ゲームプログラマーの年収っていくら?20代~60代までの収入を年齢別に紹介
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ゲームプログラマーとは?
ゲームプログラマーとは、ディレクターやデザイナーによって立案された企画や仕様を正常に動作するようにプログラムを組むエンジニアのことです。
近年では、ゲーム機だけでなくPCやスマホ、タブレットの普及が加速したことによって、ゲームプログラマーの需要も増加傾向にあります。
>> ゲームプログラマーになるためには?必要な技術や有効な資格試験も紹介
ゲームプログラマーの仕事内容
ゲームプログラマーの仕事内容は、主にディレクターやデザイナー達によって生み出されたアイデア、企画をゲームという形に仕上げる作業がメインの仕事となります。
また、一度作ったら終わりというわけではなく、ユーザーから届いたバグ、不具合に関する報告に対して早急に対応するなど、製品が表に出ている間は徹底した品質管理を行うことも重要な仕事内容の1つです。
>> ゲーム会社で活躍する42の職種|制作の流れや必要なスキルも解説
ゲームプログラマーの初任給
ゲームプログラマーとして働いてみたいと興味を持っている人の中には、初任給はどれくらい貰えるのか気になっている人もいることでしょう。
初任給の金額は雇用形態や地域によっても異なりますが、正社員として入社した場合の初任給は約23万円が相場だと言われており、派遣社員の場合だと平均約2,200円と言われています。
ゲームプログラマーの平均的な年収
ゲームプログラマーは、続けていくことでどれくらいの年収になるのでしょうか。
ゲームプログラマーの年収も企業や年齢などで異なりますが、全体的な平均年収は約480~530万円だと言われており、中には約700万円以上貰っている人もいるようです。
5つの区分に分けた場合のゲームプログラマーの年齢別平均年収
ゲームプログラマーの平均的な年収が約480~530万円だと紹介しましたが、年齢によって大きく異なります。20歳~60歳代の5つの年齢区分に分けた場合の平均年収を紹介していきます。
1:20代(20~29歳)
大学を卒業して社会人になりたての20代の平均年収は、スキルや役職によって異なりますが、約270~400万円が目安の金額だと言われています。
20代の中でも前半と後半で平均年収の金額は異なる傾向にあり、年収の伸び方としては悪くないと言えるでしょう。
2:30代(30~39歳)
職場の環境や仕事内容にも慣れ始めてくる30代の平均年収は、企業の規模、本人のスキルなどによって大きく異なりますが、約400万円になると考えておくと良いでしょう。
その一方、プログラマーとしてのスキルに長けていることに加えて、高い役職についている場合では約700~800万円の年収が狙える場合もあります。
3:40代(40~49歳)
ゲームプログラマーとしてのキャリアも長くなり、いい役職につける可能性も高くなる40代の平均年収は約430万円になると言われています。
40代になると、責任や自覚を問われる役職につく機会も増えてくるため、頑張り次第で大きな昇給も期待でき、約800万円の年収を貰えるようになることもあります。
4:50代(50~59歳)
ベテランの域に入る50代になると、基本的に高い役職に昇進されている方が多いこともあり、平均年収も約500万円に引きあがる傾向にあります。
50代より以前の年齢時と同じく、当人のゲームプログラマーとしてのスキルが圧倒的に長けていたりすることで、平均年収よりも多額の年収を貰える可能性も十分にあります。
5:60代(60~65歳)
定年退職も間近に控える60代の平均年収は、50代の頃と同様に全体的にいい役職に昇進している状態である可能性が高いことから、平均年収も約500万円以上になります。
60代までゲームプログラマーを継続していれば高いスキルも身につきますし、その能力が給与に反映される場合も多いため、高い人だと約800万円の年収を貰えることもあります。
男女別のゲームプログラマーの平均年収
ゲームプログラマーの平均年収を年代別に紹介しましたが、男女別の平均年収が気になっている人も多いのではないでしょうか。
男女比率が「9:1」と言われるほど男性が多い職業であるため、ゲームプログラマーを目指す女性にとっては確認しておきたい情報でしょう。結論としては、男性の方が年収が高くなる傾向にありますが、スキルが高ければ平均年収の向上は見込めるでしょう。
ゲームプログラマーの平均年収を大幅に上回る企業
個人でゲームプログラマーをしていたり、小さな会社に勤めていたりしている場合は平均年収の底上げは難しいですが、以下のような大企業ではゲームプログラマーの平均年収を大きく上回る金額が期待できます。
・任天堂株式会社:約750~880万
・株式会社Cygames:約700~730万
・グリー株式会社:約700~780万
大手企業に所属することで高い報酬が期待できるため、個人や小さな会社でキャリアを積んだら転職を検討するのもおすすめです。
