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サーバーエンジニアへの転職は難しい?仕事内容や将来性について解説

  • 公開日:2022-05-02 10:16:56
  • 最終更新日:2024-01-25 15:55:49
サーバーエンジニアへの転職は難しい?仕事内容や将来性について解説

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サーバーエンジニアとは?

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアとは、コンピューターを運営するためのサーバーの設計、構築、保守運用などを担当する職種です。ITインフラの中でもサーバーを専門とするエンジニアのことをサーバーエンジニアと呼びます。


サーバーにはWebサーバーやメールサーバーなどさまざまな種類があるため、サーバーエンジニアは用途や規模に合わせてサーバーの性能の見積もりを行うところから対応を行います。

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアの役目は、インターネット時代に必要不可欠なサーバーを一から設計、構築し、安定的に運用できるように保守運用を行うことです。


ひと口にサーバーエンジニアといっても、仕事内容は保守運用と設計、構築に分けることができます。ここではサーバーエンジニアの仕事内容について解説していくため、参考にしてみてください。

サーバーの運用や保守

サーバーエンジニアは、サーバーを問題なく利用できるようにサーバーの運用や保守を行います。サーバーはコンピューターシステムを利用するために必須であるため、24時間365日稼働していることが前提です。


そのため、サーバーの稼働状況を監視し、セキュリティチェックを行ったり、万が一のときのためにバックアップを行ったりすることが主な仕事となります。また、障害発生時には復旧作業を行い、サーバーが故障した場合は交換の手配を行います。

サーバーの設計

サーバーの設計では、サーバーの用途や規模に合わせてサーバーのスペックや処理能力、必要台数などを決めていきます。サーバーの設計では、コストや通信速度、導入する施設の電源容量といったさまざまな要素を考慮することが大切です。


基本設計を行ったら、使用するOSやミドルウェアを選定し、どのように設定するのかという詳細設計を行っていきます。他にも、障害発生時の対応など具体的に決めておきます。

サーバーの構築

サーバーを構築する際には、設計図をもとに実際にサーバーの設置やOS、ミドルウェアのインストールなどを行っていきます。構築のフェーズでは、設計時の内容と差異が出ないようにパラメーターの設定を行う必要があります。


また、サーバーに使用するOSだけでもWindowsやUnix、Linuxなどさまざまな種類があるため、サーバーエンジニアには幅広い知識が求められるでしょう。

サーバーエンジニアへの転職は難しい?

サーバー

サーバーエンジニアは、幅広い知識やスキルなどが求められる職種です。そのため、未経験からサーバーエンジニアへの転職を考えている人の中には、転職するのは難しいのではないかと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。


ここではサーバーエンジニアに向いている人の特徴や、サーバーエンジニアに必要とされる知識やスキルなどを紹介していきます。

サーバーエンジニアに向いている人

サーバーエンジニアは一般的なプログラマーなどのエンジニア職と違い、物理的にサーバーを触る機会が多いです。そのため、パソコンを自作したことがある人など、もともと物理的な作業が好きな人はサーバーエンジニアに向いているでしょう。


また、サーバーエンジニアの仕事は細かい作業も多いため、手先が器用な人や神経が細やかな人も向いているといえるでしょう。

サーバーエンジニアに必要な知識とは

サーバーエンジニアには、セキュリティや仮想化技術、クラウドなど幅広い知識が必要です。サーバーはネットワークに接続されている以上、セキュリティに関する知識は必須になります。


また、サーバーの仮想化を行うため、仮想化技術に関する知識も必須だといえるでしょう。近年ではクラウドコンピューティングサービスを利用する企業も多いことから、クラウドサービスに関する知識があれば、ニーズの高いサーバーエンジニアになれるでしょう。

サーバーエンジニアに必要なスキルについて

サーバーエンジニアには、OSやミドルウェアに関するスキルが必要です。前述のとおり、サーバーのOSだけでもWindows、Unix、Linuxの3種類があるため、それぞれ扱えるようにスキルを身につける必要があります。


また、サーバーエンジニアはOSとアプリケーションの中間に位置しているミドルウェアも扱うため、オープンソースや商用を問わず、あらゆるミドルウェアを扱えるスキルが必要になるでしょう。

サーバーエンジニアのやりがいとは

サーバーはシステムの基盤となるため、システム開発プロジェクトではサーバーを構築するサーバーエンジニアは必須の存在となります。また、規模の大きなプロジェクトになるほど関わる期間が長くなります。


そのため、無事にシステムが稼働して、クライアントから感謝されることは、サーバーエンジニアとして仕事をする上での大きなやりがいにつながるでしょう。

サーバーエンジニアの平均年収

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サーバーエンジニアへの転職を検討する上で、どのくらいの年収を得られるのかは重要なポイントになります。ひと口にサーバーエンジニアといっても、業務内容によって年収水準も変わってくるため、業務内容ごとの平均年収を把握しておく必要があるでしょう。


