば、フリーランスのプログラマーは企業から案件を受注して納品するという働き方になります。


一方、自営業には業務委託に加えて会社やお店を経営するという働き方もあります。フリーランスと自営業の働き方の違いは、自営業の方が働き方に幅があることでしょう。

報酬が違う

フリーランスの働き方は基本的に業務委託です。その場合、自分のスキルや専門知識を使って業務を行い、報酬を受け取ります。


自営業には経営者も含まれるため、会社の収益を上げることで報酬を得る人もいるでしょう。


具体例を挙げるとフリーランスのフリーライターは記事を書いて、記事を収めた企業から報酬をもらいます。一方、フリーランスではない自営業のレストランの店長はメニューを工夫し売り上げを伸ばして、自身の報酬を増やします。

自営業やフリーランスとして働くメリット

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自営業やフリーランスで働く人は近年増えていると言われていますが、どのようなメリットがあって自営業やフリーランスを選ぶのでしょうか。ここからは、自営業やフリーランスとして働くメリットについて紹介していきます。

  • 効率的に時間を使える
  • 働く時間や場所を選べる
  • 人間関係にまつわるストレスが少ない
  • 収入増を期待できる

効率的に時間を使える

自営業やフリーランスの場合、ちょっとした隙間時間にも仕事を進めることが可能です。また、自宅で仕事をしている場合は、通勤時間もかかりません。


会社員では始業時間や昼休み時間など働く時間が決まっている場合が多く、仕事の合間に家事をすることはほとんどできません。


自営業は自分でスケジュール管理ができるため、効率的に時間を使えます。

働く時間や場所を選べる

例えば、プログラマーはインターネットを通じてクライアントとやり取りできるため自宅で作業できます。また、お店を経営する場合でも出店する場所や営業時間を自分で決められるでしょう。


このように、自分のライフスタイルに合わせて仕事の時間と場所を自由に決められるというのは大きな魅力です。

人間関係にまつわるストレスが少ない

仕事をする上でどうしても人間関係は発生します。会社員であれば同僚、上司、仕事相手など多くの人がいて、中には気の合わない人もいるなど、人間関係のストレスに悩まされることも多いでしょう。


自営業やフリーランスならば、仕事相手をある程度選べます。もちろん気の合わない仕事相手がいる場合もありますが、その取引を続けるかを決めるのは自分であるため、人間関係のストレスは会社員に比べて少ないと言えるでしょう。

収入増を期待できる

会社員の場合1か月の給料は大体決まっていて、急に増えるということはあまりありません。自営業やフリーランスは自身で仕事量を決めため、仕事量を増やすことで収入の増加が期待できるでしょう。


もちろん、その人のスキルや専門性で収入額には差があるため、自営業やフリーランスの全員が増えるというわけではありません。

自営業やフリーランスとして働くデメリット

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自営業やフリーランスは会社員に比べて時間や場所、仕事相手を自由に選べるなどのメリットがある一方でデメリットも存在します。次は自営業やフリーランスとして働くデメリットについて紹介していきます。

社会的信用が低くなる

会社員に比べて、フリーランスは社会的信用が低くなります。会社員の場合は、会社に対する社会的信頼が高いほど住宅ローンやクレジットカードの審査に通りやすいです。


フリーランスを含めた個人事業主は会社を設立していない分、経営状態が不明な点が多く、信用度が下がってしまうでしょう。

確定申告を自分でやる必要がある

自営業やフリーランスは、会社が税金の申告をしてくれるわけではないため、確定申告を自分でやらなければなりません。確定申告のために色々調べたり、書類を集めたりとやるべきことがたくさんあります。


現在はインターネットで確定申告ができるなど、便利になってきていますが、初めて行う人にとっては負担の大きい作業といえるでしょう。

公的な保障が手薄になる

日本は企業に雇用されて働く形が主流だったため、企業と結びついた公的保障の方が充実しています。


自営業やフリーランスは国民健康保険に加入することになりますが、これには病気やけがで働けなくなったときの保障がありません。また厚生年金に加入できないため、将来受け取れる額が会社員より少なくなります。


保障が足りない分は、自分で必要な保険に加入したり、多めに貯蓄したりが必要です。

収入が不安定になる

自営業やフリーランスは仕事が多いときは収入が増えますが、仕事が少ないときは収入が減ってしまうため安定性がありません。毎月のローンが組みにくいのはこのためでもあります。