ゲームプログラマーの各地域の平均年収
ゲームプログラマーの平均年収について、各地域によってどれくらい差があるのかも気になる人も多いのではないでしょうか。
平均年収の高い関東と給与水準が最安と言われる大阪を含む関西の差額は以下の通りです。
・千葉県:約550万円
・神奈川県:約520万円
・東京都:約520万円
・大阪府:約450万円
・京都府:約450万円
最高額の千葉県と最低額の大阪では100万円もの差額があるため、勤務地も重要な要素になります。
ゲームプログラマーの業種別の平均年収
ゲームプログラマーの業種は、ネットユーザーをターゲットにしたソーシャルゲーム、家庭用ゲーム機、ソフトを提供するコンシューマー業界の3種類に分けられます。
それぞれの業種の平均年収には違いがあって、ソーシャルゲーム業界では約350~450万円、コンシューマー業界では約300~400万円と約50万円の差額がありました。この理由として、ソーシャルゲームの方が人気があり、売り上げもあるということが挙げられます。
なぜゲームプログラマーの年収が異なるのか
ゲームプログラマーの平均年収はなぜ業種によって差が出てくるのでしょうか。
ここでは、同じゲームプログラマーにもかかわらず平均年収が異なる理由について紹介していきます。ゲームプログラマーを目指す人にとっては、収入面もモチベーション維持の大きな要因の1つになるため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
業種によりプログラミング技術の必要性が違う
ゲームプログラマーの仕事内容として、難しいプログラミング言語を組み合わせてシステムやソフトウェアを作り上げていきますが、業種によって使うプログラミング言語が異なります。
また、技術レベルだけで見ると、コンシューマー業界の方が高いレベルが要求されると言われています。
ゲームの業界で違いがでている
ゲーム業界には、ソーシャルゲーム業界とコンシューマーゲーム業界がありますが、それぞれの業界によっても違いがでています。
たとえば、コンシューマーゲームでは、リリース後にアップデートをするといった概念があまりないため、ヒットするかどうかで売り上げの全てが決まります。
一方で、ソーシャルゲームだとユーザーの反応を見ながら改善ができるため、バージョンアップによる売り上げアップが見込めます。
ゲームプログラマーが年収を上げる4つの方法
ゲームプログラマーとして、より高い年収を目指したいという人も多いでしょう。
ここでは、年収を上げる方法を4つ紹介します。これからゲーム業界を目指すという方もぜひ参考にしてみてください。
1:とにかく経験を積んでスキルを磨く
1つ目の方法は、とにかく経験を積んでスキルを磨くことです。
プログラマーという仕事はスキルが評価の判断材料になるため、スキルを磨くことが年収を上げる方法だと言えます。
2:マネージャーとしての経験を積む
2つ目の方法は、マネージャーとしての経験を積むことです。
プログラマーとして全体的な作業におけるトップの立ち位置となるマネージャーを経験することによって、責任感も芽生えてリーダーシップを養えます。
3:年収の高い企業へ転職する
3つ目の方法は、比較的年収が高い企業へ転職することです。
ある程度の実務経験を積んでスキルを磨いていれば、転職活動を有利に進めることができるでしょう。大手企業に転職できれば大幅な平均年収の向上も見込めます。
4:フリーランスとして独立する
4つ目の方法は、フリーランスとして独立することです。
ひと通りの実務経験を積んで、個人で仕事を受注してこなしていく自信がある場合、フリーランスとして独立するという方法もあります。
フリーランスでは、働き方も自由で自分で受注して得た報酬がそのまま入ってくるため、受注件数や仕事の規模次第では大幅に年収を上げることができるでしょう。
ゲームプログラマーの将来性について
ゲームプログラマーの将来性ですが、コンシューマー業界が衰退している一方でソーシャルゲームの規模が年々上昇傾向にあることから、十分に将来性はあると言えるでしょう。
商圏という点においても、日本国内だけでなく世界をターゲットにできるという強みもあります。近年ではVR・AR技術を用いたゲーム開発も進んでいるため、ゲームプログラマーの需要は高まると考えられます。
>> ゲーム業界の10の現状|向いている人の特徴やこれからの課題も解説
ゲームプログラマーの年収について知ろう
ゲームプログラマーの年代別や性別による平均年収の違い、より高い年収を目指すための方法や将来性の有無について紹介しました。
ゲームプログラマーはスキルや働き方次第で年収を上げることができます。この記事を参考に、ゲームプログラマーの年収についての知識を身につけてください。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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