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【年代別】フロントエンドエンジニアに必要な12個のスキル|おすすめのキャリアパスも紹介

  • 公開日:2021-10-01 14:55:27
  • 最終更新日:2023-07-14 14:29:59
【年代別】フロントエンドエンジニアに必要な12個のスキル|おすすめのキャリアパスも紹介

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フロントエンドエンジニアとは?

パソコンを使う人

フロントエンドとは、Webサイトやアプリなどのユーザーの目に直接触れる部分のことです。つまり、フロントエンドエンジニアとは、Webサイトなどのユーザーが見て操作できるクライアント側の設計や構築、カスタマイズなどを担当するエンジニアを指します。


フロントエンドエンジニアの仕事は、Webデザイナーの作成したデザインを基に、Web制作のフロントエンドを構築することが主な仕事になります。


関連記事:フロントエンドエンジニアとは?仕事内容ややりがい、年収などについて解説

フロントエンドエンジニアと似ている職種3つ

パソコン

フロントエンドエンジニアはWebサイトのフロントエンドの制作を行うエンジニアですが、同じようにWeb制作にかかわる職種として「マークアップエンジニア」や「コーダー」、「Webデザイナー」などの種類があります。


そのため、どのような違いがあるのかわからないという方も多いでしょう。ここではフロントエンドエンジニアと似ている職種3つをそれぞれ紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

1:マークアップエンジニア

マークアップエンジニアとは、HTMLを使ってWebページの設計、構築を行うエンジニアです。JavaScriptなどを扱うことはあっても、豊富なHTMLの知識やスキルを持っており、基本的にはHTMLに特化しています。


一方、フロントエンドエンジニアはHTMLだけでなく、CSSやJavaScript、PHPやCMSなどを使ってWebサイトを構築することが仕事です。ただし、企業によっては大きな違いはなく、ほぼ同じ業務を行っているというケースもあります。


関連記事:マークアップエンジニアとは?仕事内容や必要とされるスキルを解説

2:コーダー

コーダーはHTMLやCSSを使ってホームページの作成を行うことが仕事です。JavaScriptを使用することもありますが、基本的には難易度の高くない領域の開発を行います。


一方、フロントエンドエンジニアはJavaScriptやPHP、CMSなどを使用して動的なWebサイトを構築することが仕事です。また、フロントエンドエンジニアはコーダーが進化して生まれた職種だと言われています。


3:Webデザイナー

WebデザイナーはWebサイトのレイアウトなどをデザインする仕事です。一方、フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーの作成したデザインを基に、ユーザーの使いやすさも考慮して実際にWebサイトのフロントエンドを構築していくことが仕事です。


フロントエンドエンジニアの仕事はWebデザイナーが作成したデザインを正しく表示させることがポイントになります。

フロントエンドエンジニアの主な仕事内容とは?

パソコンを使う人

フロントエンドエンジニアの仕事はWebデザイナーが作成したデザインを基に、HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語を使ってWebサイトを設計、構築していくことです。また、WordPressなどのCMSを使用することもあります。

>> フロントエンドエンジニアに必要な5つの能力とは?キャリアパスについても紹介


企業によってはWebデザインはWebデザイナー、実装はフロントエンドエンジニアとはっきり分けているケースもあれば、デザインの一部をフロントエンドエンジニアに任せる企業もあります。

【年代別・20代】フロントエンドエンジニアに必要とされるスキル7つ

ミーティング

Webサイトやアプリケーションの見た目であるフロントエンド部分は、ユーザーが直接触る部分でもあります。そのWebサイトの使い勝手に大きく影響を与えることから、フロントエンドエンジニアにはさまざまなスキルが必要とされます。


ここではまずは20代のフロントエンドエンジニアに必要とされるスキル7つを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:SEOの知識とスキル

SEOとは日本語では「検索エンジン最適化」と訳されるもので、検索エンジンで特定のキーワードで検索した際に、Webサイトを競合よりも上位表示させる対策を指します。


Webサイトを構築する場合は常にSEOを考慮する必要があるため、20代のフロントエンドエンジニアにはSEOに関する知識やスキルが求められます。


SEOの具体的な対策としては、質の高いコンテンツの作成やタグ、内部リンク、被リンクなどさまざまな方法を組み合わせる必要があります。

2:Web制作に関する知識とスキル

フロントエンドエンジニアはWeb制作を行うことが仕事であるため、20代のフロントエンドエンジニアにはWeb制作に関する知識やスキルが必須となります。


単にコーディングができるというだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどを適切に使い、SEOを意識したコーディングスキルが求められます。