また、急用で仕事を休まなければならないとき会社員であれば有給休暇を使えますが、フリーランスは休んだ分の収入は減ってしまいます。収入を確保するために働きすぎてしまうと、メリットである自由さが失われることになるでしょう。

自営業やフリーランスとして成功させるためのコツ

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自営業やフリーランスとして成功するためのコツをつかむことで、目標の収入を得られるでしょう。


ここからは、自営業やフリーランスとして成功させるためのコツを紹介します。ポイントをしっかり押さえて、成功を目指してください。

差別化を図る

消費者やクライアントに選んでもらうために重要なことは、競合と自分の差別化を意識することです。


例えば、フリーライターであれば、同じようなフリーライターがたくさんいます。ただスキルだけで競合相手と比べると、経験豊富な人ばかりが選ばれてしまうでしょう。


その中で選ばれるには、自分ならこんな文章が書ける、他の人とは違うこんな経験がある、といったものをアピールします。競合相手との違いがはっきりすることでクライアントから選ばれる確率が上がるでしょう。

仕事を獲得するための仕組みを作る

仕事獲得の仕組みをしっかりと作り、安定して仕事を獲得することが重要です。知り合いからの紹介やSNSを通じての依頼、または仕事を探してくれるエージェントサービスへ登録するなど、自分に合った手段を選ぶようにしましょう。

コミュニケーションスキルを高める

自分の商品や自分のスキルを売り込むために、自営業もフリーランスもコミュニケーション力を高めることは成功のカギとなるでしょう。自分の話をするだけではなく、相手の話を聞いてニーズを読み取る力も必要です。


また、対面に限らず電話やメールなどで離れた場所にいる人とのコミュニケーションをとることもあります。様々な場面でのコミュニケーションスキルを高めておくと、多くの受注を受けられるようになるでしょう。

フリーランスがやっておくべき手続き

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自営業やフリーランスになった場合、どうしても自分でしなければいけない手続きが存在します。最初は面倒に感じますが、きちんと行うことでメリットも多くあります。


ここからは、フリーランスがやっておくべき手続きを紹介します。それぞれをよく確認した上で、必要な手続きを行うようにしましょう。

開業届の提出

新たに事業を始めたときは開業届を提出してください。事業開始から1カ月以内に届け出書を作成し、持参または送付で納税地を所轄する税務署長に提出します。


開業届は出さなかった場合の罰則がありません。また、開業年の確定申告をすることで開業届の代わりにもなるため、必要ないと考える人もいるでしょう。


しかし、開業届を出すことで青色申告承認申請書を出せる、事業のための銀行口座やクレジットカードを作れる、などのメリットがあります。


出典:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

青色申告承認申請書の提出

開業届を出したら、青色申告承認申請書も出しましょう。自営業やフリーランスは、確定申告して支払う所得税を決められますが白色申告と青色申告という、2つの申告方法から選びます。


青色申告を選ぶことで、青色申告特別控除を受けられるため節税になります。青色申告する年の3月15日までに、申請書を持参または送付で納税地を所轄する税務署長に提出してください。


出典:[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm

確定申告

確定申告とは一定程度の所得がある場合、1月1日から12月31日までの所得を翌年2月16日から3月15日までに申告し、所得税を確定させる手続きです。開業届と青色申告承認申請書を提出すると、開業した年から確定申告で青色申告ができます。


青色申告では正しい申告が必要になるため、複式簿記での記帳や必要書類の保存など、いくつかの条件を満たさなければなりません。しかし、青色申告すると、税金の控除額が増えたり、赤字を持ち越せたりするのでメリットは大きいです。


確定申告が必要なだけの所得がある人は、正しく確定申告を行うようにしましょう。


出典:所得税の確定申告|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm

自営業とフリーランスの違いを知ろう

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自営業やフリーランスを目指す人は、その違いを理解することで、自営業やフリーランスの働き方や報酬の仕組みが分かり、自分の目指すスタイルがはっきりします。


目指すスタイルややるべきことが分かると、成功するコツもつかめてくるでしょう。この記事を参考に自身の目指す理想の働き方を見つけてください。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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