ノマドワーカーとして働くポイント|エンジニアとして働くメリット・デメリット
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ノマドワーカーとはどんなワーキングスタイル?
働き方の多様化に伴い、自分らしいワークスタイルへの志向が高まり、ノマドワーカーとして働く人が増加傾向にあると言われています。
ノマドワーカーとは、拠点を持たず移動しながら、自由な場所で仕事をする人のことを指します。インターネットやITを使い、一定の場所にとどまらず働いているのが特徴です。
リモートワークやテレワークとの相違点
リモートワークやテレワークは、オフィスに出向かずに働くという働き方のスタイルを示す言葉です。この場合、所属している会社のオフィスといった拠点があることが条件になります。
ノマドワークの特徴は拠点を持っていないところにあります。そのため、リモートワークやテレワークとの相違点とは、働く拠点の有無にあるでしょう。
フリーランスとの相違点
フリーランスは、企業や組織に所属せずに仕事しているという雇用形態を指します。そのため、フリーランスの中にも自分の事務所や拠点を持っている人もいれば、持っていない人もいます。
拠点を持たず、ノマドワーカーのように場所を移動しながら仕事しているフリーランスも存在します。
ノマドワーカーの語源とは
ノマドワーカーの語源は、英語で遊牧民を意味するノマド(nomad)にあります。言葉の通り、遊牧民のように自由に移動しながら仕事しているのが特徴です。
基本的にはオフィスを持たないことを前提にしていますが、オフィスを持っていてもそこが仕事の拠点になっていない場合、広義としてノマドワーカーに分類されることもあります。
ノマドワーカーに向いている職種6選
ノマドワーカーとして活躍している人の中には様々な職種の人がいますが、拠点を持たずに働くというスタイルに向いている仕事もあれば、そうではない仕事もあります。
次に、ノマドワーカーに向いている6つの職種を紹介していきます。
1:Webライター
Webライターは、パソコン1台あれば記事を執筆できる、ノマドワークに適している職業でしょう。クラウドソーシングにはライティングの案件が多く、特に初心者のノマドワーカーが挑戦しやすいと言われています。
文章力や関連する専門知識を身につけることで、単価の上昇や社会への影響力が期待できる職業でもあります。
2:ブロガー・YouTuber
自身のブログを運営し、ブログに掲載している広告による収入やアフィリエイト収入で稼いでいるブロガーも、ノマドワーカーとして働きやすい職業でしょう。
ブロガーとして人気を獲得した場合、下請けとして働くライターよりも収入が高まる期待があります。
3:ネットショップ運営
大手のネット販売系プラットフォームを経由することなく、自身でネットショップを立ち上げ運営する人の中にも、ノマドワーカーの形態を採用している人がいます。プラットフォームを経由しない分、販売の利益を拡大できる可能性があります。
成功のためにはネットショップ運営資金の調達やサイトの運営維持、販売やデザインのセンスなどが求められます。
4:Webデザイナー
未経験の人がノマドワーカーとしてWebデザインの世界に足を踏み入れることもありますが、Webデザイナーとしてすでに働いている人が独立してノマドワーカーになる場合もあります。
スキルや資格を持っていれば、Webデザインの分野でノマドワーカーになっても安定して稼ぐことができるでしょう。
>> Webデザイナーとは?仕事内容や必要なスキルなど詳しく解説!
5:アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、成果報酬型の広告を意味します。自分のWebサイトやSNS上に広告を掲載し、広告経由による売上に応じて成果報酬を得ます。
導入コストが低く、未経験でも始めやすいとされるアフィリエイト広告ですが、収入は運営するWebサイトのドメインパワーやSNS上での影響力に大きく左右される可能性があります。
6:ITコンサルタント
ITコンサルタントとして働く場合、クライアントとの打ち合わせはWebツールを活用することで、場所にこだわらない働き方を実現可能です。
必要とされる知識も個人のスキルがベースであるため、オフィスにとらわれる必要もありません。
ただし、ITコンサルタントとしての実績やスキルが不十分な場合は、個人で仕事を受注したり相談に乗ったりすることができないこともあります。
>> ITコンサルタントの4つの仕事内容とは|必要なスキルや資格についても解説
ノマドワーカーエンジニアとして働くためのポイント5つ
エンジニアとしてノマドワークを実現したいという人もいるでしょう。エンジニアの仕事内容は場所を選ばないものが多くありますが、ノマドワーカーとして十分に活躍するには条件があると言われています。
ここでは、ノマドワーカーエンジニアとして働くために気を付けたいポイントを5つ紹介します。
1:専門的な技術を蓄えておく
ノマドワーカーは基本的に1人で仕事に取り組みます。そのため、分からないことだらけでは仕事が成立しません。1人で開発し、トラブル発生時に自分で対処できるよう、専門的な技術を持っておくといいでしょう。
また、リモート開発案件の数はジャンルによっても異なります。特にWeb系の開発はノマドワーク可能な案件も多数あるため、Web系の開発言語のスキルを高めておくと良いでしょう。
2:小さな案件から経験を積んでいく
大きな案件に取り組んだり、企業でノマドワークする前に、小さな案件で経験を積んでおくことが大切になってきます。知識が身についてきた段階で、クラウドソーシングサイトに登録したり、知人に仕事の紹介を受けたりすると良いでしょう。
未経験からでも挑戦できる案件はクラウドソーシング上にもあるので、学んだことをアピールしながら受注していくことをおすすめします。ポートフォリオを作成できる場合は作成しておくと、受注率の向上に繋がるでしょう。
3:仕事を速く消化することを心がける
ノマドワーカーとして仕事を増やしていくためには、仕事を進めるスピードを意識するといいでしょう。成果物を納品するという形式の契約も多く、スケジュール管理や効率の良いタスク消化を身につける必要があります。
契約を取れるようになっても、1つの案件にかけている時間が長ければ、収入の大幅アップは難しいでしょう。仕事のスピードが上がれば、より多くのプライベート時間が作れたり、受注数を増やしたりして収入アップに繋げやすくなります。
4:仕事に関する情報収取を怠らない
ノマドワーカーとして仕事の質を高め、受注を増やせるようになるためには、関連する情報をしっかりと集めておきましょう。
最新のトレンドを把握しスキルアップし、クライアントのニーズに応えられるよう日々成長することは、エンジニア職において重要であると言われています。
会社に属さないノマドワーカーの場合、最新の情報を教えてくれる相手が少ない場合もあります。意識して情報収集に取り組むことが必要でしょう。
5:仕事とプライベートのメリハリをつける
ノマドワーカーはどこでも仕事ができる反面、生活のリズムが崩れやすくなります。またプライベートと仕事の空間が混ざってしまうことで、時間のメリハリがつきにくく、作業効率が落ちてしまう場合もあります。
自分なりのオンオフの切り替えを決めたり、場所を区切ったりして、パフォーマンス低下に陥らないように気を付けましょう。
ノマドワーカーエンジニアとして働くメリット8選
エンジニアでもノマドワーカーを選ぶ人が増えている理由は、ノマドワーカーとして働くことにいくつかのメリットがあるからでしょう。ここでは、ノマドワーカーとして働く8つのメリットを紹介します。
1:自己裁量で仕事を進行できやりがいを感じる
ノマドワーカーは、仕事を始めるタイミングやスケジュール調整を全て自分で行うことになるため、自然に自己裁量性が高まります。
人に指示されて仕事に取り組むことが減るので、オフィスに出向いて他の人と一緒に仕事をするよりもストレスが軽減されると感じる人もいるでしょう。
服装や場所も自分で決定できるため、自分らしい働き方が実現可能です。自分で決めて満足度の高いワークスタイルを実現すれば、仕事のやりがいも向上します。
2:自分の知識やスキルを使った仕事に専念できる
会社に通勤して働いている場合、オフィスにある他の事務作業や営業に時間を取られてしまうということもあります。自分が活かしたいと思っている知識やスキルを活かせる業務時間が減ってしまいます。
