サーバーサイドエンジニアって何?仕事内容や必要とされる知識や能力を紹介
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サーバーサイドエンジニアって何?
サーバーサイドエンジニアとは、システムやアプリケーションなどのサーバー側で動作するプログラムの開発やデータ処理を行うエンジニアです。
ユーザーの目に見えるブラウザ側のことをフロントエンドと呼びますが、サーバーサイドエンジニアはユーザーからは見えないサーバーサイドの処理を担うエンジニアです。また、サーバーサイドエンジニアはバックエンドエンジニアとも呼ばれています。
サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアの相違点
サーバーサイドエンジニアはバックエンドエンジニアとも呼ばれており、両者は混同されるケースも多いです。
しかし、サーバーサイドエンジニアがWeb以外のソフトウェアや業務システムなどのバックエンド業務も担うのに対して、バックエンドエンジニアは基本的にWeb領域でのバックエンド業務を担当するという違いがあります。
企業によっては区別されていないケースもありますが、上記のような違いがある点は押さえておくと良いでしょう。
サーバーサイドエンジニアが行う4つの仕事内容
サーバーサイドエンジニアはサーバー側で動作しているプログラム開発などを中心に仕事を行っているエンジニアです。それでは、サーバーサイドエンジニアの仕事には具体的にどのような仕事があるのでしょうか。
ここではサーバーサイドエンジニアが行う4つの仕事内容を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
1:データ処理に伴う環境の構築
サーバーサイドエンジニアの仕事の1つは、サーバーサイドでのデータ処理に伴う環境の構築です。WebアプリケーションやECサイトなどの会員登録を行うようなサービスの場合、裏側では入力されたデータの処理を行っています。
サーバーサイドエンジニアは、このようなデータの保存や呼び出しといった処理を行うためのデータ処理環境の構築を行っています。
2:環境調整や構築
サーバーサイドエンジニアはインフラ環境などの環境構築や調整などを行うことも仕事です。アプリケーションやシステムのほとんどはサーバー上で動作するため、サーバーなどのインフラ環境の構築を行うことも仕事の一部になります。
3:バグや修正対応
サーバーサイドエンジニアはサーバーサイド領域のバグの修正対応を行います。どのようなアプリケーションやシステムでも、バグが発生することは避けられません。
既にリリースされているアプリケーションにバグが見つかった場合、サーバーサイドエンジニアは随時修正を行うことにより、アプリが継続的に利用できるように対応を行います。
4:スタートアップ企業でのフロントエンド開発
サーバーサイドエンジニアはスタートアップ企業ではフロントエンドの開発を行うケースもあります。特に小規模開発ではサーバーサイド業務だけでなく、フロントエンドの業務を兼任しなければいけないケースも多いでしょう。
そのため、サーバーサイドの知識だけでなくフロントエンドの知識や技術も習得しておくのがおすすめです。
サーバーサイドエンジニアに必要とされる6つの知識や能力
エンジニアは担当する業種や領域などによって必要とされる知識や能力が異なります。そのため、サーバーサイドエンジニアを目指す場合にはサーバーサイドエンジニアに必要なスキルを身に付けることが大切です。
ここではサーバーサイドエンジニアに必要とされる6つの知識や能力を紹介していきます。参考にしてみてください。
1:フロントエンドに関する知識
サーバーサイドエンジニアとして仕事をしていても、ユーザーが直接見たり操作したりするフロントエンドの知識が求められるケースも多いです。そのため、フロントエンドに関する知識やスキルも身に付けておくようにしましょう。
たとえば、Webページを作る際に必要なHTMLやCSS、さらにWeb上に動的な処理を追加するJavaScriptなどの知識やスキルは押さえておくと良いでしょう。
2:データベースに関する知識
サーバーサイドエンジニア業務はデータベースと連携するケースが多いため、データベースに関する知識やスキルが求められます。
データベースにはさまざまな種類がありますが、一般的によく利用されているMySQL、SQL Server、Oracleなどのデータベースについては押さえておくと良いでしょう。
>> おすすめのデータベースの種類10選|選び方やそれぞれの特徴を解説
また、これらのデータベースを操作するSQLについてもスキルを身に付けておきましょう。
3:フレームワークに関する知識
開発の際に再利用できる形でよく使われるような機能を纏めたものをフレームワークと呼びます。開発の現場ではフレームワークを利用するケースが多いため、サーバーサイドエンジニアには開発フレームワークに関する知識が求められます。
