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エンジニアの仕事を辞める!その理由と具体的な解決策を合わせて紹介

  • 公開日:2021-10-30 22:11:14
  • 最終更新日:2022-09-12 16:25:19
エンジニアの仕事を辞める!その理由と具体的な解決策を合わせて紹介

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仕事を辞めたいと感じた時に考えたい5つのこと

頭を抱える男性

エンジニアの仕事をしていて、仕事がきつく辞めたいと感じたこともあるでしょう。そんな時に辞表を出す前に、まず考えておきたいことがあります。以下、代表的な5つを取り上げます。

1:どのような仕事がやりたいのか考える

エンジニアといっても、色々な仕事があります。システムエンジニアやWebエンジニア、プラントエンジニア、インフラエンジニアなど、同じエンジニアという名前がついていても仕事内容は異なります。


どのような仕事をやりたいのかもう一度振り返って、その仕事に就くためにはどうするかを考える必要があります。

2:「仕事を辞める」ことは「逃げる」ということではない

「仕事を辞める」ことを仕事から「逃げる」と思っている人もいるのではないでしょうか。人間関係や作業環境など、誰しもその人に合わない環境というものがあります。


今の仕事を辞めるということは、その環境を変えて、より自分自身のスキルを発揮できる環境に移るという考え方をしてみると良いでしょう。

3:エンジニアの転職倍率は高い傾向にある

IT・通信系の求人倍率は高い傾向にあります。慢性的な人材不足状態で、その上需要は増えている状況のため、求人倍率は高いでしょう。また業種的に、入れ替わりが激しいことも高倍率の要因の一つでしょう。

4:フリーランスを検討する

自分自身のスキルを存分に発揮するために、フリーランスになるということも選択肢の一つです。


十分に経験を積み、マネージメントもできるスキルを保有しているような人であれば、フリーランスとしてもやっていける可能性があります。仕事時間など、自分の裁量の範囲が非常に大きくなるため、やりがいを得られる場合が多いでしょう。

5:他業種の転職を検討する

そもそも、エンジニアという業種から離れて、他業種に移るという選択肢もあります。


新しい仕事を一から覚えなければならないなどのデメリットもありますが、納期やノルマに追われるという生活から離れられるというメリットもあります。他業種に移る場合でも、その業界・業種で自分は何をしたいのかをよく考えて、移る先の企業研究は必要です。

>> 退職後の転職先が決まらない人の特徴とは?対処法もあわせて解説

仕事を辞めたいと思う14の理由

パソコンを投げようとする男性

エンジニアの仕事を辞めたいと思う理由はいくつかあるでしょう。辞めたいと思った理由が改善されれば、辞める必要がなくなる可能性もあります。


もう一度、なぜ辞めたいと思ったのかを見直してみて、改善できないかを考え、どうしても改善できそうにない場合は転職も視野に入れるというように進めることをおすすめします。

1:人間関係が辛い

最初に挙がるのが人間関係が辛いということです。エンジニアに限らず、職場には合う人と合わない人がいるでしょう。中でもエンジニアという業種は、専門性の高い業種故に、個性の強い人が多いともよくいわれ、それが元で人間関係が上手くいかないということもあります。


コミュニケーションの取り方も、顔を合わせて会話をするのではなく、メールやチャットなど独特の方法で行うという場合も多く、人間関係構築が困難な場合もあり得ます。このような状況に悩んで、仕事を辞めたいと思う人も多いでしょう。

>> 人間関係を理由に仕事を辞めたいときの対処法!転職の良し悪しも解説

2:理想とする給与が得られない

仕事をしていれば「これだけのことをしているのだから、これだけの給与がほしい」という、理想の給与がある人もいるでしょう。


特に、プロジェクトマネージャーのような責任のある仕事をしている場合などは、その責任の重さに見合う給与がほしいと考える人もいます。その理想に見合わない給与しかもらえていないと、仕事を辞めたいと思ってしまうことに繋がるでしょう。

3:残業が多い

システムエンジニアなどの仕事の場合、納期が迫っていてどうしても残業が多くなるということも多いでしょう。残業が多くなると自分の時間がなくなるだけでなく、寝ても疲れが取れないなど、弊害が出てきます。


