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フリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事とは?単価相場などを解説

  • 公開日:2022-08-01 10:56:20
  • 最終更新日:2023-06-24 08:34:14
フリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事とは?単価相場などを解説

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フリーランスのフロントエンドエンジニア仕事内容について

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フロントエンドエンジニアとは、Webサイトなどのフロントエンドの設計や構築などを行うエンジニアです。フリーランスのフロントエンドエンジニアは、Webデザイナーが作成したデザインをもとに、HTMLやCSSなどを使ってWebサイトを実装していくことが主な仕事です。


また、案件によってもフロントエンドエンジニアが担う業務領域は変わるため、フロントエンドエンジニアが企画やデザインを行うケースもあります。

バックエンドエンジニアの業務との違い

フロントエンドエンジニアと同じようにWeb開発に携わるエンジニア職に、バックエンドエンジニアがいます。


フロントエンドエンジニアはユーザーの目に見えるフロントエンドの開発を担当しますが、バックエンドエンジニアはユーザー目に見えないサーバー側の処理を実装するのが仕事です。


また、扱う言語にも違いがあり、フロントエンドエンジニアがHTMLやCSS、JavaScriptなどを使うのに対して、バックエンドエンジニアはPHPやRuby、Javaなどの言語を使用します。


関連記事:バックエンドとは?フロントエンドとの違いやポイントについて紹介

マークアップエンジニアの業務との違い

マークアップエンジニアとフロントエンドエンジニアは同じようにフロントエンド側の開発を行うため、企業によっては区別されていないケースもあります。


両者の違いとしては、マークアップエンジニアが主にHTMLを利用してWebサイトを構築するのに対して、フロントエンドエンジニアはJavaScriptのフレームワークなども活用して、より高度な処理を担当する点が違いだと言えるでしょう。


また、コーダーと呼ばれる職業もありますが、コーダーは主にコーディングを担当するため、フロントエンドエンジニアのように設計やデザインなどには関わりません。


関連記事:マークアップエンジニアとは?仕事内容や必要とされるスキルを解説


関連記事:コーダーとはどういう仕事?求められる6つのスキルやキャリアアップについて


案件の単価相場について

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フリーランスのフロントエンドエンジニア案件の単価相場は、月額75万円ほどです。なお、最低単価は45万円ほど、最高単価は115万円ほどとなっており、案件によっても差があります。


フロントエンドエンジニア案件の中でも、プロジェクトマネージャーやディレクターなどの上流工程のポジションではより高単価になるでしょう。

募集要件の傾向

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フロントエンドエンジニアの募集案件の内容には、自社サイトの作成やLPの制作、メディアの制作など、様々なWeb制作の案件があります。様々な案件がある中で、多くの案件の募集要件として掲載されているのはJavaScriptのスキルです。


フロントエンドの開発を効率的に行うには、JavaScriptのライブラリやフレームワークのスキルも求められます。募集要件にもReactやVue.js、AngularJSなどJavaScriptのフレームワークが提示されているケースも多いです。

【比較】フロントエンドエンジニアの平均年収

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フロントエンドエンジニアの平均年収は働き方によっても変わってきます。会社員として働いているフロントエンドエンジニアの中には、フリーランスとして独立した場合、どのくらいの年収を稼げるのか知りたいという人も多いでしょう。


ここでは、会社員のフロントエンドエンジニアとフリーランスのフロントエンドエンジニアの平均年収について比較していきます。

フリーランスの場合

フリーランスとして働くフロントエンドエンジニアの月額単価は60~80万円ほどが相場でしょう。フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収は月額単価の12か月分として、720~960万円ほどが相場となります。


また、実務経験の浅いフロントエンドエンジニアの場合は月額単価の相場は40~60万円ほどとなるため、年収は480~720万円ほどが相場となるでしょう。

会社員の場合

会社員として働くマークアップエンジニア・フロントエンドエンジニアの平均年収は385万円ほどとなっています。


マークアップエンジニアも含まれているとはいえ、日本全体での平均年収は430万円と比べるとフロントエンドエンジニアの平均年収は少し低い水準にあると言えるでしょう。


関連記事:年収1000万円のフロントエンドエンジニアになるには?目指す方法を解説


フリーランスのフロントエンドエンジニアに求められるスキル

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フリーランスのフロントエンドエンジニアとして働くのであれば、一定のスキルが必要になります。将来独立することを検討しているのであれば、会社員のフロントエンドエンジニアとして働いているうちに必要なスキルを身につけておくことが大切です。


ここでは、フリーランスのフロントエンドエンジニアに求められるスキルを紹介します。

基本的なコーディングのスキル

フリーランスのフロントエンドエンジニアには、HTMLやCSSなどを使った基本的なコーディングスキルが必要です。


フロントエンドエンジニアの案件での「コーディング」とは、HTMLでのコーディングを指します。また、フロントエンドエンジニアはJavaScriptも扱えることが求められるため、HTML、CSS、JavaScriptなどを使ってスムーズにコーディングできるスキルを身につけておきましょう。

