【Redmine運用】 " カスタムフィールド " で独自項目を追加しよう!機能解説ガイド!
Workteria(ワークテリア)では難易度の高いものから低いものまで、スキルや経験に合わせた案件を多数揃えています。会員登録は無料ですので、ぜひ会員登録してご希望の案件を探してみてください!
フリーランス/正社員のエンジニアとして活躍するには、ご自身のスキルや経験に合わせた仕事を選ぶことが大切です。ご希望の案件がみつからない場合はお気軽にお問い合わせください!ユーザ満足度の高いキャリアコンサルタントが在籍していますので、希望条件や悩み事などなんでもご相談ください。ご希望にピッタリの案件をご紹介させていただきます。
こんにちは。新人エンジニアのサトウです。
今回の記事テーマ✅は、課題解決システムRedmineの運用機能『カスタムフィールド』の解説 ❗❗
Redmine運用に役立つ機能を実際のPC画面と一緒にシェアしていきます。
システムエンジニアとして駆け出したばかりですが、
初心者なりの視点でわかりやすい記事を心がけていますので是非他の記事にも訪問してみてください!
Redmineカスタムフィールド機能について
Redmineは、入門者も熟練者も使いやすい管理ツールの一つです。
初めての方でもシンプルな操作で管理を行えることに関しては、
【Redmine入門】プロジェクト?チケット?Redmineインストール後すぐの使い方! で紹介しました。
知識が増えてくると基本機能に加えて、自分好みにカスタマイズして使用したい方もいると思います。
本稿でシェアする機能はそんな要望をかなえてくれるものになっています。是非最後までご覧ください!
~~~
まずは概要と設定方法をシェアしていきます。
カスタムフィールド機能とは?
カスタムフィールド(機能)とは、
チケットやプロジェクトといったRedmineオブジェクトの入力項目(フィールド)に、
独自の入力項目を追加できる機能です。
この独自のフィールドのことをカスタムフィールドと称しています。
情報を自由にオブジェクトに持たせられ、Redmine運用の幅が広がることがメリットです。
カスタムフィールドを追加するには、まずカスタムフィールドの作成が必要です。
作成や追加できるのは、システム管理者の権限を持つユーザーになります。
追加可能なオブジェクトはあらかじめ決まっていますが、
カスタムフィールドは入力形式や必須入力の設定、ユーザー権限などの設定ができるので、
プロジェクトや使用者に合わせた自由な編集が可能になっています。
- カスタムフィールドを追加したチケット編集画面
追加可能なRedmineオブジェクトの紹介
カスタムフィールド機能を使えるオブジェクトを紹介します。
オブジェクト名 | カスタムフィールドの入力情報を表示できる画面 |
---|---|
①チケット | (作成したカスタムフィールドは)チケット詳細や一覧で表示される。 |
②プロジェクト | 概要ページで表示される。 |
③バージョン | バージョン詳細やロードマップ画面で表示される。 |
④ユーザー | プロフィール画面で表示される。 |
⑤作業時間 | ※ |
⑥グループ | ※ |
⑦時間管理 | ※ |
⑧チケットの優先度 | ※ |
⑨文章カテゴリ | ※ |
- カスタムフィールド作成時のオブジェクト選択画面
※⑤~⑨のオブジェクト
これらのオブジェクトに関しては、カスタムフィールドの作成や情報入力をすることはできるものの、その入力情報を表示する画面や機能が用意されていません。表示したい場合はプラグインなどを利用することになります。
設定ガイド
新しいカスタムフィールドを作成する操作をガイドしていきます。
システム管理者のホーム画面からスタートします。
カスタムフィールドの設定(作成や編集、追加)ができるのはシステム管理者の権限を持つユーザーです。
最上部のホームメニュー《管理》をクリックし、管理メニューから《カスタムフィールド》を選択します。
遷移先のカスタムフィールド画面で《新しいカスタムフィールド》を選択しましょう。
- ホームメニュー《管理》→《カスタムフィールド》
- カスタムフィールド画面で《新しいカスタムフィールド》をクリックする
《新しいカスタムフィールド》をクリックすると、まずはオブジェクト選択画面が表示されます。
カスタムフィールドを追加したいオブジェクトを選んで《次へ》をクリックしましょう。
最後に《新しいカスタムフィールド》の編集画面が現れるので必要な項目に入力していきます。
※カスタムフィールド設定の入力内容については下記の『カスタムフィールド機能の設定できるコト』で解説します。
- カスタムフィールド設定のオブジェクト選択画面
- 新しいカスタムフィールドの編集画面(赤枠は必須入力事項)
編集画面に項目を入力し《保存》を押すと、
カスタムフィールドのトップ画面に新しいカスタムフィールドが追加されます。
トップ画面にはオブジェクトごとのカスタムフィールド一覧が表示されます。
オブジェクトの編集画面へ遷移すれば、追加されたカスタムフィールドが確認できます。
- 追加後のカスタムフィールド画面
- カスタムフィールドが追加されたオブジェクトの編集画面
設定ガイドは以上です。
カスタムフィールド機能で設定できるコト
カスタムフィールド機能で出来ることをまとめました。
