企業から高い評価を得やすいエンジニアの特徴とは?転職企業の選び方も解説
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エンジニアは正しく評価されていない?
エンジニアとして働いている方の中には、自分が企業から正しく評価されていないと感じている方もいるでしょう。実際に、社内にエンジニアを正しく評価する人材がいないなどといった理由から、正しく評価されていないと感じるエンジニアも多いです。
また、エンジニアの業務は短期的に結果が出せないものも多いことから、エンジニアの評価は難しいと言われています。
企業が定めるエンジニアへの評価基準6つ
企業の中にはエンジニアの評価基準を設けているというケースもあります。しかし同じようにエンジニアの評価制度を設定している企業であっても、企業によって評価基準は異なります。
そのため、一概にエンジニアの評価基準について解説することは難しいですが、一般的にエンジニアの評価基準として必要だと言われている項目もあります。ここでは企業が定めるエンジニアへの評価基準を紹介していきますので、参考にしてみてください。
1:マネジメントスキルに関するもの
マネジメントスキルはエンジニアにも重要とされています。システム開発プロジェクトを期限に間に合うようにスムーズに進めるためには、高いマネジメントスキルが要求されるでしょう。
マネジメントスキルの中には、チームを統率するスキルや指導力、分析力、問題解決力、スケジュール管理能力、コミュニケーションスキルなどさまざまなものが含まれています。
実際にプロジェクトの管理経験がある場合、マネジメントスキルを評価してもらえるケースがあるでしょう。
2:技術的なスキルに関するもの
エンジニアにとってもっとも重要と言えるものが技術的なスキルです。IT業界は技術革新が早いことから、エンジニアに求められる基本的な技術を持っていることはもちろん、新しい技術の習得を行っているかどうかも評価対象となります。
また、資格取得や研修会などへの参加も客観的に実績として認められるため、スキルを証明するためには積極的な参加が望ましいと言えるでしょう。
3:業界知識に関するもの
エンジニアとして開発業務を行う上で、業界に関する知識はあまり必要ないように思う方も多いでしょう。しかし開発業務も業界のトレンドによって方向性が変わることもあります。
そのため、エンジニアとして仕事を行うには、自社や他社などの状況を含めた業界のトレンドを把握しておくことも大切です。最新の業界知識を収集し、仕事に活かすことで、エンジニアとしての評価にもつながるでしょう。
4:語学力に関するもの
エンジニアに語学力はあまり関係がないように思えますが、技術分野での最新の情報は基本的に英語で公開されます。また、マニュアルなども英語で書かれている場合があるため、語学力がエンジニアの評価対象になっているケースがあります。
高い英語力があれば英語で書かれたマニュアルもスムーズに読むことができるため、効率的に作業を進められるでしょう。
>> エンジニアが英語力を身に付けるメリットとは?レベル別の学習方法も紹介
5:経験や実績に関するもの
これまでの担当業務や業務を通して積み上げてきた経験、実績などは、客観的にもエンジニアとしての評価をしやすい評価基準だと言えるでしょう。具体的には携わったプロジェクトの規模や成果など、プロジェクトの結果はエンジニアの評価にも反映されやすいです。
また、直接の成果以外にも、プロジェクトや会社への貢献度や仕事に対する取り組み方なども評価されることがあります。
6:主体性に関するもの
実際に企業で仕事をしているエンジニアの中にも、指示された内容を丁寧にこなせる人は多いです。しかし主体性が高く、自らアイデアを出すなど積極的に仕事に取り組めるエンジニアは、それだけ会社からも評価されやすいです。
主体性があるかどうかは会社から見てもわかりやすいです。自分から意見を出し、実現できるパワーを持ったエンジニアは、それだけ評価にも反映されやすいでしょう。
評価されるエンジニアを目指す方法4つ
エンジニアの評価基準は企業によってまちまちなため、会社からの評価が実際のエンジニアの評価だとは限りません。しかし会社から評価されるエンジニアになれれば、年収などの待遇アップにもつながります。
