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エンジニアは稼げる仕事?年収アップのポイントを知り転職や資格取得も考えよう

  • 公開日:2021-10-30 22:11:14
  • 最終更新日:2022-09-13 11:08:07
エンジニアは稼げる仕事?年収アップのポイントを知り転職や資格取得も考えよう

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エンジニアの現状5つ

パソコンを使う人

エンジニアとは、もともとは「工学(エンジニアリング)」に関する専門的知識やスキルを持った人を指す言葉でした。しかしIT化の進んだ現代では、インターネットなどの技術に精通したITエンジニアを指すこともあります。


現在、IT人材不足によりエンジニアの需要は高い状態にあると言われていますが、実際はどのような状態なのでしょうか。ここではエンジニアという仕事の現状について紹介していきます。

1:海外と比較すると収入が低い傾向にある

アメリカの場合、ITエンジニアは「高度な技術や知識の専門職」という扱いであるため、新卒でも年収がおよそ1,000万円を超えるケースがあると言われています。


しかし日本の場合は、たとえば初任給で年収1,000万円を超えるような求人は稀とされ、海外と比較するとエンジニアの収入は低い傾向にあるでしょう。

2:システムエンジニアとの収入の差がある

エンジニアの平均年収は男性が約380万円、女性が約340万円、全体の平均年収は約360万円と言われています。


一方、システムエンジニアの場合、男性が約540万円、女性が約460万円、全体の平均年収は約500万円とされ、エンジニアとシステムエンジニアの収入には140万円程度の差が見られます。

>> システムエンジニアの平均年収|給料が高い訳や上げるコツもあわせて紹介

3:下請け企業に任せる場合は賃金が安くなりやすい

エンジニアの収入は勤めている企業によって大きく異なります。クライアントから直接依頼を受ける元請け企業であれば安定した収入を得られやすいですが、所属する会社が多重下請構造の下に位置している場合、下請けになるほど賃金は安くなっていく傾向にあります。


特に三次請け以降の下請け企業の場合、中間マージンを抜かれることもあり、下請け企業で働いているエンジニアの年収が平均を下回るケースもあります。

4:非正規雇用のワーカーが多い

IT業界では派遣エンジニアなど非正規雇用で働いているエンジニアが多いとされています。非正規雇用の労働者は派遣会社が仲介していることもあり、正社員よりも賃金が安くなるという賃金構造になりがちです。

5:収入に対して多忙になりやすい

エンジニアは忙しい職業であると言われていますが、その理由には前述の多重下請構造なども関係しています。下請けになるほど納期までの期限も短くなっていくため、受注した時点で猶予があまりないというケースがあります。


また、クライアントからの急な仕様変更なども発生することがあるため、納期前は残業が続いたり休日出勤をせざるを得なくなったり、どうしても忙しくなってしまいがちです。

エンジニアとして更に稼げるようになるためのポイント10個

パソコンを使う人

エンジニアとして新しいスキルを習得したり、働き方を変えたりすることで年収アップにつながる場合があります。ここではエンジニアとして稼げるようになるためのポイントを10個ピックアップして解説していきます。ぜひ参考にしてください。

1:フリーランスを目指す

会社に勤めているエンジニアと違い、フリーランスの場合は自分で高報酬案件を受注したり、仕事の単価を自分で決めたりすることができます。


そのため、同じスキルを持ったエンジニアであっても、会社員よりもフリーランスの方が年収が高くなるケースもあります。独立してフリーランスを目指すのもいいでしょう。

>> フリーランスの年収の平均は?職種別や会社員との比較もあわせて紹介

2:経験や実績を積む

エンジニアとして多くの経験や実績を積むことにより、自分自身の市場価値を高めましょう。


エンジニアの年収は経験や実績に左右される場合があります。業務の数をこなしスキルを高めていけば昇給も期待できるでしょう。またキャリアを積むことで、年収の高い企業への転職もしやすくなります。

3:転職を考える

同じ会社に勤めていても昇給が期待できない場合は、転職するという方法があります。より高い年収を得られる企業に転職することで、年収が底上げされるでしょう。


地道に経験や実績を積み上げて年収を上げていく方法もありますが、スキルに見合った収入が得られていないと感じる場合は、給与水準の高い企業に転職することも前向きに検討してもいいでしょう。

4:設計から運用までをこなせるようにする

一般的なエンジニアはシステムエンジニアなら要件定義や設計、プログラマーならプログラミングなど、担当する工程がわかれています。しかし中には、一人で設計から運用までの工程全体をこなせるフルスタックエンジニアと呼ばれるエンジニアも存在します。


このようなエンジニアの需要は高く、市場価値も高いとされるため、設計から運用までをこなせるようになればハイレベル人材として年収アップが期待できるでしょう。

5:コミュニケーション能力を身につける

エンジニアは一人でパソコンに向かって黙々と作業を行うだけでなく、実際には複数人のチームで仕事をします。クライアントとのやりとりの中でニーズを引き出したり、目的に合わせた提案や交渉を行ったりもするため、コミュニケーション能力が必要になります。