フレームワークはプログラミング言語ごとに存在しているため、サーバーサイドの開発ではRuby on RailsやPHPのLaravelなどを押さえておくと良いでしょう。
4:プロトコルに関する知識
Web開発に関わるサーバーサイドエンジニアには通信プロトコルに関する知識が必要になります。プロトコルとは「規約」などを意味する言葉で、サーバーはHTTPという通信プロトコルを使用して通信を行っています。
HTTPはサーバーからユーザーのデバイスに対してテキストや画像、動画などを転送する際に用いられているため、通信プロトコルに関する知識も押さえておきましょう。
5:Linuxに関する知識
サーバーサイドエンジニアにはLinuxなどのOSの知識が必要になります。エンジニアには開発環境の知識も必要になりますが、特にLinuxはサーバーサイドのWeb開発でよく用いられるRubyやPHPの開発環境として採用されるケースが多いです。
そのため、Linuxを使用して仮想環境を構築し、Linuxコマンドを扱うスキルを習得するようにしましょう。
6:トラブル解決能力
業務の中でトラブルが発生した場合、サーバーサイドエンジニアは適切に問題を解決できるトラブル解決能力が必要になります。
たとえばデータベースの不備やアプリケーションの中に含まれているバグなどが見つかった場合には、サーバーサイドエンジニアは問題がある箇所を素早く突き止め、問題を解決する必要があります。
そのため、問題の原因を素早く特定するスキルや原因を推測するスキル、試行錯誤しながら解決していくスキルなどが求められるでしょう。
サーバーサイドエンジニアの平均的な年収
会社の事業規模やスキルなどによって変動しますが、サーバーサイドエンジニアの平均的な年収は500万円から700万円前後と言われています。
そのため、日本全体での平均年収よりもサーバーサイドエンジニアの年収は高い水準にあります。
サーバーサイドエンジニアに必要とされるプログラミング言語
プログラミングを行うサーバーサイドエンジニアにはプログラミング言語のスキルも必要です。サーバーサイドエンジニアに求められる言語は、大きく分けて「インタプリタ型言語」と「コンパイラ型言語」に分類することができます。
ここではサーバーサイドエンジニアに必要とされるプログラミング言語を紹介していきますので、参考にしてみてください。
インタプリタ言語
インタプリタ言語とは、書いたコードをすぐに実行できる言語です。プログラムへの命令と機械語への変換が同時に行われることから、その場ですぐに検証し、修正を行うことができます。
一方で、実行するたびにコードを一行一行機械語に変換する必要があるため、コンパイラ言語に比べて実行速度が遅いというデメリットもあります。代表的なインタプリタ言語としてはRuby、PHP、Pythonなどです。
コンパイラ言語
コンパイラ言語とは、書いたコードを全てコンピュータが理解できる機械語に変換してから命令を実行する言語です。コンパイラ言語はこのようなコンパイルを行うことから実行速度は早いですが、毎回コンパイルする必要があります。
代表的なコンパイラ言語としては、Javaが挙げられます。
サーバーサイドエンジニアの3つのやりがい
サーバーサイドエンジニアに興味がある方の中には、サーバーサイドエンジニアという仕事にはどのようなやりがいがあるのか知りたいという方も多いでしょう。ここではサーバーサイドエンジニアの3つのやりがいについて紹介していきます。
1:給料がいいこと
先に紹介したとおり、サーバーサイドエンジニアは平均年収が高い職業です。スキルによっても収入に差が出る職業のため、スキルを磨くことによってより高収入を得ることも可能でしょう。
仕事をする上で自分の実力が給与に反映されるのは、仕事に対するやりがいに直結します。また、頑張った分だけ評価されるということもモチベーションの維持に繋がるでしょう。
2:役に立っていると思えること
サーバーサイドエンジニアが開発したシステムは、ECサイトやアプリ、SNSなどさまざまな場所で利用されます。多くの人が普段から利用しているものばかりのため、サーバーサイドエンジニアとして働いていると、自分が社会の役に立っていることを実感できるでしょう。
特に有名なシステムやアプリのバックエンドを担当すれば、たくさんの人の役に立っているというやりがいを得ることができます。
3:顧客の要望以上の仕事をすること
サーバーサイドエンジニアはクライアントから依頼を受けてシステム開発を行うケースも多いです。そういった場合に、クライアントの要望以上の仕事を行うことでクライアントに満足してもらえれば、やりがいを感じることができます。
また、そのような仕事を行えば自分自身の成長にも繋がります。顧客に感謝されながら自分自身もサーバーサイドエンジニアとして成長できることは、エンジニアとしても大きなやりがいとなるでしょう。
未経験からサーバーサイドエンジニアになるための3つの勉強方法