サーバーサイドに関する経験とスキル

フロントエンドエンジニアの仕事はフロントエンド側の実装を行うことですが、実際に業務を行う際にはサーバーサイドの処理を確認しつつ作業を行うケースもあります。サーバーサイドに関する経験やスキルがあると、フロントエンドの開発も効率的に行えるでしょう。


たとえばPHPやRubyなどサーバーサイド側の言語やサーバー設定などのスキルがあると、フロントエンドエンジニアとしてのニーズも高まるでしょう。

CMS構築に関する知識

CMSとは「Contents Management System」を略した言葉で、簡単にWebサイトのコンテンツを作成、管理できるシステムを指します。Webサイト制作の案件ではCMSを利用するケースも多いです。


CMSの中でも、特に世界的なシェアを獲得している「WordPress」に関するスキルは身につけておくことが大切です。

UI/UX設計に関する知識

UI/UX設計は、Webサイトを利用するユーザーの満足度にも大きな影響を与えます。フロントエンドの開発を行う際にもUI/UX設計のスキルがあれば、ユーザビリティの優れたサービス開発に繋がるでしょう。


特にECサイトのユーザビリティは売上にも直結する要素となっているため、UI/UX設計の知識やスキルがあるフロントエンドエンジニアは重宝されるでしょう。

JavaScriptに関する知識

WebサイトはHTMLとCSSがあれば作成できますが、動きのあるリッチなWebサイトを作成しようと思うと、JavaScriptのスキルが必須になります。


そのため、フロントエンドエンジニアにはJavaScriptに関する知識が必須になるでしょう。また、JavaScriptだけでなくJavaScriptのライブラリやフレームワークも活用できるようにスキルも身につけましょう。


関連記事:【年代別】フロントエンドエンジニアに必要な12個のスキル|キャリアパスも紹介

フリーランスのフロントエンドエンジニアを目指すために準備しておくべきこと

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フリーランスは仕事が不安定になりやすい働き方であるため、独立する前にしっかりと準備を行っておくことが大切です。


ここでは、フリーランスのフロントエンドエンジニアを目指すために準備しておくべきことを紹介していきます。

ポートフォリオを作成する

フロントエンドエンジニアとしての実績やスキルを証明するためには、ポートフォリオを作成しておくことが大切です。ポートフォリオと自身の成果物や実績をまとめたものとなっており、クライアントに自身の業務経験やスキルをアピールする良い材料になります。

案件の獲得方法や収入の相場を把握しておく

フリーランスとして独立した際に、報酬の金額を誤ってしまうケースがあります。会社員時代の給与をベースにするとフリーランスの報酬としては安くなりすぎてしまうため、まずはフロントエンドエンジニアの案件の適正価格を把握しておきましょう。


さらにフリーランス市場について調査し、案件の獲得方法についても調べておくことが大切です。

基本的なスキルを身につけておく

フリーランスは会社員のように周りに助けてくれる人がいないため、一人ですべての仕事を完遂するだけのスキルが必要になります。そのため、最低限Webサイトの制作スキルやコーディングスキルを身につけ、納品までできるようになっておきましょう。

信用が必要となる手続きを完了させておく

フリーランスは収入が不安定ということもあり、社会的信用が低いです。フリーランスとして独立した後では、クレジットカードやローンの審査が通りにくくなる可能性があるでしょう。


独立する前にクレジットカードの作成や住宅ローンの契約など、信用が必要な手続きを済ませておくことが大切です。

フロントエンドエンジニアがフリーランス案件を獲得する4つの方法

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フリーランスとして独立すれば、自分で仕事を獲得していく必要があります。そのため、どのような方法で仕事を獲得できるのか事前に把握しておくことも重要だと言えるでしょう。


ここでは、フロントエンドエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法について解説していきます。

1:知人や友人から仕事をもらう

身の回りの知人や友人から仕事を紹介してもらう方法があります。実際にフリーランスの中には、知り合いからの紹介をメインで仕事を獲得しているという人もいます。


会社員時代の取引先など事前に人脈を構築しておき、人脈を活用して案件を獲得すると良いでしょう。

2:フリーランスに特化したエージェントに登録する

フリーランス向けのエージェントを活用して案件を獲得するのもおすすめです。


エージェントであれば、自身のスキルや実績、希望条件などに合った案件を紹介してもらえます。自分で営業活動をしなくても継続的に案件が獲得しやすく、収入も安定しやすくなるでしょう。


また、福利厚生などのサービスを提供しているエージェントも存在するため、活用すると良いでしょう。

3:クラウドソーシングサービスを利用する

フロントエンドエンジニアの案件であれば、クラウドソーシングサービスを利用して獲得することもできます。クラウドソーシングサービスに掲載されている案件は単価が低めではありますが、未経験からでも獲得しやすいものが多い傾向にあります。

4:自力で営業する

企業のホームページから問い合わせたり、SNSなどを活用したりして、自分で営業活動を行って案件を獲得する方法もあります。直接営業を行う場合、マージンなどを引かれることもないため報酬が高額になる可能性もあります。