また、Web制作にはさまざまな職種が関わるため、他の職種と話ができるようにWeb制作全般の知識を深めるようにしましょう。

3:Webデザインに関する知識とスキル

20代のフロントエンドエンジニアにはWebデザインに関する知識やスキルも必要です。フロントエンドエンジニアはWebデザインの一部を担当することもあります。


また、Webデザインに関する知識があればWebデザイナーともコミュニケーションを取ることができるため、仕事がスムーズに進みやすくなります。

4:JavaScriptを操るスキル

20代のフロントエンドエンジニアには、双方向性のあるWebサイトを構築できるJavaScriptのスキルは必須です。JavaScriptと後述するHTML、CSSのスキルを押さえておけば、フロントエンドエンジニアとして最低限の仕事をすることができるようになります。


また、JavaScriptの言語を操るスキルはもちろん、jQueryやAjaxなどのJavaScriptのフレームワークやライブラリを使ったコーディングスキルも身につけておくのがおすすめです。

5:HTMLとCSSを操るスキル

20代のフロントエンドエンジニアは最低限HTMLとCSSを操るスキルを身につけておきましょう。HTMLはWebページを構築するための言語で、Webページのタイトルや小見出しの設定を行い、ページを構造化することができます。


CSSはWebページのデザイン設定を行う言語で、スタイルを決定する役割を持ちます。HTMLで構築したテキストの色やフォントサイズをCSSで調整することができます。HTMLとCSS、JavaScriptを使ってコーディングをする技術は押さえておきましょう。

6:UI/UXに関する知識とスキル

フロントエンドエンジニアはWebデザイナーの作成したデザイン通りにWebを表現するだけでなく、ユーザーにとって使いやすいWeb制作を行うことも必要になります。そのため、20代のフロントエンドエンジニアはUI/UXに関する知識やスキルを身に着けておきましょう。


UIはユーザーにとっての使いやすさ、UXはユーザー体験をデザインすることを意味しています。いくらおしゃれなデザインでもどこに何があるのかわかりにくいようなWebサイトでは、ユーザーの早期離脱に繋がるでしょう。

7:デザインフレームワークに関する知識とスキル

20代のフロントエンドエンジニアはデザインフレームワークに関する知識やスキルも身に着けておきましょう。実際にフロントエンドの開発を行う際に、HTMLやCSS、JavaScriptを使用してゼロから開発を行うことは多くはありません。


一般的にはフレームワークを使って開発することになるため、CSSのフレームワークであるBootstrapやBumaなどを押さえておきましょう。


【年代別・30代】フロントエンドエンジニアに必要とされるスキル5つ

パソコンを使う人

20代であればフロントエンドエンジニアとしてまずは押さえておかなければいけないスキルが大半でしたが、30代になるとフロントエンドエンジニアとしての実践力が必要になります。


ここでは30代のフロントエンドエンジニアに必要とされるスキル5つを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

1:プログラミングスキル

30代のフロントエンドエンジニアにはJavaScriptはもちろん、PHP、Ruby、Pythonなどのプログラミングスキルが必要とされます。これらのサーバーサイドのプログラミング言語が扱えるようであれば、サーバーサイドエンジニアの領域も扱えるようになります。


また、実際には開発までは行わなかったとしても、フロントエンドからサーバーサイドまでシステム全体を理解できるようになります。

2:UI/UXを設計するスキル

20代のフロントエンドエンジニアの場合、設計に基づいてコーディングするためのUI/UXに関する知識やスキルが求められていました。しかし30代のフロントエンドエンジニアであれば、UI/UXの設計を行うスキルも求められるようになります。


ユーザー目線での適切なUI/UX設計ができれば、ユーザー満足度の高いWebサイトやサービスを完成させることができるようになります。

3:CMS構築に関する知識とスキル

CMSは専門的な知識がなくてもWebサイトの構築や管理ができるシステムのことです。近年ではCMSを導入してWebサイトを構築するケースも多いため、30代のフロントエンドエンジニアにはCMS構築に関する知識やスキルが求められます。


