転職回数が多いエンジニアは不利?成功のためにアピールすべきポイントとは?
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エンジニアは転職回数が多いと不利になる?
転職回数が多いと、「採用担当者にネガティブな印象を持たれるかも」と不安になる方も多いのではないでしょうか。しかし、エンジニアの場合は、一概にマイナスな印象になるわけではありません。
厚生労働省職業安定局の資料を見ると、技術系(IT・通信)の転職求人倍率は、2016~2019年の間で、高いときは10倍以上、低いときでも6倍程度です。
技術系の転職求人倍率の高さから、エンジニアは転職回数が多くても、必ずしも不利にはならないことがわかるでしょう。
出典:中途採用に係る現状等について|厚生労働省職業安定局
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000557900.pdf
転職回数が多いエンジニアについて企業が持つ4つのイメージ
次は、転職回数が多いエンジニアに対して企業が持つイメージについて紹介していきます。
転職回数が多いと、必ずしも選考で不利にはならないことは前述のとおりですが、企業側としては良いイメージとして映らないことがあります。
- スキルアップしていなさそう
- 人間関係が苦手そう
- 辛い仕事があると投げ出しそう
- すぐに辞めてしまいそう
1:スキルアップしていなさそう
転職回数が多いエンジニアは、「スキルが身に付く前に辞めてしまっているのではないか」と思われることがあります。
特に、1つの会社の在籍期間が短い場合は、スキルアップができていないまま退職している印象になるでしょう。
2:人間関係が苦手そう
エンジニアは技術職ですが、チームで動くことが多いため、実際にコミュニケーションスキルが低いと居心地が悪くなってしまったり、仕事の進行でも支障が出てしまったりすることがあります。
そのため、転職回数が多い場合、「周囲の人と良好な関係が築けなかったから転職を繰り返しているのだろうか、人間関係が苦手そうだな」と思われてしまう可能性があるでしょう。
3:辛い仕事があると投げ出しそう
転職回数が多いとその分忍耐力がないようにも見えるため、辛い仕事があると投げ出しそうなイメージを持たれることもあります。
そのイメージが作用すると、「採用しても責任の重い仕事や、難しい仕事を振れないだろう」というマイナスな印象にもつながるでしょう。
4:すぐに辞めてしまいそう
何度も仕事を辞めている人間は、「またすぐに辞めてしまいそう」という懸念を持たれてしまうことがあります。
どのような企業でも、基本的に採用した人間はできるだけ長く働いてほしいと思っている部分があるため、すぐに退職しそうなイメージは選考で不利になると言えるでしょう。
転職回数が多いエンジニアが転職でアピールする6つのポイント
ここまで、転職回数が多いと悪いイメージを持たれてしまう可能性について紹介しました。転職を成功させるには、先述した悪いイメージを払拭する必要があります。
ここでは、転職回数が多いエンジニアが転職でアピールするポイントを紹介していきます。
- 前向きな転職理由を伝える
- 自分のキャリアプランを伝える
- 磨いてきたスキルを伝える
- 実務経験で得たものを伝える
- 協調性に関するエピソードを伝える
- 転職回数が多いことで得たものを逆にアピールする
1:前向きな転職理由を伝える
ポジティブな転職理由を伝えられれば、マイナスな印象を回避できるでしょう。
たとえば、「常に先進的な開発環境で実務経験を積み、エンジニアとしての力を試したい」「若いうちに多くの技術を習得したい」など、意欲的で挑戦的な内容を伝えれば、ポジティブな転職理由として相手に伝わるでしょう。
2:自分のキャリアプランを伝える
転職回数が多い場合、どうしても「なぜこんなに転職しているのだろう」「キャリアプランが明確になっていないのでは」と、不信感を与えてしまうケースは少なくありません。
このようなマイナスな印象を消すためには、キャリアプランを伝えることが重要になります。自分のキャリアプランに対して、これまでの転職と今回の転職とを絡めて伝えられるようにしておきましょう。
3:磨いてきたスキルを伝える
転職経験が多いことで、持っているスキルを期待されている場合もあります。
面接の際には、これまでに磨いてきたスキルを伝えましょう。さらに、入社後にそのスキルをどう活かしたいかまで伝えられれば、入社意欲がある人物と見なされるでしょう。
4:実務経験で得たものを伝える
「転職回数が多い」ということは、それだけ幅広いプロジェクトに関わってきたことも意味します。そのため、実務経験で得たものをしっかり伝えられれば、「多くの現場を経験してきただけある」と採用担当者に良い印象を与えるでしょう。
実際にどのようなプロジェクトにも順応してきたエンジニアは、現場に慣れるのも早く重宝される可能性が高いと言えるでしょう。
5:協調性に関するエピソードを伝える
転職回数の多さで、「周囲の人間とうまく関係を築けなかったのでは」と思われてしまうことがあります。このイメージを消すために、協調性に関するエピソードを伝えておきましょう。
エンジニアは技術職ということもあり技術面を重要視されますが、現場の人間とうまくやっていくには性格に難はないかという点も見られます。
