インフラエンジニアに必要になる10のスキル|資格や技術アップする方法も紹介
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インフラエンジニアの主な仕事内容とは?
インフラエンジニアの仕事内容は、システムやアプリケーションが使用するITインフラの設計や構築、運用、保守などを担うことです。
ITインフラにもネットワークやサーバー、セキュリティなどの種類があるため、ひと口にインフラエンジニアと言っても担当する領域は異なるケースがあります。たとえば、ネットワークエンジニアの場合は、コンピューターネットワークの設計や構築、運用などを担います。
>> インフラエンジニアの主な仕事内容とは?未経験で取得できる資格も紹介
インフラエンジニアに必要な資格5つ
インフラエンジニアは資格が必要な職種ではないため、資格がなくてもインフラエンジニアになることは可能です。しかしインフラエンジニアの業務はネットワークやサーバーなどの専門的な知識やスキルが要求されるため、資格を取得しておくのがおすすめです。
また、転職時にも資格があればスムーズに転職しやすくなるでしょう。ここではインフラエンジニアに必要な資格について解説していきますので、参考にしてみてください。
1:応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は情報処理に関する国家資格です。情報処理技術者資格の1つで、スキルレベル3に相当します。
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験に合格した人がステップアップとして合格を目指すという位置づけの資格になっており、より応用的な内容が出題されます。
応用情報技術者試験に合格することで、インフラエンジニアとして実務を行う際に必要な幅広いIT知識を身につけることができるでしょう。
出典:応用情報技術者試験(AP) | IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
2:CCNP Enterprise 認定
CCNP Enterprise 認定はシスコ技術者認定のプロフェッショナルレベルの資格です。アメリカのネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズが実施している資格試験で、CCNAの上位資格にあたります。
CCNP Enterpriseはエンタープライズなネットワーキングソリューションのスキルを問うものであるため、インフラエンジニアに有効な大規模なネットワークの設計や構築、保守運用に関するスキルを証明することができるでしょう。
3:CCNA 認定
CCNA 認定はシスコ技術者認定の中でも有名なアソシエイトレベルの資格です。CCNAでは主にネットワークの基礎やネットワークアクセス、IP接続など、シスコの基本知識について問われます。
シスコ技術者認定の資格をインフラエンジニアとしてのキャリアに活かしたい場合は、まずはCCNAの合格から目指すと良いでしょう。
4:CCIE Enterprise Infrastructure 認定
CCIE Enterprise Infrastructure 認定はシスコ技術者認定のエキスパートレベルの資格です。シスコ技術者認定の中でも、CCIEは世界的に認められている権威のある資格となっています。
CCIE Enterprise Infrastructureは複雑なエンタープライズインフラストラクチャソリューションに関するスキルを問うもので、資格を取得するにはクオリファイ試験とラボ試験という2種類の試験に合格する必要があります。
CCIEを取得することで、インフラエンジニアとして非常に高い水準のネットワークの知識やスキルを証明できるでしょう。
5:LinuC
Linux技術者認定「LinuC(リナック)」は、Linuxのスキルはもちろんのこと、クラウド/DX時代のITエンジニアに求められるシステム構築から運用管理に必要なスキルの保有を証明できる技術者認定です。LPI-JAPANが実施している認定で、レベルは1~3、そしてシステムアーキテクトの4段階となっています。
ただし、ステップアップ式の認定となっているため、上位の認定取得を目指す場合でもレベル1から受験し合格していく必要があります。LinuxはサーバーやIT機器がOSとして利用しているため、LinuCはインフラエンジニアの業務にも役立つでしょう。
インフラエンジニアに必要になる10のスキル
インフラエンジニアの仕事はネットワークやサーバーといったITインフラに関わる業務を担うことです。しかしITインフラの中でも担当によって担う領域は異なるため、幅広い知識やスキルが求められます。
ここではインフラエンジニアに必要になる10のスキルについて順に解説していきます。
- インフラを設計するためのスキル
- プロジェクトのマネジメントのスキル
- 要望をヒアリングする力
- 要望に対して提案する力
- プログラムを構築するための知識
- クラウドサーバーにおける知識
- ネットワークに関連する知識
- サーバーに関する知識
- セキュリティの設定に関する知識
- 運用やトラブルへの対応力
1:インフラを設計するためのスキル
インフラエンジニアはサーバーやネットワークなどのITインフラの設計も仕事の1つとなっているため、インフラ設計のスキルは必要です。
設計はさまざまなインフラエンジニアの業務の中でも上流工程の業務となるため、高い設計スキルを持っていると年収アップにもつながるでしょう。
2:プロジェクトのマネジメントのスキル
インフラエンジニアとしてのキャリアを積んできた場合は、プロジェクトマネジメントのスキルも磨く必要があるでしょう。インフラエンジニアとしてのキャリアを活かして転職する場合も、マネジメントの経験があるかどうかは重要になります。
プロジェクトのマネジメントスキルがあれば、転職市場でも需要の高い人材になれるでしょう。
3:要望をヒアリングする力
システム開発プロジェクトではクライアントから要望をヒアリングすることになるため、ヒアリングする力も必要とされます。
また、基本的にチームでプロジェクトを進めることになるため、チーム間や別部署とのコミュニケーションを円滑にするためにもヒアリングスキルは必要です。
4:要望に対して提案する力
システム開発プロジェクトではクライアントのニーズをヒアリングするだけでなく、ヒアリングした内容に対して提案することも必要です。
クライアント自身は自らの要望を実現するための方法がわからないため、インフラエンジニアは要望に対して具体的な提案を行うことになります。
5:プログラムを構築するための知識
インフラエンジニアはプログラマーほどプログラミングを中心とした業務を行うわけではありませんが、サーバー上で動くプログラムを構築することがあります。そのため、サーバー領域を担当するインフラエンジニアにはプログラムを構築するための知識は必要になります。
サーバーエンジニアでなくてもプログラムを構築する知識を持っておけば、仕事の幅を広げることができるでしょう。
6:クラウドサーバーにおける知識
近年ではオンプレミスでのシステム開発よりもクラウドの利用が主流となりつつあります。インフラエンジニアもサーバーに関する知識だけでなく、クラウドサーバーの知識も押さえておく必要があるでしょう。
クラウドサーバーの中でも、AWSやMicrosoft Azureなどの代表的なクラウドサービスは押さえておくと良いでしょう。
7:ネットワークに関連する知識
インフラエンジニアの業務では、ネットワークに関する知識は常に必要になります。インフラ設計を考える際や実際に構築する際には、ネットワークをどのように接続するのかが重要になります。
また、負荷を分散させるためにもネットワークに関連した知識は必須となるため、しっかり押さえておくようにしましょう。
8:サーバーに関する知識
インフラエンジニアの仕事の範囲はITインフラ全般であるため、インフラエンジニアとしてサーバーの運用や保守を行うためには、サーバーに関する知識が必要になります。
サーバーのOSやサーバーのセキュリティなどについても精通することが大切です。
9:セキュリティの設定に関する知識
サーバーの設計の際にはセキュリティ設定を行うことがあるため、インフラエンジニアにはセキュリティの設定に関する知識も必要です。基本的なセキュリティソフトの設定方法は押さえておくと良いでしょう。
ただし、セキュリティ対策は経験のあるサーバーエンジニアが担当することが多いため、そこまで高度な知識は求められない可能性もあります。
10:運用やトラブルへの対応力
インフラエンジニアはITインフラの運用や保守も担うことになるため、運用やトラブルへの対応力も必要です。インフラのトラブルは複雑に原因が絡み合っているケースも多いです。
トラブル対応には幅広いIT知識が必要になるだけでなく、インフラに関する経験も必要になります。
インフラエンジニアがスキルアップする方法5つ
インフラエンジニアとしてスキルアップするには、資格取得を目指したり、スキルマップを作成したりする方法があります。
>> インフラエンジニアが可能なキャリアパス7選!役立つ資格もあわせて紹介
ここではインフラエンジニアがスキルアップする方法を紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
- 資格取得の勉強をする
- スキルマップを作る
- 学習スクールを利用する
- トレーニングサービスの利用をする
- 新人研修用の資料を使って勉強する
1:資格取得の勉強をする
インフラエンジニアに役立つ資格の資格勉強を行うことで、スキルアップができます。前述の応用情報技術者試験やCCNAなどの資格勉強をすることで、幅広いIT知識を身につけることができます。
また、資格を取得できればスキルや知識を客観的に証明できるため、転職の際にも役立つでしょう。
2:スキルマップを作る
スキルマップとは、業務に必要なスキルを分類し、どのくらいのレベルで業務を行えるかを数値で記入して評価するものです。スキルマップを作成することで、スキルを客観的に評価できます。
スキルマップを作成する場合は、たとえば縦軸にチームメンバー、横軸に「設計」「サーバーの知識」「ネットワークの知識」「プログラミング」など項目を設定し、メンバーそれぞれのレベルを数値で記入していきましょう。
3:学習スクールを利用する
社会人向けの学習スクールの中には、インフラエンジニアに適したコースを設けているスクールもあります。このような学習サークルを利用することで、ネットワークやサーバーなどのインフラエンジニアに必要なスキルを磨くことができるでしょう。
4:トレーニングサービスの利用をする
AWSトレーニングやMicrosoft Learnなど、オリジナルのトレーニングサービスを無料で提供している大手IT企業も多いです。このようなトレーニングサービスを利用することで、AWSやMicrosoft製品のスキルを身につけることができます。
また、トレーニングサービスは資格勉強にも活用できるため、資格取得を目指している場合にもおすすめです。
5:新人研修用の資料を使って勉強する
インターネット上には大手IT企業などが新人研修用に作成した資料がアップロードされています。このような新人研修用の資料には実務で必要になる情報がまとめられているため、インフラエンジニアの勉強にも役立ちます。
これから本格的にインフラエンジニアの勉強をするという場合は、一度資料を探してみると良いでしょう。
インフラエンジニアに必要なスキルや資格について詳しく知ろう
インフラエンジニアは異なる複数の領域を担うため、幅広い知識が必要とされます。
ぜひ本記事で紹介したインフラエンジニアに必要な資格や必要になるスキル、インフラエンジニアがスキルアップする方法などを参考に、必要な知識やスキルを身につけてインフラエンジニアとしてスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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