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サポートエンジニアに必要なスキルとは?年収と将来性についても紹介

  • 公開日:2021-10-01 14:55:27
  • 最終更新日:2022-03-24 11:40:25
サポートエンジニアに必要なスキルとは?年収と将来性についても紹介

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サポートエンジニアとは?

開発会議

サポートエンジニアとは、IT企業において顧客をサポートする職業です。


具体的には顧客からの問い合わせに電話やメールで対応し、技術的トラブルの解消をするのが主な仕事になります。


サポートエンジニアは属する企業や担当する製品により、行う業務が異なってくるため、製品に対して幅広い知識とスキルが必要でしょう。

サポートエンジニアに適している人とは?

電話をとる男性

サポートエンジニアは、顧客の問い合わせに正確に答える必要があります。またサポートエンジニアはITスキルだけでなく、接客のスキルも問われます。


そのため、人の役に立てることにやりがいを感じる方で接客やメール対応が的確に行える人に向いているでしょう。

サポートエンジニアの仕事内容

マイクに手をかける女性

サポートエンジニアの仕事内容は企業により多少異なります。どの企業でも共通している仕事内容は、顧客が抱える「問題を解決する」のが主な内容になるでしょう。


例えば、「このシステムへのアクセスのやり方がわからない」などといった問い合わせに対して電話やメールで適切な回答をするのも仕事となります。また、直接顧客への訪問をして対面での対応をすることもあります。

サポートエンジニアに必要な5つのスキル

ポイントを示す男性

サポートエンジニアに一番必要なスキルは高いITスキルです。ただ、それだけではエンジニアとしての業務をすべてこなすのは難しいと言えます。


サポートエンジニアは顧客の問題を解決する仕事です。問題解決を行う上では技術的なスキルだけでなく様々なスキルを必要とするでしょう。

1:問題解決能力が必要

大前提として、顧客からの問い合わせには的確に答えられなければなりません。相手の求める最善の答えを迅速に導き出し、顧客の抱える問題の早期解決を行える「問題解決能力」が重要視されます。


こうした能力があると求人を行っている企業からも重宝されるため、サポートエンジニアへの転職を検討している人はアピールできるポイントのひとつになります。

2:コミュニケーション能力が必要

顧客とのやり取りが円滑に行われないと正確に問題解決に繋げることは難しいでしょう。


顧客の求める回答を導き出し、満足してもらうためには、「顧客からの情報を聞き取る能力」「改善策を伝える能力」などといった「コミュニケーション能力」が必要とされます。


実際に対面で接客を行う、メールでやり取りするなど人と接することも多くなるのがサポートエンジニアの特徴です。そういった顧客の問い合わせに完璧に対応できなければならないため、「コミュニケーション能力」は問題解決能力とともに必要になります。

3:ITスキルが必要

システムの開発やコードを書かない点は他のシステムエンジニアなどとの大きな違いですが、ITに関する知識を持っていなければ、顧客からのITに関する問い合わせに的確な回答ができません


知識のないエンジニアに頼ろうとする顧客も少ないでしょう。顧客の期待に応えることは、口コミによる評判にも影響される重要な要素です。


このため、「ITスキル」はサポートエンジニアの仕事をする上で重要視されます。

4:チームワークが必要

サポートエンジニアの仕事には、顧客の対応だけでなくドキュメント作成などもあります。よくある質問やその回答をまとめたドキュメントを作成し公開することで、顧客だけでなく企業内での情報共有を行うことなども挙げられるでしょう。


個人の仕事のみならず、企業と情報共有することでより良いサービスの提供を促し、顧客満足を高めていけるように、チームで働くという意識が必要とされます。

5:英会話が必要

「英語力」もサポートエンジニアとして問われるスキルになります。

>> エンジニアが英語力を身に付けるメリットとは?レベル別の学習方法も紹介


所属する企業にもよりますが、例えば外資系の企業に勤めると開発部門とのやり取りはすべて英語になります。この場合、英語でやり取りできることや英語の翻訳ができることが必要条件となります。