さらに、他の人の会話や雑音に集中力をそがれ、自分の仕事の進捗が思わしくないこともあるでしょう。ノマドワーカーにはそのような懸念は軽減され、落ち着いた環境で自分の仕事に専念できます。
3:余計な人間関係に左右されない
毎日決まったオフィスに通うと、同じ人と接する中で人間関係にトラブルを抱える場合があります。
ノマドワーカーは同じ人と長く一緒に過ごすということが減り、人間関係で感じたストレスが仕事に悪影響を及ぼすことも少なくなるでしょう。
働き方によっては、関わる相手や組織を自分で選んでいくことも可能なため、ストレスの少ない環境を実現できるのではないでしょうか。
4:ワークライフバランスの両立ができる
ノマドワーカーは自分の好きな場所で仕事をするため、自宅や自宅近くで働くことも可能です。わざわざ遠いオフィスまで通う必要がなくなる分、自分のために充てる時間の確保が調整しやすくなります。
ノマドワーカーとして収入を得ながら家事や子供の世話をしたり、自分の趣味に時間を費やしたりと、ワークライフバランスの両立がしやすいのはメリットの一つと言えるでしょう。
5:場所を選ばず仕事ができる
ノマドワーカーの多くは、パソコンやタブレットを使って作業ができる環境であれば仕事を進めることができます。Wi-Fi環境が整っている自宅、カフェ、図書館、公園や旅行先でも仕事できるようになります。
自宅の近くを選んだり、自分が集中しやすいカフェへ移動したり、作業場所を自由に設定できます。その日自分が集中しやすいと思う場所で仕事に取り組めるため、生産性のコントロールが容易です。
6:集中して仕事ができる
ノマドワーカーは場所や時間を選ばずに仕事ができ、人間関係や雑音に困ることも少なくなります。ストレスを減らし、自分の集中しやすい環境を整やすいでしょう。他の人が活動していない比較的静かな早朝や深夜の時間帯に仕事することもできます。
集中力が落ちてきたと感じたら、気分転換するのも自由なのがノマドワーカーの特徴です。飲み物を取りに行ったり場所を変えてみたり、作業を中断して散歩に出かけたりしても良いでしょう。
7:通勤時間と交通費の削減ができる
自宅からオフィスへ通う必要がなくなる分、ノマドワーカーは通勤時間と交通費が削減することができます。
削減できた時間を作業に充てることで収入を増やすができたり、通勤時間分を睡眠に充てることもできるでしょう。また交通費についても節約できた分を自己投資に充ててもいいでしょう。
8:会社の規則に縛られない
オフィスに出社して仕事する際、服装や勤務時間、仕事の進め方といった会社規則に影響を受ける場合があります。ノマドワーカーはそういった会社の規則に縛られることがないため、自由に自分らしく働くことができるでしょう。
自分なりの働きやすさを模索し、ストレスフリーな環境を作ることもできるでしょう。
ノマドワーカーエンジニアとして働くデメリット6選
ノマドワーカーは自由が多い反面、デメリットも存在します。働き始めてから理想とのギャップに戸惑わないよう事前にデメリットを把握しておくと良いでしょう。
ここでは、6つのデメリットを紹介していきます。
1:独自のインターネット環境が必要になる
パソコン1台持って仕事をするためにも、そのパソコンがインターネットに繋がっている必要があります。
最近ではインターネットが整っているコワーキングスペースやカフェが増えていますが、使える場所を自分で探さなければなりません。また、場所が見つからない場合には自宅のインターネット回線を整えたり、モバイルwi-fiを持ち歩いたりと、準備が求められます。
2:セキュリティ保護に注意する必要がある
カフェなどのWi-Fiは、セキュリティが不十分なケースも多々あります。特にパスワード入力不要のフリーWi-Fiは、情報漏洩の危険性が高く、仕事では使わない方が良いでしょう。
その他にも、オフィスがあれば鍵をかけて安心できるデータ管理を個人で行う必要があります。パソコンやスマートフォンの置き忘れ、USBの盗難などによるデータ損失の危険性があるため、注意が必要です。
3:安定した収入は期待できない
正社員として会社に所属しないノマドワーカーは特に、自分で仕事を受注する必要があるため、仕事の量や収入が時期によって異なる可能性があります。
受注できるかどうかはスキルや情報発信力、トレンドによっても左右されます。毎月一定の給料をもらえるわけではないという部分に注意しましょう。
4:実績・スキルによって仕事の受注量が変わる
仕事の実績は、ノマドワーカーの受注率に大きく影響します。その人が仕事をやり遂げることが可能か、質の良い仕事ができるか、という客観的な判断材料になります。また、人にアピールできるスキルがあると、受注のためのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
