サーバーエンジニアとして活躍するために取得したい資格7選|メリットも紹介
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サーバーエンジニアに関連する資格3分類
サーバーエンジニアに関連する資格は、大きくOS系、ネットワーク系、IT系に分けられます。資格が無くても業務は行えますが、資格を取得すると企業で高く評価されることがあるでしょう。
ここからは、サーバーエンジニアに関連する資格3分類について、詳しく解説します。
1:OS系の資格
サーバーエンジニアに関連するOS系の資格に、マイクロソフト認定資格(MCP)およびLinux技術者認定資格(LinuC)があります。マイクロソフト認定資格は、Windowsなどマイクロソフト製ビジネス向け製品の知識や技術に関する資格です。
LinuCは、無料のオープンソースであるLinuxの知識に関する資格で、3段階のレベルに分かれています。
2:ネットワーク系の資格
サーバーエンジニアに関連するネットワーク系資格に、CCNA(Cisco Certified Network Associate)認定とCCNP(Cisco Certified Network Professional)Enterprise 認定があります。
CCNA 認定は、ネットワーク関連機器メーカーのシスコシステムズ合同会社が実施している資格です。ネットワーク技術を有する証明となるでしょう。
CCNP Enterprise 認定はCCNAより上のレベルで、システム構築と管理技術を有すると証明できる資格です。
3:IT系の資格
サーバーエンジニアに関連するIT系の資格に、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験およびITIL®認定資格があります。基本情報技術者試験は、サーバーエンジニアとして基礎的な知識を幅広く得られる試験です。
応用情報技術者試験は、情報技術を企業経営に活用するための試験で、システム設計、システム開発、システム構築および運用を含みます。ITIL®認定資格により、ITILを活用してITサービスを提供する能力を証明できるでしょう。
サーバーエンジニアとして活躍するために取得したい資格7選
ここからは、サーバーエンジニアとして活躍するために取得したい資格について解説していきます。今回は、マイクロソフト認定資格を始めとした7項目をピックアップしました。
サーバーエンジニアとして活躍するために取得したい資格について興味がある方は、参考にしてください。
1:マイクロソフト認定資格
マイクロソフト認定資格は、マイクロソフト製品に対する知識や技術を有することを認定する資格です。認定資格には、製品別、役割別、レベル別など様々な種類があります。
認定資格の認定を受けると、テクノロジーの変化に対応するスキルがアップするでしょう。また、認定を受けたサーバーエンジニアは、仕事の信頼度が高まり、仕事の自主性と独立性が高く評価される可能性があります。
2:LinuC
LinuCは、クラウド時代のサーバーエンジニアが身に付けておきたいLinux技術認定資格です。LinuCレベル1~レベル3、システムアーキテクトの4段階で構成されており、試験センターでの受験もしくは自宅や職場などでのオンラインで受験できます。
LinuCレベル1では、物理・仮想環境のLinuxサーバーの操作・運用ができることと証明します。LinuCレベル2では、仮想マシンなどを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築ができることを証明します。
LinuCレベル3は、OS混在環境の運用、セキュリティ、仮想化システムの各分野の最高レベルの技術力を持つ専門家であることを証明します。LinuCシステムアーキテクトはシステムのライフサイクル全体を俯瞰して最適なアーキテクチャの設計・構築ができる上級エンジニアであることを証明します。LinuCはこれら、4段階のレベルで、公正にLinux技術者の技術力を証明する資格です。
3:CCNA 認定
CCNA 認定は、セキュリティ、自動化、プログラマビリティを含み、サーバーエンジニアの職務を遂行するための基礎を認定する資格です。CCNA 認定には、試験とトレーニングコースがあります。CCNA 認定により職務を遂行する基礎が得られるでしょう。
CCNA 認定は、ネットワークの基礎、ネットワークアクセス、IP接続、IPサービス、セキュリティの基礎および自動化とプログラマビリティを含みます。
受験する前に1年以上のシスコソリューションの実装と管理経験、基本的なIPアドレス指定の知識およびネットワークの基礎を理解することを推奨します。CCNA認定は3年間有効です。
出典:CCNA 認定とトレーニングプログラム|シスコシステムズ合同会社
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html
4:CCNP Enterprise 認定
CCNP Enterprise 認定は、コア試験とコンセントレーション試験の2つの試験によりエンタープライズネットワーキングソリューションのスキルを証明する資格です。
コア試験の主な出題範囲は、デュアルスタック、アーキテクチャ、仮想化、インフラストラクチャ、ネットワークアシュランス、セキュリティ、自動化などを含みます。
コンセントレーション試験は、専門の技術分野に合わせて認定をカスタマイズできる選択式で出題されます。コンセントレーション試験の出題範囲は、SD-WAN、ネットワークデザイン、自動化、ワイヤレスなどから構成されます。CCNP Enterprise 認定は、3年間有効です。
出典:CCNP Enterprise 認定とトレーニングプログラム|シスコシステムズ合同会社
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/professional/ccnp-enterprise.html
5:基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、年2回(上期、下期)に、試験会場に設置したコンピュータを使用するCBT方式で実施されます。
基本情報技術者試験は、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けているか調べる試験です。企業経営や社会システムが直面する課題を情報技術により解決するため、システムの設計・開発などの知識を要します。
