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IoTエンジニアの主な仕事内容|必須な7つのスキルや有用な資格を解説

  • 公開日:2021-10-01 14:55:27
  • 最終更新日:2022-03-27 11:14:47
IoTエンジニアの主な仕事内容|必須な7つのスキルや有用な資格を解説

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そもそもIoTとは?

IoTの紫色の文字列

IoT(Internet of Things)とは「モノのインターネット」という意味の言葉で、これまでインターネットに接続されていなかったさまざまなモノがインターネットを経由するようになる技術を指す言葉です。


IoTを活用することにより、離れた場所からモノを遠隔操作したり、センサーでデータを収集したり、IoTを搭載したモノ同士でデータの送受信を行ったりできるようになります。

IoTエンジニアの4つの現状

手のひらの周りにある車や飛行機のイラスト

IoTエンジニアとはIoTに関わるシステムの開発を行うエンジニアです。近年注目を集めているIoTを搭載した製品やシステムを開発するには、IoTエンジニアが必要不可欠となります。


しかし現状、IoTエンジニアは需要に対して供給が足りていない状態です。ここではIoTエンジニアの4つの現状について解説していきます。

1:求められる業界

IoTエンジニアは、特に自動車メーカーや精密機器メーカーなどのメーカー系の業界で需要が高い状態と言えるでしょう。IoTは自動車の自動運転技術、工場の設備や機械などにも活用されているため、これらの機械を開発している業界ではIoTエンジニアの求人が多く出ています。

2:不足の原因

IoTエンジニアに限らずIT業界は少子高齢化による労働人口の減少などの影響を受け、深刻なIT人材不足の状態となっています。しかしその中でもIoTエンジニアは幅広い分野の専門的な知識が求められることから、特に人材不足だと言えるでしょう。


IoTを実現するためには、センサーを使ったセンシング技術やネットワーク、データ分析などのスキルが必要となります。これらすべてに精通したエンジニアは非常に貴重な存在であり、対応できるIoTエンジニアは少ない状態です。

3:需要や将来性

現在IoT市場は急速な拡大を見せていることから、IoTエンジニアの需要は非常に高い状態にあります。また、IoTの開発を行うベンチャー企業も増えてきており、今度もAIやIoTなどの先進技術が急速に進歩していくと言われています。


そのため、今後もIoT関連システムの開発に必要不可欠なIoTエンジニアには高い需要や将来性があると言えるでしょう。

4:年収の現状

IoTエンジニアの年収ははっきりとした調査結果はありませんが、求人サイトなどでは年収400~600万円ほどが相場になっています。他のエンジニア職で言えばシステムエンジニアなどと同じくらいの年収を得られる職業だと言えるでしょう。

IoTエンジニアの主な仕事内容

クラウドの周りをイメージしたイラスト

IoTに関連したシステム開発を行うことがIoTエンジニアの仕事ですが、比較的新しい職業となっているため、具体的にどのような業務を行うのかわからないという方も多いでしょう。


ここではIoTエンジニアの主な仕事内容について紹介していきますので、参考にしてみてください。

IoTデバイスの開発制作

IoTを活用したソリューションにはIoTを組み込んだ端末やデバイスが必要になります。そのため、IoTエンジニアはIoTデバイスの開発を行うことが仕事の1つです。


一般的にイメージされるプログラマーなどのエンジニア職の場合、プログラミングが主な仕事になりますが、IoTエンジニアの場合はIoTを利用する端末などのハードウェアの開発も仕事となります。

ネットワークの構築と運用管理

IoTソリューションではデバイスに備え付けられたセンサーがデータを収集し、ネットワークを経由してデータをアプリケーションなどに送信することになります。そのため、IoTエンジニアにはIoTソリューションで使用するネットワークの構築や運用管理も仕事となります。


また、データはクラウドに送信されることも多いことから、ネットワークだけでなくクラウドを含めたITインフラの知識が必要になるでしょう。

IoTエンジニアに必須な7つの有用なスキル

家の周りにいろいろなものが繋がっている図

ここまで紹介したとおり、IoTエンジニアにはソフトウェアだけでなくハードウェアに関する知識なども求められます。それでは、IoTエンジニアに必要とされるスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。


ここではIoTエンジニアに必須の有用なスキルを紹介していきますので、IoTエンジニアを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

1:組み込み・制御に関するスキル

IoTを組み込んだ家電や機械などを動作させるためには、中に組み込まれているコンピュータを制御するシステムが必要です。IoTエンジニアにはこのような組み込み系や制御に関するスキルが必要になります。


