インフラエンジニアがきついと言われる理由とは?目指すメリット8つも紹介
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そもそもインフラエンジニアとは?
インフラはインフラストラクチャーの略であり、私たち人間の生活を支えている基盤のことを指します。例えば、鉄道や道路、水道、電気、ガスなど、人々が暮らしていく上で欠かすことのできないものです。
この「インフラ」という言葉のつくエンジニアは、一体どのような仕事をしているのでしょうか。
インフラエンジニアの仕事内容
IT業界におけるインフラとは、システムやインターネットを利用する際に必要なネットワークやサーバーのことを表しています。これらの設計や管理、運営、保守を行うのがインフラエンジニアの仕事です。
インフラエンジニアの業務範囲は様々であり、担当する領域によっては夜勤が発生することもあります。夜間は、主にシステムの監視業務を行っていることが多いでしょう。監視する対象が年中無休で稼働している場合には、夜間も常に監視を行い、障害の発生を防がなければなりません。
また、夜間にトラブルが発生した際の緊急対応を行うインフラエンジニアもいます。
インフラエンジニアが担う役割
先述したように、インフラエンジニアはITの基盤となるネットワークの設計や構築、運営、保守を行っています。担当する分野によって必要とする技術は異なりますが、どのような分野であっても「上流工程」と「下流工程」に分けられていることが多いでしょう。
上流工程では、主に設計や構築を行います。下流工程では、上流工程で作り上げたシステムの運用や保守、管理を行うのが一般的です。
ITの基盤を作り上げ、管理するという非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。
インフラエンジニアの平均年収
インフラエンジニアは、「学術研究・専門・技術サービス業」に分類されます。
国税庁が、令和2年に実施した「民間給与実態統計調査」によると、学術研究・専門・技術サービス業の平均給与は、年間503万円という結果でした。なお、年齢や勤続年数、経験の有無などによって、多少の差はあるでしょう。
出典:民間給与実態統計調査|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/000.pdf
インフラエンジニアの仕事がきついと言われる7つの理由
近年のIT業界の急速な発達により、「半永久的に仕事がなくなることはない」と言われているインフラエンジニアですが、実際に働く方々にとっては「きつい」と感じる一面もあります。
ここでは、インフラエンジニアの仕事がきついと言われる理由について紹介していきます。
1:トラブルへの対応が大変だから
インフラエンジニアが取り扱う仕事は、人々の生活に直接影響するため、万が一トラブルが発生した場合には、それが解決するまで帰宅できません。
また、トラブルの発生は予期できないものが多く、解決に時間がかかることもあります。基本的に残業は付き物と思っていた方が良いでしょう。
非常にやりがいのある仕事ではありますが、プライベートの充実を図るのは難しい可能性もあります。
2:休日出勤や残業が多い場合があるから
インフラエンジニアは、休日出勤や残業を強いられることも少なくないと言われています。
社員数の少ない企業の場合は1人当たりの仕事量が多くなり、業務時間内では仕事が終わらず休日出勤や残業をする必要が出てきます。
また、プロジェクトの納期が近づくと残業が増えるという企業もあるでしょう。開発が進むにつれてテスト運用などの機会も増えてきますが、この時点でトラブルなどが発生した場合には、早急に対応しなければなりません。
3:常に勉強することが求められるから
インフラエンジニアは、新しい知識や技術の習得のため、常に勉強することを求められます。場合によっては、資格の取得も必須になることもあるでしょう。
まとまった勉強時間を確保しなければならないため、プライベートも一部犠牲にせざるを得ないこともあります。常に高い目標を掲げ、勉強ができる方に向いている仕事だと言えるでしょう。
4:サーバールームの環境がつらいと感じる場合があるから
