複数のフリーランスエージェントに登録するメリットは?注意点もあわせて解説
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そもそもフリーランスエージェントは複数登録できる?
フリーランスエンジニアを目指す人の中には、複数のエージェントに登録できるのかどうか知りたいという人もいるでしょう。結論から述べると、フリーランスエージェントに複数登録することは可能です。
フリーランスはフリーランスエージェントに雇用されるわけではないため、複数のエージェントに登録することには何の問題もありません。
複数のフリーランスエージェントに登録するメリット
複数のフリーランスエージェントに登録することにはさまざまなメリットがあると言えるでしょう。ここでは、複数のフリーランスエージェントに登録するメリットを紹介します。
- エージェントごとのサービスの強みを比較できる
- 相性の良い担当者を選べる
- セミナーや交流会に参加する機会が増える
- 案件の相場が分かる
- 案件紹介の機会が増える
- ブランクが空かずに済む
- 各社の福利厚生を使える場合がある
エージェントごとのサービスの強みを比較できる
複数のフリーランスエージェントに登録しておくことで、サービスの内容を比較できます。フリーランスエージェントでは案件の紹介以外にも、福利厚生や保険、キャリア相談、スキルシートの添削などさまざまなサービスを提供しています。
エージェントによって提供しているサービスは異なるため、複数のエージェントに登録して強みのサービスを比較できるのはメリットだと言えるでしょう。
相性の良い担当者を選べる
フリーランスエージェントを利用する場合、担当者ともやり取りを行うことになります。そのため、複数のフリーランスエージェントに登録すれば、相性の良い担当者を選ぶことも可能になるでしょう。
自分と相性の良い担当者であれば、コミュニケーションもスムーズです。希望条件なども詳細に詰められるため、より希望にマッチした案件を紹介してもらえる可能性があるでしょう。
セミナーや交流会に参加する機会が増える
フリーランスエージェントの中には、独自の勉強会やセミナーなどを実施しているケースがあります。そのため、複数のエージェントに登録することにより、セミナーや交流会などさまざまなイベントに参加する機会が増えるでしょう。
また、このような交流の場に積極的に参加することにより、フリーランス仲間などの横のつながりを増やせるため、案件獲得や情報交換にもつながるでしょう。
案件の相場が分かる
一つのエージェントにしか登録していなければそのエージェントの単価で案件を受けるしかありませんが、複数のエージェントを併用していれば案件ごとの相場感も把握できるでしょう。
また、エージェントごとのマージンなども把握できるため、より良い条件で案件を獲得することも可能になります。
案件紹介の機会が増える
複数のフリーランスエージェントに登録することにより、単純に案件紹介の機会も増えます。
フリーランスエージェントはエージェントごとに保有している案件に違いがあるため、併用するエージェントが増えれば、それだけ多くの案件の中から希望の案件が見つけやすくなるでしょう。
ブランクが空かずに済む
フリーランスエンジニアとして働く場合、仕事をしていないブランクの期間が発生するとその期間の収入が途切れてしまいます。一つのエージェントにしか登録していない場合、契約更新のタイミングや担当者変更などの理由でブランクが発生する可能性もあるでしょう。
その点、複数のフリーランスエージェントを併用することによってブランクが空くリスクを軽減できるため、収入減のリスクを回避できます。
各社の福利厚生を使える場合がある
フリーランスエージェントはサービスごとにそれぞれ独自の福利厚生を用意しているため、複数のフリーランスエージェントに登録しておけば、各社の福利厚生を活用できます。
ただし、福利厚生を利用するためにはエージェントに登録するだけでなく、そのエージェントを通じて案件に参画することが必要です。うまく併用すれば、交通費支給や保険、健康診断の費用の負担軽減などさまざまな福利厚生を活用できるでしょう。
複数のフリーランスエージェントに登録する際の注意点
ここまで紹介したように、複数のフリーランスエージェントに登録することにはさまざまなメリットがあります。しかしその一方でいくつかの注意点も存在するため、複数のフリーランスエージェントに登録する場合は事前に把握しておきましょう。
ここでは、複数のフリーランスエージェントに登録する際の注意点を紹介します。
スキルシートを作成する手間がかかる
フリーランスエージェントによっては、特定のフォーマットでスキルシートを作成しなければいけないケースもあります。そのため、複数のフリーランスエージェントを併用する場合は、エージェントごとのスキルシートを作成しなければいけない可能性もあるでしょう。
また、スキルシートは定期的に更新する必要があるため、複数のスキルシートを更新することを手間に感じる可能性もあるでしょう。
面談調整が大変になる
クライアントとの面談の日程調整を行う場合、担当者に予定を事前に伝えて都合の良い日で日程を組んでもらうことになります。しかし複数同時に進行していると、面談日が被ってしまう可能性もあるでしょう。
もし面談日が被ってしまいキャンセルすることになれば、クライアントや担当者からの信用を失う恐れもあります。