本記事を読んでいる方の中には、未経験からサーバーサイドエンジニアを目指しているという方も多いでしょう。未経験の場合は、先ほど紹介したようなサーバーサイドエンジニアに必要なスキルを身に付ける必要があります。
ここでは未経験からサーバーサイドエンジニアになるための3つの勉強方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
1:学校で勉強する
大学や専門学校に通って必要なスキルを身に付ける方法です。情報系やIT系の学部であれば、サーバーサイドエンジニアに求められるようなIT知識やプログラミングスキルもある程度習得することができるでしょう。
学校でスキルを習得して新卒採用でサーバーサイドエンジニアを目指す場合は、年齢も若いことから大きなアドバンテージがあります。新卒であれば実務未経験は当たり前のため、サーバーサイドエンジニアとして就職することも難しくはないでしょう。
2:アプリケーションを自作する
サーバーサイドエンジニアはアプリケーションの裏側を作成するエンジニア職です。そのため、実際にアプリケーションを自作することでサーバーサイドエンジニアに必要なスキルを学習することができます。
アプリケーションを自作するにはある程度の基礎を習得する必要があるため、先に基本的な知識を身に付けておくと良いでしょう。実際に手を動かしてアプリケーションを作成することで、実践的なスキルが身に付きます。
3:自分で学ぶ
独学でサーバーサイドエンジニアに必要なスキルを習得する方法もあります。独学の場合は参考書を使って勉強したり、オンライン学習サイトなどを利用したりする方法があります。
特にサーバーサイドエンジニアにはRubyのスキルが求められるケースが多いため、Rubyのプログラミングスキルを重点的に習得すると良いでしょう。
オンライン学習サイトでRubyについて学ぶ
オンライン学習サイトであれば、隙間時間に動画やスライドなどを見て必要な知識を習得することができます。Rubyはサーバーサイドの開発を基本としている言語なので、まずは押さえておく必要があります。
近年では多くの学習サイトがあるため、さまざまなオンライン学習サイトで学ぶことができるでしょう。
Rubyのフレームワークを学ぶ
Rubyを使用した開発現場ではRubyのフレームワークを使用するケースが多いため、Ruby on Railsについて習得しておきましょう。Ruby on Railsは豊富なライブラリを提供しており、エンジニアの開発業務を効率化してくれます。
Rubyを使った開発を行う場合はRuby on Railsを利用するケースがほとんどだと言えるため、Ruby on Railsについて学んでおきましょう。
サーバーサイドエンジニア求人の4つの探し方
これからサーバーサイドエンジニアの求人を探そうと考えている場合、どのような点に気を付けて探せば良いのでしょうか。ここではサーバーサイドエンジニア求人の4つの探し方を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
1:まずはサーバーサイドエンジニアの有効求人倍率を知る
有効求人倍率とは求職者1人に対していくつの求人があるのかという数値のため、数値が高いほど求人が存在する売り手市場だと言えます。サーバーサイドエンジニア求人を探す場合、まずはサーバーサイドエンジニアの有効求人倍率がどのくらいなのかを把握しておきましょう。
サーバーサイドエンジニアという職種でピンポイントの有効求人倍率は見つからない可能性もありますが、そういった場合は技術系(IT・通信)などの有効求人倍率を探してみると良いでしょう。
2:未経験者を募集している企業を狙う
サーバーサイドエンジニアの求人を探す場合は、未経験可で採用している企業を探しましょう。IT業界は人材不足の状態となっているため、未経験可の求人も少なくはありません。
ただし、未経験可であっても誰でも採用されるというわけではないため、最低限サーバーサイドの開発で必要となるプログラミングスキルなどは身に付けておきましょう。
3:新卒採用を狙う
大学や専門学校で情報系、IT系の学部に通い、新卒採用でサーバーサイドエンジニアの就職を狙うのも良いでしょう。エンジニアは年齢が若いほど柔軟に知識を習得でき、企業としても将来性が期待できるため、新卒採用は転職よりも有利だと言えます。
そのため、しっかりと企業研究して新卒採用での就職を目指すのもおすすめです。
4:知り合いのコネクションを使う
知り合いにIT企業の経営者や人事担当者として働いている人がいるようであれば、コネクションによって就職先が決まるケースもあります。近年はどこもIT人材不足の状態なので、ある程度のスキルがあればコネでの就職を目指すのも良いでしょう。
ただし、スキル不足のまま就職してしまった場合、指導してくれる優秀なエンジニアがいなければ何も仕事ができないままになってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