ここでは、サーバーエンジニアの平均年収について解説していきます。

>>サーバーエンジニアの年収はどれくらい?雇用形態別や年齢別の平均も紹介

設計や構築を仕事とする場合の平均年収

設計や構築を担当するサーバーエンジニアの平均年収は、690万円となっています。設計や構築は上流工程の作業となるため、担当するサーバーエンジニアは経験が求められます。


出典:システムエンジニア(基盤システム)|厚生労働省
参照:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/318

運用や保守を仕事とする場合の平均年収

運用や保守を担当するサーバーエンジニアの平均年収は、559万円となっています。未経験からサーバーエンジニアになった場合は、まずは運用や保守を担当して経験を積むことになります。


出典:運用・管理(IT)|厚生労働省
参照:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/319/

サーバーエンジニアの将来性は?

繫華街

近年ではクラウドに移行する企業が増えています。そのため、サーバーエンジニアに求められるスキルも変化してきています。今後はクラウドに対応できるかどうかで、サーバーエンジニアとしての将来性も変わってくるでしょう。


また、サーバーエンジニアからのキャリアプランとしては、専門性を高めてネットワークエンジニアやセキュリティエンジニアを目指すキャリアパス、マネジメント職を目指すキャリアパスなどがあります。

サーバーエンジニアとして働くなら持っていた方がよい資格とは?

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サーバーエンジニアは資格がなくても働くことができますが、資格を取得することで知識や技術があることを証明できます。ここではサーバーエンジニアとして働くなら持っていた方がよい資格を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

>>サーバーエンジニアとして活躍するために取得したい資格7選|メリットも紹介

LinuC

Linux技術者認定「LinuC(リナック)」は、Linuxのスキルはもちろんのこと、クラウド/DX時代のITエンジニアに求められるシステム構築から運用管理に必要なスキルの保有を証明できる技術者認定です。LPI-JAPANが実施している認定で、レベルは1~3、そしてシステムアーキテクトの4段階となっています。


LinuCのレベル1やレベル2の出題範囲には仮想化技術/クラウドやシステムアーキテクチャに関する要素も含まれているため、これらの認定を取得しておくことは今求められる技術に対応できるITエンジニアであることを証明できるでしょう。

CCNP

CCNPとは、アメリカのネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズが実施しているシスコ技術者認定のプロフェッショナルレベルの資格です。


CCNPを取得することで、大規模なネットワークの設計、構築、保守運用に対応できる高いスキルを証明できるでしょう。なお、CCNPを取得するにはコア試験とコンセントレーション試験両方の合格が必要となります。

MCP

MCPはMicrosoft製品の知識やスキルを認定する資格です。Microsoft社が認定しているベンダー資格となっているため、Microsoft製品に関する知識を深められるでしょう。


なお、MCPは製品やバージョンごとに試験も細かく分かれているため、技術的な要件や職種に合った資格を取得することが大切です。

CCNA

CCNAはシスコ技術者認定のアソシエイトレベルの資格です。シスコ技術者認定の中でも知名度の高い資格で、前述のCCNPよりもワンランク易しいレベルの資格となっています。


シスコに関する基本知識について問われる試験となっているため、シスコ技術者認定を受験するのであれば、まずはCCNAの取得を目指すと良いでしょう。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアに必要な、ネットワーク関連のスキルを証明しやすいベンダー資格です。

サーバーエンジニアからキャリアチェンジできる職業

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サーバーエンジニアとして経験を積んだあとは、違う分野のエンジニア職にキャリアチェンジすることも可能です。ここでは最後に、サーバーエンジニアからキャリアチェンジできる職業を紹介していきます。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、コンピュータネットワークの設計や構築、運用保守を担当するエンジニアです。サーバーエンジニアと同じくITインフラを担当する職種であるため、まとめてインフラエンジニアと呼ばれることもあります。


ネットワークエンジニアはサーバーエンジニアの業務と近い部分があるため、キャリアチェンジしやすいでしょう。ネットワークエンジニアを目指す場合は、ルーターやスイッチといったネットワーク機器の知識が必要になります。

>>ネットワークエンジニアの主な仕事内容|やりがいや求められる知識・スキルを解説

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、情報セキュリティ周りの業務を専門的に行うエンジニアです。セキュリティに配慮したシステム設計を行い、サイバー攻撃による被害を未然に防ぐことが仕事です。


サーバーエンジニアにもセキュリティ知識が求められるため、専門性を高めてセキュリティエンジニアを目指すことができるでしょう。セキュリティエンジニアを目指す場合は、セキュリティシステムに関する知識やスキル、サーバーやネットワーク機器の知識が必要になります。

>>セキュリティエンジニアとは?目指す際に取得したい14の資格などを紹介

転職前にサーバーエンジニアについて知っておこう

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サーバーエンジニアは幅広い知識が求められる職業です。ぜひ本記事で紹介したサーバーエンジニアの仕事内容やサーバーエンジニアにおすすめの資格などを参考に、必要なスキルを身につけてサーバーエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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