ゲーム会社の面接で聞かれやすい質問内容|服装や逆質問に注意しよう
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ゲーム会社の面接とは?
ゲーム会社の面接と言っても、普通の一企業であるため、一般的な会社の面接フローと変わる部分は特にありません。
>> ゲーム業界の10の現状|向いている人の特徴やこれからの課題も解説
大企業であれば、2~3回の面接が用意されている場合もありますが、中小企業であれば、最初から現場のリーダー+役員が面接を行い、1回で面接が終わる場合もあります。
ゲーム会社の面接で聞かれやすい質問内容
面接の方法やフローなどは一般的な企業と変わりませんが、面接での質問内容にゲーム会社特有なものがある場合があります。
一般的な質問に対して対策を立てていてもゲーム会社特有の質問を振られて慌てないように、今のうちに確認と対策を取っておきましょう。
どんなゲームが好きか
ゲームと一言で言っても「FPS」「RPG」「レース」「アクション」「パズル」等言い切れないほど幅広いジャンルが存在しています。
志望先の企業が作っている作品とジャンルが一致しているのか確認するために聞かれているため、しっかりと志望先企業の制作しているジャンルに対応した回答をする必要があります。
そして、回答する際にジャンル名ではなく、「(作品タイトル)が好きです。具体的には○○の部分がとても良く作られていて~」のように具体的な作品名と理由を回答しましょう。
ただし、志望先企業の作品を回答してしまうと、内容によっては「うちについて何も分かってないな。ただの熱心なファンだな。」だと思われる可能性もあるため、よく考えて答えましょう。
どんなゲームを作りたいか
面接官から「どのようなゲームを作りたいか?」と問われることもあります。
自分の持っているスキルをどのような分野で発揮してくれるのか、その未来のビジョンがしっかりと見えているのかについて問われています。
AI分野に自信がある人は「御社の○○作品の続編に携わりたいと考えております。自分はAIが得意なため、その作品のキャラクターの行動AIなどに興味があります。」と言う風に、作りたいものと自分の強みを繋げられると良いでしょう。
志望先のゲームで遊んだことがあるか
志望先のゲームを遊んだことがあるかどうか聞かれることもあります。これはどの程度企業研究を行えているのか、どこまで志望企業の作品に熱意を持てているのかの確認です。
そのため、「遊んだことがあります。」の一文で終わらせるのではなく、「特に○○の部分が素晴らしく、他社とは違うと感じました。」と言った風に踏み込んだ回答にしましょう。
最近遊んだゲームは何か
最近遊んだゲームを聞く理由は「流行に対して敏感か」を見極められます。
ゲームは娯楽であるため、流行廃れが存在しており、自分が面白い面白くないと感じる以前に、売れたゲームに触るようにしましょう。どこが良くて売れたのか、しっかりと分析して面接官に自分は流行に対してアンテナを張っていることを伝えましょう。
好きなゲームを改善するとしたらどこか
この質問では、自分が好きなものに対して客観的に分析ができるかを問われています。
自分がこれから多くの作品に携わっていき、思い入れのある作品を改善する時に、客観的な事実を見る能力があるのかを見極められているため、自分の好きなゲームがなぜ好きで、どこを改善したらさらに人気になるのかを考えてみましょう。
ゲーム業界の今後をどう捉えているか
自分の担当する仕事や所属する会社以外にも、業界全体がどうなるのか、その視野について問われている質問です。
もちろん未来が分かる人はいないため、正しい答えと言うものは存在しません。自分の考えをしっかりとロジックを立て、「現状、○○の状態にありますが、今後は○○が予想されるため、○○になると考えます。」と言う風に、客観的かつ論理的に業界を見ることが大切です。
数字や数学は得意か
ゲームは面白ければ売れて、面白くなければ売れないというシンプルな業界だと思われている方も多いでしょう。ゲームは娯楽ですが、ゲーム会社が提供する商品であることに変わりはありません。
集客率や、プロジェクトに掛けた費用に対してどの程度の利益があったのかなど、数字での分析は必要不可欠だと言えます。
そのため、「苦手です。」と答えてしまうと、ゲームが好きな人でもマイナス評価になる可能性があるため、謙遜などはやめましょう。本当に苦手な場合も、「得意ではありませんが、前職でも一生懸命取り組みました。」と言う風にアピールしましょう。
>> プログラミングにおける数学の重要性|必要になる分野や知識の必要性も紹介
チームで成し遂げた経験はあるか
ゲーム開発は大企業であればあるほど、大人数で進めていくことになります。しかし、どんなに小さい会社でも一人で開発することはほぼないでしょう。
そこで、志望企業から問われるのが、他の人と協力して成し遂げた経験です。どのような苦労に対して、どういう方法を用いて解決したのか示せれば良いでしょう。