このような状況がずっと続くと、仕事を辞めたいと思う場合もあるでしょう。

4:仕事に魅力を感じなくなった

元々、コンピューター関係が好きでエンジニアの仕事を始めたという人も多いでしょう。しかし、ずっとその仕事を続けていると、いつの間にか仕事に対して魅力を感じなくなり、惰性で続けてしまっているという場合もあります。


そのようなことも、仕事を辞めたいと思う理由の一つになるでしょう。

5:体力的に辛い

クライアントからの要望で、非常に短納期で仕事を進めなければならない場合もあり得ます。そのような場合には休息時間も少なく、残業がどうしても増えてしまい、体力的にかなり辛くなる可能性があります。


エンジニアの仕事は体力勝負の部分もあり、辞めたくなる理由の一つとなるでしょう。

6:休日出勤が多い

短納期の場合には、残業だけでは仕事が片付かず、休日出勤が増える場合もあり得ます。こうなると身体を休める時間がなくなるだけでなく、プライベートの時間もなくなってしまい、メリハリがつかなくなる可能性があります。


特に配偶者や子どもがいる人は、休日出勤が続くと家族と過ごす時間も大幅に減ってしまいます。気が休まることもなく、家族との関係も悪くなることもあり得るため、そのような状況が続くと仕事を辞めたくなる理由になるでしょう。

7:スキルの向上ができない

エンジニアの技術は日進月歩で進んでいくため、常にスキルアップを図る必要があります。

しかし、残業や休日出勤をしていると、スキルアップのための勉強をする時間も取れなくなってしまいます。そうするとエンジニアとしての価値が相対的に下がってしまうため、そのような状況を改善するために、今の仕事を辞めたいと考えてしまうでしょう。

8:想像していた仕事内容と違う

そもそも、やりたいと思っていた仕事と異なった業務を命じられることもあります。プログラミングを希望していたのに保守に回されたり、営業に回らされたりすると、「こんなはずじゃなかった」と、辞めたいと思う気持ちが出て来るでしょう。

9:会社から評価されない

どれだけ頑張って成果を出しても、それが会社から正当に評価されていないと感じれば、仕事を辞めたいと思う理由になるでしょう。


トラブルを発生させないようにと懸命に頑張っていても、評価に繋がらないということはあり得ます。上司の評価基準と自身の頑張りのズレが、評価されないということに繋がってしまい、辞めたいと感じることになるでしょう。

10:故障対応で常に気を張っている

インフラエンジニアの場合は、24時間止めるわけにはいかない場合が多く、故障対応で常に気を張っている状態が続いてしまいます。このような状態が続くと、精神的にも体力的にも辛くなり、仕事を辞めたくなる一因になるでしょう。

11:SNSが禁止されている

情報漏洩防止や人材引き抜きを防ぐなどの理由で、SNSが禁止されている職場もあります。このような場合も、人によっては仕事を辞めたくなる理由の一つとして挙がるでしょう。

12:将来性がない

特にインフラエンジニアの場合、システムの監査や保守という仕事内容から、他のエンジニアの仕事と比較して地味に感じてしまい、将来性がないと思ってしまいがちです。


スキルアップやフリーランスへの転身などが見込みにくい業務内容ということもあり、仕事を辞めたくなる理由として、将来性のなさが挙がってくるでしょう。

13:責任を問われてストレスを感じやすい

プラントエンジニアの場合は少しのミスが全体に及び、プラントを停めざるを得なくなる場合があるため、非常に責任が重い業務内容です。このように責任の重さがストレスとなり、仕事を辞めたくなる場合もあります。

14:ミスできない仕事が多く精神的に辛い

システムエンジニアの場合、納期に余裕がないことが多く、少しのミスで全体の納期を遅らせてしまう可能性もあります。このようにミスができない仕事が多く、精神的に追い込まれてしまって、仕事を辞めたくなるということもあるでしょう。


辞めるべき会社の6つの特徴とは

パソコンを使う人

これまでは辞めたいと感じる理由が働く側にある場合を取り上げましたが、辞めたいと感じる理由が会社側にある場合もあります。以下で、そのような会社の特徴を紹介します。

1:社員を大切にしない会社

社員を大切にしない会社は辞めるべきでしょう。無理な納期で受注したり、納期が迫ると残業を繰り返したりという状態の会社に勤めていると、身体を壊してしまう可能性が高いでしょう。


