インフラエンジニアにオススメの資格12選|必要なスキルなども紹介
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インフラエンジニアとは
インフラエンジニアとは、システムを動かすために必要なネットワークやサーバーなどのITインフラの設計、構築、運用を行うエンジニアです。
インフラという言葉が一般的に水道やガス、電気などの人々の生活に必須のものを指すように、インフラエンジニアはシステムの基盤となるITインフラを扱うスペシャリストです。
資格は必須?
インフラエンジニアに資格は必須ではありません。そのため、極端に言えば何も資格を持っていなくてもスキルがあればインフラエンジニアになることは可能でしょう。
しかし資格取得を行うことで必要な知識を習得することができるため、ネットワークやサーバーなどのIT関連の資格を取得するのがおすすめです。
未経験でもインフラエンジニアになれるのか
インフラエンジニアは人手不足の状態なので、未経験可の求人も存在しています。そのため、未経験からでもインフラエンジニアになることは可能でしょう。
ただし、まったく知識やスキルがない状態から採用されるということはないため、未経験からインフラエンジニアを目指す場合は事前にスクールなどに通って勉強しておくことが大切です。
>> 未経験でもインフラエンジニアになれる?勉強するべき資格なども詳しく紹介
インフラエンジニアにオススメの資格12選
インフラエンジニアになるために必須の資格はありません。しかし資格を取得することで、インフラエンジニアに求められる知識やスキルを持っていることを証明できるため、資格を取得するのがおすすめです。
ここではインフラエンジニアにオススメの資格を紹介していきますので、ぜひ資格取得の参考にしてみてください。
1:基本情報処理技術者
基本情報処理技術者は、エンジニアを目指すのであればまずは取得しておきたいIT資格です。経済産業省が認定している情報処理技術者資格の1区分で、スキルレベルは2に相当します。
試験範囲は非常に広いため、インフラエンジニアに必要なITに関する知識全般を習得していることを証明できる資格だと言えるでしょう。
出典:基本情報技術者試験(FE)| IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
2:応用情報処理技術者
応用情報処理技術者は、高度IT人材としての応用的な知識やスキルを証明できる資格です。基本情報処理技術者の次のレベルの資格となっており、スキルレベル3に相当します。
より応用的な内容が出題されるため、インフラエンジニアとしてスキルアップを目指す人におすすめです。
出典:応用情報技術者試験(AP) | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
3:ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基本的知識を認定する資格です。通称「iパス」と呼ばれている試験で、情報処理技術者試験の中でももっとも易しいスキルレベル1の試験となっています。
これからインフラエンジニアを目指す場合は、まずはITパスポートから取得してみるのも良いでしょう。
出典:ITパスポート試験(IP) | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ip.html
4:ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、ネットワークの専門的な知識やスキルを認定する資格です。この資格も情報処理技術者試験の1区分ですが、スキルレベル4に相当する高度情報処理技術者試験の1つとなっています。
ネットワークの構築や管理運用、保守を主導し、さらに人に指導できるレベルであることを証明できる資格となっているため、ネットワーク関連の業務に携わるインフラエンジニアに最適な資格だと言えるでしょう。
出典:ネットワークスペシャリスト試験(NW) | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html
5:データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストは、データベースの専門的な知識やスキルを認定する資格です。データベーススペシャリストもスキルレベル4に相当する高度情報処理技術者試験に含まれます。
高品質なデータベースの企画や要件定義、開発、運用、保守を行う知識や実践能力があることを証明できる資格となっているため、データベース関連の業務に携わるインフラエンジニアに最適です。
出典:データベーススペシャリスト試験(DB) | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html
6:クラウドプラクティショナー
AWS認定クラウドプラクティショナーは、AWSプラットフォームの基本的な知識があることを認定するベンダー資格です。インフラエンジニアやクラウドエンジニアに必要なAWSクラウドの知識を証明できます。
AWS認定はクラウドプラクティショナー、アソシエイト、プロフェッショナル、専門知識などに分かれており、クラウドプラクティショナーは基礎レベルの資格となっています。
7:ソリューションアーキテクト
AWS認定ソリューションアーキテクトは、AWSを使用して安全で堅牢なアプリケーションを構築、デプロイするための知識を認定するベンダー資格です。
一般的に、AWS認定と言えばソリューションアーキテクトを指すというくらいAWS認定における代表的な資格となっています。なお、ソリューションアーキテクトにはアソシエイトとプロフェッショナルの2つのレベルがあります。
8:ORACLE MASTER
ORACLE MASTERは、オラクルデータベースの管理スキルを認定するベンダー資格です。