サーバーサイドエンジニアの3つの将来性
サーバーサイドエンジニアを目指すのであれば、今現在だけでなくサーバーサイドエンジニアの将来性についても知りたいという方は多いでしょう。ここではサーバーサイドエンジニアの3つの将来性について解説していきます。参考にしてみてください。
1:クラウド知識を持ち合わせていることによる差別化への期待
近年ではクラウド上で多くの情報を共有するクラウドサービスを利用している企業も多くなってきています。
そのため、今後はクラウドなどの最先端の知識を習得することにより、他のサーバーサイドエンジニアと差別化し、需要の高いサーバーサイドエンジニアになれる可能性があります。
2:データ処理を必要とする会社が数多くあることによる需要増
近年ではインターネット上でのWebアプリケーションなどの発展が目覚ましいです。そのため、今後もビジネスでサーバーでのデータ処理が必要になる企業は減ることはないと言えることから、サーバーサイドエンジニアの需要は増していくと言えます。
特にWeb関連の分野も人材不足の状態になっているため、サーバーサイドエンジニアの求人募集には期待が持てるでしょう。
3:AI分野やロボットに強くなることが必要になる
企業によってはサーバーサイドの知識だけでなく、AIやロボットなどの分野に強くなることが求められる可能性もあります。このような最先端の分野は近年発展が目覚ましく、まだ専門的な知識を持った人材が足りていません。
そのため、AIやロボットに強くなることで、時代のニーズにマッチした需要の高いサーバーサイドエンジニアになれる可能性があります。
サーバーサイドエンジニアにおすすめの学習サービス5選
サーバーサイドエンジニアを目指すのであれば、インターネット上で利用できる学習サービスを活用するのもおすすめです。ここではサーバーサイドエンジニアにおすすめの学習サービス5選を紹介していきます。
1:みんスク
みんスクは未経験からでもエンジニアを目指せる無料のオンラインエンジニアスクールです。みんスクにはPHPコースやJavaコースといった、サーバーサイドエンジニアに求められるプログラミング言語を学べるコースが用意されています。
また、完全無料で受講できる点も大きなメリットとなっています。
2:ドットインストール
ドットインストールは3分の短い動画でプログラミングを学べるオンラインスクールです。令和3年9月7日時点では462レッスン、6,925本の豊富な学習動画が公開されています。
また、サーバーサイドエンジニアに必要なRubyやPHPの基礎も学ぶことができるため、活用すると良いでしょう。
出典:ドットインストール TOPページ|ドットインストール
参照:https://dotinstall.com/
3:Code Camp
Code Campは現役のエンジニアから直接プログラミングを学べるオンラインスクールです。目的に合わせて最適な学習カリキュラムに則って学習を進めることができます。
選択できるコースも豊富なので、着実に必要なスキルを身に付けていけるでしょう。
4:progate
progateはイラスト中心のスライドでプログラミングを学べるオンラインスクールです。世界中で多くのユーザーに利用されているプログラミング学習サイトとなっており、動画よりもわかりやすいスライド学習になっているため初心者にも向いています。
5:freeCodeCamp
freeCodeCampは無料で利用できるオンラインのプログラミングスクールです。Web開発に関するスキルが習得できるサイトで、フロントエンドもバックエンドも一貫して学ぶことができます。
サーバーサイドエンジニアとして役立つおすすめの資格9選
サーバーサイドエンジニアには必須のスキルはありませんが、資格を取得しておくことで知識や技術を有していることを証明することができます。ここではサーバーサイドエンジニアとして役立つおすすめの資格について解説していきますので、参考にしてみてください。
1:MCP
MCPはマイクロソフト社が認定しているマイクロソフト製品に関する知識やスキルを認定する資格です。かつてはMCPでもWindows Serverに関する試験が設けられていました。
しかし現在はWindows Serverに特化した資格は廃止されており、代わりに「Azure Fundamentals」や「Azure Administrator Associate」といった試験が設けられています。
いずれも基本的にはAzureに関する内容が問われますが、一部Windows Serverに関する内容も出題されるため、取得しておいて損はないでしょう。
2:LPIC
LPICはLinuxエンジニアとしてのスキルを認定する国際的な試験です。Linuxの基礎知識を測るEssentials、LinuxプロフェッショナルのLPIC-1、LPIC-2、LPIC-3などの複数のレベルの資格があります。