特にCMSの中でもWordPressはシェアが高いため、WordPressの操作やカスタマイズのスキルは身につけておきましょう。

4:サーバーサイドに関する知識とスキル

前述のとおり、30代のフロントエンドエンジニアはフロントエンドだけでなくサーバーサイドの知識やスキルがあれば自身の市場価値を上げることができるでしょう。


Webサイトやアプリの領域は、ユーザーから見えるフロントエンドとユーザーには見えないサーバーサイドにわかれています。フロントエンドで入力した情報はサーバーサイドで処理が行われるため、それぞれ独立しているわけではありません。


そのため、サーバーサイドに関する知識やスキルがあれば、サーバーサイドエンジニアとの連携もしやすくなるでしょう。

5:マネジメント力

30代のフロントエンドエンジニアであれば、チームを纏める役割を担うケースもあります。そのため、スケジュール管理やタスクの割り振りなどを行い、スムーズにプロジェクトを進めていくためのマネジメント力が求められます。


高いマネジメント力を持ったフロントエンドエンジニアであれば、マネジメント職へのキャリアアップも可能になるでしょう。

フロントエンドエンジニアに幅広いキャリア選択肢がある理由

メモを取る人

次にフロントエンドエンジニアのキャリアパスについて解説します。実はフロントエンドエンジニアがキャリアパスを考える際には幅広い選択肢があります。


というのもフロントエンドエンジニアはその業務において幅広いスキルや知識を身に付けているからです。


フロントエンドエンジニアはWebデザイナーやディレクター、バックエンドエンジニアなどと協力して仕事を進めていきます。


その中でコミュニケーション能力やチームワークなどのスキルが身についています。


また、WebサイトやWebアプリケーションのフロントエンド(ユーザーが直接操作する部分)の開発を担当するためHTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミングスキルはもちろんのこと、デザイン、Webコンテンツ、さらにはマーケティングの基礎的な知識も身についています。


これらはその他の職種や分野でも活かすことができます。


そのため、フロントエンドエンジニアは、幅広いキャリア選択肢を持っていると言えます。

働き方別によるフロントエンドエンジアのキャリアパス例

では、フロントエンドエンジニアの働き方別によるキャリアパスについて解説します。


  • フロントエンドエンジニアのスペシャリストになる
  • 会社員と副業の両立
  • フリーランスになる


フロントエンドエンジニアのスペシャリストになる

まずは、一般的なのはフロントエンドエンジニアとして技術を究めていくというキャリアパスがあります。


Web開発は常に進化している分野で新しいフレームワークやライブラリ、ツールが頻繁にリリースされます。


そのため、React、Vue.js、Angularなどの最新のJavaScriptフレームワークをマスターし、最先端の技術を使いこなせるようにすることでフロントエンドエンジニアのペシャリストになることができます。


また、要件定義など上流工程の背景を踏まえた開発や制作ができるようになるとフロントエンドエンジニアとしての市場価値を高めることができます。

会社員と副業の両立

このキャリアパスは会社員として働きながら、副業でフロントエンドエンジニアとして働くというものです。


フロントエンドエンジニアの需要は高いため、副業案件も少なくありません。


会社員と副業を両立することで、会社員の安定した収入を得ながら、フリーランスとして副収入を得られるのがメリットです。


また、会社員と副業で異なるスキルや経験を積むことができるため、キャリアアップのチャンスが広がります。


一方で、会社員と副業を両立させるためには、時間管理やタスク管理がとても重要になります。

フリーランスになる

このキャリアパスでは会社に所属せず、フリーランスのフロントエンドエンジニアとして活動します。


フリーランスの最大のメリットは自分のペースで働くことができ、自分のスキルや経験を活かして様々なプロジェクトに参加することができる点です。


また、フリーランスになると会社員時代より収入が多くなるケースが多く、自分の頑張り次第で大きく稼ぐこともできます。


しかし、フリーランスは収入が安定しない場合もあり、さらには営業活動や保険・税金の管理を自分で行う必要があります。

フロントエンドエンジニアから別職種へのキャリアパス例

また、フロントエンジニアから別職種へ転身するというキャリアパスもあります。


  • Webデザイナー
  • UI・UXエンジニア
  • Webディレクター
  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • フルスタックエンジニア


