検索

キーワード


目次

ITコンサルタントの平均年収はどのくらい?仕事内容やメリットについても解説

  • 公開日:2021-12-02 13:45:11
  • 最終更新日:2022-09-15 16:52:30
ITコンサルタントの平均年収はどのくらい?仕事内容やメリットについても解説

Workteria(ワークテリア)では難易度の高いものから低いものまで、スキルや経験に合わせた案件を多数揃えています。会員登録は無料ですので、ぜひ会員登録してご希望の案件を探してみてください!

フリーランス/正社員のエンジニアとして活躍するには、ご自身のスキルや経験に合わせた仕事を選ぶことが大切です。ご希望の案件がみつからない場合はお気軽にお問い合わせください!ユーザ満足度の高いキャリアコンサルタントが在籍していますので、希望条件や悩み事などなんでもご相談ください。ご希望にピッタリの案件をご紹介させていただきます。

ITコンサルタントの仕事内容とは?

パソコンデータ

ITコンサルタントとは、クライアントの抱えている課題解決のためのアドバイスを行ったり、ITシステムの導入をサポートしたりする職業のことを言います。


ITコンサルタントはクライアントである企業の抱える問題の原因を分析し、ITを活用した解決策の提案、実行を行い、課題の改善を行うという一貫したサービスを提供することが仕事です。

>> ITコンサルタントの4つの仕事内容とは|必要なスキルや資格についても解説

ITコンサルタントはクライアント企業の課題解決を行うことが目的だと言えるでしょう。

ITコンサルタントの需要

パソコン

近年ではIT技術の発達により、ほぼすべての企業がITを利用するようになりました。そのため、企業もITを活用した業務の効率化や生産性の向上が必須になっています。


このような状況により、企業からのITコンサルタントへの相談も増加しつつあるため、ITコンサルタントの需要は高い状態であると言えます。今後も業務のデジタル化を進めていく企業は増えていくと予測できることから、将来的なITコンサルタントの需要も高いと言えるでしょう。

ITコンサルタントの年齢制限とは

データイメージ

ITコンサルタントに転職を考える場合、35歳前後までがITコンサルタントのキャリアパスの年齢制限だと言えるでしょう。ITコンサルタントは一般的な職種と仕事の進め方が異なるため、長時間労働でも耐えられるような体力が必要になります。


そのため、一般的には35歳頃までがITコンサルタントへの転職の限界とされていますが、人によっては35歳頃を超えてから転職して成功しているケースも存在します。

ITコンサルタント全体の平均年収

一万円

求人ボックスによると、ITコンサルタントの平均年収は647万円程だと言われ、日本全体での平均年収を比較しても高い傾向にあります(2021年10月2日現在)。


ITコンサルタントは知識や経験を活かして業務を行う仕事となるため、平均年収は一般的な職種よりも高くなります。

>> ITコンサルタントの年収に関するポイント|就職や転職に役立つ資格9選も紹介

出典:ITコンサルタントの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス
参照:https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/IT%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

ITコンサルタントの役職別の年収5つ

1万円札

ITコンサルタントは役職によっても年収が異なります。一般的なITコンサルタントの役職には、「コンサルタント」「シニアコンサルタント」「パートナー」「マネージャー」「シニアマネージャー」などがあります。


ここではITコンサルタントの役職別の年収について解説していきますので、参考にしてみてください。

1:コンサルタント

コンサルタントの年収は500万~700万円程です。コンサルタントはITコンサルタントになったばかりの経験の浅い22歳~30歳程の年齢層の若手が就く役職となっており、コンサル経験は0~3年程が目安となります。


また、業績賞与は固定給の10~20%程が与えられるのが一般的です。20代でITコンサルタントに転職する人も多く、第2新卒であれば新卒をほぼ同じ扱いを受けます。

2:シニアコンサルタント

シニアコンサルタントの年収は700万~900万円程です。シニアコンサルタントは25歳から35歳程の年齢層のITコンサルタントが就く役職となっており、コンサル経験は0~6年程が目安となります。


また、業績賞与はコンサルタントと同様に固定給の10~20%程が与えられるのが一般的です。

3:パートナー

パートナーの年収は約2,000万円以上が目安となります。パートナーはITコンサルタントのキャリアパスの最終到達点となっており、企業のパートナーとして共同経営を行う役職となります。


パートナーは一般的に35歳以上、コンサル経験は約7年以上のITコンサルタントが就く役職ですが、選考も厳しいため、ここまでの役職に就くのは非常に難しいです。また、パートナーの業績賞与は企業の業績によって変わります。

4:マネージャー

マネージャーの年収は900万~1,400万円程です。マネージャーは28歳~40歳程の年齢層のITコンサルタントが就く役職となっており、コンサル経験は2~10年程が目安となります。


また、業績賞与はコンサルタントと同様に固定給の10~20%程が与えられるのが一般的です。

5:シニアマネージャー

シニアマネージャーの年収は1,300万~1,800万円程です。シニアマネージャーは32歳~45歳程の年齢層のITコンサルタントが就く役職となっており、コンサル経験は5~15年程が目安となります。


また、業績賞与はコンサルタントと同様に固定給の10~20%程が与えられるのが一般的です。

フリーランスのITコンサルタントの平均年収

1万円札

フリーランスのITコンサルタントの場合、平均年収は1,000万円程と言われています。フリーランスの場合はコンサルティングファームに所属せず、個人でプロジェクトごとに案件に関わることになります。