サーバーは熱を持つ機械であるため、サーバールームの室温が低く設定されていることが多いです。寒さに弱い方にとっては、つらいと感じることもあるでしょう。きちんとした防寒対策をするなど、準備が必要です。
5:顧客の満足度が見えづらいから
インフラエンジニアは表立って何かを生み出す仕事ではないため、顧客の満足度を把握するのが難しいです。
どちらかというとトラブルの報告やクレームを受けることが多く、感謝されることが少ないため、割に合わないと感じる方も多いでしょう。成果が見えにくく、モチベーションを維持するのが難しいという理由から、きつい仕事だと言われることもあります。
6:仕事内容が保守的だから
インフラエンジニアの仕事内容は、保守的で単調であるとも言えます。
単調であると聞くと、楽そうだと感じる方もいるでしょう。しかし、毎日同じような仕事をただ繰り返すだけでは、モチベーションを維持できず、何を目標に仕事をすれば良いのかが分からなくなってしまう場合もあります。
このような状況が長く続くと、仕事そのものにやりがいや達成感を得られずに、きついと感じてしまうでしょう。
7:夜勤が多い可能性があるから
インフラエンジニアがきついと言われる理由の1つに、夜勤が多いというのもあるでしょう。人間は、「昼に活動し、夜に寝る」というサイクルでできているため、そのサイクルに反する生活を常態化させてしまうと、心身ともに参ってしまうのです。
「どうしてもインフラエンジニアになりたい」という意思が強い方は、短い睡眠時間や過酷な労働条件でも、問題なく仕事をこなせる体力をつけておきましょう。
インフラエンジニアを目指す8つのメリット
先述したように、インフラエンジニアは少々過酷な労働環境での仕事を強いられるものですが、魅力もたくさんあります。ここでは、インフラエンジニアを目指すメリットについて紹介していきます。
1:経歴や学歴に関係なく実力で評価される
インフラエンジニアは過去の経歴や学歴に左右されることなく、就職できると言われています。
実際に、インフラエンジニアの募集が掲載されている求人サイトなどをチェックしてみると、「未経験OK」「学歴不問」を書かれていることが多いでしょう。これからインフラエンジニアを目指す方にとって、門が広いというのは非常に魅力的です。
知識やスキルがなくても、入社後の研修である程度のレベルまで学習できるため、安心して就職できます。
2:社会貢献度が高い傾向にある仕事である
インフラエンジニアが行う仕事は、生活に欠かすことのできないものであるため、社会的貢献度はとても高いでしょう。一度知識やスキルが身についてしまえば、仕事に困ることはほとんどないと言えます。
また、転職を考える場合にも、専門的なスキルや知識を有していれば仕事が見つかりやすい傾向にあります。
3:スキルの習得が自身のレベルアップに繋がる
汎用性の高いスキルを身につけられるのも、インフラエンジニアの魅力でしょう。
近年は、どのような業界でもITが導入されており、ITに精通している人材はとても重宝されます。インフラエンジニアが行う設計・運用・保守というスキルは、様々な業界で活用できるものであるため、途中でキャリアプランを変更するのも難しくありません。
インフラエンジニアのスキルを習得することが、自身のキャリアアップの可能性にも繋がっているとも言えるでしょう。
4:大手の企業に就職できる可能性がある
インフラエンジニアは様々な企業のインフラに携わっていくため、大手の企業で働けるチャンスがあります。スキルや実績を積んでいくことで、規模の大きなインフラに携われる可能性が高まります。
大手企業のインフラに携われれば、自身の仕事がどれだけ社会に貢献しているかを実感できるでしょう。
5:需要が高く将来性がある
インフラエンジニアは常に需要が高く、将来性があるという魅力があります。今後、IT業界はますます成長を遂げることが予想されているため、給与も安定しているでしょう。
インフラエンジニアの需要は高まっている一方で、人材は不足しており、案件や求人が不足する可能性は低いと言えます。
6:スキルに応じて年収アップを期待できる
インフラエンジニアは、スキルによっては高収入を期待できる仕事だと言えます。手っ取り早く収入をアップさせるには、難易度の高い資格を取得するのが良いでしょう。