LPICは世界共通の資格となっているため、取得することでLinux技術者としての知識やスキルを保有していることを証明できます。
3:PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験とは、PHPの知識やスキルを有していることを証明できる資格です。
一般社団法人「PHP技術者認定機構」が運営している民間資格で、PHPの専門技術取得能力を正しく測ることができる資格です。PHP技術者認定試験には、現在PHP7技術者認定初級試験、PHP5技術や認定試験の上級と準上級試験、PHP技術者認定ウィザードという種類があります。
4:Java SE 8 認定資格
Java SE 8 認定資格は日本オラクル社が認定しているベンダー資格です。Oracle認定Java資格の1つで、Java SE 8に対応した認定資格試験となっています。
Java SE 8 認定資格にはBronze、Silver、Goldという3つのレベルがあり、取得することでJava SE 8に関する知識やスキルを保有していることを証明できます。
5:Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験はRubyに関する知識やスキルを認定する資格です。 非営利団体「Ruby Association」が運営している資格試験です。Ruby開発者が理事長をされています。
Ruby技術者認定試験に合格することで、Rubyベースでのシステム開発を行うために必要な基礎的な知識と応用力を有していることをアピールできます。
6:基本情報技術者試験
基本情報技術者試験はITエンジニアを目指す場合、まずは取得しておきたい資格です。IPAが実施している情報処理技術者試験の1つで、コンピューターシステム、システム開発と運用、ネットワーク、データベース、セキュリティ、経営など幅広い内容の基礎について問われます。
そのため、他の情報処理技術者試験の取得を目指す場合にも、前提としての基礎知識を身に付けるのに最適な資格です。
出典:基本情報技術者試験(FE)|独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
7:応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は高度IT人材に必要な応用的な知識やスキルを認定する資格です。IPAが実施している情報処理技術者試験の1つで、ワンランク上のエンジニアを目指す人におすすめです。
基本情報技術者試験の次のステップとして受験する人が多い資格となっており、試験範囲は基本的に基本情報技術者試験と同様です。しかし、より応用的な内容について問われます。
出典:応用情報技術者試験(AP)|独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
8 :エンベデッドシステムスペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは、IoT時代に欠かせない組み込みシステムの知識やスキルを認定する資格です。IPAが実施している情報処理技術者試験の1つで、スキルレベル4に相当する高度情報処理技術者試験の1つとなっています。
IoTを含む組み込みシステムの開発スキルを証明できる資格となっているため、サーバーサイドエンジニアにもおすすめです。
出典:エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)|独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/es.html
9:システムアーキテクト試験
システムアーキテクト試験はシステムアーキテクトの業務を行うための知識や実践能力を認定する資格です。情報処理技術者試験の1区分で、エンベデッドシステムスペシャリスト試験と同様にスキルレベル4の高度情報処理技術者試験に含まれています。
主にシステム開発の上流工程を担うエンジニアを対象としているため、スキルアップを目指すサーバーサイドエンジニアにおすすめです。
出典:システムアーキテクト試験(SA)|独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html
サーバーサイドエンジニアを目指そう
サーバーサイドエンジニアとはアプリケーションやサービスの裏側の処理を担うエンジニアです。
本記事で紹介したサーバーサイドエンジニアの仕事内容や必要とされる知識や能力、サーバーサイドエンジニアにおすすめの学習サービスや資格などを参考に、必要なスキルや資格などを習得してサーバーサイドエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
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