インフラエンジニアが可能なキャリアパス7選!役立つ資格もあわせて紹介
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インフラエンジニアの需要
インフラエンジニアはネットワークやサーバーなどのITインフラの設計、構築、保守運用を行うエンジニアです。
近年では企業がDXを推進していることもあり、デジタル技術を活用できるインフラエンジニアをはじめとしたIT人材の需要が供給よりも高い状態にあります。
今後も少子高齢化によってIT人材不足が続いていくことが予想されているため、将来的にもインフラエンジニアの需要は安定していると言えるでしょう。
インフラエンジニアに必要とされるスキル
インフラエンジニアはサーバーやネットワークなどのITインフラ周りの業務を担うエンジニアです。インフラエンジニアにはプログラミングスキルやクラウドに関する知識など、さまざまな知識やスキルが必要になります。
近年ではクラウドなどの新しい技術を扱うことが主流となっており、インフラエンジニアに求められるスキルも変わりつつあります。将来性のあるインフラエンジニアになるためにも、求められるスキルを身につけておくことが大切だと言えるでしょう。
ここではインフラエンジニアに必要とされるスキルについて解説していくため、参考にしてみてください。
プログラミングスキル
インフラエンジニアはプログラマーなどと違い、システムの開発を行うわけではありません。しかしバッチやシェルなどのサーバー上で動くプログラムの開発を行うことがあるため、プログラミングスキルも必要になるでしょう。
インフラエンジニアに必要とされるプログラミング言語としては、ShellやTTL、BATなどが挙げられます。また、Pythonなどのプログラミング言語が扱えると、より市場価値の高いインフラエンジニアになれるでしょう。
クラウドに関する知識
近年ではオンプレミスではなく、クラウドサーバーを利用したインフラ構築が主流になっています。そのため、クラウド案件に対応するためにもインフラエンジニアにはクラウドに関する知識が必要とされています。
クラウドサービスの中でも特にAWSのスキルを身につけると良いでしょう。AWSはホスティングサービスの中でもシェア率が高く、他のサービスと使い方も近いため、AWSが扱えれば他のホスティングサービスにも応用が可能です。
コミュニケーションスキル
インフラエンジニアは顧客対応を行うケースも多いです。また、社内でも他部署やチームのエンジニアとうまく連携しながら作業を進めていくことになります。
そのため、相手の意図を正しく理解し、誰にでも伝わるわかりやすい言葉で話せるコミュニケーションスキルを身につける必要があるでしょう。高いコミュニケーションスキルを持ったインフラエンジニアほど、円滑に業務を進められます。
英語力
IT業界では最新の情報は英語で発信されます。インフラエンジニアとして英語力を身につけておけば、日本語に翻訳されるよりも早く最新の情報を獲得できるでしょう。
また、英語力があればグローバル企業や海外で働くことも視野に入ります。海外の企業は日本企業よりも年収が高いことから、英語力を活かせる企業に転職することで年収アップも期待できるでしょう。
関連記事:インフラエンジニアに必要になる10のスキル|資格や技術アップする方法も紹介
インフラエンジニアが可能なキャリアパス7選
インフラエンジニアとして経験を積み上げることで、幅広いスキルを身につけることができます。そのため、インフラエンジニアから目指せるキャリアパスの選択肢も広いです。
ここではインフラエンジニアが可能なキャリアパスを紹介していくため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
1:プロジェクトマネージャーへのキャリアパス
プロジェクトマネージャーは開発プロジェクトのまとめ役として、プロジェクト全体のマネジメントを行う仕事です。クライアントとの調整やスケジュール管理、人員調整など、プロジェクトに関わるさまざまな意思決定を行います。
プロジェクトマネージャーの仕事はプロジェクトを円滑に進めて成功させることであるため、コミュニケーションスキルやリーダーシップ、マネジメントスキルが必要になるでしょう。マネジメント職へのキャリアアップを目指す人におすすめです。
2:フルスタックエンジニアへのキャリアパス
フルスタックエンジニアとは、企画や設計、開発、運用などのエンジニア業務全てに精通している万能なエンジニアです。特定のエンジニア職を指す名称ではなく、複数のエンジニアスキルを持つマルチスタックなエンジニアのことを指します。
フルスタックエンジニアは幅広い業務を担当することになるため、インフラエンジニアとして身につけたITインフラ周りの知識の他に、OSやマネジメントなどの知識やスキルが必要になります。
3:セールスエンジニアへのキャリアパス
セールスエンジニアとは、技術面から専門性の高い提案を行う営業職です。エンジニアと営業職の中間に位置する仕事ですが、どちらかと言えば営業寄りの仕事です。
セールスエンジニアはお客様に対して、自社のIT製品の説明や技術的な提案などを行うことが仕事です。クライアントが理解できるように分かりやすい言葉で説明できるスキルがあれば、セールスエンジニアを目指せるでしょう。
4:ITコンサルタントへのキャリアパス
ITコンサルタントは、クライアントの要望に合わせたITシステムやインフラの提案を行う仕事です。ITを活用することでクライアントの課題解決をサポートする役割を持ちます。
インフラエンジニアとしての開発や企画などの経験を活かして、ITコンサルタントを目指すこともできるでしょう。また、先にセールスエンジニアになり、ITコンサルタントにキャリアアップするというキャリアパスも可能です。
5:ITスペシャリストを目指す
インフラエンジニアとしての専門性を極めることで、ITスペシャリストを目指すことも可能です。ITスペシャリストは特定分野での高度なスキルや知識を身につけた技術職を指すため、あらゆるエンジニア職に存在しています。
インフラエンジニアとしてITスペシャリストを目指す場合は、ネットワークはもちろん、クラウドや仮想化などの最新のスキルを身につける必要があるでしょう。
6:セキュリティ系のスペシャリストを目指す