案件紹介のメールやチャットが多くなる
フリーランスエージェントに登録すると、担当者から案件紹介の連絡が来るようになるため、複数のエージェントに登録するとどうしても案件紹介のメールやチャットなどが多くなってしまうでしょう。
膨大な量のメールが来るようになると大切なメールを見逃してしまう可能性もあるため、エージェント用のメールアドレスは普段のアドレスとは別にしておくなどの対策を行うのがおすすめです。
勤怠・請求管理・確定申告の手間が増える
複数のフリーランスエージェントを利用していると、それぞれのエージェントの報酬を確認しなければならなくなるため、手間が増えるでしょう。
また、エージェントに請求を行う際にも、稼働時間や日数などの勤怠を記録する必要があります。日々小まめに行っておけばそれほどの手間ではありませんが、まとめて対応しようとすると利用しているエージェントの数だけ負担に感じるでしょう。
フリーランスエージェントの選び方
フリーランスエージェントを利用する場合、自分に合った優良なエージェントをしっかりと見極めるようにしましょう。ここでは、フリーランスエージェントの選び方について解説します。
担当者との相性
直接コミュニケーションをとるのはエージェントの担当者であるため、担当者との相性は非常に重要です。交流会などのイベントに参加したり、担当者の変更を依頼したりして、自分の話をしっかりと理解してくれるような相性の良い担当者を選びましょう。
担当者の対応力
エージェントの担当者の中には、マニュアル通りの一辺倒な対応しかできないような人もいます。そのため、担当者がフリーランスの事情を考慮した上で柔軟に対応してくれるようなエージェントを選ぶようにしましょう。
マニュアル通りの対応しかできない担当者の場合、イレギュラーな事態が発生した場合にうまく対応できない可能性が高いです。
担当者のコミュニケーション能力
エージェントの担当者はフリーランスの希望をヒアリングするだけでなく、フリーランスの代わりにクライアントと交渉も行うことになるため、コミュニケーションの能力が高い担当者を選ぶようにしましょう。
高度なコミュニケーションスキルを持った担当者に付いてもらえれば、自分にマッチした優良な案件を効率的に獲得できるようになるでしょう。
将来のキャリアを考えてくれるか
フリーランスエージェントは登録しているフリーランスが紹介した案件に参画することによってマージンを得るビジネスです。そのため、エージェントの担当者の中にはフリーランスのキャリアを考慮せずに案件紹介を行うような人も存在します。
フリーランスのキャリアまで親身になって考えてくれるエージェントを選ぶようにしましょう。
スキルシートの扱いは適切か
スキルシートに嘘の情報を記載することはNGですが、エージェントの中にはフリーランスがより良い案件に参画できるようにスキルシートの内容を偽るようなケースも存在します。
スキルシートに嘘を書いて案件を獲得したとしても、案件が求めるスキルレベルにマッチせず途中で契約終了になる可能性もあるため、スキルシートを正しく扱うエージェントを選びましょう。
エンジニアにおすすめのフリーランスエージェント
フリーランスエージェントにもさまざまな種類があるため、どのエージェントを利用すれば良いのか分からないという人も多いでしょう。
最後にエンジニアにおすすめのフリーランスエージェントを紹介します。
Midworks
Midworksは、利用者に正社員並みの保障を提供しているフリーランスエージェントです。交通費補助や確定申告ソフトの無料提供などさまざまな福利厚生サービスが利用できるのが特徴です。
また、週1や週2日稼働、高単価案件などこだわりの条件で案件をチェックできるため、自分の希望にマッチした案件を見つけやすいでしょう。
フリーランス・ITエンジニアの求人・案件サイト【Midworks】
フォスターフリーランス
フォスターフリーランスは、リモート案件を含めた幅広い業界の案件を提供しているフリーランスエージェントです。最短3日ほどで就業可能なため、すぐに案件に参画したいという人にもおすすめです。
また、フォスターフリーランスではfreee会計の年間料金キャッシュバックや記帳代行などのサービスも提供しているため、手間のかかる事務作業を効率化できるでしょう。
フリーランスITエンジニアが満足する案件なら「フォスターフリーランス」
PE-BANK
Pe-BANKは30年以上の実績があるフリーランスエージェントです。全国の主要都市のITフリーランス向け案件を扱っているエージェントであるため、首都圏に限らず地方の案件を含めて保有しているのが特徴です。
また、マージンの水準が低めであるため高額な報酬を獲得しやすいでしょう。
複数のフリーランスエージェントに登録して比較しよう
フリーランスエンジニアとして活動するのであれば、複数のフリーランスエージェントに登録して併用するのがおすすめです。
本記事で紹介した複数のフリーランスエージェントに登録するメリットや注意点、フリーランスエージェントの選び方などを参考に、自分に合ったエージェントを活用して案件獲得に活かしましょう。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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