それぞれ説明します。

Webデザイナー

Webデザイナーは、WebサイトやWebアプリケーションのデザインを担当する職種です。


ユーザーにとって使いやすく、わかりやすく、魅力的に感じるようなデザインが求められます。


そもそもフロントエンドエンジニアはWebデザイナーと連携して業務を進めることが多いので親和性が高い職種と言えます。


フロントエンドエンジニアがWebデザイナーに転身する際に活かせるスキルは、HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミングスキルと、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)に関する知識です。


これらはWebデザインにおいても重要で、より幅広い視点でWebサイトやWebアプリケーションをデザインすることができます。

身に付けるべきスキル

WebデザイナーになるにはAdobe Photoshop、Illustrator、XD、Sketch、Figmaなどのデザインツールを使いこなすスキルが必要です。


また、デザインの基礎知識も習得する必要があります。


デザインの基礎知識とは、色彩の知識、タイポグラフィの知識、レイアウトの知識などです。


フロントエンドエンジニアがWebデザイナーにキャリアチェンジする際には、これらの知識を身に付ける必要があります。


また、業界ごとのデザインの傾向や最新のデザインについても常に情報をキャッチアップする必要があります。

向いている人

まず、デザインに興味がある方はWebデザイナーに向いていると言えます。


またWebデザイナーはクリエイティブな職種であり、自分の作品を多くの人に見てもらえることに喜びを感じられる方はWebデザイナーに向いています。

UI・UXエンジニア

UI・UXエンジニアとは、ユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の両方を設計・開発するエンジニアです。


ユーザーの満足度を高めながら、ビジネスゴールを意識した数字や分析に基づいた視点が求められるエンジニア職です。


UI・UXエンジニアもフロント開発がメインとなるため、フロントエンドエンジニアとして培ったプログラミングスキルや知識を活かすことができます。


また、UI・UXに関する基礎知識も両エンジニアに共通するスキルです。

身に付けるべきスキル

UI・UXエンジニアにはフロントエンドエンジニアに比べて、よりユーザーのニーズを理解する力、満足度を向上させるためのデザイン力や技術力などのスキルが必要となります。


また、これらに加え商品やサービスを利用してもらうためのマーケティング視点も必要になります。


具体的にはGoogle Analyticsなどの分析ツールを使用しながらユーザーの動向、エンゲージメント、コンバージョンのパターン等を分析します。


また、A/Bテストを実施してクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)を向上させるための最適化も実施します。


つまり、UI・UXエンジニアにはユーザー目線に立ったデザインと実装のスキルだけでなく、客観的なデータ分析に基づいたマーケティング能力が求められます。

向いている人

UI・UXエンジニアは感覚的な見た目や操作感を重視するよりもユーザーやビジネスにとっての結果を重視できる人が向いていると言えます。


また、クリック率やコンバージョン率の改善は地道な作業になることがあります。これらを続けられる人もUI・UXエンジニアに向いていると言えます。

Webディレクター

Webディレクターは、WebサイトやWebアプリケーションの企画・設計・開発・運用を管轄する職種です。


クライアントの要件をヒアリングし、WebサイトやWebアプリケーションの企画・設計を行います。


また、エンジニアなど開発チームやデザイナー、ライターなどの制作チームを統括し、WebサイトやWebアプリケーションの開発・運用を管理します。

身に付けるべきスキル

Webディレクターが業務において管轄する範囲はフロントエンドエンジニアより広範囲です。


そのため、スケジュール管理や調整力などプロジェクトのマネジメントスキルが必須です。


また、クライアントとの予算調整や契約条件などの交渉力も必要となります。

向いている人

Webディレクターに向いている人の特徴にはリーダーシップがありコミュニケーション能力が高い等が挙げられます。


また、プログラミングするよりマネジメントの方が好きという方にも向いていると言えます。

プログラマー

プログラマーとはその名の通り、プログラミングを行う仕事です。


その範囲は広範でアプリケーションの開発から、オペレーティングシステムやデータベース、組み込みシステムまで多岐にわたってプログラミングを手掛けます。


またシステムのバグやエラーを発見し、修正するのも仕事です。

身に付けるべきスキル

フロントエンドエンジニアは主にJavaScriptなどのフロントエンドのプログラミング言語を習得していますが、プログラマーとしてはさらにJava、Python、C++などのサーバーサイドの言語も学ぶ必要があります。