必ずしも英語でのやり取りができなければならないというわけではありませんが、どこの企業に所属しても、日常会話レベルの英語力を身に付けておくことは仕事をする上で大きな強みになるでしょう。

サポートエンジニアの職種4つ

ネクタイを締め直す

サポートエンジニアとしてひとつにまとめられることが多いですが、サポートエンジニアには大きく4つの種類があります。


それぞれの職種には役割があり、ひとつの職種に専念している方もいれば、複数の職種を兼任している方もいます。職種にはそれぞれの役割があり、どれも欠かすことはできません。


この4つの職種の業務にはその職種でのスキルが必要となるので、どういった業務内容なのかをここで紹介します。

1:顧客の問題を処理するカスタマーサポート

カスタマーサポートは顧客の問い合わせに対応する業務のことです。


問い合わせの中には、IT企業ならではの製品に対する質問からクレームなどのトラブルの要因も含まれます。接客の能力や対応力を問われる職種と言えます。業務に責任感を持ち丁寧に仕事をする必要があるでしょう。

2:製品の問題を処理するプロダクトサポート

プロダクトサポートは製品の導入から問題解決をする業務です。


製品に関するサポートをメインとするプロダクトサポートをする場合、正しい製品知識を身に付ける必要があります。また、知識だけでなく、その知識をわかりやすく顧客に伝えるコミュニケーション能力やITスキルも必須と言えます。

3:営業に同行して打ち合わせなどをするセールスサポート

セールスサポートは営業担当者に同行して、顧客に対して打ち合わせや技術的な内容の説明する業務です。


営業担当者では説明の難しいシステムなどについての説明や取り扱っている製品の紹介などをするといったサポートします。


顧客に対してプレゼンテーションをすることも多々あるので、高いプレゼンテーション能力やプレゼンテーションに使用する資料を作成できる能力なども必要とされます。

4:技術的な問い合わせに対応するテクニカルサポート

テクニカルサポートは所属した企業が扱っている技術的な内容について、顧客からの問い合わせに対応する職種です。


主にIT製品やサービスなどの技術面において問い合わせがあった場合に、電話やメールにて対応して顧客とやり取りをします。


サポートエンジニアというと、一般的にこの職種に属することが多く、システムエンジニアなどの技術的な業務をする企業を顧客としていることが多いでしょう。

サポートエンジニアの年収

お札を広げている

サポートエンジニアの年収は、平均して300万円~400万円程だと言われています。


しかし近頃では、様々なソフトウェアを開発している大手IT企業でも採用強化しています。これは、開発や販売する製品が増えればサポートエンジニアが多く必要とされてくるためです。


こういった面で、サポートエンジニアは将来性のある仕事として需要が高まってきています。特にシステムエンジニアとしての能力を持っているのであれば、年収が500万円程を超えることもあるでしょう。

サポートエンジニアの年収アップに有利な資格

ヒアリング中の女性

サポートエンジニアになる上でいくつか持っていると給与にも関わる資格があります。


給与は転職を考える上で自分の生活にも影響する、避けては通れない項目です。未経験でもなれる職業ですが、資格を持っていると年収アップに繋がることがあるのも知っておきましょう。

実務経験を証明するITスキルの資格

サポートエンジニアとして仕事をするのであれば、実務経験を証明するITスキルの資格を持っていると有利でしょう。


特にIT企業では、関連したスキルを持っているというキャリアパスを示せる人材を必要としています。ITスキルを有しているのであれば、職務経歴書にも書けるという点から企業から重要視されることが期待できます。

スーパーバイザー資格などのサポート資格

特にマネジメントポジションとしての立ち位置で仕事をしたいのであれば、サポートの資格を所有していると有利です。


サポートの資格はスーパーバイザー資格が代表的ですが、マネジメントスキルや知識を所有していないと取得が難しい資格なので、持っていれば企業から支給される給与が上がるなど厚遇されることも考えられます。