反対に実績なし、あるいはスキルなしという場合は、仕事の受注が進まない可能性もあります。ノマドワーカーになる前に、実績やスキルづくりをしておくことが重要です。
5:同僚との関りがなくなる
ノマドワーカーはオフィスに行かないため、当然会社の人との交流はなくなります。チームでの仕事による結束感や同僚とのコミュニケーションが減り、孤独を感じる人もいるでしょう。
プライベートでは積極的に人と会ったりシェアハウスに住んだり、孤独に陥らないよう、事前に工夫しておくことがおすすめです。
6:クライアントとの意思疎通が難しい
同僚との交流は減りますが、クライアントとのコミュニケーションはなくならず重要です。会社を通さず自分1人でクライアントとやり取りすることも増え、テキストベースの連絡になる可能性もあります。
向き合って話すことに比べて、電話やテキストでは意思疎通がうまくいかないケースも増えます。解釈を間違えた結果、トラブルに発展してしまうこともあるでしょう。
ノマドワーカーとして働くための4つの必需品
ノマドワーカーが働いていくためには、最低限の物を揃えておく必要があります。自宅や出先で働くために、必要な物を自分で用意しておきましょう。
ここでは、ノマドワーカーの4つの必需品を紹介します。
1:モバイルルーター・充電器・予備バッテリー
外出先でノートパソコンやスマートフォン、タブレットを使用している時に、充電がなくなっては仕事ができません。いつでも充電できるように準備しておきましょう。可能であれば、コンセントがなくても使えるモバイルバッテリーもおすすめです。
モバイルバッテリー機能が搭載されている充電器も販売されているので、カバンの中身を減らしたい人はこちらを導入しても良いでしょう。
また、外出先にWi-Fiがないという可能性もあるので、モバイルルーターを持ち歩き、どこでも作業できるようにしておくと安心できます。Wi-Fiがあってもセキュリティが弱いという状況も、モバイルルーターで回避できるでしょう。
2:ノートパソコンやタブレット端末
作業に使う端末は、自分の使いやすい物を揃えておきましょう。端末のスペックは仕事内容によりますが、エンジニアやデザイナーは高めのスペックも検討しておきましょう。
外出先で作業に取り組むことも多いノマドワーカーは、充電の耐久性や重量感も気になるポイントです。移動のしやすさを考えると、軽量端末がストレスを感じさせず魅力的です。
また、万が一不具合が生じた時に備え、修理や交換の窓口も把握しておきましょう。
3:ビジネス用チャットツール・Webミーティングツール
ノマドワーカーも同僚やクライアントとやり取りするため、連絡手段が必要となります。その場合、直感的で操作性の高いチャットツールを準備しましょう。
また、使いやすいWebミーティングツールも用意しておきましょう。これらが整っていなければ、打ち合わせの度にオフィス訪問や移動を求められることになります。
ビジネスチャットツールは、メールや電話よりも情報を伝えやすく、迅速なやり取りがしやすくなります。非対面でも大きなトラブルを回避できるよう、コミュニケーションツールに工夫しましょう。
4:ワイヤレスキーボードやマウス
タブレットやスマートフォンを持っているけれどノートパソコンを持っていないという人や、ノートパソコンを持ち歩くことに抵抗があるという人には、ワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスがおすすめです。
キーボードはノートパソコンを新たに買うより費用が少なめで、持ち運びの重量もノートパソコンに比べて軽くなる場合があります。また、スマートフォンやタブレットに直接入力するのに比べ、作業効率も高まりやすくなります。
ワイヤレスマウスを使うことで、ノートパソコンを使っている人でも外出先でコードに煩わされることなく作業に集中できます。
重いノートパソコンを持ち歩くのが嫌だけれど、外出先で効率よく作業したい、という人は、ワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスの導入を検討してみてください。
ノマドワーカーの働き方を検討してみよう
ITの発展や社会の変化に伴って、働き方は多様化しています。自分らしさを追求するという点で、ノマドワーカーは魅力的な働き方であり、メリットを多く備えているのが特徴とされています。
その反面、ノマドワーカーとして働くための準備がある程度必要であったり、人によっては大変に感じる部分も出てきます。
以上を踏まえ、自分らしさ実現のためにノマドワーカーとして働くことを検討してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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