システム運用と保守とは?それぞれの仕事内容など違いについて徹底解説!
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システム運用とは?
システム運用とはサーバーやネットワークといったシステムのバックアップを取ったり、システム構成を考えながら、システム障害を起こさないように運用していく仕事です。
システムの運用は24時間365日、問題を発生させることなく稼働させていくことが仕事となるため、ITの知識やコミュニケーション能力などのスキルが求められます。
システム保守とは?
システムを維持していくためにはシステム運用とシステム保守、両方の業務が必要になり、それぞれの業務は役割や仕事内容が異なります。
システム運用はシステムを正常な状態で維持させながら、状況に合わせてシステムを拡張させていくための作業を行います。また、システム保守の業務はシステムに障害や異常が発生した際に対応していく仕事を指します。
システム運用の主な仕事内容3つ
続いて、システム運用の主な仕事内容について紹介していきます。
システム運用の業務を行っていくためにはプログラミング言語やITに関する知識だけでなく、コミュニケーション能力や豊富な業務経験なども必要となるでしょう。
- ネットワーク管理業務
- システム管理業務
- 業務運用管理業務
1:ネットワーク管理業務
ネットワーク管理業務は社内で構築されたネットワークを正常に使えるように、運用、管理していく仕事です。
ネットワークの管理を十分に行うことができないとネットワーク障害を起こす原因となり、社内の機密情報を漏洩してしまうことになります。ネットワークを正常に作動させていくためのスキルが必要です。
2:システム管理業務
システム管理業務とはサーバーシステムやストレージといったシステムを正常に稼働させていく仕事です。
サーバー機器のデジタルデータのバックアップを取り、そのデータを分散し管理するなど、システム障害によるリスクを軽減させる重要な役割を担っています。
3:業務運用管理業務
システム業務運用管理業務の仕事は先ほどご紹介したようなシステム管理業務、ネットワーク管理業務で必要になるシステムの動作確認やデータのバックアップ業務などの作業を管理する仕事です。
システム運用を円滑に進めていくことができるのかスケジュールを管理しながら、必要に応じてサポートを行わなければならないため、高い管理能力が求められます。
システム保守の主な仕事内容
ここからはシステム保守の主な仕事内容について紹介していきます。システム保守の業務はシステム障害が発生した際の復旧作業を行ったり、システムに異常を起こさないための改善業務などを行います。
障害を起こしている原因を突き止め、適切な対策を練っていかねばならないため、ITやプログラミングなどの専門知識に加えて判断力、決断力なども求められるでしょう。
- 障害発生時の復旧業務
- システムの改善業務
障害発生時の復旧業務
ネットワークやサーバーのシステムはさまざまな理由で不具合を起こすことがあるため、不調の原因を解消し、システムを使えるようにしていく必要があります。
障害が発生する原因は、OSやシステムのアップデートやネットワーク環境が変わることで起きることもあるため、さまざまな要因を想定して障害原因を追求していくスキルが求められます。
システムの改善業務
システムに障害が起きないように、日頃から具体的な改善策を講じていくこともシステム保守の仕事です。
ハードウェアとソフトウェアのシステム更新を怠らないようにしたり、システムで扱うプログラムの変更などがあればシステム開発者と改善していくための改善策を講じていったりすることもあります。
システム運用と保守を分担した方が良い場合とは?
続いて、システム運用とシステム保守を分担した方が良い場合について紹介していきます。
扱うシステムの規模が大きい場合は、運用と保守それぞれの業務が増えてしまうため、作業する人の負担を減らすためにも運用作業と保守業務を分担した方が良い場合があります。
また、システム運用を依頼してきている企業の方で十分なリソースを確保することが可能なのかも、作業を分担する際の判断材料となるでしょう。
- システムの規模が大きい場合
- 企業のリソースが確保できている場合
システムの規模が大きい場合
取り扱うシステムの規模が大きい場合、作業にあたる人の負担を減らすためシステム運用と保守を分担した方が良いとされています。
システムが小規模なら1人でシステムの運用と保守とを行うことで、システム全体を把握できるメリットがあります。
しかし、システムの規模が大きい場合は、システムを保守、運用する担当者の負担が増えることもあり、それぞれの作業を分けて行った方が効率良く業務を行うことができるでしょう。
企業のリソースが確保できている場合
システムの保守と運用を依頼してくる企業に十分なリソースが確保できているかどうか知ることも、作業を分担する際の判断基準となります。
システムの保守や運用を依頼してきた企業に財源などのリソースが十分確保できる場合、時間と手間を掛けながら運用と保守を分担して管理していくことが可能となり、作業員の負担を軽減させることもできるため、障害を起こす確率を減らしながらシステム管理業務を行えるでしょう。
外部委託や専用サービスを用いる企業も増えている
24時間休みなく稼働が求められるシステムを社内のチームだけで賄うには限界があります。そのため、企業で扱うシステムの運用や保守に、外部委託や専門サービスを利用して管理業務を行っている会社が増えています。
システム保守や運用をアウトソーシングすることで人件費を削減することが可能になります。
システムを安定稼働させるには運用と保守どちらも大切
システムを正常に稼働させていくためには、運用と保守の両立が大切になります。運用業務が適切に行われないと保守しなければならない箇所が増えてしまうため、運用と保守を両立させ、管理していく必要があります。
ぜひ本記事で紹介したシステム運用と保守の仕事内容の記事を参考に、仕事を行うために必要となるスキルや知識を身に付け、将来性の高いシステム運用と保守の職業を目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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