協調性に関するエピソードを伝えれば「この人なら社内でも良い人間関係を築けるだろう」と感じてもらえるため、採用される可能性が上がるでしょう。
6:転職回数が多いことで得たものを逆にアピールする
転職回数が多いということはそれだけ違う開発環境を知っているため、その経験から得てきたものをアピールしましょう。転職によって得てきたものをしっかりと伝えられれば、転職回数は強みになるでしょう。
「多くのプロジェクトに参加できたからこそ、さまざまな言語を習得するきっかけになった」「いくつかの開発現場を知れたことで、○○という立場やそれに伴う実績を重ねられた」など、転職してきたからこそ伝えられることを見つけておきましょう。
ネガティブな転職理由しかないエンジニアがすべき5つのこと
どう考えてもポジティブな転職理由につながらない、良いアピールポイントがない、と思い詰めてしまう方もいるでしょう。
そのような場合は、新しく売りになるような力をつける行動を起こすことが大切です。最後に、ネガティブな転職理由しかないエンジニアがすべき5つのことを紹介します。
- プログラミングスクールに通う
- 転職エージェントを使う
- 転職に有利なスキルを身につける
- 今までの良くない状況を改善する
- 転職せずに副業を始めてみる
1:プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通って、自分が身につけたいITスキルを習得しましょう。独学でわからないことが出てくると、誰にも聞けず挫折してしまうこともあるでしょう。
プログラミングスクールに通えば、講師にわからないことをいつでも質問できるというメリットがあります。また、同じような目的の人が集まっているため、モチベーションも保ちやすいでしょう。
さらに、プログラミングスクールにはスキルの習得だけではなく、就職のサポート体制もあります。スクールを卒業していることで、「一定のスキルを持った人物」として企業に認識してもらえる可能性は高いでしょう。
>> 転職希望者におすすめのプログラミングスクール10選|サポート内容や選び方は?
2:転職エージェントを使う
自分の中ではネガティブな転職理由しかない場合でも、転職エージェントを使うことで、活路が見いだせる可能性があります。
転職エージェントは多くの転職者をサポートしてきた実績があるため、同じようにネガティブな転職理由を持つ人も過去に見てきています。
また、業界の転職事情に対しても詳しく、どういった方向性で企業にアピールしていけばいいかも教えてくれるでしょう。
エージェントに全て任せない
前述のように転職エージェントが頼れる存在であることは事実ですが、全て転職エージェント任せにしないようにしましょう。
転職活動をサポートするのが転職エージェントの役割とはいえ、自分の将来は自分で決めるものと認識しましょう。
「最終的な判断は自分」ということは心に留めておいてください。
3:転職に有利なスキルを身につける
転職に有利なスキルを身につければ、転職がしやすくなります。特にエンジニアの求人は即戦力を求められることが多いため、必要とされるスキルを持っているだけで選考を突破しやすくなるでしょう。
そのため、前職で使用していたスキルだけではなく、旬のプログラム言語を習得することをおすすめします。扱う製品やサービス、業界によって必要とされるプログラム言語が変わってくるため、しっかりと情報収集しておきましょう。
4:今までの良くない状況を改善する
ネガティブな転職理由しかない場合、今までの良くない状況を改善するようにしましょう。ネガティブな転職理由を整理して、何が良くなかったのか明確にしておきます。同じことを繰り替えさないためには大切なことです。
不採用がずっと続いている場合も、そのまま応募し続けるのではなくこれまでの転職活動を振り返ってみましょう。
スキル不足で落ちている場合は、書類選考の時点で不採用となっていると言えるでしょう。その場合は、スキルを習得してから転職活動するか、採用条件の厳しくない企業を探すことをおすすめします。
>> エンジニアの転職が失敗続きになってしまう13の理由|必要とされる能力も紹介!
5:転職せずに副業を始めてみる
社内規定で副業が禁止されていない場合に限りますが、転職せずに副業を始めてみましょう。
転職の目的が収入を増やすことである場合は、本業で安定した収入を稼ぎ、副業でやりたい仕事をするという方法がおすすめです。
エンジニアを募集している案件は豊富です。自分で仕事も選べるため、やりがいも大きいでしょう。この場合は、転職活動するわけではないためネガティブな転職理由を気にする必要もありません。
転職回数が多いエンジニアは経験やスキルをアピールしよう
転職回数が多いと、どうしてもマイナスなイメージを持たれてしまう不安はあるでしょう。しかし、スキルアップやキャリアアップをしてきたのであれば、転職回数の多さはアピール材料になります。
転職回数が多いエンジニアは、ぜひ経験やスキルをアピールしてください。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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