2:会社自体に将来性がない会社

エンジニア業界の特徴として技術の進歩が早いことが挙げられます。


使っている技術が古く、技術の進歩についていけないような会社は将来性がないと考えられます。技術が古いと顧客のニーズに応えられなくなり、受注そのものが減っていくということが推測されるため、そのような状況になる前に辞めるべきでしょう。

3:時給換算で最低賃金以下の労働条件である会社

最低賃金とは、企業が労働者に払うべき最低金額のことで、地域ごとに決まっています。月給額を、1か月の所定労働時間で割ると時給換算できます。その金額と、会社のある地域の最低賃金を比べてみましょう。


月給制で働いていると、自身の給料が時給換算するといくらになるのかには、鈍感になってしまいます。上記の計算で自身の時給換算賃金を出してみて、その地域の最低賃金以下であれば違法になるため、そのような会社は辞めることを検討しましょう。


出典:最低賃金法|e-Gov 法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=334AC0000000137

4:単調な作業ばかり押し付けられる会社

単調な作業ばかり押し付けられる会社も、エンジニアとしては辞めるべき会社です。単調な作業ばかりさせられていると、自分自身のスキルアップに繋がりませんし、そのような業務しか与えられない会社自体にも将来性は見込めないでしょう。

5:人材の囲い込みをしている会社

人材の囲い込みをしている会社もエンジニアとしては辞めるべき会社です。エンジニアとしてスキルアップしていくと、ステップアップのために転職したり、フリーランスとして独立したりということが考えられます。


その時に、言葉巧みに、あるいは強引に引き留めて人材を囲い込もうとしている会社は辞めるべきでしょう。

6:激務のデジタル下請け会社

デジタル下請けとは、ゼネコンが仕事を元請けし、そこから下請け、孫請けと仕事が下りていく建設業界の仕組みがIT業界で起きた場合に、その流れを指す言葉です。


案件は元請けから下請け、孫請けと下がっていき、そのたびに報酬が下がり、一番下の会社は納期が厳しくて激務となり、業務内容は単純化され、スキルアップに繋がらないという悪い状況に陥りやすいため、辞めるべきでしょう。

仕事を辞めると決断した時にすべき7つのこと

退職願を出す男性

様々な理由で仕事を辞めると決断した時には、いきなり会社に行かなくなるなどの行動は絶対に取ってはいけません。仕事を辞める時にはすべきことがあります。以下で、その内容を紹介します。

>> エンジニアの仕事を辞めるタイミングは?退職の手順も詳しく紹介

1:上司に退職する旨を伝える

まず上司に退職する旨を伝える必要があります。辞める側も準備は必要ですが、辞められる会社側も業務を引き継ぐ人を決めるなどの準備が必要です。


通常は1か月程前に意思表示する等が勤務規定などで定められている場合が多いため、その規定などにあわせて上司に意思表示をしましょう。

>> エンジニアが上司に転職のことを相談する際の注意点|先に話すべき相手も解説

2:転職エージェントに登録する

他の会社からの誘いがある場合や、独立してフリーランスになる場合は別ですが、通常は転職エージェントに登録することをおすすめします。


転職エージェントは、転職先の会社を紹介してくれるだけでなく、退職時のトラブル防止などの相談にも乗ってくれるため、登録・相談をしたほうが退職から転職までがスムーズに進むでしょう。

3:転職活動中の生活費を事前に用意しておく

転職活動中の生活費を事前に用意しておくことも大事です。退職前に次の会社が決まっている場合は、すぐに仕事を開始できるため大きな問題はありませんが、次の仕事が決まる前に辞めた場合、転職活動中は無収入の状態です。


失業給付も自己都合退職の場合はすぐには支給されないため、退職をする前に、転職活動中の生活費を準備しておくことは必須でしょう。

4:家族に相談する

仕事を辞めると決断した時には、家族にも相談をしましょう。仕事に対する自分自身の精神的・肉体的な辛さから辞めたいと感じる場合、家族に相談をしておくことは重要です。辛さを緩和でき、転職に関しても良いアイデアが出てくる可能性もあります。