会社からの評価を向上させるためには、自身の評価軸を会社の評価軸に適応させる、達成可能な目標を設定するといった方法があります。ここでは評価されるエンジニアを目指す方法を紹介していきますので、参考にしてみてください。
1:企業の評価基準に適応させる
エンジニアとして適正に評価されていないと感じるのは、自分の評価軸と企業の評価軸にずれがあるためだと言えるでしょう。
たとえば、自分の評価軸での「自分の強み」も、企業の評価基準である「エンジニアに求めているスキル」と照らし合わせると、評価の対象になっていない可能性もあります。
自己分析によって自身の評価軸を把握し、その上で企業の評価基準について理解を深め、自身の評価軸を調整すると良いでしょう。
2:達成可能な目標を設定する
エンジニアとしての評価を上げるには、目標設定を行うのがおすすめです。また、段階的に小さな目標を達成していくことができれば、モチベーションも維持しやすくなります。
そのため、目標は達成可能なレベルで設定するようにしましょう。また、自分のスキルアップにつながり、さらに会社へも貢献できる内容であれば、より評価につながりやすくなるでしょう。
3:目標を具体的にする
目標を設定する場合は具体的な内容に設定するようにしましょう。たとえば、「作業時間を○%削減する」「今年中に○の資格を取得する」といった内容を設定しましょう。
また、将来的に管理職を目指す場合とスペシャリストを目指す場合では、身につけなければいけないスキルは異なります。将来のキャリアプランを考えた上で、具体的な目標を設定すると良いでしょう。
4:ロールモデルを探す
自分が目標とするロールモデルを探すのも、エンジニアとしての評価をアップさせるのにおすすめの方法です。ロールモデルが身近なところにいると、自分に足りないものも見つけやすくなるでしょう。
また、身近に理想的なロールモデルがいない場合でも、身の回りの人それぞれの良い部分を参考にすると良いでしょう。
企業から高い評価を得やすいエンジニアの特徴7つ
ここまで紹介したとおり、企業によってエンジニアの評価には違いがあります。しかし企業から評価を得やすいエンジニアにはいくつかの特徴があるため、どのような点が評価されやすいのか把握しておくことで、転職でも成功しやすくなるでしょう。
ここでは企業から高い評価を得やすいエンジニアの特徴について解説していきます。
- マネジメント能力が高い
- コミュニケーション能力が高い
- 英語力がある
- 主体的な姿勢がある
- 顧客的な視点がある
- 向上心がある
- 問題解決能力がある
1:マネジメント能力が高い
マネジメント能力の高さはエンジニアとしての評価のポイントとなるため、高いマネジメント能力を持っているとそれだけ高い評価を得やすいでしょう。
特にエンジニアからプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなどのポジションを目指す場合、マネジメント能力は必須となります。マネジメント能力が評価されれば、プロジェクトマネージャーへの転職も視野に入ります。
2:コミュニケーション能力が高い
企業でエンジニアとして仕事をする場合、基本的にチームで分業しながら開発作業を行うことになります。そのため、高いコミュニケーション能力を持っていればエンジニアとして高く評価されるでしょう。
>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは
逆に、たとえ高い技術力を持っていたとしても、チームメンバーと適切なコミュニケーションが取れないとプロジェクトの進行にも影響を及ぼす可能性があります。
3:英語力がある
近年では、人件費の安い海外のエンジニアに開発を委託するオフショア開発を採用している企業も多いです。また、日本人は人材不足ということもあり、外国人エンジニアを雇用しているケースもあります。
>> エンジニアが英語力を身に付けるメリットとは?レベル別の学習方法も紹介
このようなケースでは英語力が貴重になるため、英語力のあるエンジニアは評価されやすいです。また、高い英語力があれば、英語力を活かしてブリッジエンジニアなどの仕事をすることもできるでしょう。
4:主体的な姿勢がある
主体的な姿勢で仕事に取り組めるエンジニアであれば、転職市場でも評価されやすいです。前述のような受け身のエンジニアでは、主体的とは言えません。
