フロントエンドエンジニアに必要な5つの能力とは?キャリアパスについても紹介
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フロントエンドエンジニアってどんな仕事?
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションなどのフロントエンドの開発を行うエンジニアです。
フロントエンドとは直接ユーザーの目に触れる部分を指す言葉で、Webサイトの問い合わせフォームやボタンなどユーザーが触れられる部分がフロントエンドとなります。
本記事ではフロントエンドエンジニアについて紹介していきます。
フロントエンジニアの仕事内容とは
フロントエンドエンジニアはWebデザイナーのデザインをもとに、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使用してWebサイトの制作を行うことが主な仕事です。また、WordPressなどのCMSを使って構築するケースもあります。
フロントエンドエンジニアはWebサイトの文章構造を設計するマークアップエンジニアと混同されるケースがありますが、HTMLを主に扱うマークアップエンジニアと違い、フロントエンドエンジニアはさまざまなプログラミング言語を使ってコーディングを行うという特徴があります。
>> コーダーとはどういう仕事?求められる6つのスキルやキャリアアップについて
フロントエンドエンジニアを取り巻く環境3つ
近年ではスマホで利用できるさまざまなWebサイトやWebアプリケーションが日々登場しているため、Web開発を行うフロントエンドエンジニアに興味があるという方も多いでしょう。
ここではフロントエンドエンジニアを取り巻く環境3つを紹介するため、参考にしてみてください。
1:年収について
フロントエンドエンジニアの年収は約570万円です。そのため、日本全体での平均年収を比較しても高い水準にあります。ただし、年収の幅も広いことから、スキルによっても収入には差が出るでしょう。
>> フロントエンドエンジニアの年収を上げるコツ5つ|おすすめの資格や将来性も説明
2:需要について
WebサイトやWebアプリケーションなどのWeb市場は年々拡大しています。また、日々生まれているWebサイトの数も多くなってきており、それに比例してWeb開発に関わる人材のニーズも増しています。
そのため、Webを専門に開発するフロントエンドエンジニアは現在需要が高い職業と言えるでしょう。
3:将来性について
フロントエンドエンジニアは現時点では需要の高い職業ですが、近年発達の目覚ましいAI技術の進化により、将来的にはフロントエンドエンジニアの仕事はAIに脅かされることが懸念されています。
短期的な将来であればフロントエンドエンジニアの需要はあるでしょう。しかし5年以上先の未来では、AIによってフロントエンドの分野が自動化されており、フロントエンドエンジニアの需要自体が減少している可能性もあります。
フロントエンドエンジニアに求められる5つの能力
Webサイトの構築を行うフロントエンドエンジニアにはさまざまな能力が必要になります。そのため、将来的にフロントエンドエンジニアを目指す場合は早めにスキルを習得しておくのがおすすめです。
>> 【年代別】フロントエンドエンジニアに必要な12個のスキル|キャリアパスも紹介
ここではフロントエンドエンジニアに求められる5つの能力を紹介しますので、どのようなスキルが必要になるのか参考にしてみてください。
1:CMS構築に関する知識とスキル
CMSとはWebサイトの構築や管理を容易に行うシステムのことです。CMSであれば専門的な知識がない人材でもWebサイトを構築できるようになることから、Webサイトの構築や運用にCMSを利用している企業も多いです。
そのため、フロントエンドエンジニアにはCMS構築の知識やスキルが必要になるでしょう。特に国際的にシェア率が高いWordPressについては押さえておくと良いでしょう。
2:コミュニケーション力
フロントエンドエンジニアなどのエンジニアは一人で黙々と作業を行っているイメージがあるという方も居るでしょう。
しかし実際にはWebデザイナーなど社内のさまざまな人材と協力して作業を行うことになるため、スムーズに仕事を行うためにはコミュニケーション力が必要になります。
3: JavaScriptを扱うスキル
JavaScriptを利用することで、双方向性のあるWebサイトを構築することができます。
近年では静的なWebサイトよりもポップアップやスライドショーなどJavaScriptを使用したWebサイトの需要が高いことから、フロントエンドエンジニアにはJavaScriptを扱うスキルが必要になります。
また、JavaScriptのフレームワークやライブラリの知識も身につけておきましょう。
4:UI/UXを設計するスキル
フロントエンドエンジニアにはWebサイトを利用するユーザーにとって使いやすく、楽しくWebサイト利用できるようなUI/UX設計のスキルが必要です。
いくらデザインが凝っていたとしても、どこに何があるのかわかりにくいようなユーザーにとって使いにくいWebサイトでは訪問者はすぐに離脱してしまいます。
5:バックエンドに関する知識とスキル
WebサイトやWebアプリケーションの領域は、ユーザーの目に触れるフロントエンドとユーザーからは見えないバックエンドにわかれています。
フロントエンドエンジニアは基本的にはバックエンドの開発を行うことはありませんが、バックエンドの知識やスキルがあればより幅広い業務を担うことができます。
また、知識があればバックエンドエンジニアとの連携もしやすくなるでしょう。
フロントエンドエンジニアのキャリアパス
フロントエンドエンジニアのキャリアパスとしては、フロントエンドのスペシャリスト、Webデザイナー、フルスタックエンジニアなどがあります。
フロントエンドのスキルを極めたい場合はスペシャリスト、デザインの道へ進みたい場合はWebデザイナーに転職するのがおすすめです。
また、バックエンドやデザインを含めたWeb制作に必要な要素をすべてカバーできるスキルを身につければ、フルスタックエンジニアに転職したりフリーランスとして活躍することも可能です。
フロントエンドエンジニアが取得しておきたい3つの資格
フロントエンドエンジニアには必須の資格などはありませんが、業務に役立つ資格を取得することでスキルを身につけることができ、さらに一定以上のスキルを持っていることを客観的に証明できます。
ここではフロントエンドエンジニアが取得しておきたい3つの資格を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:HTML5プロフェッショナル認定試験について
HTML5プロフェッショナル認定試験とは、HTML5、CSS3、JavaScriptといった最新のマークアップに関する知識やスキルを認定する資格です。
試験にはレベル1とレベル2の2段階のレベルが用意されており、レベル1はマルチデバイス対応のWebコンテンツ制作の基礎的なスキル、レベル2はシステム間連携や最新マルチメディア技術に対応するWebアプリケーションなどの設計、開発スキルを認定します。
出典:HTML5プロフェッショナル認定とは|LPI-Japan
参照:https://html5exam.jp/outline/
2:CIWJavaScriptスペシャリストについて
CIWJavaScriptスペシャリストとは、JavaScriptに関する基本的、専門的なスキルを認定する資格です。米国のIT向け主要ベンダーの認定シリーズであるCIW認定の1つです。
国際的な資格となっているため、取得することでJavaScriptのスキルが世界で通用するようになります。
出典:CIW JavaScript Specialist|CIW
参照:https://www.ciwcertified.com/ciw-certifications/web-development-series/javascript-specialist
3:Webクリエイター能力認定試験について
Webクリエイター能力認定試験とは、世界標準に対応したセマンティックなマークアップスキルを認定する資格です。ビジネス能力認定のサーティファイが認定している資格で、スタンダードとエキスパートという2種類のレベルがあります。
出典:試験について|株式会社サーティファイ
参照:https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/contents/about/
フロントエンドエンジニアについて理解を深めよう
フロントエンドエンジニアはWeb開発におけるユーザーの目に触れる部分を担当するエンジニアです。
ぜひ本記事で紹介したフロントエンドエンジニアに求められる能力やフロントエンドエンジニアが取得しておきたい資格などを参考に、フロントエンドエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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