フロントエンドエンジニアの年収を上げるコツ5つ|おすすめの資格や将来性も説明
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フロントエンドエンジニアの需要
フロントエンドエンジニアとは、デザイナーがデザインした原案をもとにHTMLやCSSなど、プログラミング言語を用いてデザイン通りに設計する人のことです。デザイナーが作成したものを元にするため、正しくWeb上に表示できるようにしなければなりません。
そのため、HTMLやCSSだけに限らず、JavaScript、PHPなどの言語も知っておく必要があります。
フロントエンドエンジニアの仕事内容ややりがいについては以下のリンクについて詳しく解説しています。
関連記事:フロントエンドエンジニアとは?仕事内容ややりがい、年収などについて解説
【5パターン別】フロントエンドエンジニアの目安となる平均年収
フロントエンドエンジニアの平均年収は約600万円です。あくまで平均年収であるためフロントエンドエンジニアになった人が必ず到達する年収とは限りません。会社やその人の能力に応じて年収は大きく変化します。
ここからはフロントエンドエンジニアの目安となる平均年収をパターン別に紹介します。どのパターンが一番年収がもらえるのか参考にしてみてください。
1:企業別から見る平均年収目安
経験や技術を高めると年収は上がりますが、就職した企業によっても年収は違ってきます。
大手企業であれば、フロントエンドエンジニアの平均年収を超えることもあります。フロントエンドエンジニアとして会社に入る時に企業によって年収が変わってくることを知っておきましょう。
企業別で年収が変わることを知っていれば、会社に就職する時に自分が勤めようと思っている会社は年収が高いのかどうか、意識できます。
2:雇用形態別から見る平均年収目安
雇用形態によってフロントエンドエンジニアの年収は違います。正社員の場合は約580万円と言われています。派遣社員の場合は月20日勤務と仮定した時の平均年収は約390万円になるでしょう。
パート・アルバイトの人は時給が約1,100円になるため、月20日勤務と仮定すると年収は約210万円になります。派遣社員やパート・アルバイトの人はあくまで仮定に過ぎないため、これより下回る勤務日数だと年収はさらに下がってしまいます。
雇用形態によって年収は変わりますが、どの雇用形態であってもスキルを高めればさらなる年収アップが望めます。
3:経験年数別から見る平均年収目安
フロントエンドエンジニアは職種に関わらず、勤務年数が長いと年収が上がっていきます。20代の平均年収は約330万円ですが、30代になると平均年収は約550万円と一気に高くなります。
フロントエンドエンジニアは経験を積めば積むほど年収が高くなっていきます。一番年収が高い年代は50代で約660万円になります。
4:求人募集から見る平均年収目安
求人募集では、年齢やスキル、経験によってばらつきが大きくなります。20代で入社し、仕事を覚えながらスキルを磨いていく場合は、最初の年収は低くなりますが、スキル次第で年収は上がっていくでしょう。
スキルや経験が豊富な人であれば、最初からある程度の年収が期待できるでしょう。
5:その他IT職種との年収比較
フロントエンドエンジニアの平均年収は約600万円です。この数字は他のエンジニアと比べても年収は高い方でしょう。ネットワークエンジニアの平均年収は約450万円、サーバーエンジニアの平均年収は約480万円です。
ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアそれぞれの平均年収と比較するとフロントエンドエンジニアの年収が一番高いことがわかります。さらにフロントエンドエンジニアはスキル次第でもっと上の年収が期待できます。
フロントエンドエンジニアに必要とされる4つの能力
フロントエンドエンジニアに必要とされる能力はどのようなものなのでしょうか。必要な能力を身につけておくことで仕事の幅も増えていき、様々な仕事に携われる可能性があります。
ここでは、フロントエンドエンジニアに必要な能力を4つ紹介します。フロントエンドエンジニアとして活躍したいと思っている人は是非、参考にしてみてください。
1:PhotoshopやIllustratorを扱う能力
フロントエンドエンジニアは、ユーザーの目線になって使いやすいWebサイトを作っていく必要があるため、PhotoshopやIllustratorを扱う能力も必要となってきます。
ユーザーが使用しているデバイスに合わせて、Webサイトの表示を最適化するレスポンシブデザインやスマートフォンなどの小さい画面でも使いやすい操作性など、考慮すべき点があります。
2:JavaScriptやjQueryを扱う能力
近年では必須スキルとも言われてきている、JavaScriptやjQueryを扱う能力もしっかり身につけていきましょう。
JavaScriptやjQueryを扱えるようになると、Webサイトに動きをつけれるようになり、Webサイト作りの際にできることが増えるでしょう。
3:HTMLやCSSでのコーディング能力
HTMLとCSSはプログラミング言語を習得する上で基本的な言語となります。プログラミング初心者の人でも習得しやすい言語です。
フロントエンドエンジニアの必須スキルとなるHTMLとCSSはしっかりと理解しておきましょう。
4:SEO対策の知識
Web上に記事を公開する時に必要になるのがSEO対策です。SEO対策とは、検索エンジンなどで検索結果の上位に出るようにするためにWebサイトを最適化していくことです。
Webサイトを使って商品を売り出していきたい企業や競合他社と差をつけたい企業などは、SEO対策がしっかり行われているかどうかを重要視するでしょう。そのため、SEO対策の知識を習得しておく必要があります。
その他、フロントエンドエンジニアに必要な能力やスキルに関しては以下の記事に書いていますのでご覧ください。
関連記事:【年代別】フロントエンドエンジニアに必要な12個のスキル|キャリアパスも紹介
フロントエンドエンジニアでの年収を上げるコツ5つ
フロントエンドエンジニアとして年収を上げたい人も多いでしょう。年収が上がるとやりがいを感じたり、モチベーションが上がったりする可能性があります。年収の上げ方を知ればあとは取り組むだけになります。
フロントエンドエンジニアで年収を上げるコツを5つ紹介します。自分に合う年収の上げ方を見つけて参考にしてみてください。
1:技術力を向上する
フロントエンドエンジニアは様々なエンジニアと協力してWebサイトを制作する機会が多々あります。円滑に進めていくためにも技術力は大切です。技術力が劣ってしまうと一人だけ足手まといになってしまいます。
技術力が劣らないためにも、スキルを常に磨いていかなければいけません。即戦力として使える人材であるために、常にスキルアップしていきましょう。技術を磨くことは仕事をしていくためにもとても重要です。
2:バックエンドエンジニアのスキルを養う
フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアのスキルは似ているようで少し違います。どちらもプログラミング言語を習得するのは同じです。しかしバックエンドエンジニアのプログラミング言語はJava・PHP・Ruby・Pythonの4つが特に重要な言語になります。
>> バックエンドとは?フロントエンドとの違いやポイントについて紹介
Java・PHP・Ruby・Pythonの言語はフロントエンドエンジニアでは後回しにする言語です。したがってこれらのスキルを覚えておくとさらに知識やスキルが増え年収アップにも繋がるでしょう。
3:幅広い業務を経験する
多くの仕事を経験して知識をつけていくと自分の元に仕事が回ってきます。年収アップを目指すならより幅広い業務をこなしていくことが一番です。はじめはできることが限られているでしょうが、仕事に慣れてくるとできる業務も増えていきます。
できる仕事を増やしていけば年収も上がります。無理のない範囲でどんどんできる仕事を広げて年収アップを目指しましょう。
4:転職を視野に入れる
フロントエンドエンジニアとして一通り経験を積むと転職を考える人もいます。どんな会社で働くのがいいのか、だんだんわかってくるからです。転職をして年収が上がるのなら転職も視野に入れて活動する人もいるでしょう。
会社が大企業であればその分もらえる年収も高くなります。経験を積んでから転職を視野に入れてみるのも年収を上げる一つの方法と言えるでしょう。
5:フリーランスを目指す
会社に勤めるのではなく独立してフリーランスを目指すと言う手もあります。フリーランスの方が年収アップを目指せると言う人もいるため、一つの方法として知っておくといいでしょう。
会社に勤めなくてもフリーランスとして自分のやりたい仕事に取り組めます。仕事に自由に取り組めるのがフリーランスの魅力です。
>> フリーランスエンジニアになる7つのメリット|向いている人の特徴も解説
フリーランスは働く時間が自由のため、スケジュール管理を行える人が向いています。自分から仕事を取りにいかなければならないため積極性に優れている人もフリーランスに向いています。
年収アップに繋がるフロンドエンドエンジニアにおすすめの資格6選
フロントエンドエンジニア向けの資格は様々あります。初心者向けの資格から上級者向けの資格まで幅広いです。
企業によっては、特定の資格を取得することで年収のアップに繋がる可能性があります。年収アップに繋がるフロントエンドエンジニアの資格はどのようなものがあるのでしょうか。おすすめの資格を6つ紹介します。
フロントエンドエンジニアとして年収を上げたいと考えている人は是非、参考にしてみてください。
1:Webクリエイター能力認定試験
HTML・CSSをはじめとしてWebクリエイターに必要な能力を確かめる試験です。実際にWebサイトを制作したり、応用的な問題も出されたりします。Web業界の中では受講数が多い試験です。
クリエイターの知識が身につくため、フロントエンドエンジニアになるにはまずこの試験を受けてみましょう。
出典:Webクリエイター能力認定試験|株式会社サーティファイ
参照:https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/
2:HTML5プロフェッショナル認定試験
試験にはレベル1とレベル2の2種類があります。レベル1はWebコンテンツの基礎の実力があるかどうかを試します。レベル2は最新のWeb技術に特化したアプリケーションやWebコンテンツができるかどうかを試します。
どちらのレベルを取得してもWeb制作において重要なものとなり、仕事にも活かせるでしょう。HTML5のプロフェッショナルの高度な技術が身につきます。
出典:HTML5プロフェッショナル認定試験|特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
参照:https://html5exam.jp/
3:ウェブデザイン技能検定
試験は実技と筆記があります。1級から3級まであり全体の7割を取らないと合格にはなりません。この試験は令和3年5月に始まったばかりの比較的新しい資格になります。