配偶者や子どもがいる人は、転職の仕方によっては収入が一定期間減ることになるため、生活に影響が出てきます。家族への相談なしに仕事を辞めると、後々問題が発生する可能性もあります。配偶者がいない人であっても、親や兄弟に相談をすることをおすすめします。

5:未払いの給与がある場合は請求する

未払いの給与がある場合は請求しましょう。労働に見合った賃金を受け取ることは、労働者の当然の権利です。必要に応じて、労働基準監督署に相談することもできます。


業績が厳しい会社で未払いの給与がある場合などは、それ自体が仕事を辞める理由になることが多いです。請求を言い出しづらいことがあるかもしれませんが、そこはきちんと権利を行使しましょう。

6:同僚やお世話になった人に感謝の気持ちを伝える

同僚やお世話になった人に感謝の気持ちを伝えることも大事です。同業他社に移る場合、いつまた元同僚などに会うかわかりません。その時にいやな思いをしないためにも、きちんと気持ちを伝えて退職しましょう。


また他業種に移る場合であっても、周りの方々に感謝の気持ちを伝えて、トラブルなく退職するほうが良いでしょう。

7:引き継ぎの準備をする

引き継ぎの準備をすることも必須です。あなたが仕事を辞めても、その業務自体がなくなるわけではなく、誰かが後を引き継いで継続しなければなりません。そのためには、きちんと引き継ぎをして、後を引き受ける人に迷惑をかけないということも非常に重要です。


転職活動での5つのポイント

パソコンを使う人

今の会社を辞めて転職すると決断した場合、エージェントなどに登録して転職活動に入ることになります。この転職活動の際には、注意すべきポイントがあります。以下、そのポイント5つを紹介します。

1:長期化しないように計画を立てる

転職先が決まらずに退職して、その後に転職活動をしていると、生活費がどんどんと減っていき、不安にさいなまれることもあるでしょう。


また転職活動期間が長くなると、あれもこれもと期待が膨らんでいき、なかなか転職先を決められないということになってしまいます。転職活動期間は長期化しないように計画を立てて、その計画に沿って進めていくことが重要です。

2:転職条件を明確にする

転職条件を明確にしておくことも必要です。「収入がアップすれば良い」、「残業が少なくなるなら」など、転職にあたっての条件を明確にできていないと、応募したい会社をきちんと選べませんし、良い条件で転職することも叶わなくなります。


自分自身で条件を明確に定めて活動したほうが良いでしょう。

3:自身のスキルを洗い出しておく

自分自身がどのようなスキルを保有しているのかという洗い出しをしておくことも重要です。


求人を出している会社が求めているものと、自分自身ができることやスキルが一致しないと採用に繋がりませんし、もし採用されたとしてもできないことが多く、後から苦労することになってしまいます。


自分自身は何ができるのかというスキルの洗い出しをしておくことも、転職活動には必要なポイントです。

4:転職したい業界の情報収集をする

転職したい業界の情報収集をしておくことも、転職活動には欠かせません。特に異なった業界への転職活動をしている場合は、情報収集をしておかないと、その業界で自分がやりたかったことができなかったり、自身のスキルを活かせなかったりと、後から後悔することになってしまいます。


また同じ業界内での転職であっても、直近の動向などを知っておかないと、面接時の質問に答えられなかったりするため、情報収集は重要です。

5:募集要項はしっかりと確認する

募集要項はしっかりと確認しましょう。募集要項には、給与や待遇などの条件、どのような業務・役割を求められているのかなどが書かれていますが、その内容がしっかりと書かれていない会社は、エンジニアとしてスキルアップ・ステップアップできる環境にない場合があります。


募集要項を見ればその会社がどのような会社かわかるため、しっかりと確認しましょう。

仕事を辞めたいと感じたら転職も視野に入れよう

男性社員

仕事をしていれば、辞めたいと思うこともあるでしょう。


そのような時には、単に辞めることを考えるのではなく、転職も視野に入れて広く考えて動きましょう。そのまま会社に残り、辞めたいと思う理由を改善するのも一つの方法ですが、転職してステップアップ・スキルアップを図るという方法も考えられます。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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