エンジニアが4年目で転職することはできる?ポイントや留意点もあわせて紹介
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エンジニアが4年目で転職することはできる?
社会人生活が4年目ともなると、キャリアアップのために転職を検討しているエンジニアも多いでしょう。しかし4年の実績で転職がうまくいくのかどうか、不安に考えている方もいるのではないでしょうか。
結論から述べると、エンジニア4年目で転職をするのはおすすめです。ここでは、エンジニアが社会人4年目で転職する際に転職を成功させる方法について紹介していきます。
4年目の社会人が転職しやすい職種
エンジニアに限らず、社会人生活4年目での転職は基本的におすすめだと言えます。また、その中でも特に転職におすすめの職種があるため、転職を視野に入れる場合は参考にするようにしましょう。
ここでは、4年目の社会人が転職しやすい職種について解説していきます。
販売職
小売業などの販売職や接客業の場合、経験よりも本人の適性が優先される傾向があります。たとえ実務経験がなかったとしても、コミュニケーション能力や本人の人柄によって採用されるケースも多いでしょう。
そのため、コミュニケーション能力に長けており、人に喜んでもらいたいというサービス精神が旺盛な方は、販売職への転職を視野に入れてみると良いでしょう。
エンジニア
IT業界は深刻な人材不足の状態となっており、未経験からでもエンジニアを採用している企業は多いです。そのため、エンジニアやプログラマーといった職業も転職におすすめだと言えるでしょう。
プログラミングスキルは必要になりますが、努力次第でプログラミングスキルを身につけることは可能です。また、転職保証付きのプログラミングスクールを利用するのも良いでしょう。
>> SEへの転職成功に向けたポイントは?年代別の条件も詳しく紹介!
社会人4年目での転職のメリット
社会人4年目で転職活動を行う場合は、まだ若手の世代で転職することになります。しかし経験が浅すぎるということもないため、社会人4年目での転職には若手のメリットと中堅のメリット両方があると言えるでしょう。
ここでは、社会人4年目での転職のメリットについて解説していきます。
- 年収がアップする可能性がある
- ポテンシャル採用してもらえる場合がある
- 未経験の業種へ挑戦することが可能である
年収がアップする可能性がある
転職することで年収アップを実現できる可能性もあるでしょう。今の会社で4年間働くことで、今後も成果に見合った収入が得られないと感じた場合は、転職によって年収アップを目指してみると良いでしょう。
同じ企業で昇給するにはコツコツと努力する必要がありますが、転職であれば企業規模やポジションによっては年収を上げることも視野に入ります。
ポテンシャル採用してもらえる場合がある
新卒や第二新卒の場合、将来性を見込んでポテンシャル採用の対象になることがあります。社会人4年目の場合は基本的にはポテンシャル採用の範囲を外れていますが、まだ年齢的にも若いことからポテンシャル採用してもらえる可能性は十分にあります。
特に社会人としてのビジネススキルを身につけており、リーダーシップを持っているような人材であれば、ポテンシャル採用によって転職活動もスムーズに進む可能性があるでしょう。
未経験の業種へ挑戦することが可能である
社会人4年目であれば未経験の異業種への転職にチャレンジすることもできるでしょう。異業種への転職は若いほど有利になるため、まだ4年目であればキャッチアップしていくことが可能だと判断される可能性が高いです。
未経験の業種への転職は年齢が上がるほどに難しくなっていくため、異業種への転職を検討している場合は早めに行動に移した方が良いでしょう。
エンジニアが4年目で転職する際のポイント
社会人4年目での転職はうまくいく可能性もありますが、誰でも転職に成功できるわけではありません。エンジニア4年目で転職するのであれば、転職活動のポイントを把握した上で転職活動を行いましょう。
ここではエンジニアが4年目で転職する際のポイントについて解説していくため、参考にしてみてください。
- 仕事を続けながら転職活動をする
- 応募企業の分析をしっかりと行う
- 将来のキャリアプランを設計しておく
- ネガティブな転職理由はポジティブに言い換える
- 今までの仕事を振り返り成功体験を棚卸しする
- 転職サービスを活用する
仕事を続けながら転職活動をする
転職活動をする場合は仕事を辞めずに、現職と並行して転職活動を行うようにしましょう。収入が途切れてしまうと、転職活動にも焦りが出て希望した転職先でなくでも妥協してしまうリスクがあるでしょう。
また、転職活動に時間がかかるほどブランクが長くなるため、応募先企業の印象もマイナスになる可能性があります。
応募企業の分析をしっかりと行う
転職活動を行う上で、応募企業の分析は必須です。応募先の企業は採用面接の際に自社の方針にマッチした人材なのかどうかを見ているため、そもそもその企業の方針を理解していなければ転職活動もうまくいきません。
企業分析を行う際には、その企業が提供している商品やサービスについて考え、どのような人材が求められているのかなどを把握しておきましょう。企業分析を行う場合、上場企業であれば有価証券報告書をチェックするのもおすすめです。
将来のキャリアプランを設計しておく