カスタムフィールド編集画面の入力内容は以下の3つに大きく分類できます。
赤枠は使用可能なトラッカー、プロジェクトを選択しましょう(必須入力事項)。
カスタムフィールドの入力形式を選択する
カスタムフィールドの入力形式は以下の表の中から選択することができる仕様です。
入力形式の名称 | 説明 |
---|---|
キュー・バリューリスト | 設定した選択肢の中から一つを選ぶ、ドロップダウンリストでの入力。 |
テキスト | 一行の文章(テキスト)の入力。 |
長いテキスト | 複数行の文章(テキスト)の入力。 |
バージョン | プロジェクト内のバージョン一覧の中から選択する、ドロップダウンリストでの入力。 |
ユーザー | プロジェクト内のメンバー一覧の中から選択する、ドロップダウンリストでの入力。 |
ファイル | ファイルの添付入力。 |
リンク | URLとして扱われる一行の文章(テキスト)の入力。 |
小数 | 小数値の入力。 |
整数 | 整数値の入力。 |
日付 | 日付の入力。 |
真偽値 | チェックボックスでのON・OFFの入力。 |
リスト | 「キュー・バリューリスト」と同様。旧バージョンの互換性維持のための入力形式。 「キュー・バリューリスト」が表示されている場合はそちらを使うのを推奨。 |
選んだオブジェクトや入力形式によって入力する設定内容が変わります。
入力したい独自な情報に適した入力形式を選びましょう。選択したらその入力形式の設定をしていきます。
- オブジェクト《プロジェクト》と入力形式《テキスト》を選択したときの画像例
<<注意>>入力形式《キュー・バリューリスト》の設定
入力形式《キュー・バリューリスト》を選択した場合は注意が必要です。
カスタムフィールドの新規作成後に、もう一度編集をクリックし、《選択肢》を入力する必要があります。
《キュー・バリューリスト》の初期設定では《選択肢》を入力する項目が表示されないからです。
- 新規作成ページと作成後の編集ページの比較
必須入力/フィルタ使用の設定をする
カスタムフィールドには必須入力とフィルタ使用の設定が可能です。
チェックボックスに✔を入れると、
オブジェクト編集時に必須入力項目として処理されたり、
作成したカスタムフィールドを条件にフィルタを利用したりすることが出来るようになります。
- 入力必須設定をしたカスタムフィールドの画像例
- フィルタ使用設定をした画像例
情報を表示するユーザーロールを選択する
作成したカスタムフィールドを表示/非表示するかをユーザロールを選択して制限することが可能です。
カスタムフィールドの情報が重要な情報であり、
一部のユーザーにのみが見れるようにしたい時に有効に使えます。
Redmine運用について他にも知りたい方は以下をチェック
Remine運用編<関連>
【Redmine運用】チケット集計" サマリー"が活躍!フィルタいらずの一覧表示も?機能解説ガイド!
【Redmine運用】" ガントチャート" で計画・進捗・流れをひと目で把握!機能解説ガイド!
【Redmine運用】" カレンダー "でスケジュールをひと目で把握しよう!機能解説ガイド!
【Redmine運用】フィルタとオプションの絞り込み保存" カスタムクエリ "で効率化!機能解説ガイド
Redmine管理編
【Redmine管理】チケットの分類は“トラッカー”を設定?使い方解説ガイド
【Redmine管理】“ステータス”でチケット状況を把握せよ!使い方解説ガイド
【Redmine管理】プロジェクト内の権限は“ ロール ”を付与させよ!設定解説ガイド
【Redmine管理】“バージョン”と“ロードマップ"大きな節目で分類したい!使い方解説ガイド
【Redmine管理】運用ルールを決めよ!“ワークフロー”攻略設定ガイド!!
【Redmine管理】" カテゴリ " 好きな性質・区分で分類しよう!設定解説ガイド
Redmineその他の関連記事
【Redmine基本】プロジェクトの作成&更新とは??使い方のガイド!
【Redmine基本】チケットの作成&更新とは??使い方ガイド!
~Redmineの詳しい使い方や情報を順次アップしています!~
また、Redmineの正しい情報の発信先や普及活動については以下のホームページを確認しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました✅
【著者】
読者を始め私自身も知りたい!と思うような知って得するプログラミング知識やIT情報を日々発信中です。
教養のあるカッコいい大人になれるよう、プログラミングを始め興味関心を持ったことを毎日勉強しております !!
正社員/フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
- 自分に合う案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な案件探し・契約周りは任せて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、Workteriaサイトをご利用ください!
定期的にご本人に合う高額案件を紹介
リモートワークなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート