データ分析者にオススメの資格10選|必要なスキルと仕事内容も紹介
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データ分析者について
データ分析者はデータの収集や分析を行う専門家です。データの利活用を行う職業は、データアナリストやデータエンジニア、データサイエンティストとも呼ばれています。
ビッグデータを分析することによって市場調査や消費者の分析を行い、企業のマーケティング活動に活かしたり、課題解決の方法を立案したりすることが仕事です。
資格は必須?
データ分析者に資格は必須ではありません。しかし専門的な知識やスキルが求められる職業であるため、資格を取得することでデータ分析者に求められるスキルを保有していることを対外的に証明した方が仕事をする上で有利だと言えます。
エンジニア未経験での難易度
エンジニア未経験でデータ分析者として仕事を行うのは難易度が高いと言えます。データ分析では最適なツールがなければプログラミングで分析することもありますが、プログラミングスキルがなければ自分でプログラミングすることができません。
>> 未経験からデータサイエンティストへの転職に必要なスキル|メリットを詳しく解説
一方で、エンジニア経験があればデータベース周りの知識も身についているため、必要な統計などのスキルを身につけることでデータ分析者にキャリアチェンジすることも難しくはないでしょう。
データ分析者にオススメの資格11選
データ分析者になるには、ITに関する知識や統計学などさまざまな知識やスキルが必要なため、実務に役立つ資格を取得するのがおすすめです。
ここではデータ分析者にオススメの資格11選を紹介していきますので、ぜひ資格取得の参考にしてみてください。
1:基本情報処理技術者
基本情報技術者は、ITエンジニアに必要な基本的なIT知識を認定する国家資格です。コンピュータシステムや開発、運用、ネットワーク、データベースなどの幅広い内容が出題されるため、エンジニアとしてキャリアをスタートする人におすすめの資格です。
また、データ分析者に必要なIT知識も網羅できるため、まずは基本情報技術者を取得すると良いでしょう。
出典:基本情報技術者試験(FE) | IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/cbt_sg_fe.html
2:応用情報処理技術者
応用情報処理技術者はワンランク上のエンジニアとしての知識やスキルを認定する国家資格です。基本情報技術者試験の上位資格で、高度IT人材としての応用的な知識が求められます。
試験範囲は基本情報技術者と同じであるため、基本情報技術者を取得したら応用情報処理技術者合格を目指すのがおすすめです。
出典:応用情報技術者試験(AP) | IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
3:OSS-DB(シルバー)技術者認定試験
OSS-DB(シルバー)技術者認定試験はオープンソースのデータベースに関する知識や技術を認定する資格です。OSS-DB技術者認定試験はLPI-Japanが認定している資格で、SilverとGoldの2つのレベルがあります。
SilverではPostgreSQLを基準としたオープンソースデータベースの設計、開発、導入、運用などのスキルを図ります。
出典:OSS-DB Silver Ver.2.0 | LPI-Japan
参照:https://oss-db.jp/outline/silver
4:OSS-DB(ゴールド)技術者認定試験
OSS-DB(ゴールド)技術者認定試験はオープンソースの大規模データベースシステムの改善や運用管理、コンサルティングに関するスキルを認定する資格です。
Goldの認定を受けるにはSilverの認定も保有している必要があります。
出典:OSS-DB Gold Ver.2.0 | LPI-Japan
参照:https://oss-db.jp/outline/gold
5:データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストはデータベースに関する専門の知識やスキルを認定する国家資格です。データベーススペシャリストは情報処理技術者試験の中でもスキルレベル4に相当する試験で、非常に難易度が高い高度情報処理技術者試験に含まれます。
データベースのスペシャリストであることを証明できる資格であるため、取得することでデータ分析者に必要なスキルを証明できます。
出典:データベーススペシャリスト試験(DB) | IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html
6:統計検定
統計検定は統計に関する知識や活用力を認定する資格です。日本統計学会が認定している資格で、4級、3級、2級、準1級、1級の5つの試験があります。
これからデータ分析者を目指す場合は4級、データアナリストであれば3級、データサイエンティストであれば準1級の取得を目指すと良いでしょう。
出典:統計検定とは | 日本統計学会
参照:https://www.toukei-kentei.jp/
7:Pythonエンジニア認定試験
Pythonエンジニア認定試験はPythonに関するスキルを認定する資格です。一般社団法人「Pythonエンジニア育成推進協会」が認定している資格で、Pythonに関する基礎試験とデータ分析試験の2種類の試験があります。
データ分析ではPythonを使用することが多いため、データ分析者を目指す場合は特にデータ分析試験の資格を取得しておくのがおすすめです。
出典:Pythonエンジニア認定試験 | Odyssey CBT
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html
8:ジェネラリスト(G)検定
ジェネラリスト(G)検定はディープラーニングの基本知識や活用する能力を認定するジェネラリスト向けの資格です。一般社団法人「日本ディープラーニング協会」が認定している資格で、データ分析者に必要なディープラーニングやAI技術に関する知識を図ります。
出典:G検定とは | 一般社団法人 日本ディープラーニング協会
参照:https://www.jdla.org/certificate/general/