サポートエンジニアは将来性のある職業

キーボードを上から見た図

今後はサポートエンジニアがIT業界に必要な存在となります。


特に高度なITスキルなどを所有したサポートエンジニアは、個人のスキルが評価されつつある今後の社会において、サービスエンジニアと同等の仕事を任されることも多々あるでしょう。


特にmicrosoftやGoogleなどではそのような人材の採用強化を行うなど、需要が高まっています。将来性のある職業だからこそ、ITスキルを持っている人の転職先としてはねらい目の職業と言えるでしょう。

サポートエンジニアのキャリアパス

PCの前で険しい顔をしている男性

サポートエンジニアとはあまり知られていない職業です。それに伴いサポートエンジニアのキャリアが不確定要素なのも事実でしょう。ここでは実際にサポートエンジニアとしてどのようなプロセスがあるのかをご紹介します。

サポートエンジニアのマネジメントを目指す

高いITスキルを持っているサポートエンジニアの需要が高まっている理由のひとつとして、マネジメントの業務の担当を任せられるからです。


ITスキルを持っている人材をマネジメント担当にすることにより、育成に力を入れやすくなります。これにより、マネジメントとしての立ち位置に就くことはキャリアに繋がるでしょう。

フリーランスになる

需要が高まっている点から、マネジメントポジションだけでなくフリーランスとして働いて稼ぐことも可能となっています。


フリーランスとして稼ぎたいのであれば今のうちに、マネジメントポジションを経験して個人で仕事ができるようにスキルを高めていきましょう。経験を積むことにより様々な企業から注目されることも十分に考えられます。

>> フリーランスエンジニアになる7つのメリット|向いている人の特徴も解説


フリーランスを目指すこともキャリアに繋がるでしょう。

サポートエンジニアへ転職する際の3つのポイント

ペンを掲げている人

サポートエンジニアへ転職する場合、サポート業務が評価される会社であるか、スキルを伸ばせる会社であるか、働きやすく成長できる会社であるかといった点に、特に注意する必要があるでしょう。


自分に合った会社に就職できなければ、ストレスの原因になったりつまらないと感じたりして、中途半端になってしまいがちと言えます。自分の中で志望動機を明確にすることを心がけましょう。

1:サポート業務が評価される会社

サポートエンジニアはあまり知られていない職種です。顧客からの問い合わせに対応するヘルプデスク業務が主な仕事内容となります。あまり目立たない仕事なので、企業によっては業務内容をあまり評価しないところもあることでしょう。


自分の実力を認めてくれる企業かどうかの判断を怠らないようにすることが重要と言えます。

2:スキルを伸ばせる会社

重要なポイントのひとつとして、自分のスキルを伸ばせる企業であるかという点も見逃せません。


自分のスキルを伸ばせなければ、自分の成長を実感できず何をやっても仕事にやりがいを感じられないでしょう。元から持っているだけのスキルで満足せず、自分の成長を促せる会社を探しましょう。

3:働きやすく成長できる会社

仕事ができるだけでなく、社内環境の良し悪しもチェックするべきポイントです。


お互い協力し合える仲間がいて、顧客にも満足してもらえる製品を提供できることはサポートエンジニアとして大成功と言えるものでしょう。自分の働きやすい環境を整えることは、仕事で大成功するまでの第一歩です。会社が自分に合っているのかを慎重に判断しましょう。

転職を考える際はサポートエンジニアもキャリアのひとつです

goodする人

転職先として将来性のあるサポートエンジニアはひとつの選択肢になります。


特にITスキルを持っている人であれば、企業からも重宝される人材となることでしょう。


最近ではIT企業が大きく成長していますが、その中でもサポートエンジニアという職業は顧客への対応力並びに高いITスキルを持っていることで、注目を浴び始めています。


様々なサービスが発展を続ける中でサポートエンジニアの存在はなくてはならない存在になることも十分に考えられます。サポートエンジニアへの転職はキャリアのひとつとして考えるのも社会で成功していくための方法となり得るでしょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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