たとえば、デバイスにセンサーを埋め込み、正確に動作するように開発するためには、プログラミングだけでなくハードウェアに関する幅広い知識やスキルが求められます。

2:ネットワーク全般に関する知識

IoTデバイスがセンサーから収集した情報を送信したり、IoTデバイス同士で通信したりするためには、ネットワークに関する知識が必要になります。


一般的にスマートフォンでインターネットを利用する場合はWi-Fiなどを利用しますが、IoTの場合はBluetoothも利用されています。効率よくデータの収集や送受信を行うためにも、IoTエンジニアには高度なネットワーク知識が求められるでしょう。

3:セキュリティ関連の知識

インターネットに接続されている機器は常にサイバー犯罪のリスクを伴うため、IoTエンジニアにはセキュリティに関する知識も求められます。IoTはデータの収集を行っているため、IoTのシステムが攻撃を受けた場合、深刻な情報漏洩に繋がる可能性があります。


また、自宅の施錠システムなどにIoTを利用している場合、サイバー攻撃を受けることで住居に侵入される可能性もあります。

4:アプリケーションの開発スキル

IoTエンジニアはIoTを活用したソリューションに必要なアプリケーションの開発も行います。特に近年ではスマートフォンの普及により、スマートフォンアプリとIoTを連携するケースが増えてきていることから、スマートフォンアプリの開発スキルは必須になるでしょう。

5:AIに関する知識

IoTが収集したデータは蓄積され、AI技術によって解析、活用されることになります。そのため、IoTエンジニアにはAIに関する知識も必要になります。


センサーによって自動的に収集され、蓄積された膨大な量のデータは、人の手で解析することが難しいです。しかしAI技術を利用すればデータを可視化し、活用することができるため、IoTエンジニアになるのであればAI開発などのスキルも求められます。

6:スマートフォンアプリに関する知識

前述のとおりスマートフォンアプリとIoTを連携するケースも多いため、IoTエンジニアにはスマートフォンアプリの知識が求められます。たとえば、IoTを搭載したテレビやエアコンなどの操作にスマートフォンアプリを利用するケースも多いです。


今後もIoTデバイスの操作にスマートフォンアプリを活用するケースは増えていくことが予想できるため、IoTエンジニアにはスマートフォンアプリの知識は必須となるでしょう。

7:コミュニケーション力

IoT製品やシステムの開発にはさまざまな分野の力が必要になるため、他の部署と協力して作業を分担したり、外注したりするケースが多いです。多くの担当者と連携を取りながらプロジェクトを進めていくためには、コミュニケーション能力も必要になります。


プロジェクトメンバーとのミーティングや外部での打ち合わせなどが発生することもあるため、スムーズに仕事を進められる程度のコミュニケーション力は求められるでしょう。

IoTエンジニアに有用な資格

基盤とコード

IoTエンジニアには幅広い専門的な知識が必要とされます。そのため、資格を取得してIoTエンジニアに必要な知識を身につけたり、一定以上の知識やスキルを持っていることを証明できるようにしておいたりするのがおすすめです。


ここではIoTエンジニアに有用な資格について紹介していきますので、資格取得の参考にしてみてください。

1:エンベデッドシステムスペシャリスト

エンベデッドシステムスペシャリストとは、IoTを含んだ組み込みシステムの開発に関する知識やスキルを認定する国家資格です。経済産業省が実施している情報処理技術者試験の1区分で、スキルレベル4に相当する高度情報処理技術者試験に含まれます。


IoT時代に欠かせないスキルを証明できる国家資格となっているため、IoTエンジニアにおすすめです。


出典:エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES) |IPA独立行政法人情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/es.html

2:IoT検定

IoT検定とは、IoTの企画や開発、利用するための知識を持っていることを認定する検定です。技術だけでなく、さまざまな視点から必要になるカテゴリやスキル要件を網羅した、IoTに関わる人のスキルを可視化することを目的とした試験となっています。


IoT検定にはIoT一般ユーザー向けの「IoT-PU」、IoTプロフェッショナル向けの「IoT-PC」「IoT-PE」「IoT-PA」があります。


出典:概要|IoT検定制度委員会
参照:http://www.iotcert.org/about/

3:IoTシステム技術検定

IoTシステム技術検定とは、IoTビジネスに関わる人を対象にした検定制度です。効果的なIoTシステムの企画や構築、活用、運用改善を行うために必要な基本知識の習得を狙いとしています。