そのため、平均年収は1,000万円程でも約100万円~2,000万円以上と年収の幅が非常に広いです。実績のあるITコンサルタントであれば高い年収を得ることも可能ですが、一方で全く稼げないフリーランスのITコンサルタントもいると言えるでしょう。

ITコンサルタントになるメリット

考える人

ITコンサルタントは非常に業務内容が幅広いため、さまざまな業務を経験できるというメリットがあります。また、早い段階でITコンサルタントに転職すれば、若いうちにITコンサルタントのマインドや仕事のやり方を教えてもらうことができます。


クライアント企業の課題解決という目的を達成するには厳しいハードルを乗り越えなければいけませんが、その分大きなやりがいがある仕事だと言えるでしょう。

ITコンサルタントを目指すための3つの方法

ホワイトボード

実際にエンジニアなどの職種からITコンサルタントになるにはどのような方法があるのでしょうか。ここではITコンサルタントを目指すための方法について解説していきますので、参考にしてみてください。

1:ロジカルシンキングを養う

ITコンサルタントには物事を論理的に道筋を立てて考えるロジカルシンキングのスキルが必要になります。ロジカルシンキングはバラバラになっている情報を集めて体系的に整理し、全体像を俯瞰するために必須の思考方法です。


ロジカルシンキングを養うことにより、クライアントが抱えている課題の原因がどこにあるのを見つけ出し、課題解決のために導入するシステムの設計や業務フローの整理が効率的にできるようになるでしょう。

2:コミュニケーション能力を高める

ITコンサルタントはクライアントからヒアリングを行う必要があるため、高いコミュニケーション能力が必要になります。企業の経営者だけでなく従業員までさまざまな人と関わることになるため、あらゆる立場の人と適切にコミュニケーションを取る必要があります。


また、相手の伝えたいことを正確に読み取り、一緒に解決策を考えることが大切です。そのため、あらゆる人とコミュニケーションを取れるスキルを身につけるようにしましょう。

>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは

3:ITソリューション事業を展開している企業に就職する

ITコンサルタントを目指すなら、ITソリューション事業を展開している企業に就職しましょう。ITコンサルタントにはITに関する幅広い知識が必要になります。そのため、ITソリューション事業を展開している企業で経験を積むことが大切です。


また、ITに精通しているのは当然として、同時に財務会計や人事管理、資産管理といった経営に関する知識もある程度必要になります。

ITコンサルタントの5つのキャリアパス

パソコン

ITコンサルタントに転職できたらそれで終了というわけではありません。ITコンサルタントにもネクストキャリアが存在するため、ITコンサルタントになってからのキャリアパスについても考えておく必要があります。


ここではITコンサルタントの5つのキャリアパスについてそれぞれ解説していきますので、参考にしてみてください。

1:経験を活かしてプロジェクトマネジメント参画する

プロジェクトマネジメントの支援を行う「PMO」という部門では、さまざまなプロジェクトマネジメント業務を行っています。ITコンサルタントになったあとは、経験を活かしてプロジェクトマネジメントの業務に参画するのも良いでしょう。


PMOは各プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントの品質を向上させるため、プロジェクトのPMがカバーできない部分のサポートを行います。

2:フリーのITコンサルタントになる

コンサルティングファームで経験を積んだあとは、独立してフリーランスのITコンサルタントを目指すのも良いでしょう。


フリーランスであれば案件ごとの報酬を100%受け取ることができるため、コンサルティングファームに勤めているときよりも高い年収を得られる可能性があります。

3:経験のある分野に特化したITコンサルタントになる

コンサルティングファームには戦略系や財務系、シンクタンク系などさまざまな分野が存在します。ITコンサルタントとして高いスキルを持っていれば、経験を活かして特定の分野に特化したコンサルティングファームへ転職することも可能です。

4:セキュリティアドバイザー転向する

セキュリティアドバイザーとは、クライアントの社内システムや外部向けサービスに関するセキュリティ対策や、最新の脅威動向に関する情報提供などを行う職業です。


ITコンサルタントの中にはクライアント企業の情報資産を守るためのセキュリティに関するサポートを行うコンサルタントも存在するため、知識を活かしてセキュリティアドバイザーに転向することも可能です。

5:外資系のITコンサルタントに転職する

外資系のコンサルティングファームに転職して年収アップを目指すのも良いでしょう。外資系コンサルティングファームへの転職を希望する場合は、外資系に特化した転職エージェントを利用するのがおすすめです。

外資系ITコンサルタントに向いている人とは?

男性

外資系ITコンサルティングファームでは、上司から言われたこと以上により良くするための提案ができるような人材が向いています。積極的に自分の意見を提案し、進めていける人は外資系の適性があると言えるでしょう。


一方、言われたことだけに真剣に取り組むような人は国内企業では評価されやすいですが、外資系には向いていないと言えるでしょう。

ITコンサルタントの年収を知っておこう

ビル

ITコンサルタントは全体的な平均年収も高く、スキルや実績によってはより高い年収を得られる職業です。


ぜひ本記事で紹介したITコンサルタントの仕事内容や役職別の年収、ITコンサルタントを目指す方法などを参考に、必要なスキルを磨いてITコンサルタントを目指してみてはいかがでしょうか。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。

「Workteria」「東京ITカレッジ」をご紹介いただきました!

編集した記事一覧

正社員/フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?

  • 自分に合う案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な案件探し・契約周りは任せて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、Workteriaサイトをご利用ください!

  • 定期的にご本人に合う高額案件を紹介

  • リモートワークなど自由な働き方ができる案件多数

  • 専属エージェントが契約や請求をトータルサポート