デザイナーを目指している人はもちろんですが、エンジニアとして働いている人も取得を目指している人が多い資格です。ウェブデザイン技能検定のための集中講座もあります。
出典:ウェブデザイン技能検定|特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会
参照:https://www.webdesign.gr.jp/
4:CIW
試験に種類があり、自分の得意な分野で資格を目指せます。国際試験であり70か国でCIWの試験が実施されています。そのうち20万人が資格所有者です。
世界共通の資格のため、どこの国にいってもCIWを所持していると通用します。ITに携わるならCIWの資格を所持しておいて損はありません。
出典:CIW|ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社
参照:https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/CIW.aspx
5:基本情報技術者試験
情報処理を基準としている試験で資格を取得すると高度なIT技術が身につきます。国家試験になり、難易度は非常に高い試験です。
大学生やフロントエンドエンジニアになりたての新人に受講者が多い傾向があります。効率的に勉強すればスキマ時間に学習して資格を取得できるでしょう。
出典:基本情報技術者試験|情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/cbt_sg_fe.html
6:PMP
プロフェッショナルの専門知識を求められている試験です。こちらは国際試験になります。注目している業界はITだけに留まりません。建築など様々な業界から注目されている資格になります。
国際試験になっているため、世界中から認知されている資格です。取得すればスキルアップが期待できます。
出典:PMI® 試験・資格について|PMI日本支部
参照:https://www.pmi-japan.org/pmp_license/
未経験からフロントエンドエンジニアを目指す方法
未経験から需要のあるフロントエンドエンジニアを目指そうとする人もいるでしょう。
未経験からフロントエンドエンジニアになることは可能ですが、目指す方法には何があるのでしょうか。ここからは、フロントエンドエンジニアを目指す方法について紹介します。
方法はいくつかありますが、人には向き・不向きというものがあります。あなたに合う方法で取り組んでみてください。
独学で習得
独学でも勉強すればフロントエンドエンジニアを目指すことは可能です。本業を背負っていても空いた時間をうまく利用することにより独学でも可能になります。スクールに通うと費用がかかってしまいますが、独学の場合、コストが最小限に抑えられます。
ただし独学は自分のペースで勉強することになるため、挫折しないように気をつけましょう。勉強する時間を確保して習慣づけることが大切です。
プログラミングスクールの活用
プログラミングスクールではフロントエンドエンジニアに必要な知識やスキルが身につきます。基礎から教えてくれるため効率よく勉強ができます。学校にいって勉強するため挫折することも少ないでしょう。
受講期間が長く、まとまった費用も必要になりますが、時間が決まっているため無理なく勉強が続けられるでしょう。
フロントエンドエンジニアに関わる今後と将来性3つ
企業がWebサイトを持つことも増えてきました。Webサイトの増加によって、フロントエンドエンジニアはますます必要とされるでしょう。
フロントエンドエンジニアとして今後の将来はどのようなものになっているのでしょうか。フロントエンドエンジニアの将来性について3つ紹介します。
1:モバイル端末からのアクセス数が増加
今までPCからWebサイトにアクセスしてネットワークを楽しむユーザーがほとんどでした。ですが、近年ではスマートフォンの普及が目立つようになり、PCだけに限らずスマートフォンからネットワークにアクセスするユーザーが増えました。
そのためPCよりもスマートフォンを利用する人が急増しているため、フロントエンドエンジニアはさらなるスキルが求められています。
2:技術の発展が見込まれる
IoT、AIそのほかゲーム市場においてフロントエンドエンジニアの出番は必要不可欠です。国内・国外問わず新しいものがどんどん増え続けています。そのため、フロントエンドエンジニアは常に最新の技術が求められます。
3:マンパワーが不要になる可能性がある
これからの将来、マンパワーが不要になる可能性があります。ロボットやAI技術が進んでいる中で人手不足を補ってくれるものが増えてきました。
高齢化社会が進む中で人手不足は深刻です。そのため、ロボットやAIが普及すれば、人手不足を補ってくれるでしょう。
関連記事:フロントエンドエンジニアの将来性は?AIに奪われる?キャリアアップについても解説
フロントエンドエンジニアとして年収アップを目指そう
フロントエンドエンジニアとして今後も活動していこうと考えているなら、年収アップを目指しましょう。年収を上げるためにはスキルアップすることが近道です。経験を積むとスキルも上がります。
また資格を取得して年収アップを目指す、仕事をこなしながらスキルを高めるなど、年収の上げ方は様々です。
フロントエンドエンジニアとして経験が足りないとスキルも身についていきません。様々な仕事に携わり、経験を積むとスキルも上がり、年収アップが目指せるでしょう。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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