保有している資格に対して、インセンティブや資格手当がつく企業も珍しくありません。ものによっては、数万円以上収入がアップすることもあるでしょう。
7:未経験者でも転職しやすい
インフラエンジニアは、未経験でも転職しやすいという特徴があります。
インフラエンジニアは、その他のエンジニアと比べて「保守」を行う案件が圧倒的に多いため、常に若手社員を募集していることが多く、未経験者を受け入れる入り口となっています。
また、IT企業は大量に新卒を採用できずに、その欠員分を中途社員で補うことが多いという理由もあります。中には、優良企業が隠れていることも多いため、未経験者でも転職に成功しやすいと言えるでしょう。
8:仕事に集中しやすい
作業は基本的には1人で行うため、仕事に集中しやすいという魅力もあります。「自分1人で仕事をしたい」「仕事に集中できる環境を作りたい」といった方には、ぴったりでしょう。
インフラエンジニアを目指す方法
インフラエンジニアは「きつい」と言われる一方で、非常に魅力が詰まった仕事であるとご理解いただけたのではないでしょうか。
ここでは、インフラエンジニアを目指す方法について紹介していきます。
転職エージェントを活用する
インフラエンジニアへの就職・転職の成功率を上げるためには、エージェントの利用がおすすめです。エージェントとは、就職・転職に関して精通したプロが、就職・転職をサポートしてくれるサービスのことを指します。
自分1人で情報を集めたり、活動を始めたりするよりも、自身に合う企業や案件と出会いやすくなるでしょう。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通うのも良いでしょう。プログラミングスクールには、最短で効率よく、プログラミングに関するスキルを身につける環境が整っています。
スクールによっては、資格取得のための専門的な講義を行ってくれるところもあります。また、ポートフォリオの制作もサポートしてくれるところもあるでしょう。
インフラエンジニアを目指す際の留意点
ここでは、インフラエンジニアを目指す際の留意点について紹介していきます。未経験からでも挑戦できると言われているインフラエンジニアですが、闇雲に飛びついてしまうのには、危険が伴うでしょう。
働き方について家族の理解を得る必要がある
先述したようにインフラエンジニアは、夜勤や休日出勤が非常に多い職業です。特殊な働き方について、家族からの理解を得られないと、インフラエンジニアとして働くことは難しいでしょう。
家庭環境によっては、夜勤という働き方自体が難しいこともあります。事前に家族に相談し、了承をもらってから就職・転職活動を始めるのが無難です。
就職・転職の前に資格取得の準備を始めておく
インフラエンジニアにとって、有利になる資格を取得するための準備を始めておくのも良いでしょう。資格を有しておくことで、評価が高まることもあります。
資格の取得は必須ではありませんが、入社後のキャリアアップや昇給にも影響するため、取得に向けて努力しておくに越したことはありません。
仕事が激務かどうかは職場によって異なることを理解しておく
インフラエンジニアはきつい仕事だと言われますが、その労働条件は職場によって異なります。休日出勤や残業の分の手当はきちんと支払われるのか、振替休日は取得できるのか、など事前に確認をしておくと良いでしょう。
リアルな情報を手に入れるためには、エージェントを通じて労働条件を確認する他、社員面談を実施してもらう方法もあります。
インフラエンジニアの仕事がきついと言われる理由や目指すメリットについて知ろう
本記事では、インフラエンジニアがきついと言われる理由について紹介してきました。
インフラエンジニアは、働く企業や環境、労働条件などによってはきつい面もたくさんあります。しかし、きちんと企業を選択することで、たくさんの魅力に触れられる仕事でもあるでしょう。
これからインフラエンジニアを目指す予定の方は、事前に知識やスキルを身につけたり、職場の労働条件を比較したりしておくと、入社後の負担を軽減できます。本記事を参考にしてインフラエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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