>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは


年収が高いとされる上流工程になるほどコミュニケーション能力が求められるため、周りと円滑に業務遂行できるように日頃から意識しておくといいでしょう。

6:マネジメントスキルを身につける

前述のとおり、システム開発の上流工程を担当できるようになれば年収アップが期待できるでしょう。そのためには、プロジェクトチーム全体を見て運営管理できるマネジメントスキルも求められるようになります。


マネジメントスキルを持った人材は需要も高いため、統括するノウハウを磨くことで年収アップを目指すことができるでしょう。

7:開発言語のニーズを知る

プログラミング言語にはさまざまな種類があり、中には現在のトレンドになっているようなニーズの高い言語もあります。ニーズの高い言語ほど年収相場も高くなる傾向にあることから、IT市場や要求される言語の流行を掴み、習得にまで繋げるといいでしょう。


近年ではScalaやGo言語などの後発開発言語の需要が高いことに加え、その分野のエンジニアの数が少ないとされています。扱えるようになれば高待遇も期待できるでしょう。

8:資格を取得する

IT資格を取得するなど、自身のITスキルを高めることにより年収をアップすることができるでしょう。企業によっては資格手当などを用意しているケースもあるため、資格取得によって一時金が貰えることもあります。


また、資格を取得すれば専門的な知識やスキルを持っていることを客観的に証明することができるため、より年収水準の高い業務内容にまで仕事の幅を広げることも可能になるでしょう。

9:初期に高い技術力を身につける

入社初期から即戦力になれるような高い技術力を身につけておけば、年収アップが期待できるでしょう。そのためには、事前にプログラミングスクールなどに通って専門的なスキルを身につける必要があります。

10:上流工程を担当できるプログラマーになる

一般的にプログラマーは下流工程を担当しますが、上流工程である要件定義や設計などができるようになれば、年収アップが期待できるでしょう。


ただし、ここまで何度か解説したとおり、上流工程を担うにはコミュニケーション能力やマネジメント能力なども必要になります。そのため、上流工程を担当できるようなスキルを事前に習得したり、上流工程の仕事をしながら身につけていったりする必要があるでしょう。

稼げるエンジニアを目指す上での注意点5つ

パソコン

ここまで、エンジニアとして更に稼げるようになるためのポイントを紹介してきましたが、実際にはこのような努力を行った場合でも年収アップが難しいケースもあります。


ここでは最後に、稼げるエンジニアを目指す上での注意点について解説していきます。

1:地域による年収の差に注意する

エンジニアの需要は高く、求人数も多い傾向にあります。また高待遇の求人や案件が少なくありません。


しかし高待遇の求人が豊富なのは東京や大阪、名古屋などの都市部に集中しやすく、地方になるほどエンジニアの求人自体が少なくなる傾向にあります。


都市部と地方では物価にも違いがあるため、同じ業務内容であっても都市部と地方の年収には差が生まれやすいという点にも注意しましょう。

2:企業の条件による年収の差に注意する

企業が従業員に対して設けている条件によっても年収には差が出ます。たとえば職能給や職務給といった評価制度が明確になっている企業であれば、自身のスキル次第によっては給与面において期待できることもあるでしょう。


さまざまなキャリアパスを設けているような企業も、キャリアアップすることで将来的に年収が上がっていく場合があります。

3:勤務形態による年収の差に注意する

エンジニアは正社員、派遣社員などの勤務形態によっても年収に差が生まれることがあります。正社員の年収は企業規模に関係しているため、規模が大きい企業に勤めているほど年収も高くなる傾向にあります。


一方、派遣社員は特別な専門知識やスキルを保有していない場合、時給換算で労働契約を結ぶことがあります。その場合、年収は正社員よりも低くなる可能性があります。

4:エンジニアの労働環境に注意する

エンジニアは長時間労働になる傾向があるとされているため、もし可能ならば職場の労働環境を事前に調べておくといいでしょう。


特に三次請け以降のシステム開発会社の場合、賃金やスケジュール、仕事量について入社前に確認しておきましょう。

5:入社年数が少ないうちは給与が低いことに注意する

実力重視ではなく年功序列を基本とした評価制度を設けている企業の場合、入社年数が少ないうちはどうしても給与が低くなりがちです。


日本企業の多くは勤続年数を重視した評価を行う傾向にあるため、仮に入社時から高い技術力を持っていたとしても、スキルに見合った給与を得られることが難しい場合があります。

稼げる仕事であるエンジニアを目指そう

画面を見る人たち

エンジニアという仕事は、スキルを身につけて実績を築いたり、ポイントを押さえた努力をしたりすることで、「稼げるエンジニア」になることも可能でしょう。


ぜひ本記事で紹介したエンジニアとして更に稼げるようになるためのポイント、稼げるエンジニアを目指す上での注意点などを参考にしてみてください。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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