エンジニア4年目での転職ではどのような企業を選ぶのかによって将来の方向性も決まってくるため、キャリアプランを設計した上で転職先を選択することが大切です。既に自分の向き不向きなども把握しているケースも多いでしょう。
そのため、将来自分がどうなりたいのかという目標を設定し、目標に到達するために必要なスキルや経験を積める企業への転職を目指すと良いでしょう。
ネガティブな転職理由はポジティブに言い換える
転職を考えた理由がネガティブな理由であるケースも多いでしょう。しかしネガティブな本音をそのまま面接官に伝えてしまうと、同じような理由ですぐに退職してしまうのではないかと危惧されてしまう可能性があります。
>> 企業から高い評価を得やすいエンジニアの特徴とは?転職企業の選び方も解説
そのため、転職理由はできるだけポジティブな言葉に変換して伝えることが大切です。たとえば「新規営業のノルマが厳しかった」という転職理由であれば、「顧客をしっかりとサポートするためにルート営業の仕事に携わりたい」というような内容に変換しましょう。
今までの仕事を振り返り成功体験を棚卸しする
自分に自信が持てない状態で転職活動をしても、自信がないことが面接官にも伝わってしまいます。そのため、まずはこれまでの仕事での成功体験を振り返ってみましょう。
成功体験の棚卸をすることで、自身の強みをうまくアピールできるようになります。
転職サービスを活用する
転職活動をする場合は1人で行わずに転職サービスを利用するのがおすすめです。転職エージェントに登録しておけば、自分で求人を探さなくてもエージェントからスキルや希望条件に合った求人を紹介してもらえます。
転職エージェントを利用することで、本業を続けながら転職活動をスムーズに行えます。また、応募書類の添削や面接対策といったさまざまなサポートも受けられるため、転職成功率も上がるでしょう。
社会人4年目で転職する際の留意点
社会人4年目の転職は成功する可能性もありますが、一方でいくつかの注意点も存在しています。4年目のメリットばかりに注目して転職活動をするとうまくいかない可能性もあるため、事前にどのような留意点があるのか知っておきましょう。
ここでは、社会人4年目で転職する際の留意点について解説していきます。
転職回数が多いと次の転職に不利になる場合がある
転職回数が少なければ問題はありませんが、3回以上になると転職が難しくなる可能性があります。
>> 転職回数が多いエンジニアは不利?成功のためにアピールすべきポイントとは?
転職回数が多い人は仕事を次々に変える「ジョブホッパー」だと思われる可能性があり、面接官にも採用してもすぐに辞めてしまうのではないかというマイナスの印象を与えてしまいます。
人間関係を築きなおさなければならない
転職を行えば職場が変わるため、これまでの人間関係もすべてリセットされます。そのため、職場での人間関係を新しく一から築きなおさなければいけないという点は留意しておきましょう。
ただし、社会人4年目であればまだ若手の部類に入ることもあり、きちんとした社会人としてのマナーを身についていれば人間関係を構築していくことは難しくはないでしょう。どれだけスムーズに良好な人間関係を構築できるのかによって、新しい仕事のしやすさも変わります。
選考で今までの実績が問われる場合がある
ポテンシャル採用は一般的に3年目までとなるため、社会人4年目の転職活動は採用基準が厳しくなることもあります。この場合、即戦力として活躍できるかどうかが見られるため、これまでの経験からコアスキルやポータブルスキルを身につけていることが重要になるでしょう。
コアスキルは社会人としての基礎的なスキル、ポータブルスキルは職種や会社に関係なくどこへ行っても通用するスキルを指します。
今の職場で改善できることはないか考えてみる
「今の仕事にやりがいが感じられない」「人間関係がうまくいかない」といった理由で転職を考える方も多いです。しかしこのような内容を転職理由に挙げると、面接官にも「この会社でもすぐに辞めてしまうのでは」と思われてしまいかねません。
まずは現在の仕事で改善点はないかどうかを検討し、転職しなくても済む選択肢を探しましょう。努力した結果改善できなければ、それから転職を検討しても遅くはないでしょう。
今の職場を辞めたいと悩んでいる場合に転職を選んだ方が良いケース
安易に転職活動をしてもうまくいく保証はありませんが、現職を続けても悩みや問題が解決しないような場合は思い切って転職した方が良いでしょう。
>> エンジニアの仕事を辞めるタイミングは?退職の手順も詳しく紹介自分の努力ではどうにもならないような問題を抱えている職場にいても、将来性は期待できません。ここでは、今の職場を辞めたいと悩んでいる場合に転職を選んだ方が良いケースについて解説していきます。
評価制度が整った会社に入社したい場合
正当な評価をしてくれないような企業で働いていても、今後のキャリアアップは期待できません。また、成長のチャンスがないような企業では、仕事をするモチベーションも下がっていく一方でしょう。
仕事の成果を正当に評価してくれる企業に転職すれば、モチベーションを維持しながら成長していけるでしょう。
今の会社の経営が傾いている場合
会社が倒産してから慌てて仕事を探すのも精神的によくないため、失業する前に転職活動をした方が良いでしょう。
