エンジニアの仕事を辞めるタイミングは?退職の手順も詳しく紹介
Workteria(ワークテリア)では難易度の高いものから低いものまで、スキルや経験に合わせた案件を多数揃えています。会員登録は無料ですので、ぜひ会員登録してご希望の案件を探してみてください!
フリーランス/正社員のエンジニアとして活躍するには、ご自身のスキルや経験に合わせた仕事を選ぶことが大切です。ご希望の案件がみつからない場合はお気軽にお問い合わせください!ユーザ満足度の高いキャリアコンサルタントが在籍していますので、希望条件や悩み事などなんでもご相談ください。ご希望にピッタリの案件をご紹介させていただきます。
エンジニアの仕事を辞めるタイミングを決めるには計画が必要
キャリアアップなどを目指して転職をするエンジニアは少なくありません。しかし、何の計画もなく仕事を辞めるとスムーズな転職ができなくなる可能性があります。
また、周りに迷惑を掛けず円満に仕事を辞めるためにも、計画をきちんと立てて仕事を辞めるタイミングを決めなくてはなりません。
>> 仕事を辞めたいと感じた時の対処法|よくある理由や円満退職するための手順も紹介
エンジニアの仕事を辞めるタイミング4つ
エンジニアの仕事を辞める際には、周りに迷惑が掛からない時期や転職先を見つけてから辞めるなど、そのタイミングを見極めることが重要なポイントです。
ここでは、転職に適したタイミングについて見ていきましょう。
1:繁忙期は避ける
会社が忙しい繁忙期に退職の話をしようと思っても、忙しさのあまり上司に取り合ってもらえない可能性があります。また、引き留められてしまう可能性も高くなるでしょう。
さらに、みんなが業務で手一杯の繁忙期に退職すると周りに迷惑を掛けてしまうことになり、また反感を買うかもしれません。
そのため仕事を辞める際は、繁忙期は避けるようにしましょう。
2:迷惑が掛かりにくい年度末や年末がおすすめ
エンジニアの仕事を辞めるタイミングとしておすすめなのが、周りに迷惑を掛けにくい年度末や年末です。
一般的に年度末や年末は、新入社員の入社や人事異動など人の動きが多く、引き継ぎをスムーズに行うことができます。
あなたが退職することによってできる穴を埋める体制を会社側が作りやすいというメリットもあるため、年度末や年末は退職におすすめのタイミングと言えるでしょう。
3:転職先のめどがついてから退職すると安心
転職先が決まる前に退職をしてしまうと、次の仕事が決まるまでの収入がなくなり不安な日々を送ることになるでしょう。
そのため、転職先のめどがついてから退職すると安心です。働きながら転職活動を行えば金銭的な不安を感じることなく、心に余裕を持って転職活動に臨むことができます。
しかし、退職したい理由が精神的ストレスで、体に不調が出ている場合は自分の体調を最優先して、転職先が決まる前に辞めることを考えても良いでしょう。
4:ボーナス支給後から少し期間をあけると良い
中小企業などで経営者の判断でボーナスの支給額が決まるような場合は、ボーナス支給前に退職の意思を伝えると、ボーナスが減額される可能性があります。
また、ボーナス支給後すぐに辞めるとボーナスをもらい逃げしたという悪い印象を与えてしまうだけでなく、周りに迷惑を掛けてしまう可能性もあります。
そのため、会社を辞めるタイミングはボーナスが支給されてから少し期間をあけるようにしましょう。
エンジニアの仕事を辞める際の6つの手順
エンジニアの仕事を辞めるのに適したタイミングを知ったら、エンジニアの仕事を辞める手順についても確認しましょう。
仕事を辞めることを決めたら、スムーズに退職ができるよう計画を立てながら手順通りに進めることが重要です。
紹介する手順を参考に計画を立ててみてください。
1:自分の中で辞意を固める
退職の意思を会社に伝えると引き留められる可能性があります。引き留めに応じたとしても、一度会社を辞めようとした事実が周りに伝わることで、会社での居心地が悪くなる可能性があります。
会社を辞めるには覚悟が必要です。会社に退職の意思を伝える前に、退職の理由などについてもう一度見つめ直し、自分の中で辞意を固めましょう。
2:直属の上司に相談する
自分の中で辞意を固めたからといって、いきなり退職届を上司に提出すると上司も戸惑ってしまいます。
まずは、直属の上司に退職の意思を伝えるようにしましょう。直属の上司とは一般的に自分が属している課やグループの責任者を言います。
直属の上司を飛び越えて部長や人事部などに伝えると、直属の上司の顔をつぶすことになるため気をつけましょう。
>> エンジニアが上司に転職のことを相談する際の注意点|先に話すべき相手も解説
退職理由はハッキリと前向きに伝える
辞意を伝えるときにあやふやな気持ちのまま伝えたり、会社への不満を退職理由として伝えたりすると引き留めの余地があると判断されスムーズに退職できなくなる可能性があります。また、上司の機嫌を損ねてしまうことも考えられるでしょう。
そのため退職理由を伝えるときはハッキリと伝え、会社への不満は退職理由として伝えないようにしましょう。
退職理由は「ここで学んだスキルを活かして、新しい環境でがんばってみたい」など前向きに伝えることが重要です。
必ず退職の1〜3カ月前までには伝える
法律では退職の2週間前までに退職の意思を伝えれば良いとされていますが、引き継ぎに要する時間や様々な手続きに掛かる時間も考え、必ず退職の1~3カ月前までには退職の意思を伝えましょう。
あなたが辞めた穴を埋めるために人員を補充したり、辞めた後周りに迷惑を掛けないようきちんと引き継ぎを行ったりするために、遅くても退職の1カ月程前には辞意を伝える必要があります。