もし、やり遂げられなかったとしても、今後似たような状況でどのようにしたら良いか、反省点をあげられるようにしておきましょう。
困難に直面した際どう対処したか
何事も、常に上手くいくわけではありません。企業も困難な状況に直面する時が来るでしょう。その時に、社員の一人として乗り越えるのに協力できる人材が企業から求められています。
過去に、どのような困難な状況に直面して、自分がどのような創意工夫で乗り越えたのか、思い出しましょう。
「どのように困難な状況」なのか、「その状況の課題」、そして「自分の行動」、「行動に伴った結果・成果」の順番に説明することで回答を組み立てやすいと言われているため、ぜひ参考にしてみてください。
誰にも負けない長所はあるか
ゲーム業界に限らず、多くの企業から聞かれる質問の一つです。自己分析がどれほどできているのか、そしてどのような価値観を持っている人なのかについて問われます。
この質問に対するポイントは、入社した後に業務に活かすことができそうな特技を伝えることです。具体的なエピソードがあるとなお良いでしょう。
業務と関係ないように思える「マラソンが得意です。」と言う内容でも問題ありません。
もちろん、ただマラソンが得意と言うことのアピールではなく「マラソンに取り組む中で、長期間にわたるプロジェクトのペース配分が分かるようになり、本当に力を入れるべき大切な局面への嗅覚に自信があります。」と言う風に広義的にアピールしましょう。
採用されたらどの職種で働きたいか
ここではまず、プランナーやデザイナーなど具体的な希望ポジションをあげましょう。さらには短期的なプランと、長期的な目標を言えればなお良いでしょう。
将来のことについて話そうとして、「5年後に一人前の仕事ができるようになって御社に貢献したい」というあいまいな回答は避けましょう。「他の企業で一人前になってください」と言われてしまっては、返す言葉もないでしょう。
長期的な目標はあるか
将来的にどうなりたいのかについて聞かれる場合があります。ゲームの流行廃れが非常に速い昨今で、ゲーム会社は常に成長することを求められています。
もちろん社員にも成長することを求めており、この質問で将来について見据えているのか、どのような成長プランを持っているのかについて問われています。
具体的な年数がない場合は「10年後の自分」を想像して回答しましょう。もちろん、そこに至るまでの過程も大切であるため、しっかりとした対策が必要な質問になります。
【職種別】ゲーム会社の面接で回答する際のポイント
ゲーム会社に入社すると言っても、ポジションごとに大きく注目される点が異なります。
ここからは様々なポジションごとに面接で回答する際のポイントを紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
- ゲームデザイナーの場合
- ゲームエンジニアの場合
- ゲームディレクターの場合
- ゲームプランナーの場合
ゲームデザイナーの場合
ゲームデザイナーは、他の職種よりも広義的な意味合いでまとめられることが多く、2Dデザインと3Dデザインでは使うツールも技術も大きく異なります。また、エフェクトデザイナーやキャラクターデザイナーも「ゲームデザイナー」とひとくくりにされる場合があります。
ただし、いずれの職種においてもデザイナーが注目されるのはポートフォリオです。目に見える自分のスキルの証明であるため、しっかりとポートフォリオを整えて企業にいつでも見せられるようにしましょう。
また、志望先企業の作品のどこが良くて、自分ならばどのようにデザインするかという内容についての言及は、デザイナーならではのアピール方法でしょう。ぜひ活用してみてください。
ゲームエンジニアの場合
ゲームエンジニアに求められる能力はプログラミングスキルです。サーバーサイドやクライアントサイドなどの希望職種によって扱っているプログラミング言語が変わってくるため、自分の希望職種に合わせたポートフォリオを作成する必要があります。
また、プログラミングは多くの言語で資格試験なども実施されているため、自分のスキルを証明するために取得を検討しても良いでしょう。
ゲームディレクターの場合
ゲームディレクターに求められていることは「数字に強い」ことです。オンライン、コンシューマー、ソーシャルゲームに限らず、いかに売り上げに貢献できるかをアピールするため、分析や予測する力が求められます。
数字に強いこと以外にも、プロジェクトを円滑の進めるために、統率力やコミュニケーション能力が必要となってきます。
ゲームプランナーの場合
ゲームプランナーに求められていることはディレクターと同様に「数字に強い」ことです。
既存のゲームの改善提案や続編企画の立案などの企画力も大切ですが、その企画に説得力を持たせるために数字に強いことが大切です。
面白い企画を考案しても、斬新な企画で終わってしまうため、このゲームは企業の売り上げに貢献できると思わせられるだけの予測データ、実績のデータが必要になります。
>> ゲームプランナーに向いている人の特徴とは?仕事内容や資格についても解説!