フリーランスとして働くのであれば、自分のブログやホームページなどをも作成しておくとよいでしょう。

フリーランスのフロントエンドエンジニアとして収入アップを目指すためのコツ

イメージ図フリーランスのフロントエンドエンジニアに求められるスキルについて紹介しましたが、必須となるスキルだけでは十分な収入を得ることは難しいです。フロントエンドエンジニアとして年収アップを目指す場合は、+αのスキルや経験なども押さえておくことが大切になるでしょう。


ここでは、フリーランスのフロントエンドエンジニアとして収入アップを目指すためのコツを紹介していきます。

  • 業務や業界に関する専門知識を身につける
  • マネジメントや上流工程の経験を積む
  • マーケティングやデザインなどの関連業務のスキルを身につける
  • サーバーサイトに関するスキルの向上を図る

業務や業界に関する専門知識を身につける

フロントエンドエンジニアに限らず、業界事情や業務に詳しい人材はニーズが高いです。周辺業界の専門知識を持っている場合、クライアントにもアピールしておくことで収入アップにつなげられる可能性があるでしょう。

マネジメントや上流工程の経験を積む

企業に勤めているエンジニアと同様に、フリーランスエンジニアも上流工程に携われる人材の方が実装を担当するエンジニアよりも高い収入を得られるため、上流工程の経験やマネジメント経験などを積むことが大切です。


仕様書のとおりに開発を行うのではなく、どのような意図でこの機能が求められているのかなど、上流工程を意識して開発を行えるフロントエンドエンジニアは市場価値も高いと言えるでしょう。

マーケティングやデザインなどの関連業務のスキルを身につける

フロントエンドエンジニアは、企画やデザイン、マーケティングなど本来の開発業務以外の業務を任されるケースもあります。市場価値の高いフロントエンドエンジニアを目指すのであれば、マーケティングやデザインなどの関連業務のスキルも身につけることが重要になるでしょう。

サーバーサイドに関するスキルの向上を図る

サーバーサイドのプログラミング言語のスキルやデータベース、サーバーの環境設定などができれば、フロントエンドエンジニアとして担える仕事の幅も広がります。


また、Web開発ではフロントエンドとバックエンドの連携が重要になりますが、サーバーサイドの知識があるフロントエンドエンジニアであればそれだけ親和性の高い仕事ができるようになります。


このように、フロントエンドエンジニアであっても収入アップを目指すならサーバーサイドに関するスキルを磨くことが大切です。

未経験からフリーランスのフロントエンジニアになることは可能?

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IT業界は人材不足の状態にあるため、未経験でもフリーランスのフロントエンドエンジニアになることは可能ですが、フリーランスとして長く活躍したいのであれば、一度企業に就職して実務経験を積む必要があるでしょう。


まずは未経験募集の求人を出している企業を探し、正社員や派遣社員として転職しましょう。十分な実務経験を積んだうえで、独立を目指すことが大切です。

フロントエンドエンジニアの需要と将来性

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フロントエンドエンジニアは比較的新しい職種であるため、経験者が不足しています。また、技術の進化が早いこともあり、最新技術に対応できる人材も足りていません。


一方、今後もWeb開発やWebサイト制作でフロントエンドの需要が継続していくことが考えられることから、フロントエンドエンジニアの将来性は高いと言えるでしょう。

フリーランスのエンジニアにおすすめのエージェント

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フリーランスエンジニアとして案件を探す場合は、フリーランス向けのエージェントを活用するのがおすすめです。エージェントを利用することで、自分のスキルや希望条件にマッチした案件を紹介してもらえるでしょう。


最後に、フリーランスのエンジニアにおすすめのエージェントを紹介していきます。フリーランスエンジニア向けの案件を探しているという人は、ぜひ参考にしてみてください。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、専属のエージェントに仕事を紹介してもらえるIT起業家やフリーランス向けエージェントです。取り扱っている案件は週2~週3稼働の案件やリモート案件などが多いため、自分の希望に合った働き方ができます。


また、このような案件は単価が低いものが多いですが、ITプロパートナーズはエンド直の案件をメインにしているため、高単価案件が多いのが特徴です。トレンド技術を扱う珍しい案件も多いため、興味がある人はチェックしてみると良いでしょう。

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レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランス向けエージェントの中でも規模が大きく案件数も多いエージェントです。案件の傾向としては週3~週5日稼働の案件が多いです。


また、コーディネーターの質にも定評があり、キャリア相談やサポートも手厚いため、どのエージェントを利用すればいいのかわからない場合はレバテックフリーランスに登録しておくと良いでしょう。

ITフリーランスエンジニアの求人・案件【レバテックフリーランス】

フリーランスのフロントエンドエンジニアについて理解を深めよう

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フロントエンド開発の需要は今後も高まっていくことが期待できるため、フロントエンドエンジニアは将来性が期待できる職業です。


本記事で紹介したフリーランスのフロントエンドエンジニア仕事内容や求められるスキルなどを参考に、スキルを身につけて市場価値の高いフリーランスのフロントエンドエンジニアを目指しましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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