また、その他にもデータベース、システム設計、システム運用、システム保守などの知識を身に付ける必要があります。

向いている人

多くのプログラミング言語を身に付けなければならないため、プログラミングが好きな人には向いています。


またプログラマーは一人で長時間コードを書くことが多いです。


そのため、長時間一人で集中して作業することが苦にならない人が向いています。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、情報システムやソフトウェアの企画・設計・開発を担当する職種です。


クライアントからニーズを聞き出し、それを基にシステムの全体像を設計します。


その後、具体的なソフトウェアやシステムの開発、テスト、システム導入までのディレクションを一手に引き受け、導入後も適切な保守・管理を行います。


プログラマーの上位職種に位置付けられています。

身に付けるべきスキル

システムエンジニアは、システム全体の設計・開発・運用・保守を担当しています。


そのため、フロントエンドエンジニアが身に付けているフロントエンドの知識に加えて、バックエンド言語、データベース知識、システム設計・開発スキル、テストスキル、運用・保守に関する知識も身に付ける必要があります。


またクライアントとのやり取りも多いため、非技術者向けにも分かりやすく説明するコミュニケーション能力が必要となります。

向いている人

システムエンジニアは、ハードウェアからソフトウェアまで、情報システム全般の知識と理解が求められます。


そのため、システムやソフトウェアまで幅広い分野の知識を学ぶ意欲があり、クライアントの課題を技術的に解決することに興味がある人に向いています。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは、システム開発やWeb開発における設計や構築、運用まですべての業務を一手に行えるスキルを持つスペシャリストのことです。


フルスタックエンジニアは一人でシステム全体を理解し、設計から開発、保守まで行うことができるため、どのようなプロジェクトにも対応できる、オールマイティーな人材として高く評価されます。

身に付けるべきスキル

フロントエンドエンジニアがフルスタックエンジニアに転身するためには、ユーザインターフェースだけでなく、アプリケーション全体を構築し、維持するためのスキルと知識が必要です。


そのためにはバックエンドのプログラミング言語はもちろん、データベース技術やサーバー・ネットワーク構築の知識やスキルが必要となります。


また、フルスタックエンジニアは、システム開発の全工程に関わることが多いため、様々なエンジニアとのやり取りが発生します。そのため幅広い知識に基づいたコミュニケーション能力も重要です。

向いている人

フルスタックエンジニアは1人で全範囲をカバーします。そのため、システム全体を把握し、自分で考え、解決策を導くことにやりがいを感じる人に向いています。


フロントエンドエンジニアがスキルアップするための方法3つ

ボードを眺める人

フロントエンドエンジニアとしてスキルアップするにはどのような勉強を行えばよいのでしょうか。ここでは最後に、フロントエンドエンジニアがスキルアップするための方法3つを紹介していきます。

1:プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールであれば、プロの講師から直接指導を受けることができます。そのため、一人で勉強するよりも効率的にスキルを習得していけるでしょう。


また、わからないことはその場で質問できるため、行き詰って挫折するリスクも軽減できます。

2:独学で勉強する

フロントエンドエンジニアに必要なスキルは、書籍やWebサイトを利用することで独学でも勉強可能です。HTMLやCSSであれば難易度も高くはないため、自分で実際に手を動かしてWebサイトを構築することもできるでしょう。

3:資格を取得する

資格を取得することで、フロントエンドエンジニアに必要なスキルを有していることを客観的に証明できます。資格取得を目指すなら、「HTML5プロフェッショナル認定試験」や「CIW JavaScript Specialist」などを受験すると良いでしょう。

フロントエンドエンジニアに必要なスキルについて知ろう

会議中

フロントエンドエンジニアはWeb制作におけるフロントエンドの開発を担うエンジニアです。


ぜひ本記事で紹介した20代、30代のフロントエンドエンジニアに必要とされるスキルやフロントエンドエンジニアのキャリアパスの具体例、スキルアップするための方法などを参考に、必要なスキルを身につけて市場価値の高いフロントエンドエンジニアを目指してみてください。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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