IoTシステム検定は基礎(IoTアドバイザ)、中級(IoTエキスパート)、上級(IoTプロフェッショナル)の3段階のレベルによって認定されます。


出典:必要とするレベル、実務の適応|MCPC
参照:https://www.mcpc-jp.org/iotkentei/gaiyou.html

4:情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士とは、情報セキュリティスペシャリスト試験の後継となる国家資格です。経済産業省が実施している情報処理技術者試験制度とは別に独立しているため、高難易度の高度情報処理技術者試験には含まれませんが、スキルレベル4相当の非常に難しい試験となっています。


取得することで、IoTエンジニアに必要なサイバーセキュリティに関する専門的な知識やスキルを保有していることを証明できるようになります。


出典:情報処理安全確保支援士試験(SC)|IPA独立行政法人情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sc.html

IoTエンジニアを未経験から目指すには

オフィスの画像とツールの写真を重ねた図

近年ではスマートスピーカーやセンサーを搭載した家電などさまざまなIoTが身近に溢れているため、未経験からIoTエンジニアになりたいと考えている方もいるのではないでしょうか。


IoTエンジニアは非常に需要が高いことから、未経験であっても努力次第でIoTエンジニアになれる可能性はあります。ここではIoTエンジニアを未経験から目指すための方法について解説していきます。

まずはプログラミング言語の勉強

まずはIoTエンジニアに必要なプログラミング言語のスキルを身につけましょう。プログラミングを学ぶ場合は、費用は掛かりますがプログラミングスクールに通うのがもっとも効率的です。

>> プログラミング言語の特徴と違いとは?目的別にお勧めの23種類を紹介


プログラミングスクールであれば単純なプログラミング言語のスキルだけでなく、IoTエンジニアに必要なソフトウェアやアプリケーションの開発方法なども学ぶことができます。

ITエンジニアで知識と経験を積み転職

プログラミングのスキルを身につけたら、プログラマーやWebエンジニアなどのITエンジニアとして就職し、実践的なスキルを身につけていきましょう。ある程度の知識や経験を身につけた後、ハードウェアも扱うエンジニア職に転職すると良いでしょう。

>> ITエンジニアの仕事内容とは?年収や必要とされるスキルを解説

>> 【種類別】ITエンジニアの仕事内容24選|向いている人の特性もあわせて紹介


IoTエンジニアにはソフトウェアとハードウェア両方の知識が必要となるため、両方の経験があればIoTエンジニアに転職しやすくなります。また、最初からIoTの開発事業を行っている企業に就職すれば、社内異動でIoTエンジニアを目指せるためおすすめです。

今後IoT導入が進むとみられる4業界

サーバーとクラウドをイメージした写真

近年ではさまざまな業界でIoTの活用が進んでいますが、今後IoTの導入が進むとみられている業界にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは最後に、今後IoT導入が進むとみられる4つの業界について紹介していきます。

1:配送作業にIoT活用の物流業界

物流業界は近年の配送量の増加による配送効率の低下などの問題を抱えています。しかし物流業界でIoTを活用することで、仕分け作業の効率化や最適な配送ルートでの配送などが期待されています。


IoTを搭載した配送車と輸配送管理システムを連携することにより、配送状況をリアルタイムに把握し、移動ルートの算出や人員の手配を行うことも可能になるでしょう。

2:IoMTと呼ばれる医療分野

医療分野でIoTを活用することは「IoMT(Internet of Medical Things)」と呼ばれており、少ない人員でも診察や処置などが可能になると期待されています。


たとえば紙カルテの情報を全てデータ化し、インターネット上で確認できるようにした電子カルテや、遠隔地からのオンライン診療などのサービスも進められています。

3:スマートファクトリー化の製造業

製造業でのIoTの活用はスマートファクトリーと呼ばれており、経済産業省によって推進されています。IoTによってデータの取得や蓄積、分析や予測、制御などを行うことで、製造業における生産体制の最適化や後継者不足の問題の解決などを目指しています。

4:スマートアグリ技術の農業分野

農業分野におけるIoTの活用はスマートアグリと呼ばれており、最新技術を利用することによって労働者の減少や日本における食料自給率減少を解消することが期待されています。


たとえばセンサーを搭載したドローンによって必要な箇所にのみ自動的に農薬を散布したり、ビニールハウス内にセンサーを設置することで農作物の状態を24時間遠隔監視したりすることも可能になります。

IoTエンジニアに関する知識を深めよう

IoT

IoTエンジニアとは先進技術であるIoTを活用した製品やシステムの開発を専門とするエンジニアです。幅広い専門知識が必要とされていることから、今後も需要の高い職業だと言えるでしょう。


ぜひ本記事で紹介したIoTエンジニアに必須なスキルやIoTエンジニアに有用な資格などを参考に、未経験からでも知識やスキルを身につけて将来性が期待できるIoTエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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