現在Bronze、Silver、Goldという3段階のグレードの試験が実施されており、Silver以降は世界で通用する資格となっています。ステップアップ型の資格となっているため、まずはBronzeの取得を目指しましょう。
9:CCIE
CCIE(シスコ技術者認定エキスパートレベル認定)は、ネットワーク機器製造販売会社シスコシステムズが認定しているシスコ技術者認定における上位技術者資格です。
ネットワーク技術に関する世界共通基準のベンダー資格で、エキスパートレベルの上位資格となっています。そのため、取得することで高い水準のネットワークの専門知識やスキルを証明できます。
なお、受験資格は設けられていないため、後述するCCNPやCCNAを取得しなくても受験可能です。
10:CCNP
CCNP(シスコ技術者認定プロフェッショナルレベル認定)は、シスコ技術者認定の中でもCCIEに続く上位資格です。
大規模なネットワークの設計や構築、保守運用を行うスキルを証明することができます。前提条件としては、3~5年程度の大規模ネットワークソリューションの実装経験が求められます。
11:CCNA
CCNA(シスコ技術者認定アソシエイト)は、シスコ技術者認定の中でもシスコに関する基本知識を認定する資格です。
インフラエンジニアやネットワークエンジニアとしての業務に活かせるのはアソシエイト以上のレベルと言われているため、まずはCCNAの取得を目指すと良いでしょう。前提条件としては、1年以上のシスコソリューションの実装、管理経験が求められます。
12:LinuC
Linux技術者認定「LinuC(リナック)」は、Linuxのスキルはもちろんのことネットワークやセキュリティの基本的な内容を含み、システム構築に求められるスキルや知識を備えていることを証明する認定です。LPI-JAPANが実施している認定で、レベルは1~3、システムアーキテクトの4段階となっています。ステップアップしていく形式になっているため、まずは下位レベルの資格取得が必要になります。
LinuxはサーバーやIT機器のOSとして利用されているため、インフラエンジニアにおすすめの資格です。
インフラエンジニアに必要なスキル4つ
インフラエンジニアとして業務を行う場合、ネットワークやサーバー以外にもさまざまなIT知識やスキルが求められます。ここではインフラエンジニアに必要なスキルを紹介しますので、参考にしてみてください。
1:クラウド系のスキル
近年ではオンプレミスではなくクラウドサービスを利用する企業が増えてきているため、インフラエンジニアにはクラウドに関するスキルも求められています。
ITインフラをクラウド上に構築する技術はIaaSと呼ばれており、オンプレミスで自社内に環境を構築するよりも費用を抑えることができます。
そのため、AWSやAzure、GCPなどのクラウドコンピューティングサービスの知識やスキルも身に付けましょう。
2:セキュリティ関係のスキル
サイバー攻撃による被害を防ぐためにもインフラエンジニアにはセキュリティ関係のスキルが求められます。特にインフラが攻撃された場合、その環境自体が使用できなくなってしまい、関連システム全てが停止してしまうという甚大な被害を引き起こします。
そのため、インフラエンジニアはサイバーセキュリティの知識やスキルを身に付けた上でインフラの設計や構築を行う必要があるでしょう。
3:ネットワークに関するスキル
あらゆるシステムはネットワークを利用して動いているため、インフラエンジニアにはネットワークに関するスキルが必須になります。
たとえば、ネットワークに負荷がかかっていたり通信速度が遅すぎたりする問題があった場合、インフラエンジニアは原因を突き止めなければいけません。
そのため、インフラエンジニアにはネットワークの知識やスキルが必要になります。
4:OSスキル
インフラエンジニアはサーバーを扱うため、OSに関するスキルは必須です。WindowsやLinux、Unixなど使用するOSの種類は企業によっても異なりますが、これらのOSの基本的な知識やスキルを身に付けておくようにしましょう。
関連記事:インフラエンジニアに必要になる10のスキル|資格や技術アップする方法も紹介
2つのインフラエンジニアの違い
インフラエンジニアは一般的に、大きく分けてネットワークエンジニアとサーバーエンジニアにわかれます。ここでは最後に、2つのインフラエンジニアの違いについて解説していきます。
ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計や構築、保守運用を行うエンジニアです。ネットワークの設計図を書き、各端末とサーバーを接続してデータのやりとりができる環境を構築していきます。
>> ネットワークエンジニアの主な仕事内容|やりがいや求められる知識・スキルを解説
また、ネットワークが繋がらないといったトラブルが発生した場合には、ネットワークエンジニアが原因の調査や復旧作業を行います。
サーバーエンジニアとは
サーバーエンジニアは、サーバーの選定からサーバー設計、構築、保守運用などを行うエンジニアです。また、バッチファイルなどのサーバー上で動作するプログラムの構築などを行うこともあります。
>> サーバーエンジニアとして活躍するために取得したい資格7選|メリットも紹介
近年ではクラウドサーバーを利用したシステム開発も増えてきているため、サーバーエンジニアにはクラウドの知識も求められるようになってきています。
必要なスキルとオススメの資格を知ってインフラエンジニアを目指そう
インフラエンジニアとは、システムを利用するために必要なITインフラ周りの業務を行うエンジニア職です。そのため、インフラエンジニアになるためには専門的な知識やスキルが求められます。
ぜひ本記事で紹介したインフラエンジニアにおすすめの資格やインフラエンジニアに必要なスキルなどを参考に、インフラエンジニアに必要なスキルを身に付けてインフラエンジニアへの転職を目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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