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バックエンドエンジニアの将来性は?AIに奪われる?キャリアアップについても解説

  • 公開日:2023-04-18 09:25:28
  • 最終更新日:2023-06-26 08:08:39
バックエンドエンジニアの将来性は?AIに奪われる?キャリアアップについても解説

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バックエンドエンジニアを目指している、あるいは現職の方の中で


「バックエンドエンジニアは将来性あるのだろうか?」

「AIに仕事を奪われないだろうか?」


と気になっている人がいるかも知れません。


結論から言うとバックエンドエンジニアの将来性はとても有望であり、今後も需要が高いです。


一方で、市場価値を高める活動もとても重要になります。


この記事ではバックエンドエンジニアの将来性について詳しく解説しています。また、バックエンドエンジニアになるための方法やキャリアパスについても解説しています。

バックエンドエンジニアとは?

バックエンドエンジニアとは

バックエンドエンジニアとは、Webアプリケーションやサービスのサーバーサイド(バックエンド)部分を担当するエンジニアのことです。


データベースの管理、APIの作成、サーバーの構築や運用など、Webアプリケーションの機能や性能を決定する要素を開発・運用することが主な仕事です。

バックエンドエンジニアの仕事の流れ

バックエンドエンジニアの主な仕事の流れは、以下のようになります。


  • スペックの調査
  • システム設計
  • システム開発・コーディング
  • テスト
  • 運用・保守


それぞれ詳しく解説します。

スペックの調査

システムの要件や開発業務に必要なリソースを明確にするために、まずはスペックの調査を行います。ここでは、システムの機能や要求、制限などを明確にします。

システム設計

スペックの調査結果を元にシステムを設計します。ここでは、システムの構造やデータベースの構造、通信プロトコルなどを設計します。

システム開発・コーディング

システム設計に基づいて、実際にコードを書いてシステムを開発します。ここでは、サーバーサイドのアプリケーションコードやデータベースのスキーマを作成します。

テスト

開発したシステムをテストします。ここでは、システムの機能や性能、セキュリティなどを検証します。

運用・保守

システムをリリースし、運用・保守を行います。ここでは、システムのパフォーマンス監視やトラブルシューティング、セキュリティアップデートなどを行います。


また、機能追加やパフォーマンス向上などの要件もこの段階で対応することがあります。

バックエンドエンジニアの平均年収

バックエンドエンジニア 平均年収

さて、バックエンドエンジニアの平均年収ですが転職サイトdodaの調べによると正社員でのバックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)の世代別の平均年収は以下の通りになります。

年代平均年収
全体438万円
20代377万円
30代507万円
40代591万円
50代617万円

※引用元:doda『ITエンジニアの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説

一方でフリーランスの場合のバックエンドエンジニアの単価は以下の通りになります。

バックエンドエンジニア月額単価

平均月額単価(年間換算)61.8万円
最高月額単価200万円
最低月額単価10万円

※引用元:フリーランススタート

一般的に同じエンジニア職でも正社員とフリーランスの収入を比較した場合、フリーランスのほうが収入が高い傾向にあります。


なお、バックエンドとして年収をアップさせる方法については以下の記事に詳しく解説しています。


>>バックエンドエンジニアの平均年収は?収入アップさせる方法についても解説

バックエンドエンジニアは将来性のある仕事なのか

バックエンドエンジニア 将来性

バックエンドエンジニアは将来性のある仕事と考えられています。


現在、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションの普及により、バックエンドエンジニアの仕事はますます重要になっています。


さらに、IoT、AI、マルチデバイスなどの技術の進歩により、さらに多様なアプリケーションの開発が要求されることから、バックエンドエンジニアは今後も需要が高まると予想されています。


また、業界の変化にも対応するため、常に新しい技術やツールに対する学習能力が求められますが、このことからもバックエンドエンジニアの将来性があると考えられています。

バックエンドエンジニアの仕事が将来AIに奪われる可能性は?

AIは日々進化しており、より複雑なタスクを自動化することが可能になっています。これは、一部のタスクや作業を自動化することができる可能性があります。


例えば、一部のデータ処理やログの解析などは、機械学習アルゴリズムによって行うことができるようになってきました。


しかし、バックエンドエンジニアが担当するタスクには、人間の知識や判断力を必要とするものも多いため、すべてのタスクをAIによって代替することは難しいと考えられています。


また、ビジネスの要件や法律的制約などに応じたシステム構築や運用には人間の能力が不可欠です。


結論として、AIによってバックエンドエンジニアの一部の仕事が代替されることはありますが、完全な代替は不可能であると考えられています。

バックエンドエンジニアに向いている人

バックエンドエンジニア 向いている人

バックエンドエンジニアに向いている人は以下になります。


  • 細かいところまで気配りができる
  • コンピューターやシステムや仕組みに対する興味がある
  • 勉強熱心
  • エンジニアの業務の中でも保守・管理に関する業務が好き