>> 基本情報技術者試験はどんな内容?勉強法や受験するメリットについても解説
出典:基本情報技術者試験(FE)|独立行政法人情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/cbt_sg_fe.html
6:応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、サーバーエンジニアとして技術、管理および経営の幅広い知識と応用力を身に付けるために役立つ資格です。システム開発、IT基盤構築の際に、企業経営や社会システムの課題に対して情報技術を活用し戦略をたてる能力を鍛えられるでしょう。
応用情報技術者試験は、年2回(4月、10月)に実施されます。出題形式は多肢選択式になっています。
出典:応用情報技術者試験(AP)|独立行政法人情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
7:ITIL®認定資格
ITIL®認定資格は、ITIL4マネージングプロフェッショナル、ITIL4戦略的リーダーおよびITIL4拡張モジュールの資格があります。ITIL4マネージングプロフェッショナルは、IT対応製品やサービスのためのスキルが得られるでしょう。
ITIL4戦略的リーダーは、ITリーダーとしてIT戦略の計画および改善ができることを証明します。ITIL4拡張モジュールは、デジタルとITの持続可能性とクラウドサービスのスキルです。
ITIL認定を取得する方法は、認定されたトレーニング組織によるトレーニングコースへ参加する方法と、自習し試験を受ける方法の2つがあります。
サーバーエンジニアの資格取得による3つのメリット
サーバーエンジニアの資格取得によるメリットは、エンジニアとしての知識やスキルの証明になることです。加えて、キャリアアップにつながる、転職の際に有利に働くなどのメリットもあります。
以下では、資格取得の3つのメリットについて詳しく解説します。
1:エンジニアとしての知識やスキルの証明になる
サーバーエンジニアになるために資格は必須ではありませんが、資格を取得することで、サーバーエンジニアとしての知識やスキルを有することの証明になります。
サーバーエンジニアに役立つ資格として、OS系の資格、ネットワーク系の資格、IT系の資格があります。計画的に資格取得を行って、知識やスキルを向上させましょう。
2:キャリアアップにつながる
サーバーエンジニアの資格取得は、キャリアアップにつながります。サーバーエンジニアのキャリアップとして考えられるのは、ITインフラを統括するマネジメント職です。
マネジメント職へキャリアアップするためには、プロジェクトの立案から管理までの多く知識やスキルが要求されます。
OS系の資格、ネットワーク系の資格、IT系の資格に加えて、マネジメント系の資格やビジネス会計系の資格を取得することで、キャリアアップが可能になるでしょう。
3:転職の際に有利に働く
サーバーエンジニアの資格取得は、転職の際に有利に働きます。
サーバーエンジニアとして転職する際に、必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし、経験だけをアピールするより、資格もアピールすることでスキルの裏付けができるため、転職に有利になるでしょう。
サーバーエンジニアがスキルアップする3つの方法
サーバーエンジニアがスキルアップする方法として、業務に役立つ書籍での勉強、関連資格の取得、関連資格以外の知識やスキルの取得の3つがあります。サーバーエンジニアがスキルアップするためには、書籍での勉強に合わせて実践を通して学ぶことが必要です。
サーバーエンジニアは、書籍による勉強、関連資格の取得および関連分野以外の知識を組み合わせてスキルアップするために努力しましょう。
1:サーバーエンジニアに役立つ書籍での勉強
サーバーエンジニアがスキルアップするためには、業務で役立つ書籍での勉強が大切です。サーバーの基礎知識に関する書籍、Linuxサーバーに関する書籍、Windowsに関する書籍などがサーバーエンジニアに役立ちます。
2:関連資格の取得
サーバーエンジニアがスキルアップするためには、関連資格の取得も有効です。サーバーエンジニアとして管理業務を行うのに必要な知識を得るため、関連資格を取得しましょう。
サーバーエンジニアには、様々な関連資格があるため、業務内容に関連した資格を取得してスキルアップすることをおすすめします。
3:関連資格以外の知識やスキルの取得
関連資格以外の知識やスキルの取得も、サーバーエンジニアがスキルアップするのに有効でしょう。
関連資格以外の知識やスキルとして、セキュリティの知識、アプリケーション開発の知識、プログラミングスキルなどがあります。以下で詳しく解説します。
セキュリティの知識
サーバーエンジニアがスキルアップするための関連資格以外の知識やスキルは、セキュリティの知識です。企業においてセキュリティは重要な課題のひとつで、サーバーエンジニアにもセキュリティの知識が要求されます。
セキュリティの知識と経験を活かして、セキュリティエンジニアへキャリアチェンジすることも可能でしょう。
アプリケーション開発のスキル
サーバーエンジニアがスキルアップするための関連資格以外の知識やスキルとして、アプリケーション開発のスキルが重要です。アプリケーション開発のスキルを活かして、アプリケーションエンジニアへのキャリアチェンジも可能です。
プログラミングスキル
サーバーエンジニアがスキルアップするための関連資格以外の知識やスキルとして、プログラミングスキルもあります。プログラミングスキルを持つことで、稼働中のシステムの改善、異常事態における迅速な対応ができるでしょう。
サーバーエンジニアに必要な資格について詳しく知ろう
サーバーエンジニアとして転職や就職を考えている方のために、エンジニアがスキルアップするのに役立つ資格を紹介しました。
サーバーエンジニアは、資格取得することによってスキルアップになり、キャリアアップや転職の際に有利になる可能性があります。
サーバーエンジニアに必要な資格について詳しく知り、ぜひキャリアアップや就職・転職活動に役立ててください。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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