ただし、転職理由として「現職の会社が倒産する可能性があるため」と伝えてもあまり良い印象はないため、「より将来性がある企業で働きたい」という内容に変換して伝えるようにしましょう。
キャリアアップしていきたい場合
企業によって自分が成長しやすい企業、しにくい企業もあるため、より成長が期待できる企業へ転職するのは悪いことではありません。
キャリアアップを目指して転職をするのであれば、成果主義で収入も高い外資系企業や勢いのあるベンチャー企業などがおすすめだと言えるでしょう。
今までの経歴に自信を持てる場合
これまでに大きな実績を上げている場合など、経歴に自信がある場合は転職すると良いでしょう。転職活動では自分自身の経歴やスキル、強みなどをアピールする必要があるため、十分なアピールポイントがある場合は転職もうまくいきやすいです。
人事異動を受け入れてもらえなかった場合
職場の人間関係が悪いような場合は、人事部に部署異動を申請するという方法もあります。人事異動によって部署が変われば、人間関係のストレスから解放されるでしょう。
しかし会社に人事異動を受け入れてもらえないようであれば、人間関係を改善できる見込みがないため転職を選んでも良いでしょう。
セクハラやパワハラが明らかにひどい場合
社内の人間との人間関係を理由に転職活動をしても、面接官には本人のコミュニケーション能力にも問題があるのではないかと思われるケースがあります。しかし社内でのセクハラやパワハラが酷いといったケースの場合、コミュニケーション能力で解決できるような問題ではないため転職した方が良いでしょう。
4年目で転職したいエンジニアにおすすめの転職サービス7選
転職エージェントにはさまざまな種類があり、エージェントによって特徴や強みなどが異なります。ここでは最後に、4年目で転職したいエンジニアにおすすめの転職サービスを紹介していきます。
1:WORKPORT
WORKPORTはIT業界に強みを持つ転職エージェントです。エンジニア系やクリエイティブ系をはじめとした幅広い職種を扱っています。
また、転職コンシェルジュの転職相談サービスやエンジニアスクールといった無料のサービスも提供しているため、エンジニアへの転職を検討している人にもおすすめです。
2:POSIWILL CAREER
POSIWILL CAREERはキャリア設計に役立つパーソナルトレーニングサービスです。転職エージェントや転職サイトのように転職先を提供しているのではなく、中長期的な人生設計を一緒に考えてくれるサービスとなっています。
キャリアに悩んでいる人は一度無料相談を受けてみると良いでしょう。
【公式】キャリアコーチング・転職相談ならポジウィルキャリア(POSIWILL CAREER)
3:doda
dodaは、転職エージェントや求人サイトとして利用できる転職情報サイトです。
自分で求人を探したい場合は求人サイト、転職活動をサポートしてもらいたい場合はエージェントサービス、転職活動に時間が取れない場合はスカウトサービスとして利用できるため、自分に合った転職活動が実現できるでしょう。
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4:RECRUIT AGENT
RECRUIT AGENTは豊富な非公開求人を保有している転職エージェントです。求人数が多さが魅力のエージェントで、幅広い年齢層の転職希望者が利用しています。
規模が大きなエージェントとなっているため、基本的にどのような求人でも見つけることができるでしょう。アドバイザーからのサポートも手厚いため、はじめての転職活動であれば登録しておくのがおすすめです。
5:就職Shop
就職Shopは、未経験者を対象とした求人に強みを持つ就職・転職活動支援サービスです。対面型のエージェントとなっており、若手育成に力を入れている企業を中心に紹介しています。
利用者のほとんどが20代のサービスであるため、社会人4年目で未経験の業界や職種への転職に挑戦したい場合も活用できるでしょう。
就職ショップ | フリーター・既卒の正社員求人のご紹介。リクルートのお仕事紹介カウンター
6:AXIS CONSULTING
AXIS CONSULTINGは、コンサルティングファームへの転職に特化したキャリア支援サービスです。コンサルタントのキャリアを熟知したコンサルティングファーム出身のキャリアコンサルタントからサポートを受けられます。
未経験からコンサルティング業界への転職を希望している方は、登録しておくと良いでしょう。
コンサル転職&ポストコンサル転職のアクシスコンサルティング【公式】
7:BIZREACH
BIZREACHは、一流企業への転職が可能なハイクラス転職サイトです。キャリアに自信がある方向けの転職サービスで、プロフェッショナル人材向けの案件を多数保有しています。
年収アップを目指している場合に登録しておきたいサービスでしょう。
エンジニアが4年目で転職するポイントや留意点について知ろう
社会人4年目での転職にはメリットもありますが、気を付けなければいけない点もあります。
本記事で紹介したエンジニアが4年目で転職する際のポイントや留意点、おすすめの転職サービスなどを参考に、エンジニア4年目での転職を成功させましょう。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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