自分から積極的に意見を述べることができ、さらに自分の力で実現できるような主体的な姿勢があれば、エンジニアとしての評価も高くなるでしょう。
5:顧客的な視点がある
エンジニアとして開発に関わるのは、システムが顧客の元に納品される時点までとなります。しかしシステム開発を依頼した顧客の目的が果たされるのは、納品されたシステムによって業務効率化などが達成できた時です。
顧客視点で顧客満足を考えながら業務に携われるエンジニアであれば、それだけ成果物のクオリティも高くなります。そのため、顧客視点を持って仕事ができるエンジニアは高く評価されるでしょう。
6:向上心がある
向上心の高さが認められれば、エンジニアとしても評価されやすくなります。IT業界は日々新しい技術が登場しており、言語やツールのトレンドも時代によって変わっていきます。
高い向上心を持って業務に取り組み、スキルをアップデートしていけるエンジニアは、どの企業でも高い評価を受けられるでしょう。
7:問題解決能力がある
エンジニアとして開発を行っていると、原因不明のバグにぶつかることもあります。また、運用や保守のフェーズでは、顧客が利用しているシステムに不具合が発生し、早急な原因究明と対策の実施が求められることも多いです。
高い問題解決能力を持ったエンジニアであれば高く評価されるでしょう。
エンジニアが転職する際に適切に評価してくれる企業の選び方5つ
転職を検討する場合、エンジニアとして適切に評価してくれる企業に転職したいという方は多いでしょう。エンジニアを適切に評価してくれる企業には、いくつかの特徴があります。
ここではエンジニアが転職する際に適切に評価してくれる企業の選び方を紹介していきますので、参考にしてみてください。
1:自社サービス開発をメイン事業としている企業を選ぶ
その会社の技術力を測る基準として、自社サービス開発をメイン事業としているかどうかは重要なポイントです。自社サービス開発には人件費などがかかるため、自社サービス開発をメインにしている企業は自社サービスが売れているはずです。
エンジニアの待遇にも反映できる余裕がある企業だと判断することができるでしょう。
2:技術力以外の能力を重視していない企業を選ぶ
エンジニアとしての技術力をストレートに評価してほしい場合は、技術力以外の能力を重視していない企業を選びましょう。たとえばSES企業の場合は技術力が重視されるのに対して、SIerの場合はヒアリング力や統率力といったスキルが重視される傾向があります。
技術力を評価に反映させたい場合は、転職候補の企業がどのような能力を重視しているのか把握しておきましょう。
3:会社トップの役職の人がエンジニア出身である企業を選ぶ
社長などの企業トップの役職の人がエンジニア出身の場合、エンジニアの苦労などを把握していることが多いです。
そのため、エンジニアが働きやすいように環境を整えたり、エンジニアが納得しやすい評価制度を設けたりしているケースも多いです。
4:適切に評価できる能力がある上司や人事がいる企業を選ぶ
直属の上司や人事は、自身の人事評価が行われる上で非常に大きな役割を持っています。上司や人事の評価基準が曖昧だと正しく評価されなくなるため、適切に評価できる能力を持った人材がいる企業を選びましょう。
5:評価制度を公表している企業を選ぶ
大手IT企業の中には、自社の評価制度を公表している企業もあります。評価制度が公表されていれば、自身の評価軸を企業の評価制度に合わせて調整することも可能になります。
わかりやすい評価制度になっていれば、たとえ期待したような評価が得られなくても納得しやすいです。また、評価基準がわかれば、スキルアップのモチベーション維持にもつながるでしょう。
適切に評価されるエンジニアを目指そう
エンジニアとして正しく評価されるためには、企業の評価基準に自身の評価軸を合わせることも大切です。
ぜひ本記事で紹介した企業が定めるエンジニアへの評価基準や評価されるエンジニアを目指す方法、企業から高い評価を得やすいエンジニアの特徴などを参考に、企業から適切に評価されるエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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