9:エンジニア(E)資格
エンジニア(E)資格は、ディープラーニングの理論への理解や適切な手法を選択して実装できる能力などを認定するエンジニア向けの資格です。
G検定と同様に一般社団法人「日本ディープラーニング協会」が認定している資格です。E資格では知識問題をはじめ、深層モデルの構築やプログラミングなど幅広い内容について問われます。
出典:E資格とは | 一般社団法人 日本ディープラーニング協会
参照:https://www.jdla.org/certificate/engineer/
10:オラクルマスター
オラクルマスターはオラクルデータベースの管理スキルを証明する資格です。日本オラクル社が実施している試験で、27万人を超えるエンジニアが受験した実績を持ちます。
試験のグレードはBronze、Silver、Gold、Platinumがあり、取得することでデータ分析者に必要なデータベースを扱うスキルがあることを客観的に証明できます。
出典:ORACLE MASTER とは | ORACLE
参照:https://www.oracle.com/jp/education/index-172250-ja.html
データ分析者に必要なスキル7選
ここまでデータ分析者におすすめの資格を紹介しましたが、資格の専門性の高さからもわかるとおり、データ分析者には求められるスキルも非常に多いです。
ここではデータ分析者必要なスキル7選を紹介しますので、どのようなスキルが求められるのか参考にしてみてください。
1:プログラミングに関するスキル
データ分析を行う場合、データ分析者自身でプログラミングを行うケースもあるため、プログラミングスキルが必要になります。基本的には機械学習などを行うツールを利用することが多いですが、コーディングを行う企業もあります。
特にPythonやR言語はデータ分析で利用されるケースが多い言語であるため、扱えるようになっておきましょう。
>> Pythonで何ができる?開発可能なプログラム9つと初心者向きの学習サービス
>> Pythonを活用してデータ分析する手順|スクールでの学習もおすすめ!
2:データベースに関するスキル
データ分析ではデータ収集や分析に必要なデータの抽出といった作業を行うため、データベースを扱うスキルが必要になります。データベースの種類としては、Microsoft SQL ServerやOracle Database、MySQL、PostgreSQLなどがあります。
また、データベースの操作を行うSQLのスキルも必要です。
3:ソフトウェアに関するスキル
データ分析では専用のソフトウェアやツールを利用して分析を行うことも多いため、ソフトウェアを扱う知識やスキルが必要になります。「SAP」や「SPSS」などの統計に特化したソフトウェアを扱えれば、短時間で複雑な分析もできるようになります。
4:統計学に関するスキル
データ分析では解析を行うための統計学に関するスキルが必要になります。たとえば、統計や確率、微分積分などの数学的な知識は習得する必要があります。
また、統計処理の方法についてもさまざまな種類があり、データ分析者になるためには習得は必須でしょう。
5:機械学習に関するスキル
ビッグデータを活用してデータ分析を行う場合、機械学習を用いることになります。そのため、データ分析者には機械学習を活用できるスキルが求められます。
機械学習を用いることで、人の手では処理できないようなビッグデータであっても短時間で処理することが可能になります。
6:分析に関するスキル
データ分析者はデータ収集、分析を行うことが仕事であるため、分析に関するスキルは必須です。たとえば目的に合わせて最適なデータ分析手法を選択し、分析結果を適切に読み取るスキルは求められるでしょう。
7:事業戦略に関するスキル
特にデータサイエンティストのような、データ分析の結果を元に企業の課題解決方法まで検討しなければならないデータ分析者の場合は、事業戦略に関するスキルも必要とされます。
企業の事業戦略について知らなければ、データ分析を行ってもその結果を経営判断に活かすことができなくなります。
データ分析者の主な仕事内容
データ分析者の仕事は、データエンジニア、データアナリスト、データサイエンティストのいずれかによっても仕事内容は変わります。
>> データエンジニアとはどんな職業?仕事内容や必要な能力・おすすめ本4選を紹介!
>> データアナリストの仕事内容とは?必要なスキルやおすすめの資格も紹介
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>> データマイニングを扱うエンジニアの仕事とは?具体的な16の手法も知ろう
データサイエンティストであれば、企業が抱えている課題の洗い出し、データの収集・分析、データの可視化、データを基にしたレポートの作成などが仕事になります。
データ分析の資格を取得するメリット
データ分析に関する資格を取得することは必須ではありません。しかしデータ分析者は専門性の高い仕事であるため、未経験で資格がない場合は転職することは難しいでしょう。
一方、データ分析に関連した資格を取得していれば、専門的な知識やスキルを持っていることを証明できます。転職やキャリアアップの役に立つだけでなく、分析結果にも説得力が出るなどのメリットがあります。
データ分析者の今後
現在、IT業界ではIT人材が不足しており、データ分析者も少ないというのが現状です。その一方で、近年ではあらゆる業界でデータの活用が広まっているため、今後もデータ分析者の需要は高まることが予想できます。
>> データサイエンティストの将来性|今後の需要や必要とされるスキルを解説
>> データサイエンティストの平均年収は?収入が高い理由もあわせて解説
そのため、データ分析者は将来性が高い職業であると言えるでしょう。
データ分析者に必要なスキルと資格を知って転職活動に活かそう
データ分析者にはプログラミングやデータベース、統計学などさまざまなスキルが必要になります。
ぜひ本記事で紹介したデータ分析者におすすめの資格やデータ分析者必要なスキルなどを参考に、専門性の高いスキルを身につけてデータ分析者への転職を目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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