セキュリティ関連の業務を中心に行いたい場合は、セキュリティ系のスペシャリストであるセキュリティエンジニアを目指すのもおすすめです。
セキュリティエンジニアはサーバーやセキュリティ関連の業務を専門的に行うため、インフラエンジニアとして身につけたスキルが活かせます。また、他にはセキュアプログラミングのスキルやセキュリティシステムに関する知識を身につける必要があるでしょう。
7:クラウド系のスペシャリストを目指す
クラウドサービスを扱う業務を中心に行いたい場合は、クラウド系のスペシャリストであるクラウドエンジニアを目指すのもおすすめです。
クラウドエンジニアはクラウドサービスを使ったシステム構築を中心に行うため、クラウドのスキルを身につけることでキャリアアップしやすくなるでしょう。また、他にもサーバー設定で用いるプログラミングスキルなどを身につける必要があります。
インフラエンジニアから可能となるキャリアチェンジ
インフラエンジニアのスキルを活用することで、システムエンジニアや社内SEなどインフラエンジニアのスキルを活かせる職種にキャリアチェンジすることも可能です。
ここでは、インフラエンジニアから可能となるキャリアチェンジを紹介していきます。
プログラマーやシステムエンジニアへのキャリアチェンジ
プログラマーやシステムエンジニアなどの職種は、システム開発に携わるエンジニア職です。システムエンジニアは設計などの上流工程を担い、プログラマーは下流工程であるプログラミングを担います。
インフラエンジニアからこれらの職種を目指すのであれば、システム開発やプログラミングのスキルを身につけるようにしましょう。
社内SEへのキャリアチェンジ
社内SEは、自社で使用する情報システム周りの業務を担当する職種です。社内SEもインフラエンジニアなどのキャリアチェンジ先としてメジャーだと言えるでしょう。
社内SEへのキャリアチェンジを目指す場合は、プログラミングやセキュリティ関連の知識が必要になります。
インフラエンジニアのキャリアパスに役立つ資格4選
インフラエンジニアは資格が必須の仕事ではありませんが、資格取得を通して自身の知識やスキルを証明することができます。そのため、インフラエンジニアに関連した資格を取得することでキャリアパスを実現しやすくなる可能性があるでしょう。
ここでは、インフラエンジニアのキャリアパスに役立つ資格を紹介していきます。
1:LPIC
LPICはLinuxのプロフェッショナルとしてのスキルを認定する資格です。試験のグレードには基礎知識を測る「LPIC Essentials」と、「Linux Professional」のLPIC-1~LPIC-3の3段階のレベルが設定されています。
LPICはLinux技術者としてのスキルを認定する国際的な資格であるため、インフラエンジニアのキャリアパスに役立つでしょう。
2:CCIE
CCIEは、ネットワーク機器製造販売会社であるシスコシステムズが認定しているシスコ技術者認定のエキスパート認定です。
CCIEはシスコ技術者認定が設けている5段階のグレードの中でも、もっとも上位の資格となっています。取得することで高度なネットワークスキルを持ったインフラエンジニアであることを証明できるため、キャリアアップに有効です。
3:ORACLE MASTER
ORACLE MASTERは、データベース管理者に必要なスキルを証明できる資格です。試験のグレードには「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4段階が設けられています。
Silver以上の資格を取得できれば、インフラエンジニアのキャリアパスにも役立つでしょう。
4:ITパスポート
ITパスポート試験はITに関する基本的知識を認定する国家試験です。IPAが実施している情報処理技術者試験の試験区分の1つで、ITスキル基準ではスキルレベル1相当の易しい試験となっています。
インフラエンジニアに限らず、はじめてIT系の資格を取得する学生や社会人におすすめの資格となっています。
出典:iパスとは|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html
未経験でインフラエンジニアを目指す方法
未経験からインフラエンジニアへの転職を検討しているという人もいるでしょう。未経験からインフラエンジニアになる場合、まずはインフラの監視やヘルプデスクなどの業務を担当することになります。
ここでは最後に、未経験でインフラエンジニアを目指す方法を紹介していきます。
初めはインフラの監視やヘルプデスク業務を経験する
ITインフラ周りの業務は経験が求められますが、インフラの監視業務はその中でも初歩的な役割となっているため、まずは監視業務などからキャリアをスタートするケースが多いです。
また、ヘルプデスクはITインフラに関する問い合わせに対応する仕事となっており、こちらも初心者でも対応しやすい仕事だと言えます。
インフラの設計及び構築を担えるようにする
インフラの設計や構築などの業務は、インフラエンジニアとして5年程度の経験が必要です。
設計や構築を担当するインフラエンジニアは上流工程の業務となるため、下流工程を担うエンジニアをまとめる役割を行うこともあるでしょう。
インフラの運用及び保守業務を担えるようにする
インフラの運用や保守業務は、稼働しているインフラが安定的に利用できるようにバージョンアップや障害対応を行う仕事です。運用や保守業務は監視業務よりもスキルが求められるため、監視業務やヘルプデスクからのステップアップとして経験を積むと良いでしょう。
インフラエンジニアからのキャリアパスを考えよう
インフラエンジニアには幅広いキャリアパスの選択肢があります。
本記事で紹介したインフラエンジニアに必要とされるスキルやキャリアパスなどを参考に、インフラエンジニアが可能なキャリアパスについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事でも詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:プロダクト作りの在り方を探るコラム/CTO対談 - 【OCTOPASS(オクトパス)】
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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