ゲーム会社の面接を受ける際の注意点
ここまで、面接を受ける際のポイントについて紹介してきましたが、ポイントばかりに気を取られて、注意すべき点をおろそかにしては面接も受からなくなってしまうでしょう。
ここからは面接をする際の注意点について紹介していくため、しっかりと確認してから面接に臨みましょう。
清潔感のある服装で臨む
面接の基本は身だしなみだと言われています。ゲーム会社はお客さんと合わないことも多くあり、私服可の企業も多く、自由な服装が特徴です。しかし、面接の際によれよれのパーカーで行って受かることはほぼないでしょう。
もちろん、ピアスを付けたまま、または寝癖がついたままでの面接はご法度です。しっかりと清潔感のある服装で面接に臨むようにしましょう。
質問の意図を正確に汲み取る
ゲーム会社では、多くの職種の人が協力してゲームを開発していくため、他職種間でのコミュニケーションが大切になってきます。
そのため、コミュニケーション能力が業務に耐え得るものかどうかを見極められます。面接官の質問の意図を正確に汲み取るようにしましょう。
また、どうしても面接官の質問の意図を理解できない場合は、適当に答えることはせずに「○○というのは○○のことでしょうか?」という風に確認をすることも大切です。
質問には簡潔に分かりやすく答える
ゲーム会社に限らず、質問への回答は簡潔で分かりやすく答えるようにしましょう。
経験やスキルはどれだけ具体的な話をするかが重要になってきますが、だらだらと話してしまっては本当に使えたいことがなかなか伝わらず、面接官の記憶に「話が長い人」と言う印象しか残らないでしょう。
そのため、面接の場では簡潔に分かりやすく答えるようにしましょう。
志望先のゲームについて遊んだり調べたりしておく
日本には非常に多くのゲーム会社があり、それぞれ個性を持っています。その個性が万人に好かれるわけではなく、興味がないジャンルのゲームも多くあるでしょう。そのため、企業は面接に来た人が本当に自分たちのゲームに興味があって志望しているのかチェックします。
自社のゲームに興味がない人が携わっても、お互い良い結果にはつながらないでしょう。ミスマッチを防ぐために、自分が志望する企業のゲームについて遊んだり調べたりして企業研究を行っておく必要があります。
どのゲーム会社でも達成できそうな志望動機にしない
当たり前ですが、面接官は応募者がどの程度志望しているのかと言うことも見ています。
当たり障りがなかったり、他の企業でも良かったりする志望動機は「本当に志望しているのか?」と疑念を抱かせてしまうでしょう。
ゲーム会社への転職では、企業の開発したゲーム、そして企業がそのゲームを開発するにあたってどこに力を入れているのかを熟知して、それをアピールすることが大切になってきます。
「絶対にここで働きたい!」という思いを面接官に伝えられるように、万全な面接対策を立てていきましょう。
逆質問の準備をしておく
面接の最後では「弊社に対して質問はありますか?」と聞かれることがあります。
この質問では、応募者の積極性や、熱意をチェックされていると思った方が良いでしょう。そのため、「特にありません」と言う回答は不適切なものになります。
おすすめの質問内容としては、実際の仕事内容や、研修制度について聞くと良いでしょう。
反対におすすめしない話題として、年収や残業についての話題です。面接では自分をアピールする場で、企業の福利厚生については求人情報に記載されていることも多くあります。
折角のチャンスであるため、しっかりと自分の意欲をアピールする逆質問をしましょう。
>> SEの面接でおすすめの逆質問30選|求められる理由やポイントを紹介
ゲーム会社の面接に挑戦してみよう
ここまで、ゲーム会社特有の質問や、希望職種別に回答する際のポイントもついて紹介してきました。質問内容が少し一般企業と違いますが、審査されている点は似ています。どのように困難を克服してきたか、職業適性があるか、コミュニケーション能力があるかなどです。
焦らずにしっかりと対策を立てることができれば、一般企業の面接とそう変わらないと感じるようになるでしょう。そして、この記事で紹介したことをぜひ最大限に活用して、ゲーム会社の面接を突破しましょう。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
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