総じて言うと、バックエンドエンジニアに向いている人は、細かいところまで気配りができつつ、コンピューターやシステムや仕組みに対する深い興味と探求心があり、保守・管理に関する業務にストレスがない人であるといえます。


その他、バックエンドエンジニアに向いている人の特徴は以下の記事にまとめています。


>>バックエンドエンジニアに向いている人とは?適性や必要なスキルについて解説

バックエンドエンジニアのキャリアアップに必要なスキルや経験


バックエンドエンジニアのキャリアアップには、以下のようなスキルや経験が必要になります。


  • プログラミング言語
  • データベース
  • フレームワーク
  • API開発
  • サーバー技術
  • チームワーク


それぞれ詳しく解説します。

プログラミング言語

プログラミング言語は、バックエンドエンジニアのキャリアアップにとても重要なスキルです。


汎用的な言語(Java、Python、Rubyなど)をマスターすることが最初のステップです。


これらの言語は、様々なアプリケーションやサービスを開発するために使用されます。

データベース

データベースの管理、構築、アップグレード、最適化などデータベースに関する知識やスキルは、バックエンドエンジニアにとって必要不可欠です。


具体的にはリレーショナルデータベース、NoSQLデータベース、データベースの設計、管理、パフォーマンス最適化などに精通していることが求められます。

フレームワーク

フレームワークは、開発者がアプリケーションを開発するのを支援するためのツールです。


バックエンドエンジニアは、アプリケーションを開発する上で使用するフレームワークを熟知することが重要です。


具体的にはRuby on Rails、Django、Laravelなどのバックエンド開発フレームワークを習得することが大切です。

API開発

APIは、アプリケーションを開発する上でのインターフェースとなります。


バックエンドエンジニアは、APIを開発する上で、他のチームやシステムとのやりとりを容易にするためにAPIを適切に設計することが求められます。


そのためにRESTful API、GraphQLなどAPI開発に関するスキルと経験を積むことが必要です。

サーバー技術

サーバーは、アプリケーションが実行される場所です。


バックエンドエンジニアは、サーバーの構築、管理、アップグレード、セキュリティなどに関する知識を有することが重要です。


具体的にはLinuxサーバー管理、Webサーバー、クラウドなどの技術を習得することが大切です。

チームワーク

バックエンドエンジニアは、他のエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなどと協力して業務を進めることがあるため、コミュニケーションスキルが優れていることが重要です。


また、仕事の課題を共有しながら他のチームメンバーの意見を尊重し、誰かのアイデアを補完することができることも大切です。


チーム全体が一致する方向に向かうことで、高品質のサービス開発が可能になります。


関連記事:バックエンドエンジニアに必要なスキルを全解説!

バックエンドエンジニアのキャリアパス

一般的なバックエンドエンジニアのキャリアパスは以下のようになります。


  1. インターンやアルバイト、もしくは新卒からスタートし、プログラミング言語(例えばPythonやRuby)、データベース、サーバーサイド技術などの基本的なスキルを習得する。
  2. Webサイトやアプリケーションのバックエンド開発に携わる。APIを開発したり、データベースを構築したりする。
  3. シニアエンジニアとして、チームの中でのリーダー的な役割を担う。より複雑なシステムを構築するために、アーキテクチャの設計やパフォーマンスの最適化などを行う。
  4. リーダー、バックエンドアーキテクトになり、チーム全体の開発方針を決定し、開発のアーキテクチャを設計する。また開発チームが抱えている問題や将来問題になることを検討し解決していく。
  5. マネージャーになり、チームやプロジェクト全体を管理し、開発の戦略を立てる。


これらのキャリアパスにおいてそれぞれにかかる年数の目安は以下になります。

  • 基本的なスキルを身に付ける:1~2年程度
  • シニアエンジニアになる:3~5年程度
  • リーダーやバックエンドアーキテクトになる:5~10年程度
  • マネージャーになる:10年以上

その他、バックエンドエンジニアのキャリアパスについては以下の記事で詳しく解説しています。


関連記事:バックエンドエンジニアにおすすめのキャリアパスとは?具体例についても解説

まとめ

以上、バックエンドエンジニアの将来性について解説してきました。


冒頭にお伝えしたように将来性は有望で今後の需要も高いと言えます。


この記事を参考に、バックエンドエンジニアとしてのキャリアアップにつなげていただければと思います。


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【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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