また、就業規則で退職の意思を伝える時期が決められている会社もあるため、就業規則の確認を忘れずに行うようにしてください。
出典: 仕事を辞めるには(退職)|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000081187.pdf
3:退職日を決めて退職願を提出する
業務の流れなどを考えて退職日を上司と相談し、決めたら退職願を提出しましょう。退職願は退職が正式に認められてから、退職する日の2週間前までに直属の上司に提出します。
なお、会社によって退職願を提出する場合と退職届を提出する場合があるため就業規則で確認が必要です。
退職日が決まったら、税金や年金、健康保険、雇用保険など退職に伴う手続きの方法や期限について確認しましょう。
出典: 仕事を辞めるには(退職)|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000081187.pdf
4:会社に迷惑が掛からないように.残務整理や引き継ぎをする
退職日が決定したら、会社に迷惑が掛からないように残務整理や引き継ぎを行いましょう。退職日までの引き継ぎのスケジュールを立て、計画的に引き継ぎを行うだけでなく、業務内容やフローなどを記した引き継ぎノートを作成し、後任者へ引き継ぎます。
必要に応じて取引先などに後任者と一緒に挨拶に伺い、辞めた後も後任者がしっかりと対応していくことを伝えましょう。
5:会社に返却するものは忘れずに返す
身の回りの整理を行い、備品と私物を混同しないように注意して、会社に返却するものは忘れずに返すようにしましょう。
退職時には社員証などの身分証明書や健康保険証、名刺、業務にかかわる書類やデータは返却しなくてはなりません。
予め何を返却しなくてはならないかチェックをしておきましょう。
6:必要書類等を提出し退職する
状況に応じて必要書類等を提出して退職しましょう。また、離職票や源泉徴収票など退職時に会社から受け取る書類も多数あります。
提出し忘れや受け取り忘れのないように、事前にチェックリストなどを作り漏れなく対応するようにしましょう。
退職を打ち明けるポイント4個
退職を決意して上司に打ち明ける際、タイミングに気をつけるだけでなく、他にも注意したいポイントがあります。
ここでは退職を打ち明けるポイントについて見ていきましょう。
1:引き止められたら丁寧に決意を伝える
退職を打ち明ける際に重要なポイントとなるのが、退職の意思が固いと相手に思わせることです。
引き止められることを事前に想定し、引き留めてくれるのは嬉しいが退職の決意は変わらないということを丁寧に伝えるようにしましょう。
上司はあなたを引き止めようと色々な策を講じてくるかもしれませんが、何か理由をつけて相手を納得させるのではなく、何を言われても揺るがない固い決意を相手に示すことが大切です。
2:必ずしも転職先を言う必要はない
上司から転職先を聞かれた場合、必ずしも転職先を言う必要はありません。転職先を言うことで、退職交渉がスムーズに進まなくなる可能性があります。
また、転職先が知られてしまうと転職を妨害されたり、円満退職が難しくなったりすることもあると言われています。
もし転職先を聞かれたら、「〇〇業界へ転職します」や「ベンチャー企業に転職します」「〇〇事業に力を入れている会社に転職します」など、具体的な企業名をぼかして伝えると良いでしょう。
3:打ち明けられない事情があれば退職代行も視野に入れる
会社でハラスメントを受けているなど、退職を打ち明けられないような事情があるなら退職代行の利用を視野に入れるのもおすすめです。
自分で退職を打ち明けられない場合には退職代行を利用することで、あなたの代わりに退職の意思を会社に伝えてくれるため、ストレスをあまり感じることなく、スムーズに退職できるでしょう。
4:退職を伝えるための時間をとってもらう
退職の意思を伝えるときには、必ず上司に時間をとってもらうようにしましょう。忙しくてバタバタしている中で伝えると、適当に対応され、後で「聞いていない」と言われてしまう可能性があります。
大事な話のため、しっかりと聞いてもらうためにも事前に「今後のことでお話があるのでお時間をいただけないでしょうか」とアポをとっておくと良いでしょう。
仕事を辞めるときは会社に迷惑が掛かりにくいタイミングを考えよう
エンジニアの仕事を辞めるタイミングや退職の手順について紹介しました。
激務で心身ともに参っていたり、人間関係に悩んで大きなストレスを抱え体調不良に陥っていたりする場合には、限界に達する前に自分のことを第一に考えて退職するのがおすすめですが、それ以外の場合には辞めるタイミングを考える必要があります。
仕事を辞めるときは会社に迷惑が掛かりにくいタイミングを考えて辞めるようにしましょう。円満に退社することで、気持ちも新たに転職先での仕事に励むことができます。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
「Workteria」「東京ITカレッジ」をご紹介いただきました!
正社員/フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
- 自分に合う案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な案件探し・契約周りは任せて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、Workteriaサイトをご利用ください!
定期的にご本人に合う高額案件を紹介
リモートワークなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート